ひじきの日持ち期間はどれくらい?冷蔵や冷凍で長持ちするのか紹介!

ひじきの日持ち期間や保存方法についてまとめました。乾燥ひじや生ひじき、煮物にしたひじきまで、それぞれの賞味期限とおすすめの保存方法を紹介しましょう。また、正しい保存方法で何日くらい日持ちするのか?も解説するので、ぜひ参考にしてください。

ひじきの日持ち期間はどれくらい?冷蔵や冷凍で長持ちするのか紹介!のイメージ

目次

  1. 1ひじきの日持ち期間を解説!
  2. 2ひじきの日持ち期間【乾燥】
  3. 3ひじきの日持ち期間【生ひじき】
  4. 4ひじきの日持ち期間【水戻し】
  5. 5ひじきの日持ち期間【煮物】
  6. 6ひじきの日持ち期間まとめ

ひじきの日持ち期間を解説!

ひじきは豊富な栄養を含んでおり、身体に良いことで知られています。健康のために料理に使う方も多い、人気の食材です。さまざまな種類のひじきがありますが、商品の形状によって賞味期限が異なります。ちなみに、おかひじきは海藻類ではなく、陸のひじきともいわれる野草になります。

本記事ではひじきの日持ちや保存方法について徹底解説しましょう。ひじきを無駄なく最後まで使い切るための、参考にしてください。

ひじきの日持ち期間【乾燥】

乾燥ひじきの日持ち期間

乾燥ひじきはホンダワラ科に属する褐藻類の海藻を、乾燥させたものになります。スーパーなどで手軽に購入することができ日持ちすることから、家に保存食として常備している方も多いでしょう。賞味期限は商品によって異なり、日持ちが短いもので2ヶ月、日持ちが長いもので2年ほどです。

商品によってかなり賞味期限の差があります。購入する時はパッケージに明記されている賞味期限が、何日くらいなのかを確認するようにしてください。また、賞味期限はあくまでも未開封であることを前提としています。そのため、開封後は正しい保存方法で、長く日持ちさせることが重要ポイントです。

乾燥ひじきは賞味期限切れでも食べられる?

賞味期限が切れた場合、未開封または開封済みであるかによって違ってきます。賞味期限は美味しく食べられる目安の期限のため、多少の味落ちはあるかもしれませんが食べることができます。未開封ならば、賞味期限の1.2~1.3倍の期間なら美味しく食べられるといわれています。

開封後の場合は乾燥ひじきに異常がないか?腐っていないか?よく確認してから食べるようにしましょう。

乾燥ひじきは腐るとどうなる?

乾燥ひじきは黒色のため、腐っているのかどうか見分けがつきにくい食品です。賞味期限の1.3倍を過ぎていたり、ひじきの黒色とは違う感じに見えたりすれば、腐っているかもしれません。また、においを嗅いでみて鼻を突くような異常な臭いがしたり、カビが生えている場合は、完全に腐っているので食べないようにしてください。

乾燥ひじきにおすすめ保存方法

乾燥ひじきを保存する上で、一番大切なのは湿度を与えないことです。ほとんどの食品は冷蔵庫で保存すると長く日持ちしますが、乾燥ひじきは例外になります。また、冷凍庫で保存しても凍らないため、意味がありません。それどころか、ひじきに霜が付いてしまい、早めに腐ってしまう可能性もあります。

最も適しているのは常温保存です。その際は、ジップロックなどしっかり密封できる袋に入れてください。乾燥剤があれば、袋の中に一緒にいれておくと良いでしょう。なるべく温度差がない冷暗所で保存すると、湿度の影響を受けにくいのでおすすめです。

ひじきの日持ち期間【生ひじき】

生ひじきの日持ち期間

生ひじきの賞味期限
冷蔵保存 2~3日
冷凍保存 1ヶ月

生ひじきは乾燥させる前のひじきのことで、ふっくらとした食感が魅力です。イメージ的には生のままサラダなどに加えて食べれそうですが、実はちゃんと下処理をしなければなりません。そのまま食べるとかなり硬い上に、無機ヒ素という毒性のある成分が大量に含まれています。

熱湯で湯がくことで、殺菌をすると共に食感を良くすることができます。下処理方法は、生ひじきを洗って熱湯で5~10分ほど湯がくだけで簡単です。下処理をした生ひじきの賞味期限は、冷蔵保存で2~3日間になります。水分を多く含んでいるため、あまり日持ちしないのが特徴です。冷凍保存の場合は1ヶ月ほど日持ちします。

生ひじきは乾燥に弱い

生ひじきは乾燥に弱いのが特徴です。乾燥してしまうと、味も風味も落ちてしまい日持ちも短くなります。そのため、空気に触れないようにしっかりと密封できる、容器や袋に入れて保存して下さい。

生ひじきにおすすめの保存方法

基本的に冷蔵保存をするのが良いです。特に夏場は傷みやすいので、常温保存は避けましょう。保存方法は下処理した生ひじきを、空気に触れないように密封できる容器に入れて、冷蔵庫で保存します。

