四角豆を美味しく食べるレシピ！保存方法やおすすめの食べ方も解説！

四角豆は、亜熱帯原産のマメ科の野菜です。日本では主に沖縄を中心に栽培、流通しており、現地では「うりずん豆」や「シカクマーミ」と呼ばれています。四角豆の特徴は、表念いついているヒダと、名前の通り四角い形状だといえるでしょう。

日本では夏から秋にかけてが収穫され、この時期が旬の野菜です。本記事では、おすすめの食べ方や人気レシピ、保存方法を紹介します。

四角豆は、料理に使用する際にはあらかじめ下処理が必要です。サラダなど、生食をする場合は塩もみをしておくと食感良く食べることができます。また、炒め物にする場合もあらかじめ下茹でをしておきましょう。すぐに火が通り、食べやすい固さに仕上がります。

また、四角豆は根っこも食べられることを知っていますか？四角豆の根っこは太く、別名「四角豆の芋」と呼ばれいます。根っこは茹でると芋のようなねっとりとした食感になります。料理に使う際には、芋のようにカットしてからあく抜きをするなどの下処理を行いましょう。

四角豆は味にクセが無く、独特のシャキシャキとした歯ごたえで、さまざまな料理に使えます。おすすめの食べ方は、油でカラッと揚げた天ぷらです。油との相性もよく、さわやかな食感でビールなどのおつまみにもピッタリです。

また、東南アジアなどではスープに入れることも多いそう。独特も見た目は、目にも舌にも面白いアクセントになるため、おすすめの使い方です。

四角豆は熱帯地方が原産であるため、冷蔵庫に入れるとすぐに傷んでしまいます。四角豆が手に入ったら、通気性のよい新聞紙などに包んで冷暗所で保管しましょう。冷暗所では5日～1週間程度保存が可能です。

四角豆を冷凍で長期保存したい場合は、固めに茹でてから水気を切って保存しましょう。料理に使用する場合は解凍せずに、そのまま使用します。あらかじめ茹でてから冷凍保存する場合の保存期間は2週間～1カ月ほどが目安です。

【材料】

• 四角豆 100～150g
• 生唐辛子 2本
• 乾燥唐辛子 2本
• 紫玉ねぎ 1/2個
• 豚ひき肉 100g
• むきエビ 4～6尾
• Aレモン汁 大さじ2
• Aナンプラー 大さじ3
• Aココナッツシュガー 大さじ1
• Aチリペースト 大さじ1と1/2

1. 四角豆を食べやすい大きさにカットし、塩水につけておきます。
2. 生唐辛子を細かく切っておきます。
3. 玉ねぎの半量はスライスし、もう半量はみじん切りにします。
4. みじん切りにした玉ねぎは油できつね色になるまで揚げます。
5. 乾燥唐辛子も油で揚げておきましょう。
6. 豚ひき肉とむきエビはあらかじめ茹でておきます。
7. Aの調味料をボウルに入れ、混ぜ合わせておきます。
8. 茹で豚ひき肉とむきエビをボウルに入れてよく混ぜます。
9. 水を切った四角豆、玉ねぎ、唐辛子をボウルに入れよく混ぜます。
10. 刻んだ唐辛子と揚げ玉ねぎ、揚げ唐辛子を加えさらに混ぜます。
11. 器に盛り付けたら完成です。お好みでゆで卵を添えてもおいしいです。

熱帯地域で一般的なサラダのレシピです。豚ひき肉と茹でエビがが入っているので、ボリュームたっぷりのサラダに仕上がっています。

調味料にココナッツシュガーを加えることによって、ピリ辛ながらも甘い、エスニック風に仕上がり、特に女性に人気の一品です。見た目も華やかなので、持ち寄りパーティやホームパーティなどに作ると盛り上がること間違いなしです。

ツナ缶とベビーチーズをマヨネーズで和えたやさしい味わいのサラダのレシピです。レシピのコツは、豆とチーズを同じ大きさに切りそろえることです。同じ大きさにカットすることによってマヨネーズがよくなじみ、より一層おいしく仕上がります。また、レシピにはありませんが、食感のアクセントとしてクルミなどのナッツを加えてもおいしいです。

