石油ストーブもおしゃれな時代！レトロでかわいい大型＆小型を紹介

北風が吹き寒くなってくる季節。そろそろストーブが欲しくなってきませんか？毎年、高機能で性能がいい暖房器具が発売されていますが、お部屋のインテリアに合わないと感じることもあります。そんな時は、レトロな石油ストーブはいかがでしょうか？最近は石油ストーブの良さが見直され、おしゃれで性能がいい製品がたくさん販売されています。ここでは、おしゃれでお部屋のインテリアに合うストーブを紹介しましょう。

少し前までは暖房器具というと石油ストーブが主流でした。石油ストーブの上でおでんを煮たり焼き芋を焼いたりした思い出がある方もいるのではないでしょうか？近年ではいろいろな暖房器具が出回るようになり、石油ストーブの出番も少なくなりましたが、温かみのあるデザインや炎は根強い人気があります。

石油ストーブは給油を行ったり手入れをしたりと手間がかかるのですが、部屋全体が温まるというメリットもあります。また電源を必要としないため、災害時にも暖を取ることができ、その便利さが見直されています。さらに構造が比較的シンプルなため価格も安いのが特徴となっています。

最近の暖房器具の主流はエアコンは電気ファンヒーターとなっていますが、昔ながらのレトロな石油ストーブを好む人も増えています。おしゃれなデザインの石油ストーブも多く、お部屋のインテリアにも合わせやすいのが特徴です。ここでは大型の石油ストーブや小型で安い石油ストーブなど、いろいろなタイプの石油ストーブを紹介しましょう。

トヨトミ対流型石油ストーブは長い歴史を持つ人気商品です。燃費もよく、部屋全体をムラなく温めてくれる石油ストーブとして人気があります。レインボーシリーズは1980年代に発売されたもので、ソフトな「七色に輝く炎」が特徴となっています。

トヨトミは日本製にこだわり、全ての商品を愛知の工場で生産しています。日本製ならではの安心感があり、機能的にも優れた製品はロングセラーとなっていて、初めて石油ストーブを使う人にもおすすめの製品です。

こちらはクラシックなデザインの小型ストーブで、おしゃれなお部屋にもぴったりのストーブです。色はインクブルーと、真っ黒ではないため落ち着いた印象があります。トヨトミのクラッシックストーブは30年以上前から販売されているロングセラー商品で、アンティークのような懐かしい雰囲気がします。

ストーブの回りのガードは唐草模様をデザインしたもので、レトロでおしゃれな感じがします。このモデルの特徴は「七色に輝く炎」で、ほんわりとした温かみのある優しい炎が心を和ませてくれます。小型ストーブで、サイズは高さ48.8x幅38.8x奥行38.8cmです。適用畳数はコンクリート住宅9畳、木造7畳で、重さは6.2kgです。価格は2万5000円前後で販売されています。

トヨトミのこちらの石油ストーブは、上部に笠が付いたランタンのようなおしゃれなデザインです。トヨトミの石油ストーブの特徴である「七色に輝く炎」で、お部屋を暖めるだけではなく温かみのある優しい炎が楽しめます。 マットグレーとミラノレッドの落ち着いた色合いで、シンプルなデザインのため和室から洋室までどんなお部屋にもぴったりと合う石油ストーブです。

こちらは小型ストーブで乾電池2本で動くため、アウトドアでも使うことができます。上部では、やかんや鍋などが温められるような仕様になっているため、キャンプでも大活躍しそうです。また、石油ストーブ独特の臭いを極力発生させないような仕組みになっているため、狭いお部屋でも快適に使うことができます。

部屋を暖められる範囲はコンクリート住宅で9畳です。一人暮らしや初めて石油ストーブを使う人にもおすすめの製品です。価格は3万円前後と安いものではありませんが、長く使えるストーブです。

こちらは対流型の大型石油ストーブです。適応するお部屋の目安はコンクリート住宅24畳、木造17畳と広いお部屋で使うことができます。サイズは高さ58.3×幅48.2×奥行48.2cm、重量は約11kgと一般の石油ストーブよりも大型です。点火つまみを回すだけで簡単に点火することができ、コンセントがいらないため災害時の備えとしてもおすすめです。

