豆腐キッシュの人気レシピ！炊飯器やレンジの調理法やダイエット効果解説

カフェメニューでも人気があるキッシュは、自宅でも簡単に作れるおしゃれ総菜です。栄養バランスも良いキッシュを、豆腐を使ってよりヘルシーに味わってみませんか？

本記事では、豆腐を使ったキッシュレシピを紹介します。豆腐キッシュは、ダイエットにもうれしい効果が詰まったメニューです。キッシュに豆腐を使うことで得られる、うれしい効果についても解説します。

いろいろなアレンジレシピで楽しめる豆腐キッシュですが、まずはシンプルな基本レシピから作ってみましょう。料理初心者でも作りやすい、美味しい豆腐キッシュレシピを紹介します。

【材料】

• 絹ごし豆腐：300g
• ベーコン：70g
• 玉ねぎ：1/2個
• 塩コショウ：少々
• 茹でブロッコリー：80g
• ピザ用チーズ：100g
• A卵：2個
• A生クリーム：200cc
• A塩：少々
• Aコショウ：少々

紹介する基本レシピでは、高カロリーになりがちなタルト生地を使用しません。タルト付きが良い方は、冷凍パイシートなどでタルト生地を作ると美味しく仕上がります。お好みで、アレンジしてみてください。

【作り方】

1. オーブンを200度に予熱しておきます。
2. 鍋に豆腐と、豆腐がかぶるくらいの水を入れて火にかけます。
3. 豆腐がぐらぐらしてきたら火を止めます。
4. 豆腐を布巾で包んで、上から重石を乗せます。
5. 3を、15分ほど置いて水切りをします。
6. 水切りをした豆腐を1cm角に切ります。
7. 玉ねぎとベーコンをみじん切りにします。
8. ボウルにAの材料を入れて、よく混ぜ合わせておきます。
9. フライパンにベーコンを入れて炒めます。
10. ベーコンがカリカリになってきたら、余分な油をふき取ります。
11. 9に、玉ねぎを加えて炒めます。
12. 塩コショウをして味付けをします。
13. 耐熱容器に、豆腐と11を入れます。
14. 上からピザ用チーズを乗せます。
15. ブロッコリーと7を乗せます。
16. 200度に温めておいたオーブンで25分焼きます。
17. 焼き色がついたら完成です。

トッピングで使用するブロッコリーは、下茹でしたものを使用します。茹ですぎるとブロッコリー特有の食感がなくなってしまうので、サッと熱湯で茹でる程度に下ごしらえしましょう。さっぱりした味わいの基本豆腐キッシュは、年配の方にも人気があるレシピです。家族全員で味わってみてください。

ヘルシーな豆腐キッシュは、卵と合わせるとなめらかな仕上がりになります。食べ応えのある、卵を使った豆腐キッシュを紹介します。

【材料】

• 玉ねぎ：1/2個
• きのこ類：60g
• しらす：大さじ2
• 木綿豆腐：1/2丁
• パセリ：適量
• ミックスチーズ：適量
• オリーブオイル：適量
• 塩：適量
• 黒コショウ：適量
• A卵：1個
• A豆乳：100cc
• A小麦粉：大さじ1

1. オーブンを200度に予熱しておきます。
2. 木綿豆腐をペーパータオルなどで包んで重しを乗せます。
3. 2を、30分gほど置いて水切りします。
4. 玉ねぎは薄切りにして、きのこ類は食べやすくほぐしておきます。
5. パセリをみじん切りにします。
6. フライパンにオリーブオイルを引いて玉ねぎを炒めます。
7. きのことしらすを加えて炒めます。
8. 豆腐を木べらで潰しながら加えて、水分を飛ばしながら炒めます。
9. 塩と胡椒で味付けをします。
10. バットに移して、具材の粗熱を取ります。
11. ボウルにAの材料を入れてよく混ぜます。
12. 9を、ボウルに加えて混ぜます。
13. ココット型に11を入れます。
14. ミックスチーズとパセリを乗せます。
15. 200度のオーブンで15～20分ほど焼きます。
16. 焼き色がついたら完成です。

豆腐と同じく、低カロリー食材のきのこを使ったダイエット豆腐キッシュです。つなぎには少量の小麦粉を使用しているため、炭水化物が少なくなっています。カロリーだけでなく糖質も少ないので、糖質制限ダイエット中の方にもおすすめです。

【材料】

• 絹豆腐：300g
• 卵：2個
• 生クリーム：1/2カップ
• 玉ねぎ：1/2個
• ほうれん草：2束
• ベーコン：8枚
• さけるチーズ：1本
• トッピング用チーズ：適量
• 塩コショウ：適量
• 冷凍パイシート：2枚

