コーラの砂糖の量は?500mlは角砂糖で何個分?ゼロと比較してみた!

シュワっとした爽快感が堪らないコーラは大人も子供も大好きな炭酸飲料です。しかし、人々が愛するコーラにはかなりの砂糖が含まれていることをご存知でしょうか?コーラ500mlに含まれる砂糖の量は角砂糖で何個分になるのでしょうか?また、コカ・コーラゼロには角砂糖何個分の砂糖が含まれるのでしょうか…?今回は、コカ・コーラやコカ・コーラゼロに含まれる砂糖の量が角砂糖で何個分なのかについて調査してみました!

コーラの砂糖の量は?500mlは角砂糖で何個分?ゼロと比較してみた!のイメージ

目次

  1. 1コーラに含まれる砂糖の量が気になる!
  2. 2コーラの砂糖の量は角砂糖で何個分?
  3. 3コカ・コーラゼロの糖質と比較してみよう!
  4. 4コーラを飲むと歯が溶けるのか?
  5. 5コーラの砂糖の量は多い!健康のために控えめに飲もう

コーラに含まれる砂糖の量が気になる!

しゅわしゅわっとした喉越しが堪らない炭酸飲料。喉が渇いている時に「ゴクゴクッ!」と喉を鳴らしながら飲む炭酸飲料って本当に美味しくて、癖になるものです。炭酸飲料といえば、ファンタや三ツ矢サイダー・CCレモン・ペプシコーラ・ジンジャエール・カルピスソーダ…などと販売されている種類が非常に豊富です。

そんな数多い種類の炭酸飲料の中でも人気の王道商品といえば、コーラです。『好きな炭酸飲料ランキング』などではトップに君臨する率が最も高い人気の炭酸飲料です。大人も子供も大好きなコーラですが、「コーラに含まれる砂糖の量は多いから注意!」などといった噂を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

「そんなに甘さを強く感じる飲み物じゃないしそこまで多くないでしょ!」と思っている方も多いでしょうが、あなたが思っている以上にコーラに含まれている砂糖の量は多いかも…?そこで今回は、人気炭酸飲料・コーラに含まれている気になる砂糖の量について調査してみました。コーラを飲むことが多い方は、是非ともチェックしておきましょう!

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コーラの砂糖の量は角砂糖で何個分?

コーラの糖質とカロリーは?

コーラの砂糖の量を調査する前に、まずはコーラの糖質とカロリーについて調査してみましょう。コカ・コーラのカロリーは100mlあたり45キロカロリーとなっており、500mlで計算すると225キロカロリーになります。

おやつのカロリーとコカ・コーラのカロリーを比較してみると、プリンのカロリーが約234キロカロリー・シュークリームのカロリーが約245キロカロリー・どら焼き1個(70g)199キロカロリー程度となっています。

よくコカ・コーラと一緒にポテトチップスを食べる方がいらっしゃいますが、味やメーカーで変動はあるもののポテトチップスは60gあたり約332キロカロリーとなっているので560キロカロリーを摂取することとなります。おやつのカロリーと比較してみると、コーラのカロリーがいかに高いかわかるのではないでしょうか?

続いて、コーラの糖質量についてですが、コカ・コーラの糖質量は100mlあたり11.3g 含まれています。500mlであれば56,5gの糖質が含まれることとなります。この量がいったいどれ位なのかというと、ご飯(1人前)の糖質量が約55.2gとなっているので、コカ・コーラ500mlあたりの糖質量はご飯(1人前)と変わらないほどの糖質量となります。

コーラ500mlには角砂糖何個分が含まれている?

さて、いよいよコカ・コーラにはいったい何個分ほどの角砂糖が含まれているのかということですが、まず知っておきたいのが角砂糖一個分の砂糖の量です。角砂糖一個分に含まれている砂糖は約4gです。では、コカ・コーラ500mlには角砂糖何個分が含まれているのででしょうか…?

コカ・コーラ500mlにはいったい何個分の角砂糖が含まれているのかというと…コカ・コーラ500mlあたりに含まれる砂糖の量は56.5gなので、角砂糖14個分に値します!角砂糖14個分と聞くだけでも、コカ・コーラに含まれている砂糖の量の恐ろしさがお分かり頂けたのではないでしょうか?

ちなみに、コカ・コーラ1缶に入っている砂糖の量は約40gで、角砂糖10個分となります。これまで、コカ・コーラを飲むときに「このコーラには何個分の砂糖が含まれているんだ…」なんて考えずにゴクゴクと飲んでいたことを考えると、恐ろしい結果です。

炭酸飲料の砂糖含有量ランキングでコーラは何位?

