オリーブの実で作るおすすめレシピまとめ！自分で漬ける方法も！

ほんのりとした苦味と風味が美味しいオリーブの実は、そのまま食べるだけでなくいろいろな料理に使える人気の食材です。少量を加えるだけで料理にアクセントをつけることもできるため、味に深みを与えたい時にも重宝します。

本記事ではオリーブの実を使ったおすすめレシピを集めました。前菜をはじめ、サラダやパスタなどオリーブの実を活用した人気レシピが盛りだくさんです。ぜひいろいろなレシピをマスターして毎日の食卓に彩りを添えましょう。

オリーブの実は生のままだと渋みが強く、そのまま食べることができません。そのため、オリーブの実を収穫したら加工して渋（アク）を抜く作業が必要となります。ここでは一般的なオリーブの実の食べ方として、塩漬けとオイル漬けの2種類のレシピを紹介します。オリーブを育てている方はぜひ参考にしてみてください。

【材料】

• オリーブの実：適量
• 水：適量
• 塩：適量

1. 種取り器を使い、オリーブの種を取ります。
2. ボウルに1と水を入れ、アクが抜けるまで毎日水を替えながら冷蔵庫で保管します。
3. アクが抜けたら3%の塩水を作ります。
4. 保存瓶に2と3を入れ、1週間ほど経ったら完成です。

完熟オリーブの実を塩漬けにした人気レシピです。収穫したオリーブを1週間水に浸けた後、塩をまぶして更に1週間ほど冷蔵庫で寝かせます。重曹や薬剤を使わないため、シンプルな作り方にこだわっている方にもおすすめです。塩漬けのオリーブは料理に使うほか、オイル漬けに利用することもできます。

オリーブの実の塩漬けをオリーブオイル、にんにく、ローズマリーでオイル漬けにしています。全ての材料を瓶詰にしたら、好みの加減になるまで1～2週間ほど置きましょう。独特のほろ苦さが出てワインのおつまみにぴったりな味わいに仕上がります。オリーブの実を食べるのはもちろん、残ったオイルやにんにくも料理に使うことができます。

【材料】

• ブラックオリーブの缶詰（水煮）：1缶
• にんにくのみじん切り：1片分
• オイル：適宜
• 塩こしょう：適宜

1. 全ての材料を混ぜ合わせます。
2. 冷蔵庫に入れ、味が落ち着くまでなじませたら完成です。

ブラックオリーブの実をにんにくオイルでマリネした前菜の人気レシピです。作ってすぐ食べられますが、少し冷蔵庫で寝かせると味が染み込んで一段と美味しくなります。そのまま食べるほかチーズやクラッカーに添えればおつまみに、ピザやサラダにトッピングすればおしゃれな前菜にもなります。

【材料】

• 鶏もも肉：120g
• グリーンオリーブの実（パプリカ入り）：12個
• レモン：1切れ
• エキストラバージンオリーブオイル：大さじ1
• 塩こしょう：適量

1. 鶏肉は12個に切り分け、塩こしょうを振ります。
2. 温めたフライパンにオリーブオイルを熱し、1をカリッと焼きます。
3. 串に2を2個とオリーブの実を交互に刺します。
4. 同じ作業を繰り返し、計12本の串を作ります。
5. 皿に盛り付け、レモンを添えたら完成です。

鶏もも肉とオリーブの実を串に刺した人気料理、ピンチョスの紹介です。味付けは塩こしょうのみと非常にシンプルですが、そのぶんお肉の旨みとオリーブの風味が存分に堪能できます。途中でレモンを絞れば味の変化も楽しめるでしょう。

【材料】

• おろしにんにく：小さじ1/4
• オリーブオイル：大さじ1
• 塩こしょう：適量
• プチトマト：12個
• ミニモッツァレラチーズ：12個
• ブラックオリーブの実：25g
• パセリ：適量

1. パセリはみじん切りにします。
2. 全ての材料をボウルに入れ、混ぜ合わせたら完成です。

イタリア料理のカプレーゼにオリーブの実を加え、小さなグラスに入れておしゃれに仕上げています。にんにくの風味がほんのり効いていて、トマトやチーズ、オリーブの実がワンランクアップした前菜に変わります。見栄えが良いのでおつまみや急なおもてなしにも活躍してくれるでしょう。

【材料】

• 長芋：30g
• ブラックオリーブの実：3g
• ドライトマト：5g
• 梅肉：5g
• オリーブオイル：3g
• こしょう：0.01g
• ミント：0.1g

1. 長芋は皮をむいて大きめに切り、麺棒でたたきます。
2. オリーブの実はスライスします。
3. ドライトマトと梅肉は包丁でよくたたいてペースト状にします。
4. 3、オリーブオイル、こしょうを混ぜ、ソースを作ります。
5. 1、2、4を和えます。
6. 器に盛り、ミントを添えたら完成です。