1. 冷凍パイシートを常温に戻しておきます。
2. ほうれん草を下茹でして、食べやすい大きさに切ります。
3. 玉ねぎとベーコンを食べやすい大きさに切ります。
4. フライパンにバターをひいて、1と2を炒めます。
5. 3に、塩コショウで味付けをして冷まします。
6. オーブンを180度に予熱しておきます。
7. 冷凍パイシートを型のサイズに合わせて伸ばします。
8. 型に合わせて切り分けてます。
9. 型の隙間を埋めるようにパイシートを敷きます。
10. アルミホイルと上から敷いて、タルトストーンを乗せます。
11. 180度のオーブンで20分焼きます。
12. 一度取り出してタルトストーンとアルミホイルを外します。
13. 180度のオーブンで10分焼きます。
14. スプーンでタルトの形を整えてます。
15. 豆腐をキッチンペーパーで包んで水気を切ります。
16. ボウルに卵と生クリームを入れてよく混ぜます。
17. 豆腐をほぐしながら入れて、塩コショウを振りながら混ぜます。
18. さけるチーズと5を入れて混ぜます。
19. 18を14に入れます。
20. トッピング用チーズを乗せます。
21. 180度のオーブンで40分焼きます。
22. 焼き色がついたら完成です。

冷凍パイシートを使用した、タルト生地付きの豆腐キッシュです。アルミホイルとタルトストーンを使うことで、綺麗なタルト生地に仕上がります。タルトストーンが自宅にない場合は、アルミホイルに米や小豆を入れると代用可能です。

自宅にタルト型などがない場合は、炊飯器を使用して豆腐キッシュを作ってみてはいかがでしょうか？豆腐を丸ごと1丁使用するので、豆腐を大量消費したい時にも役立ちます。ホットケーキミックスや卵など、自宅にある簡単な材料のみで作ることが可能です。

紹介するレシピでは炊飯器のケーキモードを使用していますが、通常の炊飯スイッチでも作ることができます。野菜やツナなど、好きな具材を入れて味わってみてください。

キッシュ作りの型も時間もない時には、レンジで作れる豆腐キッシュを試してみてください。材料を混ぜたら、わずか15分ほどで作れる時短豆腐キッシュです。忙しい朝でもすぐに作れるので、朝食のレシピとして人気があります。

基本の材料は豆腐の他に、ヨーグルトと卵のみです。豆腐やヨーグルトの水切りも必要ないので、面倒な下準備もいりません。すべて混ぜたら、好きな具材ととろけるチーズをトッピングして作りましょう。

森のバターとも呼ばれるアボカドは、豆腐キッシュとの相性が良い食材です。濃厚な味わいのアボカドは、さっぱり味の豆腐キッシュの味に深みを加えてくれます。大きめにアボカドを切って、食べ応えのある豆腐キッシュに仕上げましょう。

濃い味が好きな方は、味付けの時にトマトソースやカレーペーストを混ぜると美味しくなります。ソーセージやサツマイモなど、いろいろな具材をトッピングして味わってみてください。

生クリームや牛乳を使わない、ダイエット豆腐キッシュです。塩麹とマヨネーズを豆腐に合わせることで、濃厚な味わいを作り上げます。オイル漬けしたトマトやニンニクで炒めたほうれん草など、おしゃれな総菜をトッピングして作ってみてください。

水分がある食材が少なめになっているので、豆腐は水切りせずに使います。豆腐の下ごしらえの時間が短縮されるため、時間がない時にも作れる豆腐キッシュです。急な来客の時にも重宝します。

卵を使用するレシピも美味しいですが、卵なしで豆腐キッシュを作るとよりヘルシーに仕上がります。ダイエット中の方にも人気がある、卵なし豆腐キッシュレシピを集めました。

【材料】

• A全粒薄力粉：240g
• Aオリーブオイル：20g
• A水：120g
• A塩：少々
• 玉ねぎ：100g
• じゃがいも：100g
• マッシュルーム：50g
• ほうれん草：50g
• ココナッツオイル：大さじ2
• B豆腐：300g
• Bオリーブ：30g
• B塩：小さじ1
• Bマスタード：小さじ2

1. ボウルにAの材料を入れてよく混ぜます。
2. タルト型に敷き詰めて、表面全体にフォークで穴をあけます。
3. 2を、180度のオーブンで10分焼きます。
4. 野菜ときのこ類を食べやすい大きさに切ります。
5. フライパンにココナッツオイルと入れて4を炒めます。
6. ボウルにBの材料と5を入れてよく混ぜます。
7. タルト生地の上に6を乗せます。
8. 180度のオーブンで30～40分焼きます。
9. 焼き色がついたら完成です。