炭酸飲料の砂糖含有量ランクング1位は、がぶ飲みメロンクリームソーダ。500mlあたりに含まれる角砂糖は約18個となっています!2位は、500mlあたりに含まれる角砂糖が約17個の、ファンタグレープ・三ツ矢フルーツサイダー白ぶどうが並びました。3位は、500mlあたりに含まれる角砂糖が約16個の、デカビタCダブルスーパーチャージ・ペプシコーラ・コカコーラレモンが並びました。

4位は、500mlあたりに含まれる角砂糖が約15個の、ファンタオレンジ・CCレモン・スプライト・三ツ矢サイダー・ペプシストロング5.0GVが並びました。5位で、500mlあたりに含まれる角砂糖が14個分の、コカ・コーラがランクインです。まだまだたくさんの炭酸飲料がありますが、コカ・コーラはトップ5に入るほどの砂糖がたくさん含まれる炭酸飲料です。

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コカ・コーラゼロの糖質と比較してみよう!

コカ・コーラの糖質量や、含まれる砂糖の量が角砂糖で表すと何個分ほどに値するのか分かったところで、次に気になるのがコカ・コーラと人気を二分にしているのがコカ・コーラゼロです。コカ・コーラゼロは、コカ・コーラの関連商品でダイエット中の方を中心に人気を集めています。

さて、コカ・コーラには100mlあたり11.3g の糖質、500mlあたりに56,5gの糖質が含まれていましたが、コカ・コーラゼロにはいったいどれくらいの糖質が含まれているのでしょうか?また、コカ・コーラゼロには何個分の角砂糖が含まれているのでしょうか?お次は、コカ・コーラゼロとの糖質量の比較や商品詳細を調査してみましょう!

コカ・コーラゼロってどんな商品?

『コカ・コーラゼロ』は、、ザ コカ・コーラ カンパニーが販売している炭酸飲料であり、若者をターゲットにされた赤いコカ・コーラの『味』とダイエットコカ・コーラの『カロリーゼロ』という特徴の両方を兼ね備えた商品として発売されました。アメリカ合衆国で2005年6月に発売を開始し、日本では2007年6月に発売開始しました。

コカ・コーラゼロは本当にゼロカロリーなのか?

コカ・コーラゼロはその名の通り、カロリーゼロのコカ・コーラだとされていますが、本当にゼロカロリーなのでしょうか…?実は、日本で栄養表示基準が規定されている健康増進法の第31条によると、100mlで5キロカロリー以下であれば『0カロリー』と表示して良い事とされていますが、厳密にはカロリーがわずかにあるようです。

日本で販売されているコカ・コーラゼロはカロリーがゼロである事を謳っていますが、海外向け製品のラベルには実際のカロリーが明記されています。その数値は、100mlあたり0.27~0.5キロカロリー・250mlあたり0.5~1キロカロリーと表記されており、国によって異なるようです。

日本では健康増進法の第31条によって、コカ・コーラゼロはゼロキロカロリーだと公表する事ができていますが、実際に全くカロリーがないというわけではない事を頭に入れておく必要があるでしょう。とはいえ、コカ・コーラのカロリーと比較するとかなりカロリーが抑えられている事がわかります。

コカ・コーラゼロに砂糖は使われていない?

カロリーがわずかにしかないため、ゼロキロカロリーだと表記できるコカ・コーラゼロ。そんなコカ・コーラゼロには砂糖が使われていないと言われています。「コカ・コーラゼロは砂糖使ってないってすごい!」と思われるかもしれませんが、炭酸はもともと非常に苦いので、その苦さを消すためにも甘さは必要となります。

では、砂糖を使っていないコカ・コーラゼロは一体どうやって甘さを出しているのかというと、『アスパルテーム』や『スクラロース』・『アセルファムK』といった人工甘味料を使用して甘さを出しています。『アスパルテーム』は砂糖の約200倍の甘みを持ち、カロリーがない甘味料です。甘いのにカロリーがないなんて魔法のような存在です。

『アスパルテーム』は、コカ・コーラを始め、ダイエット飲料やチューイングガムなどの多くの商品に使用されています。特にチューイングガムにいたっては、『アスパルテーム』が全く入っていないガムをコンビニエンスストアで探すのは至難の業だと言われるほど、ほとんどの商品に含まれています。

『アスパルテーム』は世界120ヶ国で認可されており、使用される食品・医薬品・ダイエット食品などは全世界で1万品目を超えるほど普及しています。日本では1983年に厚生省に食品添加物として認可されて以来、使用品目は増加しており、現在では約600品目に使用されているとされています。

ゼロカロリーは砂糖不使用だから太らない?