白キムチの素を使った、さっぱりおいしいサラダです。四角豆以外にも、ダイコンやキュウリを使って食感の違いを出しています。マヨネーズを使っているので、ピリ辛ながらもまろやかな味わいでおかずでもおつまみでもおいしく食べられます。さらにアレンジとして、冷や奴の上にのせて、ごまドレッシングなどと一緒に食べてもおいしいです。

【材料】

• 四角豆 5～8本
• ハム 3～4枚
• A砂糖 大さじ1
• Aしょう油 大さじ1
• A白ごま 大さじ2
• A熱湯 大さじ1

1. Aの調味料を混ぜ合わせ、合わせ調味料を作っておきます。
2. 四角豆のヘタを取り、三等分にカットします。
3. 鍋に湯を沸かし、四角豆を入れ2分ほど茹で、水を切っておきます。
4. ハムを適当な大きさにカットします。
5. 四角豆とハムを器に盛りつけます。
6. 仕上げに合わせ調味料をふりかけて完成です。

ハムを加えたボリューミーなごま和えのレシピです。ハムが無い場合は、豆だけでも十分においしく作ることができます。調味料に砂糖が入っており、甘じょっぱい味付けで子どもから大人まで人気の一品です。ハムの代わりにカリカリに炒めたベーコンを加えると、ちょっぴり洋風のアレンジになります。ごまの風味がたまらない簡単おかずです。

【材料】

• 四角豆 5～8本
• ツナ缶 1個
• 卵 2個
• 酒 大さじ1
• 塩コショウ 適量

1. 四角豆のヘタを取り食べやすい大きさにカットします。
2. フライパンを火にかけ、四角豆を炒めます。
3. 四角豆に酒をふりかけさらに炒めます。
4. 卵を溶いて四角豆と一緒に炒めます。
5. ツナを入れ、さらに炒めます。
6. 仕上げに塩コショウをまぶして器に盛りつければ完成です。

シャキシャキの豆の食感とツナと卵の味わいが絶妙なハーモニーを生み出す一品です。簡単に手早く作ることができ、ご飯だけでなく、パンにも合う万能メニュー。さらに早く作りたい場合は、あらかじめ下茹でしたものを使用すると便利です。汁気が少ないおかずなので、作り置きやお弁当のおかずにもピッタリのおすすめレシピです。

【材料】

• 四角豆 100g
• 牛肉 150g
• サラダ油 大さじ1
• 焼肉のたれ 大さじ2

1. 鍋に湯を沸かし、四角豆を軽く湯がきます。
2. 茹でた四角豆は冷水に取り、水気を切っておきます。
3. 四角豆を斜めに薄切りにしましょう。
4. 牛肉は細切りにしておきます。
5. フライパンにサラダ油を入れて熱し、牛肉を炒めます。
6. 四角豆を加えて炒め合わせます。
7. 仕上げに焼肉をたれを加えて、炒め合わせれば完成です。

牛肉をたっぷり加えた焼肉味のボリューム満点の人気レシピです。野菜も肉もたっぷり食べたい人向けのバランスメニューで、食べ盛りの子どもや食欲旺盛な男性がいる食卓のおかずとしても最適です。

レシピにはありませんが、ニンニクのすりおろしやコチュジャンを加えると、さらにご飯がすすむ味つけになります。そのままご飯の上にのせて、丼にしてもおいしいです。

【材料】

• 四角豆 10本
• 天ぷら粉 60g
• 水 100ml
• 揚げ油 適量

1. 四角豆のヘタを取り除き、食べやすい大きさに折ります。
2. 天ぷら粉に水を加えて混ぜ合わせます。
3. 鍋に油を入れ、温度を180度にしましょう。
4. 四角豆に衣をつけ、油に入れてきつね色になったら取り出します。
5. 天ぷらの油を切ったら器に盛り付け、完成です。

