煮物の隠し味に何入れる？にんにくやオイスターソースを使ったレシピも

コトコト煮込んだ煮物は、ご飯にもお酒にも合う絶品おかずです。いろいろな食材でアレンジしやすいため、食卓に並ぶ機会も多いのではないでしょうか？本記事では、そんな煮物をワンランク上の味わいにする、隠し味を使ったレシピを集めました。

にんにくやオイスターソースなど、意外な隠し味が満載です。ぜひいつもの煮物にひと手間加えて、美味しい一品を作ってみてください。

【材料】

• かぼちゃ：1/4個
• A水：100ml
• A酒：130ml
• A砂糖：45g
• A薄口醤油：10ml
• Aみりん：15ml
• Aごま油：5g
• A豆板醤：5g

1. かぼちゃは食べやすい大きさに切り、角を取って皮の厚い部分を取り除きます。
2. ボウルにAの材料を入れ、よく混ぜます。
3. 鍋に2を入れて火にかけ、かぼちゃを加え、クッキングシートで落し蓋をします。
4. 煮詰まってきたら落し蓋を取り、かぼちゃに火が通っているか確認します。
5. 柔らかくなったら水分がある程度飛ぶまで煮詰めます。
6. 器に盛り付けたら煮物の完成です。

豆板醤を隠し味に使ったかぼちゃの煮物のレシピです。切って煮込むだけですが、ピリッとした辛さが合わさり極上の煮物に仕上がります。かぼちゃの甘みが苦手な方も食べやすいので、ぜひ気軽に作ってみてください。

【材料】

• かぶ：3個
• サラダ油：大さじ1/2
• A酒：大さじ1
• A塩：少々
• A柚子胡椒：小さじ1/2
• Aだし汁：100cc

1. かぶはヘタを落とし、皮をむいて4つ割りにします。
2. かぶの葉は3cm長さに切ります。
3. フライパンにサラダ油をひき、かぶを並べて両面が色づくまで焼きます。
4. Aの材料を加えて煮立たせ、葉を入れて煮込みます。
5. かぶが透き通ってきたら煮物の完成です。

お酒のおつまみに、大人テイストの煮物はいかがでしょうか？柚子胡椒の風味がたまらない一品です。かぶは焼き付けることで香ばしさが加わり、甘みが増してさらに美味しくなります。かぶの葉も捨てずに使い、彩りよく仕上げましょう。

【材料】

• かぼちゃ：1/4個
• A塩麹：大さじ2
• Aみりん：大さじ2
• Aきび砂糖：大さじ2
• A塩：少々
• A水：100cc
• バター：10g

1. かぼちゃは種とワタを取り、ひと口大に切ります。
2. 鍋にかぼちゃの皮を下にして並べ、Aの材料を入れて弱火にかけます。
3. 煮立ったら落し蓋をし、弱火で10分煮ます。
4. バターを溶かし入れたら煮物の完成です。

煮込み時間たった10分で作れるかぼちゃの煮物の作り方です。隠し味にバターを使い、こっくりとした美味しさに仕上げました。万能調味料の塩麹がかぼちゃの甘みを引き立てます。煮ている最中に水分が少なくなった場合は、足し水を行いましょう。塩麹とバターの旨みがマッチして、食べる手が止まりません。

【材料】

• じゃがいも（男爵）：4個
• 人参：1本
• 玉ねぎ：1個
• 水：300ml
• えのき：1/2束
• 醤油麹：大さじ2
• 黒砂糖：大さじ1
• 酒：大さじ1
• 醤油：大さじ1
• 油：適量

1. じゃがいもはひと口大、玉ねぎはくし形に、人参は乱切りにします。
2. 鍋に油を熱し、じゃがいもを入れて半透明になるまで炒めます。
3. 玉ねぎ、人参を順に入れ、油がまわったら水を加えます。
4. 醤油麹、黒砂糖、酒を加え、全体を混ぜて5分煮込みます。
5. 火を止め、いったん冷まします。
6. えのき、醤油を加え、柔らかくなるまで煮たら煮物の完成です。

麹の旨みを活かしたヘルシーな煮物の作り方です。美味しく作るコツは、えのきと醤油を入れるまでに一度冷ますことです。肉を入れなくても十分美味しく作れるので、ダイエット中の方にもおすすめです。

隠し味にごま油をプラスした煮物レシピの紹介です。ごま油はかぼちゃに火が通ってから加え、風味を活かしましょう。かぼちゃが硬い時は、レンジで軽く加熱するとカットしやすくなります。

和風にも洋風にも合う煮物が欲しい時は、こちらのレシピをおすすめします。さつまいもを白だしで煮たあと、隠し味にバターをプラスした手軽な一皿です。薄味に仕上げているので、こってりおかずにもよく合います。

【材料】

• 鶏もも肉：300g
• 卵：2個
• 大根：250g
• れんこん：150g
• 生姜：1片
• にんにく：1片
• サラダ油：小さじ1
• A酢：70cc
• A醤油：大さじ3
• Aみりん：大さじ3
• A酒：大さじ3
• A砂糖：大さじ3