コカ・コーラゼロはごくわずかにカロリーが含まれているものの、健康増進法の第31条によってゼロキロカロリーだと公表しています。そんなコカ・コーラゼロは通常のコカ・コーラと比べてもかなりカロリーが抑えられており、砂糖は不使用となっています。砂糖の代わりに甘味料を使っているコカ・コーラゼロは、通常のコカ・コーラと比べて砂糖もカロリーも控えめとなっています。

そのため、たくさん飲んでも太らない気がしますが実際のところはどうなのでしょうか…?調査してみると、驚く事に砂糖よりも甘味料の方が太りやすいと言われているようです!過去にブラジルのリオ・グランデ・ド・スル州立大学の研究グループが『人工甘味料と砂糖はどちらが太りやすいか』という実験をしたところ、人工甘味料の方が太るという結果が出たと発表されました。

一体なぜかというと、人工甘味料は人間の消化機能では分解してカロリーにすることはできませんが、腸内細菌が分解してエネルギーを生み出すためなんだとか。また、ボストン大学医学部のバーバラ・コーキー博士によると「すい臓は砂糖だけでなく人工甘味料にも同じく反応し、大量のインスリンを出すことがわかりました。それによって、余分な脂肪が蓄積され、太るしくみが発見された」そうです。

つまり、砂糖を摂取していなくても人口甘味料を摂取すると、砂糖を摂取したのと同様に、インスリンが分泌されてしまう事から太りやすくなるようです。また、カロリーゼロの人工甘味料はインスリンの働きを鈍くさせ、食事のカロリーがエネルギーに変換されにくくなる事からも太りやすくなる原因となります。

その他にも、人工甘味料には中毒性があるので甘味への依存が強くなり太りやすくなるといった事や、砂糖の何百倍の甘さを持つ事から味覚が鈍くなったり、「カロリーがゼロだから…」と安心しすぎてどんどん食べ過ぎてしまう事からも太りやすくなる原因を作ってしまいます。そのような点を考えるとコカ・コーラゼロは通常のコカ・コーラよりも太りやすい原因が多いと言えるでしょう。

ゼロであっても摂取は控えるのがベスト!

コカ・コーラゼロはダイエット中の方たちを中心に愛飲されているコーラですが、カロリーがゼロであっても体に悪影響をもたらす効果や、かえって太りやすい原因を作る事態となってしまいますので摂取は控えるのがベストだと言えるでしょう。

日本栄養士会も「低カロリー、カロリーゼロだからといって、人工甘味料をむやみにとるという食生活は避けるべきだ」と指摘しています。ダイエットや健康について考えると、どうしても炭酸飲料水は不向きだとなってしまいますので炭酸飲料水を飲む量をしっかり決めて控えめにしておくのが大切です。

コーラを飲むと歯が溶けるのか?

「コーラを飲みすぎると歯が溶ける…」なんて噂を耳にした事ありませんか?これほど多くの砂糖が含まれているコーラですからあまり体に良さそうな気はしませんが、歯が溶ける事が事実なら非常に恐ろしいですよね…。最後に、『コーラを飲むと歯が溶ける』といった噂の真相を調査してみました!

コーラを飲むと歯が溶ける…?噂の真相は?

これはコーラだけに言えた事ではないのですが、清涼飲料には一般的に酸味料が含まれています。歯や骨は『カルシウム』や『マグネシウム』といったミネラルなどで形成されていますが、これらは酸に溶ける性質を持っています。そのため、コーラなどの清涼飲料水に抜けた歯や魚の骨を長い間つけておくと、含まれるカルシウムやマグネシウムが溶けてしまうようです。

しかし、コーラは飲み物ですから人間の骨に直接ふれたり歯に長い間くっついていることはありません。そのため、コーラを飲んで歯が溶けるといった心配の必要はないようです。『コーラを飲むと歯が溶ける』といった噂は間違いだったということですね。よって、歯が溶ける心配はないのでご安心ください。

コーラの砂糖の量は多い!健康のために控えめに飲もう

コーラの砂糖の量調査まとめのご紹介はどうでしたか?炭酸飲料水の中でもトップ人気を誇るコカ・コーラ。そんなコカ・コーラに含まれている砂糖の量は私たちが想像している以上に多く含まれていることがわかりました。しかしこれはコカ・コーラだけに言えた事ではなく、多くの炭酸飲料水には砂糖が多く含まれているので飲む際には飲みすぎないように注意が必要です。

また、コカ・コーラゼロには砂糖は含まれていませんが、代わりに甘味料が含まれているので一層注意が必要だと言えるでしょう。しゅわしゅわとした喉越しが最高のコカ・コーラですが、健康のためには控えめに飲むことを心がけるようにしたいものです。

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