バターは冷凍保存できる!賞味期限と風味はそのまま解凍方法も紹介

お菓子作りやトースト・ソテーなどに欠かせない『バター』。そんなバターは冷蔵保存では賞味期限が短い為、冷凍保存しておくのがおすすめです!では、バターの冷凍保存方法って一体どうすればいいのでしょうか…?今回は、バターの冷凍保存方法を調査するとともに、冷凍保存したバターの賞味期限やバターの風味を落とさずに解凍する方法についても併せて調査してみましたので、そちらもしっかりチェックしてみましょう!

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目次

  1. 1様々な料理に使える『バター』!
  2. 2バターの冷凍保存の仕方は?賞味期限や解凍方法は…?
  3. 3バターの冷凍保存方法・賞味期限や解凍方法を調査せよ!
  4. 4バターを冷凍保存するとどんなメリットがある?
  5. 5バターの冷凍保存の仕方
  6. 6冷凍保存したバターの賞味期限はどれくらい…?
  7. 7冷凍保存したバターの解凍方法
  8. 8《まとめ》バターの冷凍保存・解凍方法、賞味期限調査

様々な料理に使える『バター』!

じゃがいもや魚介類のバター焼きはもちろんのこと、料理やお菓子の材料・トーストに塗るなどと、様々な料理に使える食品といえば、『バター』です。使い道が多いバターだからこそ、バターを冷蔵庫に常備しているというご家庭も多いようです。そんな私たちの食生活に欠かせない『バター』が一体どんな食品なのか、まずは簡単に学んでみましょう!

バターとは?

『バター』とは、牛乳から分離したクリームを練って固めた食品のことを指します。漢字名では『牛酪(ぎゅうらく)』と言います。バターは大きく分けて四つの種類に分けられます。まず、原料乳を乳酸発酵させてつくる『発酵バター』と、発酵させずそのまま作る『無発酵バター』に分けられ、それぞれに食塩を添加した『有塩バター』と、食塩を添加しない『食塩不使用』バターに分けられます。

日本で市販されているバターは『無発酵・有塩』または『無発酵・食塩不使用』が多く販売されており、『発酵バター』はほとんど流通していません。なお、バターの生産量は、インドがダントツの433万トンであり、続いて、EU圏が206万トン、アメリカが82万トン、ニュージーランドが47万トン、日本が6.3万トンとなっています。(2011年)

また、バターの安価な代替品として 植物油など他の材料から作られた『マーガリン』も使用されています。安価ではあるものの、風味の点でマーガリンはバターに及ばないとされています。しかし、マーガリンは冷蔵庫内などの低温下においても固くならない性質があるので使用しやすいといった利点があります。

バターの冷凍保存の仕方は?賞味期限や解凍方法は…?

調味料としてはもちろんのこと、ソテーの焼き油や炒め油などと幅広く使われているバター。しかし、価格が少し高めです。そのため、安売りしている時に買いだめしておくご家庭が多いようですがいくら使い道が多いバターとはいえ、買いだめしたバターを全て使い切ることは難しいでしょう。

そんな時に気になるのが、『バターの冷凍保存の仕方』についてです。また、冷凍保存を行ったバターの賞味期限は一体どれくらいであり、冷凍保存したバターを解凍する際には一体どのような方法を行えば良いのでしょうか…?

バターの冷凍保存方法・賞味期限や解凍方法を調査せよ!

そこで今回は、バターの冷凍保存の仕方や、冷凍保存したバターの賞味期限・冷凍保存したバターの解凍方法の仕方についてを調査してみました!使い道が多く高値であるバターの正しい冷凍保存方法を知っていると、きっと役立つのでしっかりチェックしてみてくださいね。

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バターを冷凍保存するとどんなメリットがある?

まずきになるのが、「バターを冷凍保存するとどんなメリットがある?」ということです。バターに限らず、多くの食品は冷凍保存するよりも常温保存でさっと食べきってしまう方が鮮度が良く、美味しいです。しかし、冷凍保存することで得られるメリットも勿論あります。まずは、バターを冷凍保存するメリットについて学んでみましょう!

