ビーフンとは?春雨やフォーとの違いは原料?戻し方から人気レシピまで解説

ビーフンを食べたことはありますか?焼いて食べたり、春雨やフォーのようにスープに入れたりと万能な麺類の1つで近年よく見かけられるようになったビーフンですが、一体どのような麺なのか知っているでしょうか?味付けの仕方や戻し方などが似ている春雨やフォーとのはっきりとした違いはどこにあるのか、今回はビーフン、春雨、フォーの原料やカロリー、糖質量などを比較、解説していきたいと思います。さらに違いを知ったうえでビーフンや春雨、フォーを美味しく食べられる人気レシピも紹介します。

ビーフンとは?春雨やフォーとの違いは原料?戻し方から人気レシピまで解説のイメージ

目次

  1. 1ビーフンと春雨やフォーの違いを徹底解説
  2. 2ビーフンと春雨・フォーの違い
  3. 3ビーフンと春雨・フォーの違い【カロリー・糖質量・栄養素】
  4. 4ビーフン・春雨・フォーの戻し方
  5. 5ビーフン・春雨・フォーの代表料理と味付けの特徴
  6. 6ビーフンのおすすめ人気レシピ
  7. 7春雨のおすすめ人気レシピ
  8. 8フォーのおすすめ人気レシピ
  9. 9ビーフンに春雨やフォーの特徴を活かして使い分けよう!

ビーフンと春雨やフォーの違いを徹底解説

ビーフンは近年、スーパーやコンビニなどでアジアンフェアが開催されるようになり、お惣菜としても乾麺のままの状態でも身近なところで見かけられるようになりました。

ビーフンの味つけの仕方は同じアジアの麺類である春雨やフォーのように様々あり、それらの調理法や戻し方がよく似ているためはっきりとした違いが判らないという方も多いと思います。

そこで今回は似ている麺類としてビーフン、春雨、フォーを原料やカロリー糖質量の違いはどこにあるのかを解説していきたいと思います。また、違いを知ったうえで美味しくビーフンや春雨、フォーが食べられる人気のレシピも紹介します。

ビーフンと春雨・フォーの違い

ビーフンと春雨・フォーとの違いはいったいどこにあるのかを見ていく前に、まずはビーフンと春雨・フォーがどういうものなのか解説したいと思います。そのうえで3つの麺類の原料の違いも見ていきましょう。

ビーフンとは?

ビーフンは素麺のような細さで歯ごたえが良くモチモチとした食感をして、クセが少ないため料理の幅も広く日本でも親しまれているアジア発祥のライスヌードルの1種です。

最近ではスーパーのお総菜コーナーでもよく見かけられるようになりビーフンを食べる機会は昔よりも多くなっているため、食べたことのある人、ビーフンが好きな人も多いのではないでしょうか?

現在売られているビーフンは、粘り気やコストなどの問題から米粉だけでなくコーンスターチなどを使用して製造されたものが増えているそうです。

発祥と名前の由来

中国や台湾など主に東南アジアを中心に常食されているビーフンの発祥は中国で中でも南部の副建省辺りだといわれています。

ビーフンは小麦の生産量が少なく、米粉作りが盛んなアジアだからこそ作られたライスヌードルだといえます。また、ビーフンは中国語では「米粉」と書き、「ミィー フェン」と読みます。日本で呼ばれる発音であるビーフンは、中国語からではなく台湾語よりの発音となっています。

原料など

ビーフンの主な原料はうるち米のデンプンとなっています。うるち米を米粉の状態にしてから、水を加えて練っていき、生地を麺状にして乾燥させて作られています。名前の由来で紹介したように中国語でビーフンは「米粉」と書くため、そう分かるとビーフンはお米(うるち米)のデンプンからなっていると印象強くなります。

春雨とは?

