離乳食に使う豆腐は冷凍保存ができる!正しい保存方法と注意点を紹介

離乳食に使う豆腐は、冷凍後も赤ちゃんに食べさせることができます。ただし豆腐はとても傷みやすいので、ちゃんと冷凍しないと日持ちが悪くなってしまいます。離乳食は赤ちゃんにとって初めての食事なので、正しい保存方法をしっかり覚えておきましょう。

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目次

  1. 1離乳食用の豆腐を冷凍保存して手軽に使いたい
  2. 2離乳食に使う豆腐の冷凍保存方法
  3. 3離乳食に豆腐を使う時の注意点
  4. 4離乳食に使う豆腐を上手に冷凍保存しよう

離乳食用の豆腐を冷凍保存して手軽に使いたい

離乳食期の食事は赤ちゃんにとって初めての食事ということもあり、食べても良い食材はまだ少なめです。特にゴックン期とも言われている離乳食初期は、調理しやすく赤ちゃんにとっても食べやすい食材を選ぶことが非常に大切となってきます。そんな時におすすめなのが、タンパク質やミネラルなどさまざまな栄養が含まれている豆腐です。

離乳食用の食材としても親しまれている豆腐を使えば、レシピの幅もグッと広がります。冷凍保存して手軽に使うこともできますが、赤ちゃんがうまく飲み込めないことも少なくありません。正しい保存方法や注意点などをしっかりと覚えておくようにしましょう。

離乳食に使う豆腐の冷凍保存方法

豆腐は離乳食初期の生後6ヶ月頃から食べさせることができます。冷凍した豆腐も離乳食用の食材として使えますが、豆腐を冷凍すると水分が抜けて食感が硬くなってしまいます。パサパサした食感になるので、赤ちゃんにとっては少し食べにくいかもしれません。

離乳食に使う豆腐は冷凍しても栄養価はそのままですが、あまり日持ちしない食材でもあります。特に赤ちゃんは大人よりも抵抗力が弱いので、豆腐を冷凍したらできるだけ早く使い切るように心掛けてください。

加熱する

離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには、できる限り衛生的なものを食べさせるようにしましょう。離乳食後期くらいになればあまり神経質にならなくても問題ありませんが、離乳食初期の赤ちゃんに生の豆腐をあげると消化不良を起こしてしまうこともあります。

離乳食として冷凍した豆腐を使う場合は、加熱して滅菌するのがおすすめです。豆腐はとても傷みやすいので、生のまま豆腐を冷凍すると日持ちが悪くなってしまいます。傷んだ豆腐を食べると食中毒を引き起こす原因にもなるので、必ず加熱してから冷凍保存するようにしてください。

茹でる

豆腐を茹でる時は、鍋にたっぷりのお湯を沸かしてから弱火で3分ほど茹でるのが一般的です。茶こしなどを使えば茹でた豆腐を簡単に取り上げることができるので、是非一度試してみてください。

豆腐が茹で上がったら、水気をしっかり切って15分ほど放置しておきます。水気が残っていると冷凍しても日持ちが悪くなってしまうので、キッチンペーパーなどに包んで念入りに水切りを行うのがポイントです。

レンジで加熱

レンジで離乳食用の豆腐を加熱する場合は、耐熱皿に豆腐をのせて600Wのレンジで2分ほど温めます。ラップをするとうまく加熱できないことがあるので、キッチンペーパーで包んで加熱するようにしましょう。

水分が多い絹豆腐を使う際には、600Wのレンジで3分程度を目安に加熱するのがおすすめです。ただし絹豆腐はとても柔らかいので、加熱しすぎると形が崩れてしまうこともあります。形が崩れると取り出しにくくなるので、様子を見ながら加熱するようにしてください。

すりつぶす

冷凍した豆腐はとても硬くてパサパサした食感になるので、離乳食初期の赤ちゃんにとってはあまり食べやすいものとは言えません。そんな時はすり鉢などを使って豆腐をすりつぶしてあげると、赤ちゃんも食べやすくなります。

スプーンやフォークなどを使って豆腐をすりつぶすことも可能ですが、すり鉢に比べると食感がなめらかではありません。消化不良を起こしやすい赤ちゃんのことを考えるのであれば、すり鉢で豆腐をすりつぶしてあげた方が安心できます。

ビニール袋を使う方法

自宅にすり鉢がない場合は、厚手のビニール袋を使う方法がおすすめです。十分に加熱した豆腐の粗熱をとったあと、厚手のビニール袋に入れれば手で豆腐をすりつぶすことができます。時間の節約にも繋がるので、是非覚えておいてください。

