業務スーパーの豚肉は冷凍で安い？国産？おすすめの種類や口コミを紹介

さまざまな食品が販売されている業務スーパーですが、じつは精肉の安さにも定評があります。業務スーパーといえば冷凍加工食品やレトルト食品などのイメージが強いですが、冷蔵及び冷凍の精肉もお手頃な価格で販売されています。そして、その中でも特に人気が高いのが「豚肉」なのです。

そこで、本記事では業務スーパーで販売されている豚肉の中から、おすすめの商品を幾つか紹介させて頂きます。また一部では業務スーパーの冷凍豚肉が臭いと噂されていますが、こちらの件についても真相の調査を行いました。果たして業務スーパーの冷凍豚肉は本当に買いな商品なのでしょうか？

業務スーパーでは、通常 スーパーでも販売されている様なパック入りの豚肉と、冷凍食品コーナーにて販売されている冷凍豚肉の2種類があります。この2つのうち、常備目的として購入するのであれば間違いなく冷凍豚肉がおすすめです。冷凍豚肉は予め冷凍することを前提とした商品であり、小分けにして冷凍する手間が掛かりません。

逆にパック入りの豚肉の場合、表示消費期限内に消化することを前提に販売されている商品のため、購入してから冷凍しても鮮度の劣化は否めません。よって、冷凍保存目的で豚肉を購入する場合は、最初から冷凍豚肉を選んでおきましょう。

業務スーパーには国産豚肉以外にもカナダ産やアメリカ産、スペイン産など外国産豚肉も多数販売されております。その大きな違いと言えばやはり値段でしょう。国産豚肉は外国産豚肉と比べて値段は多少高めに設定されております。よって、外国産の食材を口にすることに抵抗が有るという方は、産地を見てから商品を選ぶことをおすすめします。

肝心の味についてですが「国産も外国産もそれほど大きな違いは無い」という声が多いようです。ですので、産地よりもコスパを重視したいという方は、外国産豚肉を選択するのがベターと言えます。ただ、部位によってはどちらか一方の豚肉しかない場合もあるので、そこは実際の商品を確認した上で判断してください。

業務スーパーのおすすめ冷凍豚肉1品目は、国産豚切り落としです。安心安全の国産豚肉を使用したこちらの商品は、いわゆる「豚こま肉」です。豚肉のさまざまな部位の端肉が集められた商品で、炒め物から茹で物まで幅広いレシピに使用することができます。豚こま肉の冷凍が欲しいと言う方なら、常時ストックしておくのも良いでしょう。

こちらの商品には、具体的に豚モモ、ウデ、肩ロース、ロースの部位が使用されております。切り落とし肉がひっついた状態で冷凍されているため、使用時の使い勝手はそれほど良いとは言えません。ただ、国産豚肉だけに味は決して悪くありませんので、値段相応には満足できるレベルと言えそうです。

こちらは業務スーパーで500g入り507円（税込み）にて販売されております。100g当たりの単価で計算すると約101.4円程度ですので、一般的なスーパーよりは多少安いかも？といったところです。ただ、業務スーパーで取り扱っている他の冷凍食肉製品と比較すると、明らかに高めの値段設定です。この辺りをどう考えるかが、購入決定のポイントとなるでしょう。

業務スーパーのおすすめ冷凍豚肉2品目は、国産豚バラスライスです。何かと出番の多い豚バラ肉を冷凍保存したこちらは、新潟県に在る食肉加工会社「佐藤食肉」で加工された商品です。こちらも商品名が物語るように、安心安全の国産豚バラ肉を使用しております。業務スーパーにて国産冷凍豚バラ肉をお求めの方は、この商品一択となります。

コスパも優秀で、通常のスーパーで販売されている豚バラ肉よりもお安く手に入れることが可能です。ただ、バラ肉にも関わらず、重ねられた状態でパッケージされてしまっています。そのため小分けにする場合はやや面倒。その点だけがマイナス評価ですが、他は概ね満足できるレベルにある商品です。