春雨はインスタント麺よりも低カロリーだということからヘルシーヌードルとして一時期ブームになり、日本でも人気の高い麺類の1つです。半透明でツルツルしたなめらかな食感が特徴であり、春雨スープや春雨サラダ、麻婆春雨などにして食べられることが多いです。

スーパーでもよく乾麺の状態のもの数種類が売られていることが多く、カップスープも多く売られているのでビーフンよりもより日本人にとって身近な麺だといえるのではないでしょうか?
 

発祥と名前の由来

春雨の発祥はビーフンと同じく中国で、西暦1000年前後にはすでに作られていた歴史の長い食品です。日本には鎌倉時代に伝来したとされています。

春雨は中国語では「粉絲」と書き、フェンスーと読みます。春雨という名前は日本独自のものであり、細くて透明な見た目が静かな春の雨を連想させるためその名前で呼ばれるようになったそうです。

原料など

春雨の主に豆やいも類のデンプンを原料として作られています。国産の春雨はジャガイモやサツマイモを原料にしたものが多いのですが、中国から輸入されるものは緑豆や豌豆を原料にして作られたものが多くなっています。

春雨は豆やイモ類のデンプンに水を合わせて練りこみ、細い麺の状態にして1度茹でた後に乾燥させるという方法で製造されています。イモ類を原料に使った春雨はモチモチとした食感が特徴で、豆を原料に使った春雨はこりこりとした食感が特徴です。

フォーとは?

薄くて平たい日本のきしめんのような形状で白い色をした麺であるフォーはビーフンと同様にアジア発祥のライスヌードルの1種です。

ここ最近、日本ではアジアブームが来ていて、その影響からフォーもビーフンと同様に注目を集めています。そのため、今まで見かけることの少なかったフォーですが今では即席麺としてやコンビニなどでも多く販売されるようになりました。

発祥と名前の由来

フォーの発祥はビーフンや春雨と違い、ベトナムでその中でも首都ハノイの東側にあるナムディン省だといわれています。実は20世紀初めに出始めた比較的歴史の浅い料理なのです。

フォーはベトナム語で「pho」と書いてフォーと呼ばれており、日本でもそのままのフォーという呼び方で呼ばれています。語源はフランス語のフースープから来たといわれているそうです。

原料など

ベトナムは日本と同じく米が主食であり、フォーも米粉を原料として作られています。ビーフンと同じく米粉が原料ですが、その製造方法が異なります。

米粉に水を加え、トロトロの生地にします。そして蒸し器の上に張った布の上で丸く薄く伸ばして、蒸していきます。蒸しあがり後に冷ましてから、棒状にカットして完成となります。このように乾燥させる手間がなく意外と作り方が簡単なので、実は自宅でも米粉などの材料さえあればフォーを作ることができます。

ビーフンと春雨・フォーの違い【カロリー・糖質量・栄養素】

ビーフンと春雨・フォーは一見全て似ているけれど、原料や製造方法が異なることが分かりました。原料が異なるということはその栄養素も異なるということにつながります。ローカロリーなイメージのあるビーフンと春雨・フォーですが、実際はどうなのでしょうか?

ビーフン

ビーフンのカロリーは100gあたり約380kcalです。想像よりも高めのカロリーのように思えますが、これは乾麺の状態のカロリーで戻した後のカロリーは100gあたり約175kcalとなります。

糖質量は100gあたり約80gとなっています。白米を炊く前の糖質量も100gあたり約80gとやはり米粉を原料にしているため糖質量は高くなってしまうのです。

ですが、最近注目されている血糖値の上昇スピードを数値化したGI値は意外にも低く、白米のG値が88なのに対し、ビーフンのGI値は52となっているためビーフンはカロリーは高めでも低GI値食品だといえます。

春雨

春雨のカロリーは100gあたり約340kcalとビーフンよりも40kcalほど低くなっています。ですが戻した後のカロリーで比較すると、春雨のカロリーは約85kcalとなるので断然ビーフンよりもカロリーが低いのです。