動物性食材を一切使わない、ビーガン豆腐キッシュです。玉ねぎやマッシュルームなど、ヘルシーな具材を入れて作ってみてください。普通の小麦粉ではなく全粒薄力粉を使用すると、糖質も少なくなります。

【材料】

• かぼちゃ：50g
• 木綿豆腐：1/2丁
• 味噌：小さじ1
• 片栗粉：小さじ2
• 人参：10g
• ほうれん草：10g

1. かぼちゃを茹でておきます。
2. 人参とほうれん草は、茹でてみじん切りにしておきます。
3. 小鉢にかぼちゃを入れて、すりつぶします。
4. 3に豆腐を加えて、なめらかになるまですりつぶします。
5. 4をボウルに入れて、味噌と片栗粉を入れて混ぜます。
6. ほうれん草と人参を入れて混ぜます。
7. 耐熱カップに6を、7～8分目まで入れます。
8. 180度のオーブンで25分ほど焼きます。
9. 赤ちゃんが食べられる温度まで下がったら完成です。

卵を使わない豆腐キッシュは、離乳食後期以降の赤ちゃんも食べられます。豆腐とカボチャを合わせて、なめらかな豆腐キッシュに仕上げましょう。大人用のお弁当おかずとしても重宝します。

自然派食にこだわっている方には、マクロビ豆腐キッシュがおすすめです。豆腐キッシュのフィリングはもちろん、タルト生地の材料もマクロビ食材を使っています。動物性食材も使っていないため、ビーガン食の方にも人気があるレシピです。

卵と乳製品を一切使用していないので、アレルギーがある方でも安心して食べられます。フィリングに使用している豆腐クリームは、スティック野菜のディップとしても応用可能です。

カロリーが低い豆腐キッシュは、ダイエットに良い効果が豊富に含まれています。キッシュに豆腐を使うことで得られる、ダイエット効果についてまとめました。

豆腐などの大豆製品には、脂肪の代謝を助ける成分が豊富に含まれています。無駄な体脂肪を落とす大豆レシチンや、中性脂肪を低下させる大豆サポニンがダイエットをサポートしてくれます。

大豆エチレンには血流促進効果もあるので、冷え性や肩こり改善にも繋がります。血流が良くなると自然と代謝も上がるので、太りにくい体になっていくのです。体をあまり動かさない方は血流が悪くなっている可能性があるため、接触的に豆腐食品を食事に取り入れましょう。

また、豆腐には女性が不足しがちな鉄分も豊富です。ミネラル成分の鉄分は、脂肪の分解に必要な酸素を体中に届けてくれます。脂肪をつきにくくする効果もありますが、すでに付いてしまった体脂肪を燃やす時にも効果があると言われています。

運動をしてダイエットをしている方は、豆腐に含まれるビタミンBやたんぱく質を積極的に取りましょう。代謝を促進するビタミンBと質の良い筋肉を作るたんぱく質は、ダイエット中には欠かせない栄養素です。

肉や魚などでも摂れる栄養素ですが、豆腐は動物性のものよりも脂肪分が少なくヘルシーです。動物性たんぱく質と合わせて、バランスよく摂取しましょう。

ダイエット中には食べる量が減るため、便秘になる方も多いです。不溶性食物繊維が豊富な豆腐を摂取して、便秘解消に繋げましょう。水に溶けにくい不溶性食物繊維は、便の嵩を増して便通を良くしてくれます。水分が多い豆腐は、便を柔らかくしてくれる効果もあるのでさらに効果的です。

また、豆腐に含まれる大豆オリゴ糖が便秘解消に役立ちます。腸内に住むビフィズス菌は、オリゴ糖をエサにして腸内を綺麗にしてくれます。豆腐キッシュなどの豆腐食品を食べると、良質なオリゴ糖を腸まで届けることが可能です。

腸内環境を整えると代謝アップにも効果があるので、痩せやすい体になっていきます。積極的に豆腐食品を取り入れて、体の中から綺麗になりましょう。

普通のキッシュよりもヘルシーに作れる豆腐キッシュは、ダイエット中の方に人気のあるメニューです。朝食やランチで、おしゃれな豆腐キッシュを味わってみてください。

また、高たんぱくで低カロリーな豆腐キッシュは、健康な体作りに必要な栄養が豊富です。ダイエット中の体質改善にはもちろん、健康な体作りにも最適な手作り豆腐キッシュを自宅で楽しみましょう！