あらかじめビニール袋に少し切れ目を入れておけば、すりつぶした豆腐を取り出すときも手が汚れません。米粉や水を加えて温めるとお粥に大変身するので、離乳食としてもぴったりです。

冷凍保存方法

豆腐は冷凍すると水分が抜けるので、煮物などでもよく使われる高野豆腐のような歯ごたえになります。かなりパサパサした食感にもなるので、初めて離乳食を口にする赤ちゃんにとっては食べにくいかもしれません。

離乳食で使う豆腐を冷凍する場合は、しっかり加熱してから食べやすくするのが必要不可欠です。すり鉢ですりつぶすのがおすすめですが、シリコン素材の製氷皿などを使って食べやすい大きさに小分けしてから冷凍するのも良いです。

保存期間

冷凍後の豆腐の保存期間は、2~3週間を期限とするのが一般的と言われています。ただし豆腐の種類によって期間の長さは異なってくるので、豆腐を冷凍保存する際にはくれぐれも注意してください。

柔らかい口あたりが特徴的な絹豆腐は、離乳食にぴったりの食材です。冷凍後も味が染み込みやすいですが、水分が非常に多いので木綿豆腐などに比べると日持ちはあまり良くありません。保存状態によっては1週間程度で傷んでしまうこともあるので、冷凍した日付を記載しておくのがおすすめです。

そぼろにして冷凍保存

豆腐を冷凍すると、高野豆腐のように食感が硬くなります。その特徴を活かしてそぼろにすれば、離乳食のレシピの幅もグッと広がります。ノンオイルで作ることができるので、赤ちゃんの離乳食にうってつけです。

豆腐のそぼろを作る時は、冷凍する前に豆腐をほぐすように細かくしながら炒めます。通常は砂糖やしょうゆなどで味付けしますが、離乳食にする場合はできるだけ使わないようにしましょう。水気がなくなるまで炒めたら、保存容器などに入れて冷凍するだけです。

Thumb豆腐の冷凍保存方法とおすすめレシピ集!保存期間から解凍方法まで! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

離乳食に豆腐を使う時の注意点

豆腐は離乳食にぴったりの食材と言われていますが、いくつかの注意点を知っておく必要があります。生後6ヶ月頃の赤ちゃんは食べられる食材が限られているので、栄養豊富で食べやすい食材を選ぶのが重要です。豆腐にはさまざまな栄養が含まれていますが、赤ちゃんの体質に合わない場合もあるので十分に注意してください。

豆腐の選び方

離乳食で使う豆腐には、食感の柔らかい絹豆腐がおすすめです。スーパーなどでは木綿豆腐や焼き豆腐も販売されていますが、やや硬めの食感なので赤ちゃんにとっては少し飲み込みづらい食材です。

離乳食用の豆腐は、その種類に加えて原材料や生産国にも注意する必要があります。外国産の大豆が使われている豆腐には、身体に害となる防腐剤がかけられていることが多いです。製造時に添加物も使用されているので、できれば国産の豆腐を選ぶようにしましょう。

必ず加熱する

さきほどもお伝えしましたが、離乳食に豆腐を使う場合は必ず加熱するようにしてください。加熱することで殺菌効果も期待できるので、離乳食完了期までは加熱してから赤ちゃんに食べさせると安心です。火を通しても栄養が損なわれる心配はないので、電子レンジなどを利用してしっかりと加熱してあげましょう。

アレルギーに注意する

豆腐の原材料でもある大豆には、サポニンという成分が多く含まれています。サポニンには脂肪の酸化を防ぐ働きがありますが、摂取しすぎると消化不良を起こしてしまうこともあります。赤ちゃんに大豆アレルギーの可能性がある場合は、下痢や嘔吐などの症状が出る恐れもあると言われています。

調理してから冷凍する

離乳食用の豆腐は、調理してから冷凍するのが基本です。赤ちゃんの世話をしていると、家事の時間がなかなか取れないといったケースも珍しくありません。調理した豆腐を冷凍保存しておけば時間の節約にも繋がりますが、他の食材に比べると日持ちはあまり良くないです。できれば1週間以内に使い切るようにしましょう。

離乳食に使う豆腐を上手に冷凍保存しよう

離乳食に使う豆腐の正しい冷凍保存方法や、注意点などについて詳しく紹介してきました。赤ちゃんにとって初めての食事となる離乳食に豆腐を使う場合は、必ず加熱して食べやすくするのが重要となってきます。

冷凍した豆腐は離乳食としても使えますが、パサパサした食感になるのであまり食べやすいものとは言えません。しっかり冷凍しておかないと、豆腐が傷んでしまうこともあります。離乳食は大人と同じ食事をするための第一歩なので、豆腐を上手に冷凍保存できるようにしておきましょう。

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