麻婆豆腐の簡単な基本のレシピ!味噌を使った人気の味付けも紹介!

麻婆豆腐は、子供から大人まで幅広い年齢層に好まれている中華料理の一つです。複雑な味付けや繊細な豆腐の扱いが難しいと、家庭で作られる機会の少ない麻婆豆腐ですが、実は材料さえ準備しておけば簡単に作ることが可能です。ここでは、味噌を使った人気の味付けや本格的な四川麻婆豆腐まで、さまざまなレシピを紹介します。作り方の手順も詳しく説明していますので、基本をおさえて簡単な麻婆豆腐作りにぜひ挑戦してください。

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目次

  1. 1麻婆豆腐は簡単に美味しく作れちゃう!
  2. 2麻婆豆腐の基本の簡単レシピ
  3. 3麻婆豆腐の味噌を使った簡単レシピ
  4. 4麻婆豆腐の本格的ピリ辛簡単レシピ
  5. 5麻婆豆腐の辛くない簡単レシピ
  6. 6麻婆豆腐で今日は豪華な中華料理!

麻婆豆腐は簡単に美味しく作れちゃう!

麻婆豆腐は、ピリッとした辛さが特徴で、香り立つ香辛料やひき肉の旨みが豆腐と一緒に味わえる中華料理です。一見作るのが難しそうにも思える麻婆豆腐ですが、意外と簡単に作ることができます。ここでは、麻婆豆腐の基本の作り方や、味噌を使った簡単なレシピを紹介します。ぜひ、家庭でも挑戦してください。

麻婆豆腐の基本の簡単レシピ

それでは、麻婆豆腐の基本となる作り方を紹介します。事前に材料を準備しておけば比較的短時間で調理が可能です。基本の手順を詳しく説明していますので、ポイントを押さえて美味しい麻婆豆腐を作れるようにしましょう。

麻婆豆腐に使うのは絹ごし?木綿?

豆腐には「絹ごし豆腐」と「木綿豆腐」の2種類があります。絹ごし豆腐はつるっとなめらかな食感でやわらかいため、気をつけて調理しないと崩れやすくなります。一方、木綿豆腐は食べ応えがあり煮崩れしにくいという特徴があります。基本はどちらでも麻婆豆腐が作れますが、なめらかな食感を楽しみたいなら絹ごし豆腐、しっかり味がしみ込んだ麻婆豆腐を食べたいなら木綿豆腐を選ぶと良いでしょう。

豆腐の下ごしらえをしよう

基本的な豆腐の下ごしらえには2つの方法があります。まず1つめが「湯通し」です。麻婆豆腐用の豆腐を湯通しする場合は、事前にカットし、お湯にひとつまみの塩を加えるのがポイントです。そうすることで、豆腐の水分がほどよく抜けて調味料の味がしみ込みやすくなります。麻婆豆腐に絹ごし豆腐を使うのであれば、煮崩れることを予想して少し大きめにカットしておくのがおすすめです。

もう一つが電子レンジを使った下ごしらえです。電子レンジを使うメリットは、下ごしらえの時間を短縮できるという点にあります。基本的な方法は、豆腐1丁をキッチンペーパー2枚で包み、ラップをせずに500wで3分間レンジにかけるだけです。簡単かつ手早くできるので、急いでいる場合は特におすすめです。

薬味をみじん切りにしよう

基本の麻婆豆腐に使う薬味は、しょうがとにんにくです。これらが麻婆豆腐に香りをつけ、全体をまとめる役割をしてくれます。しょうがは皮をむいてみじん切り、にんにくは縦半分にカットし芽を取り除いてからみじん切りにします。他に薬味を入れるなら、長ネギがおすすめです。ネギの香りも麻婆豆腐のスパイスになり、食欲をそそる香りをつけてくれるでしょう。

合わせ調味料を準備しよう

麻婆豆腐を簡単に作るポイントは、事前に調味料を準備しておくことです。その調味料も、調理中すぐに味つけができるよう先に合わせておくと、さらに時短につながります。量った調味料は一つのボウルに入れ、混ぜ合わせておきましょう。

