卵焼きは太る？ダイエット中の食べ方やカロリーオフのやり方も！

卵焼きは日本人の食生活に欠かせない人気料理のひとつです。卵焼きの味付けは甘い派としょっぱい派に好みが分かれますが、それぞれカロリーや糖質はどのくらいなのか気になるところです。本記事では味付けや具材別に分けて、卵焼きのカロリーや糖質を詳しく紹介します。また、卵焼きで太るのかどうかも解説していきましょう。

卵1個分(60g)で作った卵焼きのカロリーと糖質量です。だし巻き卵は砂糖を使用しておらず油も少量でよいため、カロリーが一番低くなります。また、卵自体にはほとんど糖質が含まれていないため、味付けに使用する砂糖やだしの糖質量と考えてよいです。

それそれの家庭によって、卵焼きの味付けが違いますが、砂糖の量が多いほどカロリーと糖質量も増えていきます。ダイエット中は味付けに使用する砂糖の量を控えると、カロリーオフすることができるでしょう。

組み合わせる具材によって、カロリーや糖質は違ってきます。しかし、卵焼きに入れる具の量はそう多くないので、具材が原因で太るということは、食べ過ぎない限り心配しなくて良いでしょう。太ることが気になる場合は低カロリー、低糖質の野菜類などを、具材に選んで食べることをおすすめします。

たまごスープやゆで卵は調理に油や砂糖を使用しないため、卵焼き(砂糖入り)よりカロリーと糖質が低めになります。油やバターを使用するスクランブルエッグやベーコンエッグは、カロリーが高めです。太るのを防ぐには、砂なしの卵焼きやゆで卵、たまごスープなどが良いでしょう。

卵は腹持ちが良く、ダイエットに最適な食材といわれています。それは卵に含まれるタンパク質や脂質が、腹持ちを良くしてくれるからです。腹持ちが良いと食べ過ぎや間食が減り、太ることを防止できることにつながります。ただし、卵焼きを大量に食べたり、高カロリーな調味料を使用すると、太る可能性もあるので注意してください。

卵焼きには豊富な栄養素が含まれています。タンパク質やビタミン、ミネラルなど多種類の栄養がバランス良く摂れるので、ダイエットに最適といわれているのでしょう。タンパク質の一種であるアミノ酸は、筋肉を作ったり筋肉を良い状態に保つ効果があります。

筋肉がほどよく付けば、代謝が良くなり太ることを防止できるでしょう。健康的に痩せたい場合は、卵焼きを活用すると効果的です。

卵焼きを消化するために必要なカロリーは、卵焼き自体のカロリーよりも大きいそうです。卵は消化されるまで時間がかかり、その分胃腸も活発に動かなければなりません。そのため、多くのエネルギーが消費されるというわけです。このような理由から、太るのを防止できてダイエットに効果的と考えられています。

太るのを防ぐのに効果的なのは、何と言ってもカロリーや糖質を控えることです。砂糖は卵焼きのカロリーや糖質量に、大きく影響しています。砂糖の量を控えるだけでも、かなりカロリーオフをすることができるので、ダイエット中は心がけてみてください。

卵焼きに使用する油の量を減らすと、カロリーオフすることができます。テフロン加工のフライパンで作ると、少量の油でもきれいに焼けておすすめです。油の種類はヘルシータイプのものを選んで使用すると、太るのを防ぐことに効果的です。

卵焼きにネギやもやし、人参などの野菜を加えると、カロリーオフすることができます。野菜の栄養素も加わり、腹持ちがさらに良くなるため、ダイエットに効果的です。味付けはなるべく薄めにして、野菜の甘みや旨みを活かすと良いでしょう。

