いちごの賞味期限と消費期限は?長持ちする方法や見分け方も!

果物の中でも人気のあるいちごですが、季節が限られているので旬の期間中は出来るだけ長く楽しみたいものです。たくさんいちごを購入しても、意外と早く痛んでしまったとい経験をしている人も多いです。買ってすぐ食べる事の多いいちごですが、賞味期限や消費期限があるのは知っていましたか?旬のいちごを美味しく長く楽しむためにも、美味しいいちごの見分け方や日持ちをさせる方法、賞味期限と消費期限も含めて紹介します。

いちごの賞味期限と消費期限は?長持ちする方法や見分け方も!のイメージ

目次

  1. 1いちごが楽しめる季節
  2. 2賞味期限と消費期限の違い
  3. 3いちごの賞味期限と消費期限
  4. 4おいしいいちごの見分け方
  5. 5いちごの鮮度を保つ方法
  6. 6賞味期限内に食べきれない場合のいちごの保存方法
  7. 7いちごの賞味期限・消費期限が切れてしまった場合
  8. 8賞味期限・消費期限の切れたいちごの特徴
  9. 9賞味期限を過ぎたいちごの活用方法
  10. 10いちごは新鮮なうちに!賞味期限にこだわらず早めに食べよう

いちごが楽しめる季節

値段の上下があるものの、スーパーや八百屋、スウィーツなどでいちごは1年中見かけます。甘酸っぱくて美味しく、小さい子供からお年寄りまで楽しめるいちごは人気の果物です。でもどうせ食べるなら、旬の時期に美味しいいちごをたくさん食べたいものです。

いちごの旬の時期は今と昔では少し違います。昔は露地栽培と言って外の地面で育てられていました。そのため暖かくなる春から初夏に向けて出荷されることが多く、春から夏にかけてがいちごを楽しめる季節でした。しかし今は、栽培方法から昔と変わってきているので、旬の季節も少し違います。

いちごの美味しい季節はだいたい2月から4月

いちごが1番消費される季節はクリスマスシーズンで、クリスマスケーキを作る時に1番いちごが消費されます。昔の栽培方法だと、クリスマスシーズンにはいちごが間に合わず、今はハウス栽培で温かいビニールハウスの中で育てられるようになりました。

ビニールハウスの温かい環境で育てられるようになったいちごは、品種によってばらつきはありますが、クリスマスシーズンから出荷されていき、だいたい2月から4月までが旬の時期になります。人気のいちご狩りもこの時期に1番繁忙期を迎え、おいしいいちごがたくさん実ります。長い所では5月下旬まで楽しめるところもありますが、その年の気候や温度で成長が変わるので多少前後します。

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賞味期限と消費期限の違い

いちごは生鮮食品なので、賞味期限や消費期限の記載義務がありません。記載していないので、買ったらすぐ食べないとダメになってしまうと思っている方も多いですが、いちごにも賞味期限・消費期限があります。そこで賞味期限と消費期限についても少し説明します。

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賞味期限とは

賞味期限とは、その食品を美味しく、品質が落ちないまま食べることの出来る期限です。食品によって違いはありますが、パッケージなどに記載されている保存方法を守って未開封の場合で美味しく食べられる期限になります。多くは傷みにくい食品に記載されている場合がほとんどす。

賞味期限の大きな特徴は、賞味期限を過ぎたらすぐ食べられなくなるのでは無いという事で、賞味期限が過ぎても食品に異変がなければ食べる事が出来ます。多少風味が落ちはしますが、賞味期限が過ぎても食べることはできますよという期限になります。

消費期限とは

一方、消費期限は気をつけなければなりません。消費期限が記載されている食品はいたみやすい食品が多く、記載されている保存方法を未開封のまま守ったとしても、消費期限内に食べなければならない期限です。賞味期限との大きな違いは、消費期限は過ぎたら食べることが出来ないという期限なので、気をつけましょう。

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いちごの賞味期限と消費期限

いちごの賞味期限

いちごの賞味期限はだいたい2~5日程度になります。売っている時は常温で売っている所が多いですが、保存する場合は常温は向いていません。野菜室で温度と水気に注意して保存した場合の日持ち期間なので、多少前後はします。出来るだけ早く食べたほうが安心しておいしく食べる事が出来ます。

いちごの消費期限

いちごの消費期限は冷凍保存すると1ヶ月程度になります。ただし、風味がかなり落ちるので、そのまま食べるのには適さず、ジャムなどの加工をして食べるようにするのが好ましいです。

おいしいいちごの見分け方

おいしいいちごの見分け方があるので、いちごを買う時やいちご狩りに行く時の参考にしておいしくいちごを頂きましょう。

いちごの色の見分け方

おいしいいちごの見分け方は、色が真っ赤で、あまり濃淡があったりムラになっていないものが良いいちごです。さらにヘタの方が白くなっていなくて、いちご全体が赤いものを選びましょう。また、いちごの表面にツヤがあって、つぶつぶが赤いもののほうが熟してるサインなので、おいしいいちごです。

