シュークリームは太る？カロリーや糖質・間食におすすめの理由も

シュークリームは中にクリームがたっぷりと入っているため、食べると太ると思われがちです。しかし、シュークリームはスイーツの中では意外とヘルシーなお菓子で、ダイエット中でも毎日食べることができます。

本記事ではシュークリームがダイエット中の間食におすすめの理由や、太らない食べ方を紹介します。シュークリームのカロリーや糖質もまとめてあるので、ダイエット中の人は参考にしてください。

平均的なシュークリーム1個の重さはだいたい85g程度で、カロリーは194kcalとスイーツにしては意外とヘルシーな数値です。もちろん低いというわけではありませんが、間食のカロリーの目安は200kcal程度ですので、シュークリーム1個くらいでしたらおやつに食べても問題なさそうです。

ただ、糖質はそこそこあるため糖質ダイエットをしている人は注意が必要です。ダイエット中の間食の糖質は10g以下が望ましいとされており、普通のシュークリームでは1個食べただけで糖質オーバーしてしまいます。糖質制限をしている人は、プチサイズのシュークリームを数個食べるのに留めておいたほうが良さそうです。

市販のシュークリームはサイズや使われている材料によってカロリーに大きな差が出ます。コンビニのシュークリームは手軽に買うことができるのでついつい間食に食べてしまいがちですが、どれもカロリーが高めであるため注意が必要です。

糖質を見るとそこまで差は大きくないので、太るのを防ぎたい場合はカロリーを見て商品を選ぶと良いでしょう。

他のスイーツのカロリーを見てみると、どれもかなり高い数値であることがわかります。特にカロリーが高いのはやはりケーキ類で、ショートケーキとチョコタルトは1個食べただけで366kcalも摂取してしまうことになります。

これは100gのハンバーグとご飯を軽く1杯食べたくらいのカロリーに相当し、間食として食べるには明らかにカロリーオーバーです。少しカロリーが低めなドーナツやワッフルは逆に糖質が高く、これもまた太る原因となってしまいます。

これらのスイーツに比べればシュークリームはまだヘルシーなお菓子で、食べる時間や食べ方に気を付ければ太ることなく食べることができます。

シュークリームの糖質は1個20g程度で、お菓子の中でも糖質は少ない部類に入ります。ヘルシーなイメージのある和菓子は実は洋菓子よりも糖質が多く、どら焼きなどは1個当たり50gもの糖質があります。クッキーはあの小さな1枚の中にも5gの糖質が含まれており、4枚食べただけでシュークリームと同じ糖質量になります。

このように見てみると、たっぷりとクリームが入っているのに糖質が20gしかないシュークリームは、意外とヘルシーなお菓子であるということがわかります。

シュークリームにはショートケーキなどと違ってミニサイズの商品があるため、ダイエット中の間食にも使いやすいというメリットがあります。普通のサイズのシュークリームを半分だけ残しておくのは難しいですが、ミニサイズのものであれば毎日少しずつ食べることができます。

ミニサイズのシュークリームは1個が34kcalとかなりヘルシーで、3個食べても102kcalにしかなりません。このくらいのカロリーでしたら毎日食べてもそこまで太ることはないので、甘いものを食べながらダイエットをしたい人にはぴったりです。

シュークリームを食べても太らないようにするためには、ホットドリンクと一緒に食べるのがおすすめです。ホットドリンクを飲むと体の代謝機能が上がり、エネルギーを消費しやすくなります。特におすすめの飲み物が、抹茶豆乳と生姜紅茶です。

抹茶豆乳には脂肪の吸収を抑える働きや血糖値の上昇を抑える効果があり、生姜紅茶には体の代謝をさらにアップさせてくれる効果があります。ただ、いくら温かくてダイエットに効果的な飲み物でも、砂糖を入れてしまっては結局太ることになってしまいます。シュークリームと一緒に飲むホットドリンクは、無糖のものにするようにしましょう。

シュークリームの中身にはカスタードクリーム以外にもホイップクリームや生クリームなどが使われていることがありますが、これらの中ではカスタードクリームが一番カロリーが低くなります。ホイップクリームのほうが糖質は低いのですが、そこまでの差ではないので太らないためにはカロリーを抑えたほうが良いでしょう。

シュークリームの中には糖質をカットして作られた商品がいくつもあります。糖質をカットすればそれだけカロリーも減るので、太ることなく甘いものを食べたい人はこういった低糖質な商品を選ぶと良いでしょう。糖質は抑えているけれどもしっかりと甘さは感じることができるので、しっかりと満足感も得ることができます。

太らないようにするためにはあまり間食をしないほうが良いように思われますが、実は間食をすることで太るのを防ぐことができます。食事と食事の間があまり長くあいてしまうと血糖値が一気に上昇してしまい、食欲をコントロールすることができずにドカ食いしやすくなります。

しかし、一度間食を挟むことで血糖値の上昇を緩やかにして、食事の量も少なめに抑えることができるのです。間食は食事の前後3時間程度が良いといわれているので、だいたい15時から15時半頃に食べるのが良いでしょう。この時間は体の代謝機能が一番高い時間帯ですので、その点からも間食に一番適した時間だといえます。

また、毎日規則正しい時間に食事や間食をするのもダイエットをする上で大事なことですので、毎日の食事や間食の時間を決めて規則正しい食生活を心がけましょう。

ダイエットの基本は一日の摂取カロリーよりも消費カロリーを多くすることです。しかし、夜は活動量が少なく消費カロリーが減ってしまうので、夜に食べるとそれだけカロリーを蓄積してしまうことになります。シュークリームを食べる時はできるだけ昼間の活動量が多い時間に食べるようにしましょう。

いくらカロリーの低い商品を選んだとしても、食べ過ぎてしまえばもちろん太る原因となります。1日に必要なカロリー摂取量に収まっていれば毎日食べても太ることはありませんが、カロリーオーバーしてしまえば毎日食べていなくても太ることになってしまいます。

ダイエットをしている時はカロリーに気を付けて、必要量以上に食べ過ぎないようにしましょう。

シュークリームのカロリーや太るのを防ぐ食べ方などをまとめました。シュークリームは甘くてもヘルシーなお菓子で、食べ方に気を付ければダイエット中でも安心して食べることができます。食べたいものを我慢しすぎても体には良くないので、シュークリームを上手に間食に取り入れて無理なくダイエットを続けましょう。