ぜんざいのカロリーをおしること比較!ダイエット中の注意点や糖質は?

ぜんざいやおしるこは寒くなってくるとほっこりと食べたくなります。カロリーが気になってダイエット中にはひかえないと思っている方も多いかと思いますが、安心して下さい。ぜんざいの素は小豆で栄養価がとても高く、具材の切り餅や白玉の数に注意をしたり、小豆を煮る砂糖の種類を比較してこだわるだけでも糖質の量は調整が可能でカロリーに大きく影響します。具材、砂糖の種類、食べる時間帯など食べ方に気を配るだけでもぜんざいなどの甘味もダイエット中に我慢をせず食べることが出来ます。

ぜんざいのカロリーをおしること比較!ダイエット中の注意点や糖質は?のイメージ

目次

  1. 1ぜんざいとおしるこのカロリーと糖質を比較
  2. 2ぜんざいに含まれる栄養素とダイエット効果
  3. 3ぜんざいとおしるこのダイエット中の食べ方や注意点
  4. 4ぜんざいとおしるこを上手に食べてダイエット

ぜんざいとおしるこのカロリーと糖質を比較

ぜんざいとおしるこの違いは難しいです。似ているけれど、カロリーや糖質の熱量は異なるので、違いをしっかりと覚えておきましょう。「ぜんざいは汁気が少ない」「おしるこは汁気が多い」が基本的な相違点です。

ぜんざいのカロリーと糖質

ぜんざい、お椀一杯分のカロリーをお餅入りと白玉入りの場合を紹介します。お餅1個入りの場合は、373kcal程度で白玉1~2個入りの場合は299kcal程度です。また100g当りのカロリーは202kcalとなり、糖質は42.5gとなります。 

おしるこのカロリーと糖質

おしるこ、お椀一杯分のカロリーをお餅入りと白玉入りの場合を紹介します。お餅1個入りの場合は、404kcal程度で白玉1~2個入りの場合は330kcal程度です。また100g当りのカロリーは223kcalとなり、糖質は46.9gとなります。ぜんざいかおしるこか?何を食すかでカロリーも変わってきますので注意が必要です。

関東と関西で違う?

ぜんざい(善哉)とおしるこ(お汁粉)は共に小豆を砂糖で煮込み、餅、白玉、栗などを入れたものになります。このぜんざいとおしるこ、関東と関西によって若干違いがありますので、その違いを調べてみました。

関東では汁気のあるものを「おしるこ」、汁気の無い物を「ぜんざい」と呼び、関西ではこしあんを使った汁気のあるものを「おしるこ」、粒あんを使った汁気のあるものを「ぜんざい」と云います。そして、汁気の無い物は「亀山」といいます。関東では汁気の有無で、「ぜんざい」と「おしるこ」を区別するのに対し、関西では「粒あんとこしあん」とあんこの違いで区別するということです。

ぜんざいとおしるこのカロリー糖質を比較

「ぜんざい」よりも「おしるこ」のカロリーと糖質が共に高くなるのは、ぜんざいと比較するとおしるこの方が汁気が多い為、甘みを感じさせるためにより多くの砂糖が使用されているためなのです。若干の違いですが、ダイエットを気にしている際には砂糖の使用量はカロリーに大きく左右しますので注意をして食べ方も考慮したいものです。

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ぜんざいに含まれる栄養素とダイエット効果

「ぜんざい」は、高カロリーかつ高糖質なので、太る!というイメージが強く、ダイエット中は避けられがちな食べ物なのです。しかし、意外かもしれませんが栄養価も高く、使用されているあんこや白玉にはカロリーに注意をすることによって、ダイエットに効果がある栄養素が豊富に含まれているのでべ方次第では痩せることもできるのです。

①ぜんざいの白玉の腹持ちの良さ

ぜんざいの具として使用される白玉はもち米の中のでんぷん質を中心に取り出したものです。もち米はご飯と同じ炭水化物なのでダイエットの大敵と思いがちですが、食べ応えがあり腹持ちが良いとされるもち米はダイエットにも向いていると体重管理(ダイエット)をしている女性たちからも注目を集めている食品です。食べ方に注意をすればぜんざいを食べてもダイエットが可能です。

もち米は「アミロペクチン」というでんぷんで作られていて、このアミロペクチンは水と一緒に加熱することで粘り気が強くなるというでんぷんで、食べてからも消化されるスピードが遅く、満腹感を感じて長時間空腹になることを感じないので間食などを防ぐことが出来るのです。また、小豆は非常に優れた栄養を兼ね備えているのでその栄養素を調べてみましょう。

②ポリフェノール

ぜんざいの主原料は小豆を煮込んだもので、小豆には抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれています。ポリフェノール含有で有名な赤ワインと比較しても、小豆のポリフェノール含有量は多いのです。ポリフェノールの抗酸化作用は美肌作りや若返りに大切な栄養素で、メラニン色素の生成を抑えて、くすみやシミの予防効果が見込めます。また、若返り作用によって基礎代謝が上がり痩せやすい体になるという訳です。

③サポニン

小豆の外皮に含まれる「サポニン」はポリフェノールと同じ様に強力な抗酸化作用を持っています。抗酸化作用は美と健康のアンチエイジングにおいてとても重要なポイントになります。抗酸化作用はダイエット・便秘解消・むくみ改善・肌荒れ予防などの効果があります。また、血中コレステロールや血糖値を下げてくれるなど様々な効果もありますので、中性脂肪を下げてくれるという作用もありますので、痩せやすくなります。

