コストコ東北の店舗情報【山形・宮城】東北に新店舗の出店計画はある？

2019年現在、東北には2つのコストコの店舗があります。今回はその東北で営業中のコストコ2店舗についての諸情報と、今後東北に新たな店舗が作られる予定はあるのか？という出店計画に付いて取り上げて行きたいと思います。広大な東北エリアだけに更なる出店を望むコストコユーザーの声は多いと言われていますが、果たして？

ではまず東北エリアに初めて作られたコストコについてアレコレと説明していきましょう。東北エリア初のコストコは山形県にあるのですが、この店舗にはどの様な特徴があるのでしょうか？店舗へのアクセス情報等と共に紹介して参ります。

東北エリア初のコストコは山形県上山市に作られました。その名はコストコかみのやま倉庫店で、2015年8月20日にオープンしました。売り場面積は約10,541平方メートルに渡り、店内では食料品、家電、生活雑貨、アウトドア用品など約3500のアイテムが取り揃えられており、これらがコストコの会員を対象に格安な価格にて販売されております。

記念すべき東北1号店という事で、オープン当時はかなりの数のお客さんがこちらのかみのやま倉庫店に訪れたました。そして開店から4年近く経過した現在もその人気は衰えること無く、今も多くの買い物客によって連日大賑わいと成っています。

このかみのやま倉庫店には大きな特徴があります。それは国内のコストコで初となるガスステーションを設置した事です。このガスステーションとはつまりガソリンスタンドの事です。実はアメリカのコストコには当たり前に設置されているガソリンスタンドも、国内ではこれまでどのコストコの店舗にも設置されていなかったのです。

かみのやま倉庫店に設置されているガスステーションはセルフ式で、コストコ指定のクレジットカードか、このガソリンスタンド開業に合わせて登場したプリペイドカードのみが使用可能と成っております。勿論ガソリンの価格は会員価格で、一般のガソリンスタンドで給油するよりもかなり安いと言われています。
 

かみのやま倉庫店へのアクセス方法ですが、東北中央自動車道の山形上山IC出口から国道13号に入り、その後県道267号へ。やがて県道51号に抜けて約1.5km程進んだ場所に御座います。ICからの距離も近く国道や県道等の大きな道路も走っているので、ナビさえ有ればいとも簡単に到着するでしょう。

営業時間は他のコストコ同様午前10時～午後20時で、12月31日のみ午前8時〜午後18時迄の営業と成ります。勿論定休日も元旦のみで、他364日は無休の営業と成っております。

やはりこちらも他のコストコの店舗同様お昼時や夕食時が混雑しやすいと言われております。これは全国的にコストコのフードコートが人気を集めているのが影響しており、食事をコストコで済ませてから帰宅しようという方が圧倒的に多い為と言われております。

特に土日や祝日、それも連休と成れば店内は一日中混雑したままとも言われております。とは言ってもこれだけ広大な店舗面積を誇るだけ有って、人が多すぎて身動きが取れないとは成りませんので、そこはご安心下さい。何れにせよコストコに訪れるのは週末という方も多いと思いますので、ある程度の混雑は覚悟して置いた方が良さそうです。

Twitterでかみのやま倉庫店の口コミを調査したところ、数多くの口コミが見つかりました。どうやら新潟や福島と言った遠方からもコストコ目当てで山形県に訪れている方が多数いらっしゃる様です。

東北中央自動車道が開通した事によって、福島県にお住まいの方はこれまで以上に山形へのアクセスが容易に成り、それに伴う形で山形県にあるかみのやま倉庫店へも訪れやすくなったのでは？と考えられます。

またガスステーションを完備する数少ない店舗であるかみのやま倉庫店ですが、そのガゾリン価格の安さが尋常でないという事が大きな話題と成っております。コレ目当てで会員に成りたいという方も居るぐらいですから、その値段はきっととんでもない設定と成っているのでは無いでしょうか？

続いては東北エリアで2つ目のコストコについて紹介します。東北エリア2つ目のコストコは宮城県に御座います。実はこちらもかなり大きな特徴を持つ店舗なのですが、果たしてその特徴とは一体どの様なモノなのでしょうか？

東北2件目のコストコとして2016年04月29日に 宮城県富谷市にオープンしたコストコホールセール 富谷倉庫店（以降、富谷倉庫店に統一）。東北初のコストコと成った山形県上山市のかみのやま倉庫店のオープンから、僅か1年余りで東北エリア2店目のコストコが誕生を迎える事に成りました。

コストコでは複数店舗のオープン予定を出店計画に掲げる事は然程珍しい事ではなく、山形県への出店が計画された段階で既にこの宮城県での出店予定も決まっていたと考えるのが妥当です。そして1年のインターバルを経てこの宮城県の富谷倉庫店が開店へと漕ぎ着けたというわけです。

富谷倉庫店の特徴ですが、まず先程紹介したかみのやま倉庫店と同じくガスステーションを設置した店舗である事が1つ挙げられます。しかしそれ以上に特徴的なのは富谷倉庫店の店舗面積です。こちらの店舗の売り場面積は何と14,740平方メートルで、日本最大の売り場面積を誇る千葉の幕張倉庫店に次ぐ国内第2位の面積を誇ります。

故にこちらのコストコはとにかくデカいです。その大きさはまさに文字通り倉庫そのもので、歩いて回るだけでも軽く息を切らすという方がいるレベルの広さを誇ります。これだけの売り場面積があるとお客さんが沢山居たとしても窮屈な思いをせずに見て回れるので、非常にストレスフリーな環境と言えます。

東北自動車道の泉ICから約6.5km、同じく大和ICから約11km、そして宮城県仙台市にある仙台駅からはおよそ19kmの距離と成っております。電車での来店も可能ですがアクセスはかなり不便です。結局はバスを使う事に成りますし、そもそも買い物に行く以上は荷物を持って帰る事に成るので、やはり車での来店をおすすめ致します。

こちらもかみのやま倉庫店同様、食事時のタイミングが最も混み合うと考えて間違いないでしょう。ただ店舗面積が広い分だけ割とゆったりする事は出来そうです。但し週末とも成れば県内外から多数のお客さんが来店するので、それらのタイミングに当たった際は予め混雑を覚悟して置いた方が良さそうです。

富谷倉庫店の口コミをTwitterで検索すると、やはり最も多いのはその広さについての言及でした。他の店舗に来店された事がある方は、特にその大きさを実感されている様です。

それとある時期に付近の道路が大混雑するという耳寄りな情報も挙げられておりました。その時期とは勿論クリスマスシーズンで、皆さんお目当てのロティサリーチキンを買いにこの富谷倉庫店へと訪れているようです。

では最後に今後の東北エリアの出店計画等について説明させて頂きます。果たして今後東北エリア新たな店舗がオープンする予定は在るのでしょうか？

まず現時点で明らかに成っている出店計画ですが、2014から2023年の間に東海地区に7つの店舗を出店させる計画が立てられており、現在もこの計画は進行中の段階です。現在建設中の建物等もあり、今後は続々と東海地方に新店舗がオープンする予定です。

一方東北エリアの新店舗出店の予定ですが、こちら残念ながら現時点での出店計画は無いようです。東北での2店舗出店の計画が終了して未だ数年の段階ですし、当面その数を増やす予定は無いモノと考えられます。

今回は東北にある2店舗のコストコについて紹介してきました。どちらの店舗も未だオープンから数年しか経っていない新しい店舗であり、現在も常に多くのお客さんで賑わっているそうです。また共にガスステーションがあるのも東北コストコの魅力の1つです。皆さんも機会が有れば是非東北コストコの店舗に訪れてみましょう！