切った薬味とひき肉を炒めよう

それでは、ここから麻婆豆腐の調理に入ります。まず、フライパンに油を入れ弱火の中火にかけます。そこに薬味を入れて約1分程香りが立つまで炒めます。そこにひき肉を加え、中火にしてヘラでほぐしながら全体に火が通るまでしっかり炒めていきます。

豆板醤を加えて炒めよう

ひき肉に火が通ったら豆板醤を加えます。豆板醤は炒めることで辛味が増します。美味しい麻婆豆腐を作るためにも、豆板醤を入れた後はしっかりと炒めることを覚えておきましょう。

合わせ調味料と豆腐を入れて煮よう

続いて、水と合わせ調味料を加えます。調味料が全体に混ざったら、水切りしておいたカット豆腐を入れましょう。豆腐を入れたら弱火にして2分程加熱します。

水溶き片栗粉でとろみをつけて完成

最後に水溶き片栗粉を加えます。片栗粉は、入れる直前に必ずもう一度しっかり混ぜてから投入します。この時に火力が強いと、とろみがつく前に片栗粉がダマになってしまいます。弱火にしておくか一度火を消した状態で水溶き片栗粉を加え、全体をヘラで混ぜてから再度火をつけると綺麗なとろみがつけられます。1、2分程火にかけ全体が透き通ったら麻婆豆腐の完成です。

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麻婆豆腐の味噌を使った簡単レシピ

それでは、ここから簡単に作れる味噌を使った麻婆豆腐のレシピを紹介します。基本の作り方をマスターしたら料理に慣れていないで方も簡単に調理できます。味噌を使うとコクが出て、ご飯が進む味つけの麻婆豆腐になります。

和風でまろやかコクたっぷり「味噌麻婆豆腐」

味噌と中華料理に使う甜麺醤を使用した和風の麻婆豆腐です。2人分の簡単レシピの材料は、絹ごし豆腐1丁、豚ひき肉150g、白ネギ(みじん切り)1本、にんにく(みじん切り)1片、しょうが(みじん切り)1片、豆板醤少々、サラダ油大さじ1と1/2、A(酒大さじ2、砂糖小さじ2、しょうゆ小さじ1、味噌小さじ2、甜麺醤大さじ1、)、顆粒中華だしの素小さじ1/2、水200ml、B(片栗粉小さじ2、水大さじ1)、ごま油少々です。

事前にA、Bはそれぞれ混ぜ合わせ、絹ごし豆腐は電子レンジを使って下ごしらえしておきましょう。最初にフライパンにサラダ油を熱し、白ネギ、にんにく、しょうがを入れて香りが立つまで炒めます。そこに豚ひき肉を加えて炒め合わせ、豆板醤も入れてしっかり火を通します。Aを加え全体に調味料が行き渡ったら顆粒中華だしの素と水を加えます。煮立ったところで豆腐を入れて、ヘラで大きめの一口大になるまで崩します。

豆腐が温まったら一度火を止め、水溶き片栗粉をまわし入れて全体を混ぜ合わせます。再度火をつけ片栗粉に火が通ったらごま油を入れてすぐに火を消し、器に盛りつけたら麻婆豆腐の完成です。彩りでネギをのせると見た目も綺麗な仕上がりになります。まろやかな味噌のコクと最後に入れるごま油が美味しさのポイントです。

ご飯に乗せても最高「定番おいしい麻婆豆腐」

ご飯とも相性抜群の麻婆豆腐の基本的なレシピです。2人分の材料は、木綿豆腐1丁、豚ひき肉100g、しょうが(みじん切り)1片、にんにく(みじん切り)1片、刻みネギ適量、豆板醤小さじ1から2、A(鶏がらスープ150cc、酒大さじ2、醤油大さじ1、砂糖小さじ1から2、味噌大さじ1)、B(片栗粉小さじ2、水大さじ1)、ごま油適量、酢少々、です。

A、Bはそれぞれ混ぜ合わせ、豆腐は湯通しか電子レンジを使って下ごしらえしておきます。まずフライパンに油(分量外)を熱し、しょうが、にんにく、ネギを香りが立つまで炒めます。豆板醤を加えしっかり炒めたら、豚ひき肉を入れて赤みがなくなるまで炒めます。鶏がらスープとAを加え、調味料が混ざるまで火にかけます。

