鳥羽市の名物「海女小屋体験」とは？獲れたて新鮮な海産物を堪能しよう

三重県鳥羽市に面する伊勢湾は、伊勢海老やアワビ、サザエといったさまざまな魚介類が豊富に生息する地域です。それらの海産物を潜って採取するのが、いわゆる「海女さん」と呼ばれる人々です。鳥羽市はこの海女漁が古くから盛んに行われてきた街で、海女さんは鳥羽市にとって文字通りの代名詞的存在といえる存在となっています。

その鳥羽市で体験できる企画に『海女小屋体験』なる物が存在するとのこと。果たしてそれが一体どういった企画なのか？大いに興味が湧くところです。そこで、本記事では鳥羽市にて体験することができる『海女小屋体験』についてまとめてみました。

人口約18,000人が暮らす三重県鳥羽市は、志摩半島の北東端に位置する都市です。海沿いには美しいリアス海岸が広がっていることから、市域全体が伊勢志摩国立公園に指定されています。気候も年間を通して温暖であり、大変暮らしやすい環境下にあると言えるでしょう。

そして、鳥羽市で忘れてはならないのが真珠です。真珠の販売で世界No.1のシェアを誇る株式会社ミキモトの創業者「御木本 幸吉」氏は、この鳥羽市の出身でした。彼はアコヤ貝による真珠の養殖に初めて成功した人物であり、世界にミキモト・パールの名を知らしめた人物です。

鳥羽市の鳥羽湾内にはミキモト真珠島 という名称の小島があります。この島は英虞湾内にある神明浦と並ぶ養殖真珠発祥の地であり、現在は株式会社御木本真珠島が経営するレジャー施設となっているそうです。

鳥羽市は日本で最も海女さんの多い街であり、古くから海女漁が盛んに行われてきました。あまちゃんで一躍脚光を浴びた海女さんとは、海中の貝類などを素潜りで採ることを生業とした人々です。海女漁は夏が本番であり、夏季を迎えた鳥羽市では新鮮な魚介類が海女さんによって毎日水揚げされています。

その海女さん達が漁で疲れた体を休めたり、火を焚いて体を温める小屋が『海女小屋』です。この海女小屋で海女さんは火場（囲炉裏）を囲んで暖を取り、食事や雑談などをして楽しく過ごします。そんなひとときを海女さんと共に体験できるというのが、本記事で紹介する『海女小屋体験』なのです。

海女小屋体験では海女さんの休憩所である『海女小屋』で、海女さんとのお話しを楽しみながら地元で獲れた新鮮な魚介類を食べることができます。

そのコース内容は非常に豪華であり、サザエや大あさりを筆頭に、干物やアワビに伊勢えびといった、伊勢湾の新鮮な海の幸が満載です。これらは全て完全予約制となっておりますので、体験したいという方は下記の一覧から詳細をチェックすると良いでしょう。

鳥羽市にて体験できる『海女小屋体験』についてまとめてみました。『海女のまち』鳥羽市で体験することができる『海女小屋体験』には、楽しい＆美味しい体験がギッシリと詰まっています。「参加してみたい！」という方は、ぜひこの機会を利用して鳥羽市を訪れてみてください！