和食をメインとする献立には長芋や梅肉を使ったこちらのレシピがおすすめです。ドライトマトと梅肉をペースト状にしたソースはコクがあり、粘りのある長芋やブラックオリーブの実を上手くまくまとめてくれます。和と洋のマリアージュをぜひ味わってみてください。

イタリア料理に欠かせない平たいパン、フォカッチャを一から手作りしています。二次発酵まで済ませた生地を平たく伸ばし、オリーブの実とローズマリーを全面に散らします。オーブントースターでこんがりと焼き色がつくまで焼いたら人気のフォカッチャが出来上がりです。作るのに時間がかかりますが、焼き立ての美味しさは格別のものです。

おもてなしやホームパーティーにオリーブの実とアンチョビのピザはいかがでしょうか？自家製のピザ生地にスライスした玉ねぎやオリーブの実、とろりとしたチーズが合わさった大人味の一皿です。小さくカットしてオードブルにしたり丸ごと食卓に出してパーティーに振る舞っても喜ばれるでしょう。

【材料】

• 新じゃがいも：小4個（250g）
• 新玉ねぎ：1/2個
• ツナ缶：1缶
• ブラックオリーブの実：5個
• パセリ（みじん切り）：適量
• A酢：小さじ2
• A塩：小さじ1/2
• Aこしょう：適量
• Aオリーブオイル：大さじ2

1. Aの材料を混ぜ合わせます。
2. 新じゃがは耐熱容器に入れて軽くラップをし、600Wの電子レンジで3分加熱します。
3. 半分に切り、温かいうちに1の半量を和えます。
4. 新玉ねぎは繊維に対して直角の薄切りにします。
5. ブラックオリーブの実は種を取り、半分に切ります。
6. ツナ、4、5を混ぜ、残りの1と和えます。
7. 器に3を盛り、その上に6をのせてパセリを散らしたら完成です。

新じゃがいもと新玉ねぎが美味しい季節に作りたいポテトサラダの紹介です。酸味のあるドレッシングにオリーブの実とツナの旨みが加わり、さっぱりとした味わいに仕上がります。電子レンジを使用するため後片付けが少なく、時短で済むのも嬉しいところです。

【材料】

• ひよこ豆（水煮缶）：1缶（100g）
• サラダチキン：1/2枚
• きゅうり：1/2本
• トマト：1/2個
• 赤パプリカ：1/6個
• 赤玉ねぎ：1/8個
• オレガノ（ドライでも可）：1枝
• カッテージチーズ：大さじ2
• オリーブの実（種抜き）：5個
• お好みの葉物野菜：適量
• Aオリーブオイル：大さじ1/2
• Aレモン汁：1/2個分
• A塩こしょう：適量

1. チキン、きゅうり、トマト、パプリカ、玉ねぎはそれぞれ1.5cm角に切ります。
2. オリーブの実は半分に切ります。
3. ボウルに1、2、ひよこ豆、ほぐしたチーズ、ちぎったオレガノを入れます。
4. 3にAの材料を加え、全体を混ぜ合わせます。
5. 葉物野菜を広げた皿に4をのせたら完成です。

ひよこ豆やオリーブの実、きゅうりなどを使った地中海風サラダの人気レシピです。具材の形を揃えているので全体のバランスが良く、色とりどりの見た目に思わず目が惹きつけられます。一度に何種類もの食材が味わえるうえボリューム感もあるため、おもてなしに振る舞うのもおすすめです。

【材料】

• ツナ缶（ノンオイル）：小1缶（80g）
• ブラックオリーブの実（種抜き）：3個
• ディル：1束
• エシャロット：3～4個
• Aマヨネーズ：大さじ1
• A粒マスタード：小さじ1
• A塩：適量

1. エシャロットは軸と根を外し、千切りにします。
2. ディルはざく切り、オリーブの実はスライスにします。
3. ボウルに水気を切ったツナとディル、オリーブ、エシャロットを合わせます。
4. Aの材料を混ぜ合わせたら完成です。

ちょっとしたおつまみや前菜におすすめのお手軽サラダの紹介です。オリーブの実とディル、エシャロットの風味がマヨネーズと相性抜群で、ツナの旨みでいくらでも食べられそうな美味しさに仕上がります。混ぜるだけで作れるため、もう一品欲しい時にもおすすめです。

【材料】

• 赤玉ねぎ：1/4個
• オレンジ：2個
• ブラックオリーブの実の塩水漬け（種なし）：15g
• イタリアンパセリの葉：小さじ1
• 塩：適量
• 黒こしょう：適量
• オリーブオイル：大さじ1～2

