パフェの平均的なカロリーは？有名店のパフェも検証！ダイエット中の食べ方も

フルーツや生クリーム、アイスクリームなどがバランスよく盛り付けられたパフェは、スイーツの中でも特に人気のあるメニューです。おやつや食後のデザートに注文する方も多いのではないでしょうか？本記事では、パフェの平均的なカロリーを調査しました。ダイエット中に食べる時のポイントも解説しているので、ぜひチェックしてください。

甘酸っぱいいちごがのったいちごパフェは、どこのお店にもあるほど定番のスイーツです。いちご、アイスクリーム、ホイップクリーム、コーンフレークを使った場合、1人前あたりのエネルギーは425kcalとなります。

いろいろな果物をのせたフルーツパフェは、別名をサンデーとも言います。お店ごとに使用するフルーツはさまざまで、オリジナルメニューが楽しめるのも魅力でしょう。いちごやキウイなど8種類のフルーツをはじめ、アイスクリーム、ホイップクリーム、コーンフレークを使った場合、1人前あたりのエネルギーは485kcalです。

甘いもの好きを虜にするのが、チョコをふんだんに使ったチョコレートパフェです。アイスクリーム、ホイップクリーム、コーンフレーク、チョコレートソース、ココアを使った場合、1人前あたりのエネルギーは536kcalとなります。ブラウニーやウエハースなどがトッピングされたものは、さらにカロリーが高くなるので注意しましょう。

その他の平均的なエネルギーを挙げると、ヨーグルトパフェが382kcal、マンゴーパフェが443kcal、抹茶パフェが448kcal、モンブランパフェが764kcalとなります。ホイップクリームの代わりにヨーグルトを使うヨーグルトパフェは、他のメニューに比べると若干ヘルシーなようです。

一口にパフェと言っても、その種類は多岐に渡ります。使用する具材によってカロリーが大きく左右されるため、特にダイエットや糖質制限中は注意が必要です。ここからは、定番の具材別にカロリーを紹介します。大体の数値を知って、メニュー選びの参考にしてください。

生クリーム（ホイップクリーム）100gあたりのエネルギーは422kcalです。1人前あたりに使われる生クリームの量は平均で約30g、エネルギーは約127kcalとなります。

彩りにも活躍するいちご100gあたりのエネルギーは、34kcalです。いちごパフェの場合、1人前あたりに使われるいちごの量は平均で約63g、エネルギーは約22kcalとなります。

スイートチョコレート100gあたりのエネルギーは558kcalです。一般的にパフェにはソースやアイスなど加工品を使うことが多いですが、チョコレートひとかけ（4g）をトッピングで使用した場合、エネルギーは22kcalとなります。

ちなみに1人前あたりに使われる平均的なチョコレートソースは約30gで約117kcal、チョコアイスは約100gで約239kcalです。

砂糖などの甘味料をコーティングしていないコーンフレーク100gあたりのエネルギーは、381kcalです。1人前あたりに使われるコーンフレークの量を換算すると、平均で約25g、エネルギーは約96kcalとなります。

バナナ100gあたりのエネルギーは86kcalです。フルーツパフェの場合、1人前あたりに使われるバナナの量は平均で約10g、エネルギーは約9kcalです。チョコバナナパフェ1人前あたりにバナナ1本（90g）を使った場合、エネルギーは約77kcalとなります。

その他のフルーツ100gあたりのエネルギーは、キウイが53kcal、みかんが45kcal、メロンが42kcal、りんごが54kcal、パイナップルが51kcalです。また、フルーツ以外の具材のエネルギーは、プリンが1個あたり113kcal、抹茶カステラが1切れあたり141kcal、つぶしあんが100gあたり244kcalです。

ダイエット中は、カロリーだけでなく脂質と糖質も気になるのでないでしょうか？こちらの表は、先に紹介した3種類のパフェの糖質と脂質をあらわしたものです。それぞれを平均すると、糖質が59.48g、脂質が23.15gという結果になりました。

サンマルクのパフェは、どのメニューも200kcal台とかなり低カロリーです。これなら、食後に食べても罪悪感は少ないでしょう。小腹が空いた時やダイエット中の気晴らしにもおすすめです。

びっくりドンキーのパフェは、200kcal～400kcalと数値に幅があります。珈琲ソフトとガトーショコラパフェを比べると、その差は2倍近くにもなるようです。エネルギー摂取を最小限におさえたい方は、珈琲ソフトやストロベリーソフトをチョイスしましょう。

ガストのパフェの中で最もヘルシーなのは、北海道ソフトの抹茶サンデーでした。数あるメニューの中でも低カロリーの部類に入るため、甘いものが欲しい時にも重宝しそうです。

ミニストップのパフェは、種類によってカロリーが大きく異なります。白桃とソフトクリームバニラを使った完熟白桃パフェは、173kcalとダイエット中でも安心です。一方、プリンが大部分を占めるたっぷりプリンパフェは、500kal越えという結果になりました。

ダイエット中にパフェを食べる際は、高カロリーな生クリームやチョコレート、コーンフレークなどをあまり使用していないメニューがおすすめです。ヨーグルトやフルーツをたっぷり使っているものも、比較的カロリーが低い傾向にあります。

夕方以降に高カロリーのデザートを食べると、消費されなかったエネルギーが脂肪として蓄積されます。通常、食事が消化されるまでに3時間ほどかかりますが、食べた物を消化しきれない状態で睡眠をとった場合、体に負担がかかる恐れもあります。甘いものを食べるなら、体を動かす昼間が最もおすすめです。

ダイエット中に甘いものを食べる際は、食べ方にも気を配りましょう。先に食物繊維の多い食材を摂ると、血糖値の急上昇を防ぐことができます。糖の吸収が穏やかになり、余計な糖質、脂質を排出する働きが期待できるのもメリットです。

中でもおすすめは野菜や海藻、きのこなどを使った料理です。これらが食べられない場合は、甘栗や蒸し大豆、豆乳などを摂取するだけでも効果が期待できます。

食後は、有酸素運動をしてエネルギー消費に努めましょう。おすすめのメニューは体に負担の少ないウォーキングです。体重50kgの人が10分間ウォーキングをした場合、20kcalを消費することができます。一駅分歩くだけでも十分な運動になるはずです。ただし、胃腸へ負担をかけないよう食後30分は体を休めてください。

パフェの平均的なカロリーやおすすめの食べ方などを紹介しました。パフェには糖質、脂質の高いものが多く、選ぶメニューによっては高カロリーになることがあります。

ダイエット中は生クリームやチョコレートを避け、ヨーグルトやフルーツを使ったメニューを選ぶとよいでしょう。大きいサイズは複数人で食べると安心です。食べ方にも気をつけて、ダイエット中も美味しいパフェを堪能してください。