春雨の糖質量は100gあたり約85gと糖質量はビーフンと同じくらいかあるいはそれよりも高くなっています。春雨は意外にも糖質が高いため、低カロリーだからといって食べ過ぎてしまうのには注意が必要です。

春雨は炭水化物が豊富なビーフンに比べて、炭水化物以外にも食物繊維やカルシウム・鉄分などの栄養素が含まれています。そのため、疲労回復や便秘改善に効果があるという魅力があります。

フォー

フォーのカロリーは100gあたり約355kcalとなっています。また、基本的な具材やスープを合わせたフォーのカロリーは約500kcalほどといわれており、一見ヘルシーそうですがそこまで低カロリーでもないといえます。

また、フォーの糖質量は100gあたり約80gとビーフン同様に米粉が原料なのでカロリーも糖質量も高くなっています。糖質制限中にフォーを食べるときには、野菜などでかさましするのがおすすめです。

フォーは他の麺類とカロリーや糖質量は変わらないくらいなのですが、水分を吸収しやすく濃い味付けにする必要がないため、脂質量が他の麺類に比べて低いのが魅力です。

ビーフン・春雨・フォーの戻し方

原料や製造方法が違うため、そのカロリーや糖質量・栄養素も違うことが分かりました。食感も違うため、ビーフン・春雨・フォーそれぞれの特徴にあったような調理をしていくと思います。

ですがそんなとき、乾麺の状態からどのようにしてビーフンや春雨・フォーを戻せばいいのかわからないと困ってしまいます。いったいどのようにビーフンや春雨・フォーは戻せばいいのでしょうか?

ビーフン

ビーフンは、沸騰したお湯に入れて茹でてからザルにとり、冷水でよく冷やして水けを切るのが的な戻し方です。

強火でグツグツと煮るのではなく、弱火でふつふつとするくらいの火加減で茹でていくのが美味しくビーフンを戻すポイントです。また、調理法によって茹で時間を変えていくとより美味しく調理できます。

目安としては焼きビーフンなど戻した後にも熱を加える場合なら3~4分サラダや和え物などにするのなら6~7分と少し長めに茹でるとちょうどいい具合になります。

春雨

春雨は、お湯で茹でて戻す戻し方・熱湯を注いで戻す戻し方・レンジで戻す戻し方の3つの戻し方があります。どの戻し方も約2分ほど熱を通してから水気を切っていきます。

しっかりと水気を切るのがポイントです。また、春雨もビーフンと同様に調理方法によって茹で時間を変えていくと美味しく調理することができます。

目安は、麻婆春雨など味を染みこませる料理ならば2~3分ほど、サラダなどに加えたりする場合ならば少し長めの5分ほど茹でていくとよいでしょう。

フォー

フォーの戻し方は、まず乾麺を流水で軽く洗ってから大きな鍋などに乾麺を入れて水またはぬるま湯ひたひたに注ぎます。

水なら1時間~1時間半ぬるま湯なら30~40分ほど浸した後に水を切って流水でさっと洗うというビーフンや春雨とは違って水やぬるま湯で戻していくという下準備が必要な戻し方となります。

そのあとに、沸騰したお湯に戻した麺を入れて1分程麺が透き通った色になるまで茹でてからザルにあけ、流水でさっと洗えば完了です。

ビーフン・春雨・フォーの代表料理と味付けの特徴

似たような麺であるビーフンと春雨・フォーの違いについてや戻し方についてわかりました。では、それぞれの特徴にあった調理の仕方や味付けの仕方はどのようなものがあるのでしょうか?

