妊婦にみかんは大丈夫?妊娠中のみかんは一日何個?注意点は?

妊婦がみかんを食べて大丈夫かを解説します。妊娠中はおなかの赤ちゃんのためにも十分な栄養が必要な期間です。そんな妊婦にとって栄養豊富なみかんは適した果物といえます。1日に食べて良い個数の目安や注意点と併せて紹介します。

妊婦にみかんは大丈夫?妊娠中のみかんは一日何個?注意点は?のイメージ

目次

  1. 1妊婦がみかんを食べるメリットと注意点を徹底解説!
  2. 2妊婦に良いみかんの栄養と効果
  3. 3妊婦がみかんを食べても大丈夫だが食べ過ぎに注意
  4. 4妊婦はみかんをどれくらい食べて良い?
  5. 5みかんの保存方法
  6. 6妊婦はみかんの皮からも栄養をとろう
  7. 7妊婦が食べてはいけない果物はある?
  8. 8みかんは妊娠中におすすめの栄養満点な果物!

妊婦がみかんを食べるメリットと注意点を徹底解説!

妊婦は食事制限が多く、みかんを食べても大丈夫なのか心配する方も多いことでしょう。ですが安心してください。みかんは妊婦にとってとても良い果物といえるのです。ではみかんは妊婦にとってどのような効果があるのでしょうか?そして何個くらいまでが適量といえるのでしょうか?

本記事では妊婦がみかんを食べるメリットとその注意点を調べてみました。みかんは妊婦にとってとても健康効果の高い果物です。ただしいくら食べても大丈夫というわけでもありません。ちゃんと守るべき注意点もあります。「これまで食べていいのかわからずに我慢していた」という方は必見です!

妊婦に良いみかんの栄養と効果

妊婦に良いというみかんにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?またその栄養にはどのような効果があるのでしょうか?妊娠中には積極的に摂りたいという、みかんに含まれている栄養素とその効果を見てみましょう。

みかんの栄養と効果①ビタミン類

妊婦に良いみかんの栄養として真っ先に思いつくのがビタミン類です。みかんにはビタミンCだけでなく、体内でビタミンAに変わるβカロテン、ビタミンPも豊富に含まれています。どのビタミンも妊娠中には積極的に取りたい効果があるものばかりです。

ビタミンCには抗酸化作用やメラニン色素の生成抑制の他、抗ストレス作用の効果もあります。免疫力も高めるため、薬を飲めない妊婦にとって強い味方になります。さらに鉄分や葉酸など、妊娠中に有効な成分の吸収を高める効果があります。体内での働きを活性化させる効果もあるため積極的に取りたい栄養素です。

βカロテンは体内でビタミンAに変わることで、風邪の予防や目の健康維持に欠かせない栄養素です。おなかの中の赤ちゃんの成長にも欠かせないため、積極的に取りたい栄養成分です。また動物性のビタミンAと異なり必要な量だけ変換されるため、過剰摂取による胎児の奇形リスクの心配もありません。

ビタミンPは厳密にはビタミン様物質と呼ばれる成分の一つです。みかんの皮の白い部分に豊富に含まれ、ビタミンCの働きを助けてくれます。他にも動脈硬化や高血圧の予防、免疫力の向上など、妊婦に嬉しい効果を持っています。みかんは皮にも豊富に栄養が含まれているため、無駄なく摂るようにしたい果物です。

みかんの栄養と効果②食物繊維

妊婦には便秘に悩まされる方も多くいます。原因はおなかの中で赤ちゃんが育つにしたがって、腸が圧迫されることにあります。そんな妊婦にとってみかんは水分と豊富な食物繊維を同時に摂れるため、便秘解消に効果的です。みかんには特に水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれているのです。

みかんのペクチンは、特に果肉を包む袋とその袋についている白い筋に多く含まれています。みかんの果肉だけを食べた場合に比べ、袋ごと食べた場合には約4倍もの食物繊維を摂ることができます。そのため妊婦だからこそ袋や筋も一緒に食べることが望ましいといえます。ただし人によって下痢になることもあるので注意が必要です。