石油ストーブに独特の臭いを抑える機能が付いています。「でるでる芯」を採用していて、芯が減り火力が弱くなったらレバーを操作し、芯を少しずつ出して火力を調整することができます。燃料タンクは6.3Lあり、2重タンク構造になっているため転倒しても燃料がこぼれにくくなっています。価格は2万7800円～です。

イギリスのメーカー、アラジンの石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」は長い歴史があり、世界中で人気があります。クラシックなデザインが人気で、しっかりと酸素を供給することで青白い炎を出すのが特徴です。洋室だけでなく和室のインテリアにも合い、おしゃれな石油ストーブとして人気があります。安い製品ではありませんが、長く使い続けたいおすすめの石油ストーブです。

常に改良を続けながら、80年以上も変わらないデザインを誇る「アラジン石油ストーブBF3911」。長年使い続けているファンも多い、人気の石油ストーブです。古い映画にも出て来るようなどこか懐かしいデザインで、優しい温かみのある色合いもおしゃれです。どんなお部屋にも合う、レトロな大型の石油ストーブです。

おしゃれなデザインですが、機能的にも優れたストーブです。少し広めのお部屋にも対応できる大型ストーブで、木造7畳、コンクリート10畳が目安となっています。アラジンの石油ストーブの炎の特徴は「ブルーフレーム」で、酸素が十分に供給された青い色の炎です。黄色になると酸素が不足していることになるので、常に燃焼状態を確認することができます。

燃焼するときに発生する特有の臭いも抑える機能が付いています。また、対震自動消火装置が付いているので安心して使うことができます。サイズは高さ55x幅38.8x奥行40cmで、重量は8.5kgです。タンク容量は4.1Lで15時間連続して使うことができます。価格は4万7000円～と安いものではありませんが、長く使える製品です。

イギリス生まれのブランド「アラジン」の石油ストーブ。飽きのこない、懐かしいデザインの石油ストーブは、使い込むほど愛着がわくと好評です。使い捨て時代に、長く使える石油ストーブとして高い評価を得ています。

こちらのモデルはデザイン性だけではなく、最新の機能や安全性をプラスした使い勝手のいい石油ストーブです。従来の石油ストーブではあまり見られない、切タイマーが搭載されているのが特徴で、消し忘れを防ぐｔことができます。さらに、足元から体までしっかり暖まるハイパワー、安全装置搭載、マッチや着火剤がいらない電子点火式、災害時にも使える乾電池仕様と高機能の石油ストーブとして人気があります。

幅35x高さ50cmと小型で、置く場所を選びません。レトロでおしゃれなデザインで、リビングや寝室などどのお部屋に置いてもほっこり落ち着きます。小型ボディながらパワフルな石油ストーブで、初めて石油ストーブを使う方にもおすすめの1台です。価格は2万8700円～です。

有名なアウトドアブランド・スノーピーク。暖房器具をメインで製造しているメーカーではないのですが、こちらのおしゃれなデザインの小型石油ストーブは、インテリアとしても人気が高まっています。アウトドア仕様になっていますが、お部屋でも使うことができます。

こちらの小型ストーブには本体上部にシェードが付いていて、足元を明るく照らしてくれます。暗いシェルターでも使えるようになっています。また、特殊なガラス加工により炎が七色のグラデーションとして現れます。暗い部屋やシェルターで美しい炎を見つめて過ごすのもおすすめです。サイズは幅38.8x奥行38.8x高さ48.5cmで、重量は約6.2kgです。燃焼継続時間は20時間で、価格は3万4000円～です。

ころんとしたフォルムのおしゃれな「コロナ石油ストーブ SL-5117」。パワフルな対流型の石油ストーブで、広いお部屋もまるごと温めます。大型ストーブ並みのパワーがあり、使用するお部屋の目安はコンクリート住宅18畳、木造13畳です。遠赤外線炎筒とホワイトフレームを採用していて、身体をしんから温めまてくれます。

グッドデザイン賞受賞したおしゃれな石油ストーブで、同じく人気が高いアラジンブルーフレームの石油ストーブよりも価格が安いのも特徴です。本体サイズは高さ55×幅46×奥行46cm、重量は約10kgです。値段は2万7000円～販売されています。