ビーフン

ビーフンの代表的な料理といえばやはり茹でたビーフンを肉やエビ、野菜などと一緒に炒めた焼きビーフンだといえます。焼きビーフンの味つけは中華風のものもエスニック風のものも幅広くあるのが特徴です。

他には台湾などでよく食べられている汁ビーフンやミャンマーなどではビーフンサラダなどがあります。基本的にビーフンは炒め物や汁物に入れて食べるのが一般的な味付けです。ビーフンは良く旨味を吸う食材なので調理する際には具だくさんにして味付けをするのがおすすめです。

春雨

春雨はサラダや炒め物、スープなど様々な料理に活用されています。中華料理では春巻きの具にしたり、炒めて麺料理として、韓国ではチャプチェとして、タイではトムヤムクンなどのスープに入れて使われています。

日本では鍋の具材の1種として使ったり、麻婆春雨や中華サラダにして食べられることが多いです。味付けとしてはビーフンよりもスープや和え物など汁気の多いものに使用されていることが多い印象があります。

イモ類が原料となっている春雨は中華サラダや和え物などに、豆を原料としている春雨は溶けにくいのでスープや炒め物にするのがおすすめです。

フォー

フォーは基本的に透明なあっさりとした味が特徴のスープに入れて食べるのが一般的な味つけです。代表としては鶏肉を使ったフォー・ガーや牛肉を使ったフォー・ボーなどがあります。

スープは鶏ガラベースのものが基本的なものですが、牛骨のスープなどもあります。具材は海鮮のものもありますが、お肉がのせられることが多いそうです。ビーフンや春雨の味つけはサラダや和え物、炒め物にも使われますが、フォーはスープに入れて食べるのが主な食べ方となっています。

ビーフンのおすすめ人気レシピ

モチモチとした食感で歯ごたえの良い素麺のような形状のライスヌードルであるビーフンはやはり具沢山にするのがおすすめです。なので、今回は具沢山のビーフンの人気レシピを集めてみました。味付けもこれなら大満足の絶品レシピぞろいです!

たっぷり野菜の焼きビーフン

  • ビーフン 150g
  • 豚バラ肉 200g
  • 玉ねぎ 1個(200g)
  • にんじん 1/3本(60g)
  • ピーマン 2個(80g)
  • しめじ 1株
  • A 塩コショウ 少々
  • A 酒 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ2
  • B 鶏がらスープの素 大さじ1
  • B 醤油 大さじ2
  • B オイスターソース 大さじ2
  • B 酒 大さじ2
  • B 水 100ml
  • 白ゴマ 適量
  • ごま油(炒め用・ほぐし用) 適量
 
  1. 豚バラ肉にAで下味をつけ、片栗粉を全体的にまぶしておきます。
  2. しめじは石突きを取って小房に分け、野菜は細切りにしておきます。
  3. ビーフンは表示時間通りに茹で、水で洗ってしっかりと水気を切り、ごま油を回しかけてほぐしておきます。
  4. フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒めて器に取り出します。
  5. 同じフライパンでそのまま野菜を炒めます。
  6. 野菜に火が通ったら、ビーフン・豚肉を加えて炒め、合わせておいたBの調味料を加えて混ぜ合わせます。
  7. 味見をして塩コショウで味付けをして、器に盛ってから白ゴマをお好みで振りかけたら完成です。

野菜の旨味バッチリ、味付けのオイスターソースの甘みが病みつきになるような焼きビーフンの人気レシピです。仕上げにお酢やレモン汁をかけるとさっぱりとして美味しくなります。

簡単シンプル汁ビーフン

  • ビーフン 50g
  • キャベツ 適量
  • 白菜 適量
  • 玉ねぎ 適量
  • にんじん 適量
  • もやし 適量
  • お好きなキノコ 適量
  • 水 350~400ml
  • 鶏がらスープの素 小さじ2
  • 醤油 大さじ1/2
  • 塩コショウ 少々
  • サラダ油 適宜
  • タバスコ 適宜
 
  1. キャベツ・白菜は乱切りにして芯はそぎ切りににんじん・玉ねぎは半月切りにしておきます。
  2. フライパンにサラダ油をひいて、堅い野菜から順に炒めていきます。野菜に軽く火が通ったら塩コショウで味付けをします。
  3. 鶏ガラスープを水で溶いてフライパンに注ぎ、中央にビーフンを乗せて弱中火にして蓋をします。
  4. 吹きこぼれに気をつけて6分経ったら蓋を取り、醤油を入れて軽く混ぜ合わせたら火を止めてお皿に移します。
  5. お好みでタバスコを振りかけたら完成です。