みかんの栄養と効果③シネフィリン

妊婦に良い栄養素としてシネフィリンも忘れることはできません。このシネフィリンは日本原産といわれる温州みかんだけに含まれる栄養素です。風邪に有効な成分として科学的にも立証されていて、薬の服用に制限を受ける妊婦にはありがたい栄養素です。気管支の筋を緩める作用があり、特にのど風邪に効果的です。

みかんの栄養と効果④クエン酸とカリウム

妊婦は妊娠中のホルモンバランスの変化の影響で、ストレスなどからくる疲労に悩まされがちです。そんな妊婦にはみかんに含まれるクエン酸の疲労回復効果が強い味方になってくれます。クエン酸の優れている点は、肉体の疲労だけでなく精神面の疲労にも効果を発揮することです。疲れを感じやすい妊婦にとってみかんはありがたい食品といえます。

さらにみかんにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムは余分な水分を体外に排出してむくみを予防する効果があります。妊娠中はむくみやすいため、カリウムは多めに取りたい栄養の一つです。体内のナトリウム量も調節してくれるため、高血圧になりやすい妊婦にとって必要不可欠な栄養素といえます。

みかんの栄養と効果⑤βクリプトキサンチン

みかんには妊婦の健康管理に有用な栄養成分であるβクリプトキサンチンが、特に豊富に含まれています。活性酸素の発生を抑制することでがんの予防効果が注目されている成分ですが、他にも様々な健康効果があります。肝機能障害や骨粗しょう症、動脈硬化やメタボリックシンドロームなど、多くの症状に予防効果があることがわかっています。

妊婦がみかんを食べても大丈夫だが食べ過ぎに注意

妊婦がみかんを食べても大丈夫ということはこれまでに説明した通りですが、健康に良いとはいっても食べ過ぎは禁物です。妊婦がみかんを食べ過ぎるとどのような弊害が出ることがあるのでしょうか?注意点としてまとめてみました。

妊婦がみかんを食べる注意点①体重の増加

妊婦にとって「つわりで食事がのどを通らない」というときでも食べやすいのが果物です。みかんも例にもれず、「つわりがひどくても食べたくなる」という方もいます。ですが妊婦にとって栄養の塊のようなみかんですが、食べ過ぎは太る原因になります

みかんには果糖が多く含まれているため、1個当たりのカロリーはSサイズ(80g)で34kcal、Lサイズ(150g)で69kcalです。果物の中ではカロリーは低い方ですが、他の柑橘類と比べると100g当たりの糖質量は多いという特徴もあるのです。そのため妊婦でなくとも「食べ過ぎで太った」という方は少なくありません。

いくら太ったからといって妊娠中のダイエットは体に大きな負担となります。もちろんおなかの中の赤ちゃんにも悪影響があるためおすすめできません。みかんは食べる量をきちんと調節して食べ過ぎないよう注意しましょう。

妊婦がみかんを食べる注意点②妊娠糖尿病

妊婦が妊娠中の食事に注意が必要な理由に妊娠糖尿病の予防があります。妊娠糖尿病になると妊娠高血圧症候群や羊水量の異常、難産や網膜症など様々な合併症を引き起こします。おなかの中の赤ちゃんも流産や巨大児や心臓肥大などの様々な形態異常、低血糖や多血症などの危険にさらされます。

みかんにはブドウ糖やショ糖、果糖という糖質が含まれています。ですが様々な栄養成分が糖尿病のリスクを下げてくれることがわかっています。ただし食べ過ぎれば話は別です。みかんに含まれる果糖が肝臓でブドウ糖に変換されて、糖代謝の悪化や中性脂肪の増加につながります。みかんは糖質量の多い果物ということを忘れてはいけません。

現在妊娠8ヶ月で赤ちゃんが小さめと言われたので調べてたら
果物の果糖で赤ちゃんが大きくなるというのを見ました。
1人目は みかんにハマりたくさん食べてて3400グラムだった事を思い出しました(私の体重も激増でしたが・・・)