こちらのコロナの石油ストーブは、上記のSL-5117よりさらにパワフルな大型の石油ストーブです。使用できる部屋の目安はコンクリート住宅23畳、木造17畳で、広いお部屋で使用したり災害時の備えになったりします。サイズは、高さ60×幅46×奥行46cm、重量約11kgと大型です。価格は2万9000円～販売されています。サイズが大型の割には価格が安いので、人気があるモデルの1つとなっています。

シンプルでコンパクトなデザインの「フジカハイペット 石油ストーブ」。アウトドアにも使いやすく、キャンパーにも人気がある小型石油ストーブです。小型のため持ち運びも簡単で、タンクを満タンにすると10時間使用することができます。振動による自動消火機能が付いている他、倒れても灯油が漏れない構造になっています。

またこちらの石油ストーブは不快な臭いもほとんどありません。小型の割にはパワーがあり、使用できるお部屋のサイズの目安は木造では8畳、コンクリートでは10畳となっています。さらに、キャンパーに人気の理由は標高が高い場所でも使用することができ、ストーブの上に鍋などを置いて調理ができることです。

こちらの商品はアマゾンなどの通販サイトでは販売していません。人気商品のため商品を手に入れるまで数か月かかる場合があるので、早目の注文をおすすめします。付属品の違いによって価格に差がありますが、安いもので2万7000円～販売しています。

ランプのようなデザインがおしゃれな、小型の石油ストーブ「日本船燈ストーブ ゴールドフレーム」。口コミで広がり、静かな人気を呼んでいる小型石油ストーブです。ロマンティックな黄色い炎のストーブで、アウトドアやお部屋のインテリアとしてもおすすめです。暖房の目安は木造7畳、コンクリート9畳と小型の割にはパワーがあります。

サイズは高さ52×幅40cmとコンパクトで、3.0Lのタンクを満タンにすると約11時間、使用することができます。この小型ストーブは、船舶が停泊するときに使用する油用停泊灯を基にデザインされたもので、職人の心がこもった手作りの逸品です。価格は3万1000円～と安いものではありませんが、いつまでも大切にしたい石油ストーブとして人気があります。贈り物にもおすすめです。

アメリカの老舗メーカー、パーフェクションのビンテージストーブもおしゃれで人気があります。アンティーク調の優しいデザインのストーブはお部屋のインテリアにマッチし、ほっこりした気分にさせてくれます。ビンテージストーブの場合、消耗品が心配なのですが、パーフェクションでは今も芯が販売されていて、長く使うことができます。

「パーフェクション630」は色合いもレトロで、おしゃれなのが特徴です。チムニーのカットから炎が影絵のように映し出され、ロマンチックなムードが漂います。1920年～30年頃に青いホーローとクロームメッキパーツで作られています。ビンテージなので安いものではありませんが、長く使いたいおすすめの石油ストーブです。

パーフェクション750は、パーフェクションのビンテージ石油ストーブの中でも高い人気があります。超希少なUSAガラスグローブを持ち、ストーブとしての機能はもちろんのことお部屋のインテリアとしても高い評価を得ています。ビンテージストーブシリーズの中で、最大級のガラス火屋を使っていて非常に明るいのが特徴です。

上部の天板はフラットなため鍋ややかんを乗せることもできます。1950-60年代に作られたもので、アンティークが好きな人にとても人気があります。ビンテージのため値段や安いわけではありませんが、コレクションとして大切にしていきたい小型石油ストーブです。

超大型の石油ストーブが欲しいときは「ダイニチ 石油ストーブ FM-196F」がおすすめです。こちらは業務用の大型ストーブで、使用できる部屋の広さは木造47畳、コンクリート65畳までとなっています。わずか80秒のスピード着火し、すばやくパワフルに部屋を暖めることができます。自動温度調節機能、10分単位のタイマー機能、不完全燃焼防止装置などの安全装置なども付いていて、大型ストーブならではの優れた機能を持ちます。