具沢山でスタンダード汁ビーフンの人気レシピです。ビーフンの戻し方もこのレシピなら気にせず簡単に完成します。辛いものが好きならタバスコで味付けをすると絶妙な辛さで美味しさが倍増します。

たっぷり野菜のビーフンサラダ

  • ビーフン 50g
  • 油揚げ 1枚
  • レタス 2枚
  • トマト 1/2個
  • 茄子 1/2本
  • みょうが 1個
  • 大葉 1束
  • 塩 小さじ1/3
  • A 砂糖 小さじ1/2
  • A 酢 大さじ1
  • A 醤油 大さじ1
  • A 豆板醤 小さじ1/3
  • A ごま油 小さじ2
 
  1. 基本の戻し方通りに沸騰したたっぷりのお湯にビーフンを入れ、6分茹でたらザルに取り、水でよく冷やしてから水気を切ります。しっかりと水気を切ったら、長さ4~5cmに切ります。
  2. 油揚げはグリルでパリッと焼いて、縦半分に切り、さらに5mm幅に切ります。
  3. レタスは千切りにして、トマトはくし切りにして種を取ってから千切りにします。
  4. 茄子は斜め薄切りにして並べ千切りに、みょうがは縦半分に切ってから斜め薄切りに、大葉は千切りにします。水につけてアクを抜き、ザルにあげて水気をよく切ります。
  5. 切った野菜をボウルに入れて塩を振り、全体を混ぜます。
  6. Aの材料を合わせてドレッシングを作ります。
  7. ビーフンと油揚げ、野菜を合わせてドレッシングで味付けをして味を調えたら完成です。

ビーフンをたっぷりの野菜と合わせたボリューム満点みんなに人気のビーフンサラダのレシピです。パリッと焼いた油揚げがアクセントになり、香ばしい香りが食欲をそそります。

春雨のおすすめ人気レシピ

様々な味付けの仕方がある春雨は、国によっても味付けの仕方が異なるので色々な国の料理が楽しめます。今回は日本、韓国、中国での代表的な春雨の味付けのレシピを集めてみました。

中華風春雨サラダ

  • 春雨 40~50g
  • きゅうり 1本
  • 卵 1個
  • ハム 4枚
  • A 醤油 大さじ2
  • A 酢 大さじ2
  • A 砂糖 大さじ2
  • A ごま油 大さじ2
  • A 鶏がらスープの素 小さじ1
  • 白ゴマ 適量
 
  1. 卵は溶いてからフライパンで焼き薄焼き卵にしておきます。
  2. きゅうり、ハム、薄焼き卵を千切りにします。
  3. 春雨は表示の戻し方で戻し、食べやすい長さに切っておきます。
  4. Aの調味料を合わせておきます。
  5. きゅうり・ハム・薄焼き卵・春雨をボウルに入れて(4)の調味料を加えて味付けをします。
  6. そこに白ゴマも加えてよく混ぜ合わせた後に冷蔵庫に30分入れて味をなじませたら完成です。

日本でよく食べられる春雨の味付けである中華風春雨サラダの人気レシピとなっています。さっぱりとしていてる味付けが暑い時期にはぴったりで、レシピも簡単なので繰り返し作るリピーターが続出です。

春雨入り春巻き

  • 春巻きの皮 10枚
  • 豚挽き肉 150g
  • 春雨 40g
  • にんじん 1/2本
  • タケノコ(水煮) 80g
  • 干しシイタケ 2~3個
  • にら 1/3束
  • ショウガ 少々
  • A 砂糖 大さじ1
  • A 醤油 大さじ1
  • A 紹興酒(または酒) 大さじ1
  • A みりん 大さじ1
  • A ごま油 大さじ1
  • A オイスターソース 小さじ1
  • A 中華だし 小さじ1
  • A しいたけの戻し汁または水 40cc
  • 水溶き小麦粉 適量
  • 水溶き片栗粉 適量
 