業務スーパーでは、こちらの商品が500g入り599円（税込み）にて販売されております。100g当たりにすると約119.8円程と、一般的なスーパーで販売されている国産豚バラ肉の値段よりもかなりお得です。500g入りの豚バラ肉をこれだけ安価に購入できるのですから、間違いなく買って損はありません。コスパ面では文句なしと言って良いでしょう。

業務スーパーのおすすめ冷凍豚肉3品目は、カナダ産 豚切り落としです。パッケージデザインからして如何にも業務用といった印象の商品ですが、非常に使い勝手が良くクセのない味わいが特徴的な商品です。サイズ的にも家庭用にストックするなら適した大きさですので、冷凍庫内で保存の際にかさばる心配もありません。

この冷凍豚肉最大の利点は、一つ一つの豚肉が別々に冷凍されている点にあります。先程紹介した国産豚の切り落としは全てがひっついた状態で冷凍保存されており、使用する際には少々面倒な手間が掛かる商品でした。しかし、このカナダ産豚切り落としなら、必要な分を手づかみで袋から掬い出すことができます。この差は非常に大きいです。

業務スーパーでは、こちらの商品が400g入りで386円（税込み）にて販売されております。100g当たりで計算するとおよそ96.5円と、コスパ的には可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。

業務スーパーのおすすめ冷凍豚肉4品目は、カナダ産 豚ローステキです。その名の通り、トンテキやトンカツにピッタリの豚ロースが10枚入った商品です。サイズ感も上々で、厚さも1cm程にカットされているので充分な食べごたえがあります。使い勝手も良く、トータルで考えてもストックする価値はある商品と言えそうです。

こちら完全解凍してしまうと、肉から大量のドリップが出てしまいます。よって、調理する際は冷蔵庫に3～4時間程度置き、半分ほど解凍された状態となった段階で調理を始めると良いでしょう。肉自体の品質は決して悪くないので、旨味を逃さないような調理を心掛けてください。

業務スーパーのおすすめ冷凍豚肉5品目は、スペイン産 豚バラブロックです。名前の通り、豚バラの冷凍ブロック肉が塊のままパッケージングされています。そのサイズを見ても分かるように、角煮やチャーシューにもってこいの商品です。また、品質に対する評価も高く、肉の旨味は数有る冷凍肉の中でもダントツであると評されています。

ブロックのバラ肉ということで、解凍するのが大変そうですが、以外にもそこまでの手間は掛からないのだそうです。そして何より凄い所が、冷凍肉にも関わらず一切の臭みが無い点にあります。「冷凍肉特有の臭いが嫌」という人でも、この豚バラブロックなら問題なく使用することができそうです。

こちらは1kg入りという大容量の商品で、販売価格は1,074円となっています。100g換算すると約107.4円。豚バラブロック肉の市場相場を考えると、これはなかなかお得な価格と言えます。

豚肉の臭いの原因はさまざまです。単に傷んでいる場合もあれば、肉自体が古い場合もあります。また、独特の獣臭が苦手な人もいますが、こればかりは豚である以上は致し方ありません。決して安いから臭いのではなく、豚が豚である以上多少の臭いはやむを得ないのです。

冷凍豚肉の臭いを消すには、下味を付けることです。また、ハーブなどの香草をたっぷり使用するのも効果的。強い匂いを感じさせないためには、より強い何かで封印するのが持っても手っ取り早い方法です。

先程も申し上げた通り、肉料理にはさまざまなスパイスやハーブが用いられます。その中にはローリエなどの臭み取りに適したモノがあるので、それらを用いたレシピで肉を消費するのがベストな選択です。

半解凍程度で調理をすると、ニオイがそれ程立たなくなると言われています。また、時間を置くとそれだけニオイも強くなる傾向があるので、解凍したら直ぐに調理を行ってください。

業務スーパーの豚肉について、臭いとコメントを寄せている人も少なからずいるようです。これには個人差もあるので何とも言い難いところですが、例え保存用だとしてもなるべく早く消費してしまったほうが良いのかも知れません。

業務スーパーの冷凍豚肉についてまとめてみました。いずれも使い勝手が良く値段も手頃と、買って損のない商品です。この機会に毎日の食生活へと取り入れてみてはいかがでしょうか？