一口大にカットした豆腐を入れて弱火でしばらく煮た後、いったん火を止めた状態で水溶き片栗粉を加えます。全体をさっと混ぜ合わせてもう一度火にかけ、とろみがついたところで酢をまわしかければ麻婆豆腐の完成です。器に盛りつけ、ごま油をふりネギを散らしましょう。ご飯の上にかけて麻婆丼にすると、食欲が止まらない美味しさです。

甜麺醤のコクと風味がアップ「簡単麻婆豆腐」

甜麺醤をたっぷり使ったコクと風味のある簡単麻婆豆腐です。2、3人分のレシピの材料は、木綿豆腐1丁、豚ひき肉180g、ニラ(一口大にカット)1/2束、しょうが(みじん切り)1片、にんにく(みじん切り)1片、豆板醤小さじ1/2、A(砂糖大さじ1、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1弱、甜麺醤大さじ1強)、鶏がらスープ200ml、ごま油大さじ1/2、B(片栗粉小さじ2、水大さじ1)です。

始めにA、Bはそれぞれ混ぜ合わせ、豆腐は水切りの下ごしらえをしておきます。フライパンにごま油を熱し、しょうがとにんにくを炒めます。香りが出たらひき肉を入れて火を通し、豆板醤を加えてさらに炒め合わせます。Aをいれて強火で1、2分ほど加熱した後、鶏がらスープを投入します。ひと煮立ちさせたら弱火にして豆腐を加えます。ニラを入れたら火を消し、水溶き片栗粉を加えてさっと混ぜます。

もう一度弱火にかけてとろみがついたら完成です。ニラの入った香り豊かな麻婆豆腐です。ニラはすぐに火が通る野菜なので、とろみをつけるまでの作業を手早く行うようにしましょう。

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麻婆豆腐の本格的ピリ辛簡単レシピ

ここからは、簡単に作れる本格的な麻婆豆腐のレシピを紹介します。中華料理屋で食べるようなピリ辛の麻婆豆腐も家庭で気軽に作ることができます。辛い麻婆豆腐が好きな方には特におすすめのレシピです。

本場の味を簡単再現「中国家庭のピリ辛麻婆豆腐」

本格的な麻婆豆腐のレシピです。2人分の材料は絹ごし豆腐(下ごしらえして2cmの角切り)300g、豚ひき肉100g、A(白ネギみじん切り20g、生姜みじん切り10g、にんにくみじん切り1片、赤唐辛子1本、豆板醤大さじ1)、サラダ油大さじ2、B(甜麺醤大さじ1、醤油小さじ2、酒大さじ1、砂糖小さじ1、鶏がらスープの素小さじ1、水200cc)、白ネギのみじん切り30g、C(片栗粉大さじ1、水大さじ2)、ラー油小さじ1、ごま油小さじ1です。

下準備として、赤唐辛子はヘタを取り種を取り出し、BとCをそれぞれ混ぜ合わせておきます。フライパンにサラダ油とAを入れ、中火で香りが立つまで炒めます。そこに豚ひき肉を加えほぐしながら強火で炒めます。Bを加えて沸騰するまで加熱したら絹ごし豆腐、白ネギのみじん切りを加え豆腐が温まるまで加熱します。火を消しCを入れて混ぜた後、再度加熱してとろみをつけます。

火から外し、ラー油とごま油をまわしかけたら麻婆豆腐の完成です。砂糖を少し入れると、コクが出て簡単に本格的な麻婆豆腐を作ることができます。あれば、花椒を加えると更に本場の味に近づけられます。

中華料理屋みたいな味「本格四川風麻婆豆腐」

お店で食べる四川麻婆豆腐のレシピです。1人分の材料は、絹ごし豆腐230g、A(生姜みじん切り薄切り2枚、にんにくみじん切り薄切り4枚、長ネギみじん切り8cm)、牛ひき肉50g、B(豆鼓醤(赤味噌)大さじ1強、豆板醤小さじ1)、しょうゆ大さじ1、紹興酒(日本酒)大さじ1、鶏がらスープ160cc、砂糖ひとつまみ、ごま油大さじ弱、ラー油大さじ1弱、水溶き片栗粉小さじ1、刻みネギ適量、花椒(山椒)適量、サラダ油大さじ1です。

