マリネ液を使った人気レシピ！基本の作り方や黄金比もチェック

マリネとは食材を調味料に漬けて、味を染み込ませる調理方法のことです。マリネ液にはレモンやオリーブオイル、お酢などが主に使用されています。市販のマリネ液もありますが、食材に合わせてマリネ液を手作りした方が断然美味しいです。そこで、本記事では基本のマリネ液のレシピとマリネ液を使った簡単人気レシピを紹介します。

クックパッドで紹介されているマリネ液レシピの中でも、黄金比といわれるほど美味しいと話題になっている、基本の作り方レシピです。身近にある材料で簡単に基本のマリネ液を作ることができます。砂糖はハチミツに代えても良いでしょう。

お好みで基本のマリネ液にローリエや鷹の爪を入れたりするのもおすすめです。その場合は、マリネ液に風味が移るまで、少し時間をおいてから使用してください。

基本のマリネ液をどのような食材に使用するかによって、それに合わせた工夫をすると、さらにマリネ料理を美味しくすることができます。例えば、野菜だけに使用するならお酢は少し控えめにしたり、肉類に使用するならバルサミコ酢を取り入れるのもおすすめです。

お好みでバジルやローズマリー、ミントなどのハーブを加えるのも良いでしょう。ハーブはそのまま入れると香りがマリネ液に移りにくいので、刻んだり、おろしたりしたりしてから使用してください。

また、マリネ液に長く漬け込むほど美味しくなるというわけではありません。酸性液に長時間漬け込むとタンパク質の分解などが生じるため、レシピの指定通りの時間を守りましょう。また生肉をマリネ液に漬け込む場合は食中毒予防のため、生肉を触った手で調味料のフタなどを触らないように気を付けてください。

【材料】

• プチトマト：1パック(20個くらい)
• 玉ねぎ(みじん切り)：大さじ1

• オリーブオイル：大さじ2
• 醤油：小さじ1
• レモン汁(お酢でも可)：小さじ2～大さじ1
• ハチミツ：小さじ2～大さじ1

1. ミニトマトはきれいに洗って、ヘタを取っておきます。
2. ヘタを取った部分の辺りから、手で割くようにちぎります。
3. 玉ねぎのみじん切りは水にさらして絞っておきます。
4. ボウルに2、3、オリーブオイル以外のAを入れて、混ぜ合わせます。
5. 仕上げにオリーブオイルを加えて、風味づけとコーティングをしたら完成です。

時間のない時でもパッと簡単に作れる、ミニトマトのマリネ人気レシピです。ミニトマトを手でちぎることで断面ができて、マリネ液が馴染みやすくなります。ちぎった時にトマトの汁や種が出てきますが、汁ごと味わう方が美味しいマリネです。

また、ハチミツがしっかりと濃厚さを出し、マリネ液と食材を絡みやすくします。ミニトマトのマリネは、サラダドレッシングの代わりにしたり、パスタと絡めたりしてアレンジするのもおすすめです。

【材料】

• かぼちゃ：1/4～1/8個
• サラダ油：大さじ5～6
• 塩：少々
• レーズン：大さじ1～2
• クルミ(砕いたもの)：大さじ1

• にんにく：1片
• ローズマリー：1本
• ローリエ：1枚
• りんご酢：75ml
• EXVオリーブオイル：30g
• 塩：小さじ1/3
• 砂糖：大さじ1
• ハチミツ：大さじ1

1. かぼちゃは中の種をスプーンで取り除きます。
2. かぼちゃを厚めにスライスします。
3. フライパンにサラダ油をひき、かぼちゃを揚げ焼きにします。
4. かぼちゃの両面に焼き色が付くまで加熱します。
5. 4に竹串を刺してスーッと入ったらOKです。
6. 5をバットに取り出し、軽く塩をふっておきます。
7. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火にかけます。
8. にんにくの香りが立ったら、ローズマリーとローリエを入れます。
9. 火を止めてリンゴ酢、塩、砂糖、ハチミツを加えます。
10. 再び火を付けて、砂糖と塩を溶かします。
11. 再び火を止めて、レーズン、くるみを加えます。
12. 6のかぼちゃに10のマリネ液を全体に馴染むようにかけます。
13. 粗熱が取れたら、落としラップをし冷蔵庫で冷やして完成です。

プロが教える本格的なかぼちゃマリネ人気レシピです。かぼちゃマリネは、イタリア定番の前菜料理としても知られています。かぼちゃは厚めにスライスした方が食感が良く、マリネ液に漬ける時も崩れにくいです。また、焼きムラができないように、かぼちゃを動かしながら加熱するのがポイントになります。