衣をつけて揚げるだけの簡単天ぷらのレシピです。天ぷらの場合は下茹でが不要なので、手早く作ることができます。カラッと揚がった天ぷらと冷えたビールの相性は抜群で、おつまみに重宝する一品です。豆のシャキシャキとした歯ごたえでは病みつきになる人多数！天つゆではなく、揚げたてに塩をまぶして食べるのがおすすめです。

【材料】

• 四角豆 80g
• Aしょう油 大さじ1
• Aだし汁 小さじ2
• Aみりん 大さじ1/2
• A酢 小さじ1/2
• Aごま油 小さじ1
• 塩 小さじ1/2
• かつおぶし お好みで

1. 四角豆は洗ってから両端を切り落とし、塩を振りかけておきます。
2. 鍋に湯を沸かし、四角豆を1～2分ほど湯がきます。
3. 四角豆を冷水にとり、水気を切っておきましょう。
4. 四角豆を斜めに2等分します。
5. ボウルにAの調味料を入れ、しっかり混ぜ合わせます。
6. 四角豆を器に盛り、合わせ調味料をかけます。
7. 仕上げにかつおぶしをまぶして完成です。

だしの味が効いているおひたしも四角豆で作ることができます。このレシピのポイントは、丁寧に下処理を行うことです。事前に塩もみをしっかりしておくことで、おひたしにしたときの口当たりが変わっていきます。また、湯がく際には食感を保つため、あまり柔らかくなりすぎないようにしましょう。

また、レシピに記載はありませんが、仕上げにすりごまやショウガのすりおろし、また柚子胡椒を添えてもおいしいです。

はんぺんに豆を練りこんで油で揚げたおつまみの人気レシピです。サクふわ食感のはんぺんの中に、シャキシャキの歯ごたえが心地いい一品に仕上がっています。混ぜ込んだ青のりの風味が味付けのアクセントになっており、子どもから大人までおいしく食べられます。おつまみだけでなく、お弁当のおかずなどにも最適のレシピです！

キュウリのピリ辛漬けの四角豆バージョンです。シャキシャキの豆とピリ辛の味付けがマッチし、お酒やご飯が進むメニューに仕上がっています。このレシピのポイントは、下処理のときにある程度食感を残しておくことです。隠し味で入れたごま油の風味が食欲をそそり、お弁当のおかずやおにぎりの具としても使えます。

四角豆の根っことさつま揚げのきんぴらのレシピです。シャキシャキの根っこと、さつま揚げが絶妙のコンビネーションで、ご飯がすすむ味つけに仕上がっています。

四角豆の根っこは火を通すことで食べやすい食感になるので、味見をしながらお好みの固さで仕上げましょう。レシピにはありませんが、仕上げにいりごまを振りかけると、より風味がアップしておいしいです。

ゴボウやレンコンなどの要領で、四角豆の根っこを天ぷらにしてみましょう。じっくり揚げた根っこは、ホクホクの食感になり、病みつきになるおいしさなのだそう。

皮むきや下茹でなど、下処理に若干時間がかかりますが、さっくりホクホクの食感は子どもから大人までおいしく食べることができます。根っこ自体の味はさっぱりめなので、天つゆや抹茶塩などで食べるのがおすすめです。

茹でるとホクホクの食感になる四角豆の根っこの特性を生かしたサラダです。根っこに芋類を合わせて、ホクホクのサラダに仕上げています。合わせるドレッシングは、フルーティーな酸味のあるものがおすすめです。フルーツベースのドレッシングや、サワークリームを加えたマヨネーズなどもよく合います。

よりシンプルに食べたい場合は、レモン汁やバルサミコ酢などをかけてもおいしいです。余った場合は、マッシュして、肉料理などの付け合わせにしましょう。

四角豆は見た目は特徴的ですが、味自体にクセが無いため、炒め物や揚げ物、サラダに和え物などさまざまな料理に活用できます。また、根っこもおいしく食べられるのもうれしいポイントです。四角豆が手び入った際には、ぜひ本記事のレシピを参考にしてみましょう。