④食物繊維

小豆には食物繊維が豊富に含まれていますので腸内環境が整えられます。食物繊維は他の成分と比較して、小腸では消化吸収されずに大腸まで進みますので、大腸で水分が吸収され食物繊維は大腸内でも水分を保った状態のまま便として排泄されますので、柔らかな便を排出することが出来、便通が良くなりダイエットにも効果がみられるのです。

⑤ビタミンB群

あずきに含まれるビタミンB2は体内の代謝を活発にする働きがあり皮膚を美しく保つのに役立ちます。また、ビタミンBは、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらく元気の素で基本的に、炭水化物、脂肪、タンパク質の代謝に働きます。特にビタミンB2は脂肪を燃焼させエネルギー元として知られていて「美容のビタミン」と云われています。脂肪燃焼や糖質などの代謝を助ける補酵素となりますのでダイエットに一役かってくれます。

白玉と切り餅のカロリーと糖質を比較

ぜんざいの具としてよく使用される「切り餅」は2個で約100gになります。ぜんざい100gのカロリーは234kcalで糖質は50.3gとなります。そして白玉の100gのカロリーは369kcalで糖質は約80gとなり糖質の量がかなり多くなります。カロリーと糖質ともに白玉の方がぜんざいよりも高くなりますので、どうしても白玉を食べたい場合には白玉の個数で調整しましょう。

ぜんざいとおしるこのダイエット中の食べ方や注意点

ぜんざいやおしるこのカロリー分の運動を

ぜんざいやおしるこのカロリーは多少の差はありますが、だいたい300kcal~400kcalとなります。ご飯茶碗に普通に1杯分のご飯で150kcalくらいですのでぜんざいだけでご飯2杯以上のカロリーを摂取していることになります。食べたら運動をしてカロリーを消費しましょう!

運動をするなら有効的に運動しカロリー消費をしたいものです。可能ならぜんざいやおしるこを、脂肪が落ちやすいように食事の前に食べましょう。食事の前(特に直前)は体内のブドウ糖が最も少なく、脂肪が落ちやすい状態になっているので、食前に運動をすれば、効率よく脂肪を落とすことが出来るのです。

ぜんざいやおしるこを食べる時間

ぜんざいもおしるこもカロリーも糖質も高い食べ物になるので、ダイエットをしたい場合には食べる時間や量に注意を払いましょう。食べる時間に注意をするだけで脂肪になりにくい時間帯があることを知っておきましょう。

おすすめの時間帯はティ―タイムの午後2~3時です。昔から「3時のおやつ」と云われてきましたが、これは実に理にかなっていたのです。この時間帯は脂肪蓄積を促すBMAL1(ビーマルワン)が減少しているので食べた食事が、脂肪として蓄積される割合が少ないので太りにくいのです。午後の2~3時は食べたものが最も脂肪として蓄積されにくい食べ方という訳です。
 

ぜんざいやおしるこのカロリーを夕食で調整

ダイエットを成功させるには夕食がカギを握っているということを覚えておいて下さい。「夜食べると太る」というのは、BMAL1(ビーマルワン)の働き”が関係していて、体内時計を調整し、脂肪を蓄える働きもあるのでその働きを理解しておくことが食べ方の上で大切になります。

ビーマルワンの働きは14時~15時が最も少なく、22時~2時が最も急増すると言われていますので遅い時間には食べない、夕食はぜんざいやおしるこで摂取した高カロリーを考えて、栄養がありバランスの良いカロリー控え目な物にしましょう。可能であれば18時位に夕食、難しい場合は21時位までに夕食を済ませるように注意しましょう。

ぜんざいをダイエット中でも食べて良い量

ぜんざいは栄養価が高いとはいえ、カロリーや糖質が高いので食べ方に注意をしたいものです。おやつとして食べる場合、昼間食べた場合はその日の内に消費出来る可能性がありますが、夜の場合はほぼ確実に体脂肪として蓄えられてしまいます。どうしてもぜんざいをダイエット中に食べたいと思ったら、1日に必要なエネルギー量の10%位を目安にしましょう。ぜんざいならお椀に1杯でおかわりはしない方が良いでしょう。

ぜんざいとおしるこを上手に食べてダイエット

ぜんざいやおしるこを食べてダイエット?と思う方も沢山いらっしゃるかと思います。でも、よく考えてみて下さい。ぜんざいやおしるこのメイン具材は小豆!小豆にはあの小さな粒の中に想像も出来ない位素晴らしい栄養素が詰まっていて、ちょっとしたことを注意したり、食べ方に注意を払えばカロリーを抑えることも出来、美や健康更にはダイエットにも有効的に作用するのです。

ぜんざいとおしるこを比較すると、汁気のないぜんざいの方がカロリーが低くダイエットに向いています。切り餅や白玉、栗の数など何をいくつ具材にするのか?外食でなく、手作りをする際にはカロリーが低めの砂糖で小豆を煮込んだり。店舗でぜんざいを購入する際にはゼロカロリーの甘味料で作ったものを購入するなどして、食べ方次第で太りにくい食べ方があるので、ダイエット中でも我慢をせずに上手にぜんざいなどを食べましょう。

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