【材料】

• もやし：2/3袋
• 卵：1個
• 粉末だし：適量
• 塩こしょう：適量
• 油：少量

1. もやしを耐熱容器に入れて、レンジで3分ほど加熱します。
2. ボウルに卵を割り入れ、よくかき混ぜます。
3. 粉末だしと塩こしょうを2に加え、さらによく混ぜます。
4. 余分な水分を切った1を3に入れ、卵ともやしをよく絡めます。
5. 中火でよく熱したフライパンに油をひき、4を全て入れます。
6. 5が固まってきたら、一気に折り畳んで形を整えて完成です。

ヘルシーで食べ応えのあるダイエットにおすすめの卵焼きレシピです。卵液にもやしを混ぜることで、ボリューム感を出して腹持ちするように食べ方を工夫しました。カロリーオフにするため、味付けに砂糖は使用していません。もやしはしっかり水気を切っておいた方が、卵焼きがべちゃっとならずに美味しいです。

【材料】

• 卵：2個
• おからパウダー：大さじ1
• 白だし：小さじ2
• 水：大さじ3.5
• 油：少量

1. ボウルに卵を割り入れて混ぜます。
2. 白だしと水を加えて、よく混ぜます。
3. さらにおからパウダーを加えて、よく混ぜます。
4. 弱火で熱したフライパンに油をひき、3を数回に分けて流し入れ焼いていきます。
5. 最後はきれいに形を整えて完成です。

ダイエット食品としても人気のおからパウダーを卵焼きに入れた人気レシピです。味付けは白だしだけでシンプルに仕上げました。おからパウダーは水分を含むと腹持ちが良くなり、太るのを防止できる効果が期待できます。

また、低カロリーのため、カロリーオフの卵焼きを作るのに最適です。おからはパウダーは大豆パウダーの3倍の食物繊維を含んでおり、腸内環境を整えて通じを良くしてくれます。

【材料】

• 卵：4個
• めんつゆ(2倍濃縮)：小さじ2
• 水：大さじ2

1. めんつゆと水を混ぜ合わせておきます。
2. 耐熱のタッパーに卵を割り入れて、よく混ぜます。
3. 1のダシを加えて、さらに混ぜます。
4. 3にふんわりラップをかけて、500Wのレンジで1分加熱します。
5. うっすらと固まった4を、均一になるようによく混ぜます。
6. 再度ふんわりとラップをして、500Wのレンジで1分加熱します。
7. 周りが固まってくるので、剥がしながらよく混ぜます。
8. 再度ふんわりラップをかけ、500Wのレンジで様子を見ながら30秒加熱します。
9. かきまぜて、8の工程をもう一度繰り返します。
10. ラップを敷いてその上に半熟状態に固まった9を、崩さないように取り出します。
11. ラップを上下にたたんで、卵を巻いていきます。
12. 形を整えたら、ラップを巻いたままタッパーに入れます。
13. 再度500Wのレンジで1分加熱します。
14. クッキングシートを使って形を整え、粗熱が取れたらラップをはがして完成です。

油を使わないカロリーオフの卵焼きレシピです。卵を混ぜる時は白身を切るようにすると、きれいに仕上がります。600Wのレンジの場合は、1分を50秒、30秒を25秒にして加熱してください。

少し手間はかかりますが、カロリーオフができて美味しく食べられるので、ぜひ作ってみてください。レシピは卵4個を使用しているので、太るのが気になる方は1/4切れ(卵1個分)を食べると良いでしょう。

卵液に豆腐を加えてボリュームアップした卵焼きです。豆腐は裏ごしをすると、さらにふんわりとした食感に仕上がります。フードプロセッサーがあるなら、使用すると良いでしょう。生地が柔らかいため崩れやすいですが、気にせずにその都度形を整えればOKです。

カロリーオフで味付けも薄めにしているので、太るのを防止できるおすすめの卵焼きです。

卵焼きで太るかどうかや太るのを防止する食べ方などを、詳しく解説してきました。卵焼きのカロリーは決して低くはありませんが、栄養価が高く腹持ちが良いので、ダイエットにおおいに活かせる料理です。紹介したカロリーオフのレシピを参考に、上手にダイエットに取り入れてみてください。