いちごの形の見分け方

いちごの形にも注目します。いちごの形の見分け方は、つぶつぶの周りの果肉が盛り上がっていて、つぶつぶが埋まっているいちごのほうが美味しいいちごのサインです。品種により違いはありますが、あまり大きいものよりも小~中ぐらいのいちごが実がひきしまっていておすすめです。ヘタの部分に亀裂が入っているいちごも完熟のサインなので甘くておいしいいちごです。

いちごのヘタも見る

いちごのヘタの部分、葉っぱの色や形にも注目します。ヘタの緑が濃くて、葉っぱが反り返っているいちごのほうが美味しいです。いちごの実から葉っぱが離れていて、いちごと葉っぱの境目が見えるぐらいのいちごが美味しいいちごです。

いちごの鮮度を保つ方法

いちごのヘタはそのままで、洗わず・濡らさず・重ねず・逆さまに野菜室へ!

いちごの鮮度に大きく関わるものは、温度・水分・接触です。いちごはヘタを切り離すと、そこから乾燥していくので切り離さないでください。またいちご同士がくっついていると、そこから痛みが進みますので、1つずつキッチンペーパーなどで包んでおきます。

いちごは水分がついているとそこから傷んでしまうので、洗いません。またキッチンペーパーで包む事により、いちご自身から出る水分も吸収してくれるので、いちごが濡れたままになるのを防げます。

ヘタが付いている方を下にして、ひとつずつ重ならないように容器やジッパー袋に入れて、蓋かラップかキッチンペーパーで乾燥しないようにして野菜室か冷蔵庫で保管します。この方法で保管すれば、1週間ぐらいは日持ちします。

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賞味期限内に食べきれない場合のいちごの保存方法

いちごをすぐに使わない場合の保存方法として、冷凍保存も出来ます。ただし、冷凍保存をすると甘みが生の時よりも落ち、解凍するとぐちゃぐちゃになってしまうので、冷凍保存したいちごは加工して食べるようにしましょう。

いちごの冷凍保存の方法

まずいちごはよく洗います。それから、ヘタと傷んでる箇所があれが切り取っていきます。もしいちご自体がしぼんでいたら、切り取る前に水かレモン汁入の水に10分程度浸して、いちごに水分を補給してあげます。その後、水気をキッチンペーパーなどでよく拭き取って、密閉容器かジッパー付の保存袋などに入れます。この時、いちご同士がくっつかないようにして容器に入れていきましょう。

保存容器にいちごを入れたら、いちご全体に砂糖をかけて、ふたをしてから冷凍庫で保存します。この保存方法で、1ヶ月程度は日持ちさせる事が出来ます。

砂糖をまぶさずに冷凍保存する事も可能ですが、いちごは冷凍保存すると甘みが落ちるので、砂糖をまぶして冷凍する事をおすすめします。甘みを足していたほうが、冷凍いちごを使う時に甘みがあるのでスムージーに使ったり、ヨーグルトに乗せたりして食べる事が出来ます。

離乳食に使用する予定がある場合は、砂糖は入れないほうが良いですので、冷凍後の使いみちによって砂糖を入れるか入れないか決めましょう。

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いちごの賞味期限・消費期限が切れてしまった場合

賞味期限の切れたいちご

いちごの賞味期限はだいたい2~5日で幅がありますが、そのままではあまり日持ちのしない果物です。いちごの品種や入手ルートによっても期限が前後するので、いちごの状態や香りに変化がなければ食べても大丈夫です。もし不安な場合は、加熱などをするジャムなどに加工して食べましょう。

消費期限が切れたいちご

いちごの消費期限は記載がない分わかりにくいですが、冷蔵や野菜室保存であれば1週間程度、冷凍保存であれば1ヶ月程度は日持ちするので、その期間内に食べるようにしましょう。それぞれの期間を過ぎてしまった場合、見た目や香りに変化が出る場合が多いので、異変を感じたら捨ててしまうほうが安全です。

賞味期限・消費期限の切れたいちごの特徴

いちごは見た目で痛みがわかりやすい果物です。いちごの水分が出てしまい、しぼんでカサカサになっているいちごは食べるのをやめましょう。また糸をひいていたり、カビが生えている、酸っぱい臭いがするなどの状態になっているいちごも食べられませんので注意してください。

賞味期限を過ぎたいちごの活用方法

賞味期限を少し過ぎてしまったいちごは、上記の変化がなければ食べる事が出来ます。ただ、そのまま食べるのには食感や風味が落ちてしまっている場合がほとんどですので、加工がおすすめです。おすすめの加工は、いちごジャムやドライいちごが簡単です。どちらもヨーグルトなどと一緒に食べると美味しいので是非チャレンジしてみてください。

いちごは新鮮なうちに!賞味期限にこだわらず早めに食べよう

いちごは冷凍すれば少し保存期間は伸びますが、生のまま食べるにはあまり日持ちがしない果物です。いろんな加工や冷凍保存も出来ますが、やはりいちごは新鮮なうちに食べる方が安全に美味しく頂けます。大量に入手して日持ちさせたい場合などは冷凍し、その他は出来るだけ早く食べるようにしましょう。

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