白菜を使ったトマト煮の人気レシピ！鶏肉やミートボールで絶品献立の完成

トマトに含まれる抗酸化作用のあるリコピンは加熱すると、栄養成分は変わずに吸収率が上がります。一方の白菜はほとんどが水分ですが、ミネラルやビタミンが豊富です。ミネラルやビタミンは水に溶けやすいため、汁ごと食べられる白菜のトマト煮は最適な調理方法です。

白菜は加熱するとカサが減るので多く食べることができ、さまざまな食材とも合わせやすいため、効率的に美味しく栄養が摂取できるようになります。この記事では、白菜を使ったトマト煮の基本レシピから紹介します。定番のチキンだけではなく、ミートボールや魚介類と組み合わせたアレンジレシピも集めました。

【材料】

• 白菜…1/4株
• オリーブオイル…大さじ1
• 塩…適量
• こしょう…適量
• とろけるチーズ…100g

• 豚肉…100g
• 鶏もも肉…1/2枚
• 砂肝…80g

• 玉ねぎ…1/2個
• ピーマン…1個
• パプリカ（黄）…1/2個

• トマト缶…300g
• 白ワイン…50ml
• 固形コンソメ…1個

肉は違う部位を入れることで、食感と旨味を楽しむことができます。1種類の肉でも構いませんが、組み合わせて使う場合にはAの3種類を試してみてください。水を加えなくても、野菜から出る水分で十分です。特に白菜は水分を多く含んでいます。野菜の旨味が凝縮されたスープを味わってください。

【作り方】

1. Aは小口切りにする。
2. 白菜は葉と芯に分けてから葉は大きめのざく切り、芯は繊維に沿って1cm幅のステック状に切る。
3. Bは大きめにスライスする。
4. フライパンにオリーブオイルをひき、Aを炒めて塩とこしょうを振る。
5. Aの色が変わったら、Bと2の芯を加えて炒める。
6. Cを加えてから、2の葉を乗せて10分加熱する。
7. とろけるチーズを乗せて、180～200度のオーブンで焼き目を付ける。

野菜や肉を多く使っているため、食べ応えのある一品です。フライパンのまま食卓へ並べられるので、おもてなしやパーティーにもおすすめの料理です。具沢山のレシピのため、混ぜ合わせやすいようにトマト缶はピューレの方が良いでしょう。ホールトマトの場合には、ミキサーにかけて液体状にしておいてください。

固形コンソメも砕いておいた方が調理が楽になります。顆粒コンソメで代用しても構いません。このレシピではオーブン調理ができるフライパンを使用しています。オーブンで調理できないフライパンの場合には、耐熱容器に移し替えてください。

ポイントは白菜の葉で蓋をし、蒸し煮にしていることです。白菜や野菜の水分を利用すると、旨味が凝縮されたトマト煮になります。野菜を多めに入れ、蒸し煮にしてみましょう。白菜は葉と芯に分けて、芯を繊維に沿ってスティック状に切ると、二種類の食感が楽しめるようになります。

【材料】

• 豚ひき肉…200g
• 塩こしょう…少々
• 白菜…400g
• パセリ…適量

• 卵…1個
• 牛乳で湿らせたパン粉…1/2カップ
• バターを加えて加熱した玉ねぎ…1/2個

• トマト缶…1缶
• 固形コンソメ…1個
• ローリエ…1枚
• 水…50cc

1. 白菜を大きめにカットする。
2. 豚ひき肉に塩こしょうを振り、混ぜ合わせる。
3. 2にAも加えてよく混ぜ合わせる。
4. 鍋に1、3の順番に入れる工程を2回繰り返し、一番上に1を乗せる。
5. 4の空気を出すように押す。
6. Bを加え、蓋をして20分煮込む。
7. お好みでパセリを散らして完成。

白菜とひき肉を重ねたミルフィーユ状のトマト煮込みレシピです。ひき肉はハンバーグのように、玉ねぎや卵、パン粉と混ぜ合わせています。市販の加熱調理前のハンバーグで代用すれば、簡単に時短で作れます。見た目も楽しく、子供に人気の一品です。おもてなしやパーティーにも取り入れてみてください。