本体サイズは、高さ72×幅50×奥行58cm、重量約19kgと大型です。色はメタリックグレーとプラチナシルバーがあり、タンクのサイズは19Lです。デザイン的にはあまりおしゃれではありませんが、お店などで使うのに便利です。価格は5万1000円～です。

コロナのポータブル石油ストーブは電源が不要で、停電や災害時にも役に立つストーブです。強力な遠赤外線を放射させる、耐熱コーティングの燃焼リングを採用しているためパワーがあり、従来の石油ストーブよりも遠赤効果が30パーセントアップしています。消火時や燃焼中にでるイヤなニオイをカットする機能が付いていて、安心して使うことができます。

こちらの石油ストーブは表示も見やすく、使いやすいモデルとして人気があります。給油も簡単で、給油時に手が汚れない設計となっています。おしゃれなデザインというよりは、機能的に優れた石油ストーブで価格も1万3000円前後と安いのが特徴です。

石油ストーブは燃焼して部屋を暖めるため、ぽかぽかとお部屋が暖かいのが特徴です。またエアコンなどの比べて空気が乾燥しにくく、喉に優しいのも特徴です。ここでは石油ストーブの選び方や使い方のポイントについてまとめてみました。

石油ストーブは、石油ファンヒーターのようにファンを使って温風を空気中に排出するのではなく、自然な空気の流れを利用して部屋を暖めるものです。したがってファンがないので音が静かで、電源を必要とせず乾電池やマッチなどで点火することができます。停電時や災害時にも役に立ちます。また、比較的シンプルな構造となっていて故障が少なく、価格も安いのが大きな特徴です。

石油ストーブは大きく分けると、対流型と反射式があります。対流式の石油ストーブは縦に細長くなっているものが多く、熱を360度に放射します。側面だけではなく、ストーブの上部に向って熱が放射されるので、対流を利用して部屋全体を暖めるパワーがあります。対流型ストーブは、特に広い部屋に置くのがおすすめで、部屋の中央に置くことによって部屋全体を温めてくれます。

一方、対流型の石油ストーブは長方形のデザインをしているのが特徴です。熱は限られた方向のみ放射されます。パワーがあり、離れた場所でもかなり温まるのが特徴です。部屋のコーナーなど壁に近いところに置くこともでき、狭い部屋でも利用することができます。広い部屋にはあまり適していませんが、10畳くらいの部屋までなら十分温めることができます。

最近の石油ストーブはおしゃれでかわいいものがたくさんあります。サイズもさまざまですが、お部屋の広さに合ったものを選ぶようにしましょう。石油ストーブは部屋が暖まるまでに時間がかかりますが、お部屋全体を暖めることができます。「大は小を兼ねる」と、大型の石油ストーブを使うとお部屋が暑くなりすぎることがあります。温度調節のために石油ストーブを付けたり消したりするのは、少し面倒かもしれません。

天井が高いお部屋や吹き抜けのお部屋、通気性が高い住宅や寒さが厳しい寒冷地では、大型石油ストーブがおすすめです。また、石油ストーブは壁から離して設置する必要があるため、狭いお部屋では置き場所に困ることがあります。その場合は、熱が放射される方向が限られている石油ストーブがおすすめです。

石油ストーブは燃焼によって水蒸気が発生するので、エアコンや電気ファンヒーターなどに比べてお部屋が乾燥することが少ないというメリットがあります。しかし灯油を燃やことで二酸化炭素が発生し、特有の匂いもお部屋に充満します。大型・小型に限らす石油ストーブを使用中はお部屋の換気を必ず行い、空気をきれいに保つようにしましょう。

最近の石油ストーブは安全装置が付いているものもありますが、高温になる部分が露出しているため、電気ファンヒーターやエアコンなどに比べ火傷や家事のリスクが高くなります。小さなお子様がいる家庭では、柵などで石油ストーブを囲うなどして安全対策に努めましょう。また、お子様だけで留守番をしている時は石油ストーブを使わないなど、安全に気を付けたいものです。

暖房器具にはいろいろありますが、おしゃれな石油ストーブも魅力的です。安いものから少し高級なものまで多くのデザインが揃っているので、好みに合わせて選ぶといいでしょう。石油ストーブを購入する際には、ここで紹介した製品も参考にしてください！