1. 赤玉ねぎは薄くスライスし、水に15分さらします。
2. オレンジは上下を切り落として皮を厚めにむきます。
3. 2を5mm幅の輪切りとざく切りにします。
4. ブラックオリーブの実は輪切りにします。
5. イタリアンパセリは粗めのみじん切りにします。
6. 1をザルにあげ、キッチンペーパーで水気を取ります。
7. 器に輪切りのオレンジを並べ、ざく切りのオレンジを中央に盛ります。
8. 玉ねぎ、ブラックオリーブの実、イタリアンパセリを全体に散らします。
9. 塩、黒こしょうを多めに振り、オリーブオイルをまわしかけたら完成です。

シチリアの家庭料理、オレンジのサラダを再現した人気レシピです。切って盛りつけるだけですが甘くてジューシーなオレンジに玉ねぎやオリーブの実がよく合い、驚くほど美味しいサラダに変身します。オレンジの橙色とオリーブの実の黒色が色鮮やかで、味はもちろん見た目も楽しめるのがポイントです。

ピリリとした辛みのあるわさび菜にオリーブの実、トマト、バジルを合わせた人気の一皿です。トマトの甘みやオリーブの実の風味がクセのあるわさび菜と好相性で、爽やかなレモンドレッシングが後味をさっぱりと仕上げてくれます。ドレッシングを和えてから時間が経つと色が悪くなるので、食べる直前に和えるのがおすすめです。

チキンやトマト、アボカドなどを一列に盛り合わせた人気のコブサラダです。オリーブの実やゆで卵もビジュアルのアクセントになっていて、食卓に出すだけで華やかな彩りを添えてくれます。こちらのレシピはドレッシングから手作りしているため、自家製にこだわりたいという方にもおすすめです。

【材料】

• スパゲティ：80g
• トマトソース：90g
• にんにく：1片
• オリーブオイル：20g
• 唐辛子：1本
• オリーブの実：4粒
• Aケッパー：5g
• Aアンチョビ：1枚
• Aドライトマト：適量
• ドライオレガノ：適量
• 塩：適量
• イタリアンパセリ：適量

1. にんにくは薄切りにします。
2. スパゲティを茹で始めます。
3. 冷たいフライパンにオリーブオイル、1、唐辛子を入れ、中火にかけます。
4. 沸いてきたら弱火にして香りを引き出します。
5. キツネ色になってきたらAの材料、オリーブの実を手でちぎって加えます。
6. 2の茹で汁を加え、味をなじませます。
7. トマトソースを加え、1～2分ほど軽く煮込みます。
8. 茹で上がったパスタを加えて手早く和え、塩で調味します。
9. 皿に盛り付けてイタリアンパセリを飾り、オリーブオイルをかけたら完成です。

娼婦風パスタという呼び名でも知られる人気のイタリア料理、プッタネスカの紹介です。トマトソースとドライトマトをダブル使いすることで味に深みが生まれ、ひと味違う美味しさが楽しめます。オリーブの実やケッパー、アンチョビも程よいアクセントになっていて、シンプルながら素材の旨みが引き立つ一皿に仕上がります。

【材料】

• トマト：1個
• アボカド：1個
• オリーブの実：13個
• バジル：5g
• パスタ：適量
• A豆乳：35g
• Aオリーブオイル：20g
• Aレモン：1/2個
• A塩：小さじ2
• こしょう：少々

1. アボカドの半量、Aの材料をボウルに入れ、フォークでペースト状につぶします。
2. トマトは角切り、オリーブの実はみじん切り、バジルは千切りにします。
3. 1に2を加え、混ぜ合わせます。
4. パスタを茹で、水でしめます。
5. 3に4を混ぜ合わせたら完成です。

トマト、アボカド、オリーブの実をソースにしたグリーンが綺麗な冷製パスタです。豆乳入りのまったりとしたソースにオリーブの実が合わさり、濃厚で風味豊かな一皿になります。冷たくしていただくので、パスタはカッペリーニやフェデリーニなどの細めのものがおすすめです。

【材料】

• スパゲティ（1.8mm）：200g
• にんにく：1片
• Aプチトマト（赤）：4個
• Aプチトマト（黄）：4個
• Aオリーブの実：10個
• Aアンチョビ：4枚
• A水：600cc
• Aコンソメ：1/2個
• Aオリーブオイル：大さじ1
• アンチョビ：2枚
• 塩：適宜
• こしょう：適宜
• イタリアンパセリ：適宜

