洋梨の品種はいくつある?美味しく食べる追熟のポイント!おすすめレシピも厳選

洋梨はまだまだ日本では馴染みがない果物ですが、近年生産数も増えており手に取る方も多くなっています。そんな洋梨には数々の品種があるのを知っていますか?洋梨の特徴として追熟を行う必要があり、追熟のポイントも知っておくと美味しい洋梨を食べることができることでしょう。今回は、そんな洋梨のカロリーや栄養、品種による旬の時期や食べごろ、追熟のポイントを詳しく解明していきます。

洋梨の品種はいくつある?美味しく食べる追熟のポイント!おすすめレシピも厳選のイメージ

目次

  1. 1洋梨とは?
  2. 2洋梨の品種別の食べごろと旬の時期
  3. 3洋梨の追熟のポイントと保存方法
  4. 4洋梨を使ったおすすめレシピ
  5. 5洋梨の品種や食べごろを見極めて美味しく食べよう!

洋梨とは?

洋梨と聞くと一番に思い浮かべる品種がラフランスではないでしょうか?洋梨には実は沢山の種類があり、そのどれもが甘くみずみずしく味の広がりも豊かなものばかりです。今回はそんな洋梨の品種や、追熟について紹介をしていきましょう。まずは洋梨がどのような果物なのか、カロリーや栄養を知っていきましょう。

特徴

カットされた洋梨と2つの洋梨

洋梨はヨーロッパが原産国になり、ひょうたんの形をしているのが特徴的です。日本の代表的な果物でもある、梨に比べるとその見た目の違いは一目瞭然でしょう。丸みのある日本の梨に比べると、お尻が大きく成長する洋梨は見た目で違いがあることが分かります。

食感も特徴的で日本の梨のシャリっとした食感とは違い、ねっとりとした食感が印象的です。梨と同じだろうと思って一口含むとその違いにはすぐに気付くはずです。甘みも芳醇なため、濃厚な甘さのある果物を好む方は洋梨がおすすめできます。

また、追熟する必要があるのも洋梨の特徴でしょう。日本の梨は食べごろに収穫されることから追熟の必要はありませんが、洋梨は食べ頃の前に収穫を行うため追熟をすることで美味しく食べることができると言われています。

カロリーと栄養

洋梨が4つ並んでいる

洋梨は種類によってカロリーの前後がありますが、平均的な数値として100gあたり約54kcalほどです。一般的なサイズの洋梨1個あたりのカロリーで計算をすると、約138kcalになると言います。

これは日本の梨に比べると少々高い数値が出ていると言えるでしょう。またGI値も少々高くなり、糖度も日本の梨に比べると高いため食べ過ぎには注意が必要です。

含まれている栄養素には沢山の種類があるものの、その栄養どれもが大きな数値ではないようです。代表的な栄養としてビタミンB1、B2やビタミンCのようにビタミンを含み、ミネラル類、アミノ酸の一種のような栄養を含んでいると言います。

それぞれの栄養の数値は低くとも、人体には嬉しい栄養が沢山入っていることもありメリットは大きいでしょう。栄養の豊富さで見ると、梨と同等またそれ以上ではあるため栄養を取り入れたいのであれば洋梨を選ぶのが良いでしょう。栄養ではなく、味を楽しみたいという方には梨でも洋梨でもおすすめできます。

洋梨の品種別の食べごろと旬の時期

洋梨の代表的な品種と聞くと、ラフランスが挙がりますがその他にも多々な種類が展開されている洋梨は品種によって、旬の時期や食べごろの時期が異なります。気になる洋梨がある場合は一番美味しいタイミングで購入するのがおすすめでしょう。

品種は16種類以上

3つの洋梨が頭を寄せている

洋梨の品種は日本だけで見ても16種類以上が栽培されていると言われています。世界で見ると、まだまだ品種は多いこともあり中には見たことのない洋梨もあることでしょう。今回は日本で栽培のされている洋梨の品種の特徴や旬の時期など詳細を紹介していきましょう。

今回紹介をしていくのはラフランスを始めとする7種の洋梨になり、日本各地で親しまれている品種です。食べごろの時期も合わせて紹介しますので、参考にしてみてください。

ラ・フランス

日本でもポピュラーな洋梨の一種でもあるラフランスは、名前にもある通りフランスで生まれた品種です。日本での生産数もトップになり沢山作られています。ですが元々の生産地でもあるフランスでは、ラフランスは栽培の際に手間がかかるという理由から、現在ではほぼ栽培がされていない品種としても知られています。

ラフランスは250~300g程の実になり、見た目はごつごつとしていることからあまり美味しそうに見えないという方も少なくありません。そんな見た目とは裏腹に果肉の味わいは最高級で、洋梨の中でも最高峰と言われている品種でもあるのです。