1. 鶏肉はひと口大に切ります。
2. れんこんはひと口大の乱切りにし、水にさらします。
3. 生姜は薄切りに、にんにくはつぶします。
4. 大根は2cm厚さの輪切りにしてから半月に切り、600Wのレンジで5分加熱します。
5. 卵はアルミホイルで包み、マグカップに入れて卵が完全に浸るまで水を入れます。
6. ふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで10分加熱し、殻をむきます。
7. フライパンにサラダ油、3を入れて火にかけます。
8. 香りが立ったら鶏肉を皮目から入れ、軽く焼き色をつけます。
9. 大根、れんこんを加えて炒め合わせ、Aの材料を加えてひと煮立ちさせます。
10. ゆで卵を入れて落し蓋をし、煮汁が1/3量になるまで中火で15分ほど煮ます。
11. 皿に盛り付けたら煮物の完成です。

鶏肉の煮物に酢を加えると、肉が柔らかくなり、さっぱりとした味わいに仕上がります。野菜にも鶏の旨みが染み込むので、子供も喜んで食べてくれるでしょう。煮込み時間を短縮するために、大根をレンチンしておくことがポイントです。

【材料】

• 鶏もも肉：100g
• カリフラワー：150g
• パプリカ：少々
• 溶かしバター：15cc
• みりん：7cc
• 酒：30cc
• 酢：5cc
• 塩：少々
• こしょう：少々
• マヨネーズ：15cc
• パセリ：少々

1. 鶏肉、カリフラワーは食べやすい大きさに切ります。
2. ボウルに溶かしバター、酒、みりん、酢を入れ、混ぜます。
3. フライパンに1を並べて塩、こしょうを振り、2を加えて8分蒸し煮にします。
4. 鶏肉とカリフラワーを取り出し、煮汁を別のボウルに移します。
5. 煮汁にマヨネーズを加え、混ぜます。
6. 器に鶏肉、カリフラワーを盛り付け、5をかけます。
7. みじん切りにしたパプリカ、パセリを乗せたら煮物の完成です。

白い食材で作る煮物、白煮の作り方を紹介しました。塩や薄口しょうゆを使うのが定番ですが、こちらの煮物にはマヨネーズを隠し味に加えています。マヨネーズは煮立てると分離するため、加熱をせず最後に加えるのがコツです。

【材料】

• 鶏手羽元：5～6本
• 大根：6cm
• 小松菜：1/2杷
• 糀甘酒：300ml
• 水：100cc
• 醤油：大さじ3
• 酢：大さじ2
• ごま油：大さじ1

1. 大根は2cm幅のいちょう切りにします。
2. 小松菜は根元を落とし、5cm幅に切ります。
3. 手羽元は1か所骨に沿って縦に切り込みを入れ、ごま油をまぶします。
4. 鍋に糀甘酒、水を入れて沸かし、鶏肉を入れて加熱します。
5. アクが出たら取り除き、大根、醤油、酢を加えます。
6. 沸いたら落し蓋をし、20～25分ほど大根が柔らかくなるまで煮ます。
7. 落し蓋を取り、3分煮詰めます。
8. 小松菜を加えてさらに2分煮たら、煮物の完成です。

鶏手羽元を甘酒で煮込んだユニークな煮物はいかがでしょうか？優しい甘みが楽しめるボリューミーなおかずです。小松菜は最後に加え、煮物に彩りを添えましょう。隠し味のごま油がアクセントになって、意外な美味しさにハマります。

【材料】

• 鶏手羽元：8本
• 大根：300g
• ごま油：小さじ2
• にんにく（薄切り）：2片
• 生姜（すりおろし）：2片
• A酒：大さじ2
• A砂糖：大さじ1
• A醤油：大さじ1/2
• A味噌：大さじ1と1/2
• Aだし汁：300cc

1. 鶏手羽元は余分な皮と油を取り除き、皮目を下にして骨の両側に切り込みを入れます。
2. 大根は2.5cm厚さの輪切りにして半月に切り、600Wのレンジで5分加熱します。
3. フライパンにごま油を熱し、にんにくを入れて炒めます。
4. 香りが立ったら1を並べ入れ、焼き色がつくまで焼きます。
5. 大根を加えて油を絡め、生姜、Aの材料を入れてひと煮立ちさせます。
6. 火を弱め、落し蓋をして弱中火で15分煮ます。
7. 落し蓋を取り、煮汁をかけながらさらに5分煮ます。
8. 火を止め、そのまま5分置きます。
9. 器に盛り、お好みで万能ねぎを散らしたら煮物の完成です。

にんにくと生姜を隠し味に使ったスタミナ抜群の煮物レシピです。じっくり煮込んだ手羽元は柔らかく、味噌の風味が抜群に合います。火を止めたら少し置き、味を落ち着かせてから盛り付けましょう。大根にも味が入って一段と美味しい煮物に仕上がります。

