モロヘイヤはどういう味がする?含まれる栄養は?おすすめレシピも紹介!

モロヘイヤの味や含まれる栄養素についてまとめました。美容効果の高い栄養素が豊富に含まれるモロヘイヤですが、一部で「まずい」「苦い」「においが無理」といった噂も。そこで本記事でモロヘイヤの味や特徴を中心に詳しく紹介します。

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目次

  1. 1モロヘイヤの特徴やおすすめレシピを紹介
  2. 2モロヘイヤの味や特徴
  3. 3モロヘイヤの調理方法
  4. 4モロヘイヤを美味しく食べられるおすすめレシピ
  5. 5モロヘイヤは味のクセが少ないから活用しやすい

モロヘイヤの特徴やおすすめレシピを紹介

本記事ではモロヘイヤの実際の味や栄養素、おすすめレシピ等について紹介します。モロヘイヤはエジプト原産の野菜で、その栄養価の高さが注目されています。「まずい」「苦い」といったイメージのあるモロヘイヤですが、当然ながら上手に使うことで美味しい料理に仕上げることが可能です。

モロヘイヤの味や特徴

モロヘイヤの栄養素

モロヘイヤにはビタミンAやビタミンBといったビタミン類、葉酸やカルシウムといったミネラルが豊富に含まれています。特にベータカロテンの含有量が多く、その量はほうれん草の2倍ともいわれています。

モロヘイヤの特徴の一つとしてねばねば感があります。ねばねばはムチンという成分からなるもので、整腸作用にも効果が期待できる成分として注目されています。またムチンは糖尿病の予防やコレステロール値の改善効果を見込むことがができます。

モロヘイヤの味の特徴

モロヘイヤは基本的に茹でて食べます。茹でたモロヘイヤはクセのない淡泊な味わいです。また、包丁で叩くことでぬめりが出て、とろとろの食感を楽しむことができます。

モロヘイヤには強いにおいがありません。新鮮なものはフレッシュな葉物のにおいがありますが、こちらも茹でることでにおいがなくなります。ただし生のモロヘイヤはアクが強く、そのアクが苦い、まずいといった印象になるようです。

モロヘイヤの保存方法

モロヘイヤは冷蔵庫で2日ほど保存できます。保存する時は葉についた水分を拭き取り、茎に水分を含ませて新聞などでくるんでおきましょう。2日以内に食べない場合は、軽く下茹でしてから冷凍庫に保存すると長持ちします。

また、モロヘイヤは日が経つごとに硬くなり、味も鮮度も落ちてしまいます。すぐに食べない場合はできるだけ早めに下処理してから保存することがポイントです。

美味しいモロヘイヤを選ぶポイント

美味しいモロヘイヤを見分けるポイントですが、まず、葉は濃い緑になっていて張りがあるものを選びましょう。艶とみずみずしさも重要なポイントです。茎はピンと張って弾力があるものがおすすめです。切り口が茶色く変色しているものは硬くてまずいので、必ず切り口も確認してください。

毒に気を付けよう

スーパーで売られているモロヘイヤには基本的に毒性はありません。ただし家庭で栽培する場合、種子の部分に毒性がある場合もあるので食べない方がよいでしょう。特に完熟したさやには注意が必要です。家庭で栽培したモロヘイヤも葉を食べる分には問題ありません。

モロヘイヤの調理方法

生でも食べられる?

モロヘイヤは生のままでも食べることができます。茹でることで栄養素が多少流出してしまうので、生の方が効率的に栄養素を摂れるという利点があります。ただし生の場合はアクが強いので、苦い、まずいといった印象が強くなります。

苦い、まずいと感じる成分はシュウ酸です。茹でることでほとんどなくなりますが、生で食べたい場合は10分程度水につけるとすこし苦みが緩和されます。また、スムージーなどで果物と一緒に食べるのもおすすめです。

モロヘイヤの茹で方

モロヘイヤの茹で方にはコツがあります。まず、茹でる前に葉と茎を分けておきましょう。茎と葉のかたさが異なるので時間差で茹でるためです。

鍋にたっぷりのお湯を沸かし、なめてみて塩気を感じる程度に塩を加えます。沸騰したら茎を鍋に入れて、40秒程度経ってから葉も入れます。葉を入れて20秒経ったらザルにあげて冷水にさらします。モロヘイヤはサッと茹でることがポイントです。

モロヘイヤを美味しく食べられるおすすめレシピ

モロヘイヤと納豆のポン酢和え

【材料】

  • モロヘイヤ…1/2袋
  • 納豆…1パック
  • ポン酢しょうゆ…小さじ1

【作り方】
  1. 500mlのお湯に小さじ1/2の塩を入れて沸かす
  2. モロヘイヤの葉をとり、鍋に入れて2分程度茹でる
  3. 茹で上がったらザルにあげて広げて冷ます
  4. ボウルに納豆とポン酢を入れて混ぜ合わせる
  5. 粗熱が取れた3を包丁で細かく刻み、4に混ぜ合わせれば完成