冷凍保存バターのメリット①長期保存が可能

これはバターに限らず、様々な食材に言えることですが、冷凍保存することで得られるメリットで最も大きなメリットは『長期保存が可能になる』という点です。料理やお菓子作り・炒め油などと様々な用途で使われるバターですが、一度の調理でそれほど大量にバターを使う料理は多くありません。

バターの賞味期限は未開封の冷蔵保存で約3ヶ月ほど、開封済みの冷凍保存で1週間〜2週間ほどとされています。そのため、冷蔵保存していたバターを賞味期限以内に使い切るのは難しいという方も多いようです。そんな時に、バターを冷凍保存することで長期保存が可能になります。正しい長期保存をしていれば、冷凍保存したバターを冷蔵保存時よりも長い期間、おいしく食べることができます。

冷凍保存バターのメリット②臭い移りの防止

バターは他の食品の臭いを吸収しやすい食材です。「冷蔵保存していたバターから変な臭いがする…」といった経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?他の食品の臭いを吸収しやすいというバターのデメリットを抑制する為には、菌や酵素が活動できない環境となる冷凍保存することで、臭い移りを防止することができます。

バターの冷凍保存の仕方

続いて、バターの冷凍保存の仕方について学んでみましょう。バターの冷凍保存方法として、カットせず未開封のまま大きなブロックで冷凍する場合と小さめにカットした状態で冷凍する場合があります。まず、カットせず未開封のまま大きなブロックで冷凍する方法についてですが、バターを箱から取り出し、銀色の紙に包まれた状態のままラップで包みます。

銀色の紙をラップで包んだら、冷凍保存用のジッパー付きパックに入れて冷凍庫で保存すれば完了です!もしも銀紙を剥いでしまっていた場合は、アルミホイルにバターを包んでからラップをしましょう。続いて、小さめにカットした状態で冷凍する方法についてですが、5g・10g・15gなどのお好みで1度に使いきれる分量にバターをカットしておきます。

カットしたバターを空気が入らないように1つずつラップでぴったりと包みます。その上から、アルミホイルで包んで冷凍保存用のジッパー付きパックに入れて冷凍庫で保存すれば完了です!なお、どちらの方法でバターを保存する場合も、温度変化の少ない冷凍庫の奥の方に入れるようにします。特にカットして冷凍保存したバターは酸化しやすく湿度の影響の受けやすいので注意しましょう!

冷凍保存したバターの賞味期限はどれくらい…?

難しい工程もなく、冷凍保存できるバター。冷凍保存することで長期保存が可能となりますが、冷凍保存したバターの賞味期限とは一体どれくらいになるのでしょうか…?お次は、冷凍保存したバターの賞味期限について調査してみましょう。

冷凍保存したバターの賞味期限は…

カットせず未開封のまま大きなブロックで冷凍保存したバターの賞味期限は半年〜1年程度、小さめにカットした状態で冷凍保存したバターの賞味期限は3〜4週間程度と言われています。通常より長く保存が可能となりますが、冷凍庫の扉の開閉頻度によって生じる温度変化などによっても賞味期限は異なってきますので、なるべく早めに食べきることが好ましいでしょう。

また、小さめにカットした状態で冷凍保存したバターは、小さめにカットされたことによって空気に触れる面積が増え、酸化や温度変化の影響を受けやすくなってしまいます。そのため、温度変化を避けるためにも冷凍庫の奥の方で保存するようにしましょう。

冷凍保存したバターの解凍方法

バターの冷凍保存については学べましたが、冷凍保存と切り離せないのが、『解凍方法』についてです。冷凍保存したバターの解凍方法って一体どうすれば良いのでしょうか…?最後に、冷凍保存したバターの解凍方法について学んでみましょう!

冷凍保存したバターの解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍がベターです!もちろん、常温で解凍する方法でも良いのですが、バターは18℃を越えると柔らかくなり、28℃を越えると溶けてしまいます。ほとんどが油脂分でできているバターですから、一度溶けてしまうと成分と油が分離してしまい、品質が落ちてしまいます。

そのため、基本的には冷凍保存していたバターは使う前日にでも冷蔵庫に移して冷蔵解凍しておくのが良いです。ソテーなどの炒め油としてバターを使う場合であれば、解凍せずに冷凍された状態のまま調理に使用して良いです。ここで気をつけて欲しいのが、『解凍したバターを再度冷凍保存しない』ということです。

一度解凍してしまったバターを再度冷凍保存すると、バターの劣化につながり、せっかくの風味を損なってしまいます。そのため、冷凍保存バターを解凍する場合は、必要な分だけを解凍しましょう。カットせずに大きい状態で保存していたバターも、包丁で切り分けることができるので事前に必要な分だけカットして冷蔵解凍するようにしましょう!

《まとめ》バターの冷凍保存・解凍方法、賞味期限調査

バターの冷凍保存・解凍方法、賞味期限調査調査まとめのご紹介はどうでしたか?冷蔵保存ではそれほど賞味期限が長いわけではないバターですが、冷凍保存しておくことで長期保存が可能となります。また、バターを冷凍保存することで、他の食品の臭い移りしやすいといったバターのデメリットを防止することもできますのでバターを購入した際には冷凍保存しておくのがおすすめです。

このように嬉しいメリットが多いバターの冷凍保存ですが、冷凍したバターを解凍した際、再冷凍しないようにする点にだけは気をつけましょう!正しい冷凍保存を行い、様々な料理でバターをさらにうまく活用しましょう。

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