豆腐は水切りをして一口大にカットしておきます。フライパンに油(分量外)を熱しAを入れて炒め、香りを出します。ひき肉を加え中火で炒め、肉の色が変わってパラパラになったらBとしょうゆを加えて更にしっかり炒めます。鍋肌を伝うように紹興酒、鶏がらスープ、豆腐を加えます。沸騰したら弱火にして砂糖、ごま油、ラー油を加えてさっと混ぜ、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。仕上げに刻みネギ、花椒をふりましょう。

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麻婆豆腐の辛くない簡単レシピ

子供や辛いものが苦手な方にぴったりな麻婆豆腐のレシピを紹介します。調理の過程で豆板醤を追加すると、ピリ辛麻婆豆腐に変えることもできます。食べる人の好みに合わせてアレンジしてください。

生姜たっぷり温まる「和風仕立ての麻婆豆腐」

すりおろしたしょうががたっぷり入った和風の簡単麻婆豆腐のレシピです。4人分の材料は、木綿豆腐1丁、豚ひき肉300g、ごま油大さじ1、水1カップ、顆粒だしの素小さじ1、A(薄口しょうゆ50cc、みりん50cc、酒100cc)、しょうが(すりおろし)1片、B(片栗粉大さじ1、水大さじ2)、刻みネギ少々です。先に下準備として豆腐を水切りして一口大にカットし、Bは混ぜ合わせておきます。

フライパンにごま油を熱し、強火で豚ひき肉を炒めます。しっかりとひき肉に火が通ったら、水、顆粒だしの素、豆腐を入れてひと煮立ちさせます。Aを加えて中火で熱し、しょうがも加えてさらにひと煮立ちするまで加熱します。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら麻婆豆腐の完成です。盛りつけてからネギを散らしましょう。酒を多めに入れるので、しっかり加熱してアルコールを飛ばすのがポイントです。

家族みんなで美味しく「子供もOKな辛くない麻婆豆腐」

子供から大人まで楽しめる、辛くない麻婆豆腐の簡単な作り方を紹介します。2人分の材料は、豆腐1丁、豚ひき肉150g、A(にんにくのみじん切り1片、しょうがのみじん切り1片、長ネギのみじん切り1/2本)、B(酒大さじ1、砂糖小さじ1、醤油大さじ1、味噌大さじ2、塩こしょう少々)、水150ml、鶏がらスープの素小さじ1、水溶き片栗粉適量、ごま油小さじ1です。

豆腐は水切りして一口大にカットし、Bは混ぜ合わせておきます。まずフライパンに油(分量外)を熱し、豚ひき肉を炒めます。しっかり火が通ったらAとBを加えて炒め、香りが立ったら水、鶏がらスープの素、豆腐も加えます。煮立ったら水溶き片栗粉でとろみをつけ、ごま油をまわしかければ麻婆豆腐の完成です。豆板醤を使う場合は、ひき肉に火が通った時点で加えましょう。

味つけが超簡単「焼肉のタレで麻婆豆腐」

焼き肉のタレを使った簡単麻婆豆腐の作り方です。2人分のレシピの材料は、豚ひき肉200g、刻みネギ30g、豆腐1丁、ごま油大さじ1、焼き肉のタレ大さじ5、鶏がらスープの素小さじ1、A(片栗粉大さじ1、水大さじ2)です。Aは事前に混ぜ合わせ、豆腐はひと口大にカットしておきます。

まずフライパンにごま油を熱し、ひき肉を中火でしっかり炒めます。そこにネギと豆腐を入れ、豆腐の水分が出るように火を通します。焼き肉のタレ、鶏がらスープの素を加え温まったら水溶き片栗粉でとろみをつけるだけで麻婆豆腐の完成です。豆腐の水切りも不要なので時間の短縮にもつながります。用意する材料も少なく、料理初心者にもぴったりの簡単な麻婆豆腐のレシピです。

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麻婆豆腐で今日は豪華な中華料理!

麻婆豆腐といっても味付けや作り方まで様々なレシピがあります。自宅で麻婆豆腐を作ると、辛さも調整できるので自分好みの味を見つけるのも楽しいでしょう。材料の計量に時間がかかることもありますが、最初に全てを準備しておけば調理は短時間で出来ます。ここで紹介した基本的なレシピを参考に、ぜひ麻婆豆腐作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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