モロヘイヤと納豆のダブルのねばねばで、喉ごしが抜群の一品に仕上がります。ポン酢しょうゆのさっぱりとした味わいが涼し気で、夏バテ気味の時にもおすすめのレシピです。モロヘイヤにはビタミン、納豆にはカルシウムなどが含まれ共に栄養素が豊富な食材です。手軽に作れて健康にも効果的な人気の和え物です。

モロヘイヤと長芋のとろとろ和え

【材料】

  • モロヘイヤ…30g
  • 長芋…80g
  • 味付きめかぶ…50g

【作り方】
  1. モロヘイヤの葉を摘んで茹でてから水にさらし、細かく刻む
  2. 長芋の皮をむいてビニール袋に入れ、すりこぎ棒などでたたく
  3. 1と2、味付きめかぶを混ぜれば完成

3種類のねばねばで作る簡単和え物レシピは、包丁も調味料も必要ありません。あっという間に作ることができる人気のレシピです。モロヘイヤとめかぶはなじみがよく、ねばねば感もアップする人気の組み合わせです。

長芋は少しかたまりが残る程度に仕上げるとシャリシャリ間も楽しめて食感がよくなります。そのまま白ご飯にかけて丼として食べるのもおすすめです。

モロヘイヤのとろとろ冷やし蕎麦

【材料】

  • モロヘイヤ…1パック
  • トマト…1個
  • ひきわり納豆…2パック
  • 卵…2個
  • 水…1カップ
  • めんつゆ(3倍濃縮タイプ)…1/3カップ
  • 粉末の鶏ガラスープの素…小さじ1
  • そば…200g

【作り方】
  1. モロヘイヤの葉を摘み、さっと茹でてから冷水にとって細かく刻む
  2. トマトを湯むきをして一口大に切る
  3. ひきわり納豆は付属のタレを入れて混ぜる
  4. 卵が浸かるくらいの水を入れた鍋を沸騰させる
  5. 沸騰したら火からはずし、卵を入れて8分おいてから流水で冷ます
  6. 水とめんつゆ、鶏ガラスープの素をひと煮立ちさせてから冷ます
  7. 蕎麦を表示時間通りに茹でて、冷水にとって水気をきる
  8. 器にそばを盛り、モロヘイヤとひきわり納豆をのせる
  9. トマトをのせて上に温泉卵を盛る
  10. 冷ましたつゆを上からかければ完成

ビタミンが豊富なモロヘイヤのほかにも、納豆やトマト、蕎麦など美容効果が期待できる食材を合わせた女性におすすめの一品です。めんつゆに鶏ガラスープの素が入ることで、味にパンチが出てコクと旨味がひき立ちます。

トマトの酸味でさっぱり感が増し、モロヘイヤと納豆のねばりで喉ごしがいいので夏場におすすめです。緑と黄、赤とカラフルな色合いのバランスもよく、華やかな一皿はおもてなし料理としても人気のレシピです。

モロヘイヤとトマトのおみそ汁

【材料】

  • モロヘイヤの葉…15g
  • トマト…中1/2個
  • 玉ねぎ…30g
  • 液みそ…大さじ1強
  • 水…300cc

【作り方】
  1. トマトは乱切りにし、玉ねぎは幅1cmのくし型切りにする
  2. 鍋に水を沸かして玉ねぎを加えて煮る
  3. 火が通ったらモロヘイヤとトマトを加えてひと煮立ちさせる
  4. 液みそを加えてひと煮立ちさせたら火をとめる
  5. 器に盛り付ければ完成

夏野菜でさっぱりと仕上げたおみそ汁は、食欲がない時にもおすすめです。トマトの酸味と玉ねぎの甘みのバランスが絶妙で、すっきりとした後味が特徴です。あえて刻まないで加えたモロヘイヤは、噛めばとろみが出てきてその食感も楽しめます。モロヘイヤはにおいが少ないので、しっかりと味噌の風味やにおいを堪能することもできます。

モロヘイヤの天ぷら

モロヘイヤをたっぷり食べたい時は天ぷらがおすすめです。このレシピは衣を炭酸水で作ることがポイントで、空気感のあるサクッとした食感に仕上がります。茹でる代わりに油で揚げても、モロヘイヤの苦いアクは感じなくなります。クセのあるにおいもないので、子供でもどんどんお箸が進む天ぷらです。

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モロヘイヤは味のクセが少ないから活用しやすい

モロヘイヤはその見た目から、アクが強くてまずい、苦いといった印象をもたれがちです。確かに生のままだとアクがありますが、茹でることでクセのない淡白な味になります。また際立つにおいもないのでスープや和え物などに使いやすい食材でもあります。

健康や美容にも効果が期待できるので、ぜひ家庭でもモロヘイヤを使った料理を試してみてください。

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