がっつりおかずが食べたい時は、めんつゆベースの煮物にも隠し味をプラスしてみてください。仕上げにおろしにんにくを入れるだけですが、ガツンとパンチのきいた煮物が作れます。鶏肉は先にこんがりと焼き、旨みを中に閉じ込めましょう。厚揚げや大根も加えれば、子供も大満足の煮物ができあがりです。

【材料】

• 豚バラブロック肉：250g
• れんこん：150g
• ごま油：大さじ1
• 細ねぎ（刻み）：適量
• 水：250cc
• 酒：大さじ1
• 醤油：大さじ1
• オイスターソース：大さじ2
• 生姜（薄切り）：2枚

1. れんこんは縦半分に切ってから横1.5cm幅に切り、水にさらします。
2. 豚肉は1.5cm幅に切ります。
3. フライパンにごま油を熱し、豚肉を入れて両面に焼き色がつくまで中火で焼きます。
4. れんこんを加え、油がなじむまで炒めます。
5. 水を加えて煮立て、アクを取り除きます。
6. 酒、砂糖、醤油、オイスターソース、生姜を加え、落し蓋をして弱中火で10分煮ます。
7. 蓋を取り、水分を飛ばしながらさらに煮ます。
8. 器に盛り、細ねぎを散らしたら煮物の完成です。

隠し味にオイスターソースを使った煮物のレシピです。豚肉はかたまり肉を使うことで食べ応えが出て、満足度もアップします。隠し味のオイスターソースがコクをプラスしてくれるので、煮込み時間が少なくても絶品煮物が楽しめるでしょう。

【材料】

• 牛こま切れ肉：200g
• 玉ねぎ（薄切り）：1/4個
• Aパプリカ（ひと口大）：1/2個
• Aクリームチーズ：60g
• A塩こしょう：少々
• Aオリーブオイル：小さじ1
• Bガーリックパウダー：少々
• B塩こしょう：少々

1. 保存容器にAの材料を入れます。
2. 牛こま切れ肉はBの材料を合わせ、ひと口大に丸めます。
3. 1に2をのせ、ふんわりとラップをかけて600Wのレンジで5分加熱します。
4. 軽くひと混ぜし、さらに1分加熱します。
5. 全体を混ぜたら煮物の完成です。

牛肉を使って洋風煮物にチャレンジしてみませんか？レンチンするだけで作れる簡単メニューです。クリームチーズの濃厚ソースと隠し味のにんにく風味がたまりません。面倒なこねる作業がいらないため、時短で作れるのもポイントです。

【材料】

• 豚肩ロース肉（ブロック）：400g
• 人参：1/2本
• 長ねぎ：1本
• サラダ油：適量
• オイスターソース：大さじ1
• 塩こしょう：少々
• A生姜（すりおろし）：小さじ1
• Aにんにく（すりおろし）：小さじ1
• A醤油：大さじ2
• A砂糖：大さじ1
• A料理酒：大さじ2
• A水：2カップ

1. 人参は乱切りに、長ねぎは3cm幅に切ります。
2. 豚肉は3cm角に切ります。
3. フライパンにサラダ油を熱し、豚肉を入れて塩こしょうを振り、両面を焼きます。
4. 人参、長ねぎを順に加え、その都度炒めます。
5. Aの材料を加えてひと煮立ちさせ、アクを取り除きます。
6. オイスターソースを加え、照りが出るまで煮詰めます。
7. 汁気が飛ぶまで煮詰めたら、煮物の完成です。

ご飯が進む豚肉の煮物の作り方です。濃厚な味わいに仕上げるコツは、隠し味にオイスターソースを加えることです。食べ応えのあるこってりおかずに、男性や子供も喜んでくれるでしょう。汁気を飛ばすようにして煮詰め、照りを出すと見た目も良くなります。

里芋の煮物には、合いびき肉を合わせてボリュームを出しましょう。隠し味の味噌バターが味に奥深さを与えてくれます。レシピのポイントは、隠し味を最後に加えることです。加熱し過ぎると風味が飛んでしまうため、軽く煮詰める程度で仕上げてください。

リーズナブルな豚こま肉と大根で作る煮物のレシピです。隠し味にはオイスターソースを使い、コク旨な一皿に仕上げました。大根は火が通りやすいよう、薄めにカットしましょう。最後に強火で煮詰めると、煮物の水分が飛んでより美味しくなります。

牛すじとごぼうの煮物を洋風にアレンジしました。バルサミコ酢の風味がやみつきになるユニークな一品です。いったん冷ますと味が落ち着くので、翌日以降に食べてもよいでしょう。日持ちのする煮物が作りたい時にも試してみてください。

隠し味を使った煮物のレシピを紹介しました。定番おかずの煮物ですが、献立が続くと飽きることもあるでしょう。そんな時は、にんにくやオイスターソースをちょい足ししてみてください。コクや風味が加わり、ワンランク上の煮物に仕上がります。

食材次第で中華風にも洋風にもなるため、アレンジしやすいのもポイントです。ぜひいろいろなレシピを試して、お気に入りの煮物を見つけてみてください。