青森の郷土料理「卵味噌」の基本レシピ！人気のアレンジメニューも！

卵味噌は、青森県津軽地方で食べられている郷土料理のひとつです。甘じょっぱい味わいがクセになる美味しさで、ごはんのお供や、お酒のおつまみとしても親しまれています。本記事では、基本レシピから作り方のポイント、保存方法まで詳しく紹介しています。後半では人気のアレンジレシピも取り上げたので、ぜひチェックしてみてください。

必要な材料は、卵と味噌、料理酒、砂糖、ほんだしです。鍋に卵以外の材料を入れて火にかけ、ふつふつと湧いてきたら、溶き卵を加えます。泡立て器で混ぜながら煮込み、卵が固まったら出来上がりです。作り方もシンプルで、材料も家庭に常備しているものだけで作れます。

ネギなどの具材を入れる場合は、卵を入れる前に加えてください。青森では、もともと名物の帆立貝の殻を鍋替わりにして卵味噌を作っていました。写真のように土鍋などで作ると、そのまま食卓に出すことができて便利です。

卵味噌を作る際は、焦げないよう、常にかき混ぜ続けることが大切です。火加減を強くすると、すぐに焦げてしまうので、弱火から中火をキープしましょう。混ぜる時は、小さな泡立て器やスプーンを使って、底からしっかりと混ぜるようにしてください。

また卵は完全に固めるのではなく、半熟状態で仕上げると、ふわふわとした食感になって美味しいです。卵の柔らかさは好みがあるので、お好みで調整してください。

卵味噌は、冷蔵庫で1週間程度保存できます。保存する際は、必ず密閉容器に入れて保存しましょう。卵味噌に限らず、食品は空気に触れると雑菌が繁殖して、傷みやすくなります。清潔な容器に入れ、しっかりと蓋をして保存するようにしましょう。取り分ける際も、清潔な菜箸やスプーンを使うようにしてください。

レンジで加熱すると卵が固くなるので、食べる1～2時間前に冷蔵庫から取り出し、常温に戻してから食べると良いでしょう。

【材料】

• 卵 3個
• A味噌 大さじ1
• A砂糖 大さじ2
• Aみりん 大さじ2
• サンドイッチ用食パン 4枚
• きゅうり 1/2本
• レタス 2枚
• 味付きのり 2枚
• マヨネーズ 適量

1. 鍋に材料Aを入れて火にかけます。
2. 溶き卵を加えて混ぜます。
3. きゅうりは薄切りにします。
4. サンドイッチ用食パンにマヨネーズを塗り、のりをのせます。
5. きゅうり、(2)、レタスをのせ、もう一枚のパンをかぶせます。
6. ラップに包んで馴染ませ、半分にカットしたら完成です。

卵味噌は洋風料理にも合う、万能食材です。ふわふわの卵と食パンに、焼きのりがアクセントになって美味しいです。レタスときゅうりは水分が出やすいので、パンが湿らないように、マヨネーズを塗って油膜を作りましょう。

卵味噌をトッピングした、優しい味わいのお粥レシピです。離乳食期の子供でも食べられるので、大人と一緒に作るのも良いでしょう。炊いたご飯からお粥を作れば、忙しい時でも手早く作ることができます。さらっと食べやすいので、風邪をひいた時や、食欲がない時にもおすすめです。

さっと炒めた人参に卵味噌を合わせた、スピードおかずです。人参の甘みが活かされているので、野菜嫌いの子供も喜んで食べるでしょう。ポイントは、ごま油で炒めることです。コクと香ばしさが加わり、美味しくなります。

人参は調理前にレンジで加熱しておくと、さらに時短になります。さっと炒めたあと、卵味噌を絡めて仕上げましょう。

青森名物、卵味噌の基本的な作り方と、アレンジレシピを紹介しました。炊きたてのご飯やお粥にのせたり、野菜に絡めたり、アレンジも自在です。作り置きもできるので、時間があるときに作っておくと大活躍間違いなしです。本記事を参考に、自分好みの卵味噌を作ってみてください。