妊婦がみかんを食べる注意点③柑皮症

妊婦でなくともみかんを食べ過ぎると皮膚が黄色く変化してしまう症状を、柑皮症(かんぴしょう)といいます。この柑皮症はみかんに含まれるβカロテンが、皮膚に色素沈着を起こしてしまう状態を指します。柑皮症自体はおなかの中の赤ちゃんに悪影響はないとされています。ただしみかんの食べ過ぎの合図でもあるため量を控えるようにしましょう。

妊婦はみかんをどれくらい食べて良い?

妊婦にとって助けになるみかんですが、食べ過ぎもまた良くないことはわかりました。では妊婦が1日に食べても良いみかんの個数は何個まででしょうか?妊娠中の1日の摂取量の目安とおすすめの食べ方を紹介します。

1日の摂取量の目安

先日両親学級に行った際に頂いた資料によりますと…。
みかんだと一日2個が適量だそうです

みかんの大きさなどによっても差がありますが、一般的にいわれている1日の摂取量の目安は2~3個です。昔はこたつにみかんを常備して、テレビを見ながらみかんを何個も食べるのが普通でした。ですがそのようなながら食べはついつい食べ過ぎてしまうため、ツイッターでも「体重が増えた」という書き込みがあるくらいです。

妊娠中はおなかの赤ちゃんのためにも、食べる個数をきちんと管理する必要があります。「目の前にあるとついつい手が伸びてしまう」という方は多いことでしょう。食べる個数を管理するためにも、みかんを目につきやすい場所に置かないなどの工夫をするようにしましょう

食べる時間帯にも気を配る

果物には糖分が多く含まれますので、夜食べるのは控えた方がよさそうです。

妊婦がみかんの健康効果を上手に取り入れるためには、どのタイミングで食べることが望ましいのでしょうか?妊娠中はみかんの栄養素を最大限に吸収したいため、食後に食べることがおすすめです。これはビタミンCの吸収率が変わるためです。

空腹時にみかんを食べた場合、ビタミンCの吸収率は20~30%程度です。ですが食後にみかんを食べた場合にはビタミンCの吸収率は50~60%に増えるのです。またビタミンCは水溶性ビタミンのため、尿と一緒に体外に排出されやすいビタミンでもあります。朝から夕方にかけてこまめに分けて食べることがおすすめです。

一方でみかんを夜にまとめて食べることは避けましょう。みかんには糖質が多く含まれていることはすでに紹介した通りです。夜に一度に食べ過ぎると糖質を処理しきれず、太ったり妊娠糖尿病の原因になります。みかんを食べる時間帯としては遅くとも18時までに食べることがおすすめです。

みかんの保存方法

みかんは通常は箱売りか袋詰めで売られています。ネットに入って売られていることもありますが、保存方法としてはどう管理することが望ましいのでしょうか?みかんを傷めずに長く楽しめる保存方法を紹介します。

常温保存

みかんを常温保存するときは、箱や袋からみかんを取り出して風通しの良いところで保管します。量が多い場合は、みかんのヘタを下にしてから重ねていくと良いでしょう。時々傷んだみかんが混ざっていないか確認しながら保管すれば、冬なら2~4週間保存することができます

みかんの保管場所に限りがある場合は仕方のないことですが、なるべくなら重ねずに保管したいものです。他のみかんの荷重がかかることで、下のみかんがつぶれたり傷んだりしやすくなるからです。なるべく新聞紙などの上に重ねることなく広げて保存するようにしましょう。

冷凍保存

みかんは冷凍保存にも向いている果物です。ただし丸ごとのまま冷凍庫に入れるのではなく、まずは皮を剥いてからバラバラにばらします。濡れていたら水分をふき取って重ならないように広げたら、保存袋やラップを敷いた金属製のトレーに入れて冷凍します。冷凍みかんにして保存すると1~2か月間保存することができます