また、冷凍保存も可能で、小分けにしてラップに包み密封袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍してください。ただし、食感などが多少劣ることも考慮しておきましょう。解凍する場合は電子レンジを使用すると、ひじきが破裂する可能性もあります。そのため、自然解凍をするか、そのまま調理に使うと良いです。

ひじきの日持ち期間【水戻し】

水戻しひじきの日持ち期間

水戻しひじきの賞味期限
冷蔵保存 2~3日
冷凍保存 1ヶ月

水戻しひじきは、乾燥ひじきを水で戻したものです。水で戻したら、思いのほか量が増えすぎてしまって、食べ切れないという経験がある方も多いでしょう。そうなった場合は保存が必要になり、何日くらい日持ちするのか気になるところです。

賞味期限は冷蔵保存で2~3日になります。何日も経過すると、カビの発生や腐敗が始まるので注意しましょう。冷凍保存も可能で、およそ1ヶ月は日持ちします。日が経つにつれて冷凍焼けなどの影響で劣化していくので、早めに食べ切りましょう。

ひじきの水戻し方法

乾燥ひじきを水で戻すと、一般的には8~10倍の量に増えます。それを考慮すると、ひじきの10倍以上の水量で戻さなければなりません。水戻し方法はボウルに使用する分のひじきを入れて、たっぷりの水を注ぎます。20分ほど置いて、ひじきが柔らかくなったらOKです。時短で戻したい場合は、水の代わりにぬるま湯を使用しても良いでしょう。

ちなみに、ひじきもさまざまな種類があり、芽ひじきのような短いものは5分ほどで柔らかくなります。様子を見ながら戻し時間を調整してください。調査したところ、戻し水に適量の砂糖を加えると、ひじきが太く柔らかくなるそうです。これは砂糖の浸透圧を利用した方法になります。興味のある方は、ぜひ試してみてください。

水戻しひじきにおすすめの保存方法

2~3日以内で使い切る予定があれば、密封できる容器や袋に入れて冷蔵保存をします。さらに日持ちを何日か延ばしたい場合は、ほんだしや醤油などで薄く味付けした煮物または炒め物にしてから、冷蔵保存をすると良いでしょう。

また、冷凍保存をすることも可能です。その場合は水戻しひじきの水気を切って、ポリ袋やジップロックなどに入れ空気を抜き、冷凍保存をしてください。水戻しひじきを調理したものでも、冷凍できます。解凍する時は、前日に冷蔵室へ戻しておく方法がおすすめです。また、煮物や炒め物に使用する場合は、解凍せずにそのまま調理しても構いません。

ひじきの日持ち期間【煮物】

ひじきの煮物の日持ち期間

ひじきの煮物の賞味期限(冷蔵保存の場合)
手作り 3~4日
透明パックに入ったお惣菜 2~3日
レトルトパック 180日

ひじきの煮物は常備菜としても人気ですが、実際に何日くらい日持ちするのか気になるところです。煮物の形状によって、賞味期限が違います。一番短いのはスーパーなどで、惣菜として販売されているものです。パッケージに消費期限が記入されているので、何日くらい安全に食べられるのか確認してみてください。

手作りの場合は、煮物に入れる具材によって変わります。肉類などを使用していなければ、もう少し長く日持ちする場合もあるでしょう。何日も経っているものは、見た目やにおいで腐っていないか確認してから食べてください。

レトルトパックになると、群を抜いて賞味期限が長くなります。パッケージには「開封後は早めに食べてください」と記載されていることが多いです。具体的に何日とは明記されていませんが、開封したら翌日までには食べ切った方が良いでしょう。

ひじきの煮物におすすめの保存方法

ひじきの煮物を長く日持ちさせるには、いかに菌を繁殖させないかが重要になります。例えば、保存容器に移し替える時は、清潔な箸を使うようにしてください。また、容器やタッパーの蓋の裏に水滴などが付いていれば、きれいに拭いておきましょう。

また、食べた残り物を保存するのではなく、最初から食べれる分だけをお皿に取り分けて、残りはそのまま冷蔵庫で保存するようにします。煮物を大量に作って長く日持ちさせたい場合は、冷凍保存がおすすめです。その際は、ひじきの粗熱をしっかり取って、空気を抜いて水分を少なめにすることがポイントになります。

ひじきの煮物の具にこんにゃくが入っている場合は、こんにゃくだけ取り除いた方が良いでしょう。こんにゃくは解凍するとスカスカした食感になるのが特徴で、ひじきの味わいや美味しさに影響を与えるからです。

ひじきの煮物はお弁当に入れることができる?

ひじきの煮物はお弁当のおかずとしても、おおいに活用することができます。小分けにして冷凍しておけば、お弁当のおかずに利用できてとても便利です。凍ったままお弁当に入れると、食べる頃にはよい具合に解凍されています。また、ひじきの煮物をコロッケやハンバーグのたねに混ぜて、リメイクするのも良いでしょう。

ひじきの日持ち期間まとめ

ひじきの日持ち期間と保存方法について解説してきました。できるだけ長く日持ちするように、それぞれのひじきの状態に合わせた、正しい保存方法を行うことが大切です。ひじきは鉄分やミネラルを含む、栄養満点の食材であるため、積極的に食生活に取り入れることをおすすめします。

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