できたてを食べても美味しいですが、一晩冷蔵庫で寝かせて冷やして食べるのもおすすめです。

簡単で見た目が鮮やかなパプリカのマリネのレシピです。マリネ液にはバルサミコ酢を使用しました。作り方のポイントは、オーブンでパプリカを焼いた後、冷めるまでオーブンを開けないことです。熱い状態で取り出すと、パプリカの皮がうまく剥けないので注意しましょう。

【材料】

• 豚こま肉：200g
• 片栗粉：大さじ2
• 玉ねぎ：1/4個
• きゅうり：1/2本
• ごま油：適量

• めんつゆ(4倍濃縮)：大さじ2
• お酢：大さじ2
• 砂糖：大さじ2
• 鷹の爪：少々

1. 玉ねぎを薄切りにします。
2. きゅうりを細切りにします。
3. ボウルに1と2、Aを入れて混ぜ合わせます。
4. 豚こま肉に片栗粉をまぶします。
5. フライパンにごま油を入れて熱します。
6. 4を並べ入れて、カリカリになるまで揚げ焼きにします。
7. お皿に6を盛って、3のマリネ液をまわしかけたら完成です。

さっぱりしていて食べ応えのある豚唐揚げのマリネです。豚肉をカリカリに揚げ焼きして、さっぱりとしたマリネ液と絡めました。マリネ液はめんつゆを使って和風仕立てにしています。暑くて食欲のない時でも食べやすく、スタミナをつけることができるおすすめの一品です。

【材料】4人分

• 牛こま肉：200g
• 塩：小さじ1/2
• コショウ：少々
• しめじ：1パック
• にんにく：2かけ
• オリーブオイル：大さじ1
• トマト：2個
• 玉ねぎ：1/2個
• 貝割れ大根：1/2パック
• サニーレタス：1/2玉

• オリーブオイル：大さじ3
• レモン汁：大さじ2
• 醤油：大さじ2
• ハチミツ：大さじ1
• おろしにんにく：小さじ1

1. にんにくはみじん切りにし、しめじは石づきを落とします。
2. 牛肉は塩コショウで下味を付けておきます。
3. ボウルにAの材料を入れ、混ぜ合わせます。
4. フライパンにオリーブ油とにんにくを熱し、香りが出たら牛肉を炒めます。
5. 牛肉の色が変わったら、しめじを加えてさらに炒めます。
6. 3のマリネ液に5を熱いうちに入れ、人肌に冷めるまで浸けておきます。
7. 玉ねぎを薄くスライスし、水にさらします。
8. トマトはくし形に切ります。
9. お皿にひと口サイズにしたサニーレタスを敷きます。
10. 9の上に6、トマト、玉ねぎを盛りつけて完成です。

旨みたっぷりの牛肉とレモン風味のマリネ液が絶妙なバランスの一品です。加熱した牛肉をマリネ液に漬けこみ、マリネ液ごとサラダドレッシングとして使用しています。美味しく仕上げるポイントは、炒めた牛肉が温かいうちに、マリネ液に漬けこむことです。そうすることで、肉の中まで味がしっかり染み込みます。

材料とマリネ液を混ぜ合わせるだけで、簡単にできるサラダの作り方です。生ハムの塩気やブロッコリーの大きさに合わせて、ハーブソルトの量を調整してください。仕上げにブラックペッパーをふることで、全体の味がしまることがポイントです。食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておくと、さらに美味しくなるでしょう。

栄養価の高いサバ缶と切干大根を組み合わせたマリネサラダです。乾物の切干大根はサッと洗う程度で構いません。切干大根は甘酢で戻すので、大根の栄養や旨みもそのまま摂ることができるでしょう。ポリ袋の中に材料を入れながら作れるので、洗い物も少なくて済みます。

おつまみにピッタリ合うスモークサーモンのマリネのレシピです。白ワインビネガーがない場合は、レモン汁やリンゴ酢、米酢で作っても美味しくできます。また、砂糖を多めにすると、まろやかなやさしい味になるでしょう。スモークサーモンの代わりに、タコや白身魚で作っても良く合います。料理が苦手な人でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。

マリネ液を使ったおすすめのレシピを紹介しました。基本のレシピを覚えておくと、使用する食材によって調味料の分量を調整したり、ハーブなどを加えたりして幅広くアレンジすることができます。マリネ液はどんな食材にも合うので、肉や魚介、野菜などと組み合わせて楽しんでください。