旬の時期

ラフランスの旬の時期は10月~1月頃となり、11月頃が一番出荷数が多いと言います。そのため食べごろは秋から冬にかけてが最適であると言えるでしょう。主な生産地は山形県となり全体の90%以上を占めています。

マルゲリット・マリーラ

マルゲリット・マリーラはフランスで生まれた品種となり、誰もが知っている洋梨の代表的な見た目をしています。綺麗なひょうたん型になり、大きめのサイズ感が特徴です。果実は500~600gとなり、ラフランスと比べるとその大きさは倍であることが分かります。

中には1kg以上になるマルゲリット・マリーラも存在しており、味わいは甘みと酸味のバランスが良く香りを楽しむこともできる品種です。果肉に傷が見られる場合は、傷みが早い傾向にあるため見た目はしっかりチェックしましょう。

旬の時期

マルゲリット・マリーラの旬の時期は9月の下旬から10月頃になり、少々出回る時期が短いのが特徴です。食べごろを判断する目安として、マルゲリット・マリーラの見た目のカラーが黄金色になっていたら食べごろです。緑色をしているマルゲリット・マリーラは追熟をして黄金色に変化するのを待ちましょう。

ル・レクチェ

ラフランスの次に日本で知名度が高いと言われているのがル・レクチェです。350g前後の大きさが平均的であることから、そこまで大振りではない品種です。日本での歴史はとても長く明治の時代に日本に流通をしてきた洋梨です。

ル・レクチェの最大の魅力は甘さにあり、芳醇で濃厚な甘みが魅力的で糖度は16度以上となります。香りも豊かなことから西洋梨の貴婦人という呼び名も付いているほどです。昔は栽培が難しい品種として扱われていましたが、月日が経ち年々生産量が増えている品種でもあります。

旬の時期

ル・レクチェの旬の時期は10月下旬から12月にかけてとなり、食べごろのシーズンは11月~12月と言われています。

食べごろの見極め方として見た目の色合いが緑色からバナナのような黄色に変わった時が美味しく食べられる頃合いです。また香りにも変化が出ると言われ、芳醇な香りになると果肉が熟れて濃厚な甘みを感じることができると言われています。

オーロラ

オーロラは早生種の品種としても知られていますが、早生種でありながらも上質な味わいや食感を楽しむことができる洋梨として親しまれています。果汁が豊富に含まれているのも特徴で、舌の上でとろける感覚を楽しむことができるでしょう。

甘みと酸味のバランスが良く、香りもしっかり楽しむことのできる品種です。大きさは300~400gほどになり、お尻部分が大きく膨らんでいるのが魅力的でしょう。

旬の時期

オーロラは9月のみ出回り、その後は見かけることが少ない品種です。そのため手にする機会も少ない洋梨として希少と言えるでしょう。

食べごろの見極めが簡単なこともオーロラの魅力でしょう。オーロラは追熟することで青っぽい色合いから見事なオレンジ色に変化をします。オレンジ色に変化をしたら食べごろのサインなので、甘く美味しいオーロラを堪能してみましょう。

バートレット

スタイリッシュな見た目と他の洋梨に比べるとサイズ感が小さい特徴を持っているのが、バートレットです。古くから存在しており、日本に流通したのも明治時代のことです。

元々は缶詰用として流通をしていたバートレットですが、近年では生果としても親しまれている品種です。イギリス産の洋梨となり、その大きさは250g前後の大きさです。

旬の時期

バートレットは旬の時期が短い品種として知られています。収穫は9月上旬頃から始まりますが、食べごろになるまでは収穫後1~3週間程かかります。緑褐色の内はまだ食べごろではないため、追熟を行って食べごろになるタイミングを待ちましょう。黄色褐色になったのを確認したら、熟れている証拠になるため美味しくいただきましょう。

ゼネラル・クラーク

フランスのパリで発見のされたゼネラル・クラークは、果実の大きさもそれなりにあり、果汁が多く優しい味わいが特徴的です。なめらかな口当たりで食べ進めることができるため、食べやすさを感じることでしょう。ゼネラル・クラークを選ぶ際には、重みを感じるものを選ぶのがおすすめされています。

旬の時期

ゼネラル・クラークは10月頃から市場に出回ります。追熟を行いますが、完熟した後は長持ちしないため早めに食べ切るようにしましょう。食べごろの見極め方は、表面の皮の色が緑から黄色へ変わったら美味しく食べられるタイミングです。味と香りはもちろんのこと、口当たりも楽しみながら食べ進めましょう。

シルバーベル

海外での誕生が多いとされる洋梨ですが、日本で生まれた品種として知られているのがシルバーベルです。誕生させた生産者が鈴木さんであることから、名前の鈴を取りシルバーベルと名付けられました