【材料】

• 白菜…約1/4個
• 豚バラ肉…適量
• レモン…2～3スライス

• トマト缶…1缶
• 固形コンソメ…1個

• ローリエ…お好みで
• はちみつ…お好みで
• ガーリック…お好みで

1. 白菜は大きめのざく切りにする。
2. 豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。
3. フライパンで2に焼き目を付けて、取り出す。
4. 3のフライパンで1を炒め、Aを入れて混ぜながら沸騰させる。
5. レモンを一口サイズに切る。
6. 炊飯器に3、5、B、4の順に入れて炊飯する。

炊飯器で炊き上げたため、トロトロの食感が味わえるレシピです。長時間煮込むまたは圧力鍋を使用しなければ、柔らかくトロトロの食感に仕上げることは難しいでしょう。しかし、炊飯器で炊き上げれば簡単です。

あらかじめフライパンで肉に焼き目を付け、白菜トマトソースも作っておくことで、旨味が引き出されます。炊飯器に材料を入れるだけでも作れますが、フライパン調理のひと手間を惜しまない方が美味しく仕上がります。

【材料】

• 白菜…約250g
• 豚小間切れ…約90g
• パセリ…適量
• ケチャップ…適量

• 水…適量
• トマト缶…1缶
• コンソメ…適量
• 塩こしょう…少々

1. 白菜は食べやすい大きさに切る。
2. 土鍋に1とAを入れて加熱する。
3. 白菜がしんなりとしてきたら、豚小間切れを入れる。
4. 味見をして、お好みでケチャップを加えて調整する。
5. パセリを散らしたら完成。

白菜が残って困ってしまった時に重宝するレシピを紹介します。色が変わってしまった白菜もトマト煮にすれば、色が気にならずに美味しく消費できます。少ない材料で作れる節約鍋料理ですが、見た目も華やかで食べ応えもあります。最後にはご飯とチーズを入れて楽しんでください。

【材料】

• 白菜…3枚
• ウインナー…3本

• トマトジュース…1本
• マヨネーズ…小さじ1
• 焼肉のタレ…小さじ1
• 水…50cc

1. 白菜は水洗いをし、ラップで隙間がないようにしっかりと包み、レンジ600Wで2～3分加熱する。
2. 1を触れる程度まで水で冷やし、水気を切る。
3. 2でウインナーを巻く。
4. 深めの耐熱容器に3とAを入れて、しっかりとラップをし、爪楊枝などで数箇所に穴を開けておく。
5. レンジ600Wで8～10分加熱する。

レンジで簡単に作れる、白菜とウインナーのトマト煮を紹介します。トマトジュースだけではさっぱりとした味になりますが、マヨネーズと焼肉のタレも加えることでコクが増し、ご飯が進むおかずになります。ウインナーを魚肉ソーセージに代えても楽しめます。

牛肉ミンチにローズマリーを混ぜ合わせた、アメリカンなミートボールのトマト煮のレシピです。牛肉ミンチのジューシーで、弾力のある噛み応えを楽しんでください。白菜やにんじん、玉ねぎなどの野菜と一緒に煮込んでいます。お好みで、きのこやじゃがいもなどを加えても美味しく仕上がります。

イカと鶏肉、豆、きのこなどと一緒に煮込んだ具沢山のレシピを紹介します。野菜と魚介、肉の旨味が一度に味わえる絶品スープは、隠し味の味噌がポイントです。味噌を加えると旨味が増します。鶏胸肉を使用する場合には、火を通しすぎるとパサつくため、注意が必要です。野菜を煮込んでから鶏胸肉を入れるようにしてください。

さば缶の汁も入れることで、調味料を加えなくても美味しく仕上がるレシピです。素材の旨味を楽しめる一品です。青魚の下処理は手間がかかるので、敬遠する人もいるでしょう。さば缶を使えば、手軽に青魚の栄養を摂取できます。白菜のトマト煮は肉と組み合わせることが多いですが、魚との相性も良いので試してみてください。

白菜を使ったトマト煮の人気レシピを紹介しました。白菜は鍋料理だけでなく、トマト煮との相性も抜群です。鍋料理に飽きた時や白菜が余ってしまった時には、トマト煮にしましょう。肉や魚介類と組み合わせることで、ご飯の進むおかずになり、栄養もしっかりと摂れます。

見た目が華やかですので、おもてなしやパーティーにもおすすめの料理になります。この記事で紹介した人気レシピを、ぜひ献立の参考にしてください。