  1. 春雨は表示の戻し方で戻し、食べやすい長さに切っておきます。にんじん・戻しておいた干しシイタケ・タケノコは千切り、ニラは5cmくらいに、生姜は千切りにします。
  2. フライパンに分量外の油、ショウガを入れて香りが立つまで炒めたら豚肉を加えてさらに炒めます。
  3. そこににんじんとたけのこも加えて炒め、さらにシイタケとにらを加えて炒めます。
  4. 戻して切った春雨の合わせておいたAの調味料をいれて水分を飛ばすように炒めます。
  5. 水溶き片栗粉を入れてとろみをつけた後に冷ましておきます。
  6. 具材が冷めたら春巻きの皮の下の方に具材を置いて春巻きの皮で包むように折りたたんでいきます。
  7. 閉じ終わりの部分に水溶き小麦粉を塗ってのり付けをします。
  8. 150~160度の油に入れて、徐々に温度を上げて春巻きを上げていきます。
  9. 裏表を返し、こんがりとしたきつね色になったら完成です。

中国でよく食べられる春雨の味付けの1つ、春雨入りの春巻きの人気レシピとなっています。家でもパリパリの食感に揚げられ、小さなお子さんから大人までうなる旨さで大人気の1品です。

チャプチェ

  • 韓国春雨 100g
  • A 醤油 大さじ3
  • A 砂糖 大さじ1
  • A みりん 大さじ2
  • A 塩 少々
  • 牛肉 100g
  • B 醤油 大さじ1
  • B 砂糖 小さじ2
  • B すりおろしにんにく 1片
  • B ごま油 小さじ1
  • B いりごま 小さじ1
  • エリンギ 2本
  • ニラ 1束
  • 玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • C ごま油 各小さじ1
  • C 塩 各少々
 
  1. 春雨は5~6分ほど茹でて適当な長さに切っておきます。牛肉は細く切り、Bの調味料で和えておいてください。
  2. 野菜は千切りにしてからCの調味料でそれぞれ炒め、ボウルに入れていきます。
  3. Bの調味料で味付けをしておいた牛肉を炒めてボウルに入れます。
  4. Aの調味料を合わせたものをフライパンに入れて火にかけ、春雨を加えて汁気がなくなるまで炒りつけます。
  5. 炒め終わった春雨もボウルに加え、全ての材料を混ぜ合わせたら完成です。

韓国でよく食べられる春雨料理であるチャプチェが簡単にできる人気レシピです。本来は手順が多いチャプチェですが、材料をそれぞれ炒めて混ぜ合わせるだけで本格的なチャプチェが完成します。

フォーのおすすめ人気レシピ

あっさりとした味付けのスープが特徴であるフォーはお店ではよく食べることはあるけど、家ではなかなか作らないという人も多いのではないでしょうか?そこで家でもお店のような味ができる人気のフォーのレシピを基本的な味付けのものから少し変わった味のフォーなどを集めてみました。

魅惑のフォー

  • フォー 60~100g
  • 水 300~400ml
  • 鶏モモ肉 80~100g
  • もやし 30~50g
  • ウェイパー 小さじ1
  • ナンプラー 大さじ1
  • 塩 少々
  • 青菜 お好みで
 
  1. 沸騰したお湯にウェイパーを入れてスープを作ります。鶏モモ肉をアクを取りながらゆがいて、中までが通ったら取り出しておきます。
  2. そこにナンプラーと塩を加えて味付けをします。
  3. フォーを袋の表示の時間通りに(約6~8分ほど)茹でて、茹で上がったら冷水ですすぎます。
  4. 茹でた鶏もも肉を1口大に切り、もやしをさっとゆでておきます。
  5. お皿に麺を先に入れ、上に具材を置き、その上からスープをかけてお好みで青菜をトッピングしたら完成です。