ラフランスを交配させていることもあり、大きさなどラフランスに少々近い部分もありますが、ラフランスに比べると少し大きいのが特徴です。酸味が強いですが、甘さもしっかり感じられるのでバランスは良いと言えるでしょう。

旬の時期

貯蔵性の高いシルバーベルは、10月下旬から2月まで楽しむことができるのも魅力でしょう。食べごろの時期は12月~1月頃と言われています。

洋梨の追熟のポイントと保存方法

洋梨に欠かすことのできない追熟ですが、追熟を行ってから店頭に並ぶ物もあれば自宅で追熟を行わないといけない場合があります。追熟も調整が可能なため、ポイントを抑えて好みの熟し加減の洋梨を楽しみましょう。

美味しい洋梨の選び方

店頭で販売のされている物は、見た目と手で持った状態でしか選ぶことができません。ですが洋梨の選び方には、見た目と手で持っただけでも美味しい物を見分けることが可能です。まず見た目では傷のない物を選びましょう。傷が付いている場合は傷みも早いデメリットがあります。また手に持ったときには、十分な重みがあるものが良いでしょう。

完熟を早くしたい場合

早く購入をしてきた洋梨を食べたい、と思う方は完熟を早くさせたいと考えるのではないでしょうか?追熟をする際に完熟を早くしたい場合には、温度の少々高めな場所で保存をするのがおすすめです。

注意点として直射日光の当たる場所はおすすめできないため、室内で日光が当たらずに18度前後の室温で保存を行うと完熟を早めることができるでしょう。

完熟をさらに早める場合

一つ前の項目で紹介をした方法よりも早く完熟をさせるポイントは、りんごと一緒に袋に入れて保存をすることです。りんごが出すエチレンを利用した方法になり、刺激を与えることによって追熟を行います。普通に追熟するよりも効果が早く出るため、食べごろを確認しながら美味しいタイミングを見極めることが大切です。

完熟を遅くしたい場合

ここまで紹介をしてきた追熟とは反対に、完熟を遅くしたいという方も多いことでしょう。方法として密閉状態に保存した洋梨を冷蔵庫に入れておくことで、完熟を遅らせることが可能です。このとき完熟を早めてしまうリンゴは同じ空間には入れないように注意しましょう。

完熟した洋梨の冷凍保存方法

完熟をした洋梨はその時点で食べ切ってしまうのが理想ですが、どうしても保存をしておきたい場合には冷凍保存がおすすめです。完熟した洋梨を半分にカットしてラップで密閉し、冷凍庫で保存をします。食べる時には取り出し、自然解凍を行った上で食べることが可能です。

また一口大にカットをしてから冷凍する方法もおすすめです。手間は少々かかりますが食べたい時に食べたい量だけ取り出すことができるので、後々が楽な冷凍方法と言えるでしょう。

洋梨を使ったおすすめレシピ

洋梨は生のまま食べることのできる品種がほとんどですが、加工をしても美味しく食べることができる果物です。ぜひ洋梨のレシピを展開し、アレンジ方法を見つけていきましょう。

洋梨の生ハムサラダ

  • 好みの葉物
  • Aオリーブオイル
  • Aレモン汁
  • 生ハム
  • 洋梨
  • Bパルメザンチーズ
  • Bこしょう
 
  1. 葉物は好みの物を一掴みほど用意し、生ハムと洋梨は適量を食べやすい大きさにカットし、葉物・生ハム・洋梨をボウルに入れます。
  2. Aの材料をボウルに小さじ1/4程度入れて混ぜ合わせます。
  3. Bの材料もボウルに入れて再度混ぜ合わせたら器に盛り付けて完成です。

洋梨のシロップ漬け

  • 洋梨
  • A水
  • A砂糖
  • レモン汁
 
  1. 洋梨は1個用意し食べやすい大きさにカットしておきます。
  2. 火にかけた鍋の中にAの材料を両方共に1/2カップ入れましょう。
  3. 砂糖が溶けたのを確認したら、鍋の中にレモン汁を小さじ2程度入れて味を整えます。
  4. 洋梨をその中に入れて、瓶に移し替えたら完成です。

洋梨の品種や食べごろを見極めて美味しく食べよう!

4つ並んだ洋梨

洋梨には沢山の種類があり、その種類の中でも旬の時期や食べごろが異なっていることが分かったことでしょう。また洋梨には追熟が必要な果物となり、追熟のポイントもしっかり抑えておくことが大切です。

秋に旬を迎える品種が多いため、日本の梨と同様にスーパーで見かける機会も増えます。ぜひ梨とは違った美味しさを楽しむことのできる洋梨を、追熟を成功させて堪能してみてはいかがでしょうか?

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