1. にんにくはみじん切りにします。
2. 鍋にスパゲティ、1、Aの材料を入れ、火にかけます。
3. 沸騰したら蓋をし、時折かき混ぜながら中火で10分煮ます。
4. 蓋を取り、全体を混ぜてソースと絡めます。
5. みじん切りにしたアンチョビを加え、塩、こしょうで味を調えます。
6. 器に盛り、イタリアンパセリを添えたら完成です。

料理をする時間がないという方におすすめのワンポットパスタの紹介です。鍋にスパゲティやトマト、オリーブの実などを入れたら火にかけ、中火でゆっくりと加熱しましょう。甘酸っぱいトマトとオリーブの実の風味、アンチョビの塩気がパスタに染み込み、絶妙な味わいの一品が出来上がります。

【材料】

• パスタ（1.4mm）：100g
• スモークサーモン：30g
• ブラックオリーブの実：30g
• きゅうり：1/4本
• 玉ねぎ：1/8個
• オリーブオイル：大さじ3
• 粗びき黒こしょう：適量
• 酢：大さじ2
• 塩：15g
• バジルの葉：適量

1. きゅうりは小さめに、玉ねぎはみじん切りにします。
2. 玉ねぎをキッチンペーパーにのせ、空気にさらします。
3. 湯1.5リットルを沸かし、塩を入れてパスタを表示より30秒長く茹でます。
4. ボウルにオリーブオイルを入れ、酢、黒こしょうを加えて混ぜます。
5. 4にきゅうり、玉ねぎを加えて混ぜます。
6. オリーブの実、サーモンを加えて混ぜます。
7. 茹で上がったパスタを冷水で冷やし、水気を切ります。
8. 6のボウルに7を入れ、和えます。
9. 皿に盛り付け、バジルの葉を添えたら完成です。

スモークサーモンの冷製パスタは、ブラックオリーブの実とシャキシャキの野菜が美味しい夏に人気のメニューです。パスタを冷水でしめるため、表記時間よりも少し長めに茹でて食感よく仕上げましょう。

オリーブの実やサーモンの風味が引き立つ一皿は、さっぱりしているのに旨みがあってとても美味しくいただけます。おしゃれなガラス皿に盛り付けておもてなしに振る舞うのもおすすめです。

【材料】

• タコ：300g
• ペンネ：300g
• オリーブオイル：大さじ2
• にんにく：1/2個
• ブラックオリーブの実（種なし）：15～20粒
• カットトマト缶：1缶
• 水：トマト缶の半分ほど
• 塩こしょう：少々
• 鷹の爪：2本

1. にんにくはみじん切りに、タコはひと口大に切ります。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにくを炒めます。
3. 香りが立ったら鷹の爪を半分に割り入れます。
4. タコを加え、サッと炒めたらブラックオリーブの実を加えます。
5. トマト缶、水を加えたら軽く混ぜます。
6. グツグツしたところで塩ふたつまみ、こしょうを入れます。
7. 別鍋に湯を沸かし、湯に対して10%の塩を入れペンネを茹でます。
8. 茹で上がったペンネにオリーブオイル（分量外）を少し垂らし、混ぜます。
9. 6を再加熱して8と和えたら完成です。

人気のペンネアラビアータをタコとオリーブの実で仕立てたレシピです。ピリッとした辛さのトマトソースに風味よ良いオリーブの実が相性抜群で、モチモチとしたペンネが飽きることなく食べられます。辛いものが苦手な方は鷹の爪を入れる際に種を取り除き、辛さを調整することをおすすめします。

プリプリのエビと塩漬けにしたオリーブの実をパスタにした人気の一皿です。あまり加熱し過ぎるとエビが固くなるため、パスタを入れたらサッと炒め合わせる程度で火を止めましょう。

オリーブの実は細かく刻むことでパスタに絡まりやすくなり、全体の風味もアップします。お手軽に作れるので休日のランチやひとりご飯にもおすすめです。

カリフラワーとオリーブの実をアンチョビオイルでいただく、ユニークなパスタの紹介です。オリーブの実、アンチョビ、ケッパーが絶妙なバランスで合わさり、カリフラワーを驚くほど食べ応えのある食材に変えてくれます。お肉が入っていなくても十分満足できるため、カロリーが気になる方にもおすすめです。

本記事ではオリーブの実を使った人気レシピを紹介しました。独特の風味を持つオリーブの実は、料理のアクセントにも使える使い勝手の良い食材です。スーパーでも瓶詰や缶詰が手軽に手に入るため、気になる方は一度購入してみることをおすすめします。

ちなみにグリーンオリーブの実の方が苦味が強く、ブラックオリーブの実はクセが少ないため初心者向けといわれています。ぜひオリーブの実をレシピに取り入れ、おしゃれで美味しい料理を作ってみてください。