食べやすく保存が利く冷凍みかんですが、食べ過ぎは体を冷やすため注意が必要です。冷えは妊婦にとって大敵なため、温かい飲み物も併せて取るなどの工夫もするようにしましょう。

妊婦はみかんの皮からも栄養をとろう

先にも少し紹介したように、妊婦に嬉しい栄養素はみかんの実よりも皮に多く含まれています。そのため皮も捨てずに上手に活用したいものです。続いてはみかんの皮を加工して効率良く栄養を摂る方法を紹介します。

中国では漢方薬として用いられている

漢方ではみかんの皮を天日でよく乾燥させたものを、「陳皮」と呼んで薬として活用されています。様々な薬に配合されているほか、風邪薬としても常用されているのです。妊娠中の健康維持のため、あなたも陳皮を作ってみませんか?

「陳皮」の作り方

食べ終わった後に残ったみかんの皮を水で洗い流します。表面に付いている農薬は、水で洗うだけで簡単に取り除くことができます。後はザルや市販されている天日干し用のネットなどに入れて干すだけです。直接日光に当てて干しても部屋干ししても、数日後にはカラカラに干しあがります。香りを楽しみたい時には半生状態もおすすめです。

お茶や料理の香りづけに活用

できた陳皮は風邪を引いたときに風邪薬として使うことができます。刻んだ陳皮を砂糖と一緒に熱湯に入れて飲むだけで、軽いうちならすぐに完治します。この他にも柚子の代わりに汁物に入れて香り付けに使ったり、粉末にしたものをサラダにかけてもおすすめです。紅茶と一緒にして飲んでも香りが引き立ちます。

無農薬の国産みかんがおすすめ

陳皮は皮を使って作るため、できれば無農薬栽培のみかんが望ましいです。日本の農薬は水で簡単に洗い流せるとはいえ、わずかでも残っていればおなかの赤ちゃんへの悪影響も心配です。陳皮を作る前提でみかんを購入する時は、できるだけ無農薬のものを選ぶようにしましょう。

妊婦が食べてはいけない果物はある?

妊婦にとっておなかの赤ちゃんに直接影響が出る食事は、最も注意したいことといえます。つわりがひどい時でも食べやすい果物ですが、妊婦が食べてはいけない果物はあるのでしょうか?そんな気になる疑問について解説します。

どんな果物も食べすぎなければOK

何でも食べ過ぎがいけなく、
またフルーツは糖分が多いので程々にが良いです。
 

妊婦が食べてはいけないという果物は基本的にはありません。どの果物もビタミンを始めとした栄養素が豊富なため、1日200gの摂取を推奨されているくらいです。果物を食べる際に注意するべき点は、共通して糖質の摂り過ぎにならないよう食べ過ぎないことです。

どの果物にも果糖を始めとした糖分が豊富に含まれています。何事も食べ過ぎは良くないということを忘れなければ、果物は栄養補給にもなる優れた食材といえるのです。

体を冷やす果物はなるべく控える

果物には食べると体を温めるものと冷やすものがあります。一般的に寒い地方でとれる果物には体を温める効果があります。一方で暑い地方でとれる果物には体を冷やす効果があります。果物の多くは南国産のものが多く体を冷やしがちです。妊婦は体を冷やさない方が良いため、きちんと見極めて選ぶようにしましょう。

なお暖かい地域でとれるみかんは体を冷やすイメージがあります。ですが血行を良くしたり代謝を上げるなど、体を温める果物のひとつです。そういう点でも妊婦にとっておすすめの果物といえるのです。

みかんは妊娠中におすすめの栄養満点な果物!

妊婦にとってみかんは、健康な赤ちゃんを産むために必要な栄養を豊富に含んだ優れた果物です。食べ過ぎないという注意点さえ守っていれば、健康維持にとても効果的です。今まで食べて良いものかわからず避けていた方も、本記事を参考にして上手に生活に取り入れてください。日々の健康管理に大いに役立つことでしょう!

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