鶏肉を使った基本的なフォーのレシピです。鶏モモ肉を皮ごと湯がくことでいい出汁が出て、何度もリピートしたくなるような味になります。あっさりしていてさっとできるので朝食にもおすすめです。

あさりのフォー

  • フォー 130g
  • あさり 300g
  • みじん切りにんにく 1/2片
  • 水 3と1/2カップ
  • A ナンプラー 大さじ1と1/2
  • A 塩 小さじ1/4
  • A 砂糖 小さじ1/2
  • 玉ねぎ 1/6個
  • 青ねぎ 3本
  • パクチー 適量
  • レモン 1/4個
  • サラダ油 大さじ1/2
 
  1. あさりは砂抜きし、殻をこすり合わせるように洗い、ザルに上げて水気を切ります。玉ねぎは薄切りに、青ねぎは小口切りに、パクチーは食べやすい大きさに切ります。
  2. 大きめのボウルにたっぷりと水を入れ、フォーをつけ袋の表示の時間通りに戻します。
  3. 鍋に油、ニンニクを入れ中火にかけます。ニンニクの香りがたったらあさりを加えて、貝の表面に油が回ったら水を加えます。
  4. 沸騰してあさりの口が開いたらアクを取り、Aの調味料を加えてひと煮立ちさせます。
  5. 深いパスタ鍋などにたっぷりのお湯を沸かし、フォーをザルにあげそのままザルごとお湯に入れて10秒茹で、丼に盛ります。玉ねぎ・青ねぎを散らし、アサリが入ったアツアツのスープをたっぷりと注いで、お好みでパクチーとレモンを添えたら完成です。

お肉のフォーが多いですが、このレシピはあさりを使った絶品のあさりのフォーのレシピです。旨味がたっぷりのあさりのだしとフォーは相性良く、手軽に作れて美味しくいただけます。

豆乳グリーンカレーのフォー

  • フォー 100g
  • 鶏モモ肉 100g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 赤パプリカ 1/4個
  • 茄子 1本
  • パクチー 適量
  • 油 大さじ1
  • グリーンカレーペースト 12g
  • 豆乳 300cc
  • ナンプラー 大さじ1と1/3
  • 塩コショウ 少々
  • A 鶏がらスープの素 小さじ1
  • A 砂糖 大さじ1と1/2
  • A ココナッツミルク 300cc
  • A 水 200cc
 
  1. 鶏モモ肉は1口大に切り、玉ねぎ・赤パプリカは細切り、茄子は乱切りにします。
  2. 鍋または深めのフライパンに油を熱し、グリーンカレーペーストを1分ほど炒めます。油がなじんで香りが出たら鶏肉、玉ねぎ、茄子を加えて炒めます。
  3. 鶏肉の色が変わったらAの調味料を加えて煮立たせます。フォーを乾麺のまま直接加えて約4分煮込みます。
  4. 豆乳と赤パプリカを加えて再び煮立ったら仕上げにナンプラー、塩コショウで味付けをします。
  5. 器に盛り、お好みでパクチーをトッピングしたら完成です。

あっさりとしたお肉のスープが多いフォーですが、このレシピはスパイシーなグリーンカレーを合わせた豆乳グリーンカレーのレシピとなっています。豆乳とココナッツミルクのコクがあっさりとしたフォーと相性抜群です。

ビーフンに春雨やフォーの特徴を活かして使い分けよう!

どれもアジア発祥の麺として似たような印象のあるビーフン・春雨・フォーの違いについて原料からカロリーや糖質量、戻し方などについて紹介しました。

どれもヘルシーなイメージがありますが今回紹介したビーフン・春雨・フォーの中では春雨が1番低カロリーでした。ですが、意外にも糖質量はどれも変わらないということが分かりました。

似ている部分もありますが、どれもそれぞれの特徴があり、それを活かしたレシピを紹介したのでビーフンや春雨・フォーを使い分けて色々な料理に使ってみてください!

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