てんさい糖とは?有害で体に悪い?体に優しいと言われる理由も調査

てんさい糖は体に良い砂糖であるとも言われていますが、近年になって体に悪い、害があるという話を効いたことがある方も多いかと思います。てんさい糖は体に本当に害があるものなのでしょうか?今回の記事では、てんさい糖が害があるかどうかについてや、カロリー、糖質制限中の方に紹介したいGI値などについて紹介していきます。オーガニックな商品との比較なども紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

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目次

  1. 1てんさい糖とは?
  2. 2てんさい糖と上白糖の違い
  3. 3てんさい糖は有害で体に悪い?
  4. 4有害なてんさい糖を回避する方法
  5. 5てんさい糖が体に優しいと言われる理由
  6. 6おすすめのてんさい糖
  7. 7てんさい糖は安全なものを選べば大丈夫

てんさい糖とは?

皆さんは、てんさい糖という糖を知っていますか?てんさい糖とはクセが無くて食べやすいですし、健康にも普通の砂糖よりも良いのではないかという事で愛用している方も多いかと思います。

しかし、そんなてんさい糖が実は、体に悪いのではないかという話もあるのだそうです。健康に良いとされていたてんさい糖が体に悪いとは、一体どういうことなのでしょうか?今回の記事では、てんさい糖は本当に体に悪いのかどうかや、気になるカロリーや糖質制限中の時に気になる、GI値などについて紹介していきます。

原料のてんさいとは?

それでは、まずはてんさい糖の原料となっているてんさいとはどのようなものになっているのかを紹介していきます。てんさい糖は「てん菜」という野菜から作られています。てん菜という野菜はまるで大根のような形をしているのだそうで、ヒユ科の野菜となっています。

大根の様な野菜から糖が作られるというと意外に思われるかもしれませんが、こちらのてんさいの白い根っこを細かく切って、煮出すことで糖分が抽出されて、てんさい糖が作られるのだそうです。続いてはカロリー、そして糖質制限中に気になるGI値などについて見ていきましょう。

カロリーとGI値

カロリーをイメージする画像

続いては、てんさい糖を使用する時に気になるカロリー、糖質制限中に気になるGI値などにいついて見ていきましょう。同じく糖質制限中の時に気になるてんさい糖のカロリーは、大さじ1杯当たり約35kcalほどとなっています。

このカロリー値というのは白砂糖よりも少し高めのカロリーとなっているのですが、それほどカロリーに差はありません。実はカロリーに差はなくとも、糖質中に気を付けたい、GI値に大きな違いがあります。

カロリーに続き、糖質制限中に気になるGI値を見てみましょう。てんさい糖のGI値は65ほどとなっており、白砂糖のGI値は109ほどになっていますので、糖質値が上がりにくくなっています。ところで、糖質制限中に気になる、糖質値の上がり方に関係するGI値とは何か知っていますか?

GI値というのをあまり聞いたことが無いという方もいるかと思いますが、GI値というのは食後の血糖値の上昇度を示す指標の事となっており、糖質値の上がり方を表しています。値が低いほど血糖値の上昇は緩やかという事になります。

それぞれのGI値の値は40以上も差があり、このGI値が低い、という点がてんさい糖がますます人気を集めることになった理由となっています。

てんさい糖と上白糖の違い

料理の砂糖というと、上白糖を使用している方も多いかと思います。注目を集めているてんさい糖と上白糖なのですが、一体どのような違いがあるのでしょうか?てんさい糖と上白糖それぞれの原料についてや、製造方法、栄養について順番にチェックしていきましょう。

原料

まずは、上白糖とてんさい糖との、原料の違いについて見ていきましょう。上白糖の原料となっているのは、サトウキビとなっており、てんさい糖の原料となっているのは先ほど紹介した通り、てんさいとなっています。

なお、サトウキビから作られる砂糖は上白糖のみではなく、キビ糖、三温糖やグラニュー糖などもサトウキビから作られています。一方、てんさいからはてんさい糖のみが作られるようです。

日本では砂糖と言えば上白糖のイメージが強いのですが、ヨーロッパの方ではてんさい糖はかなりポピュラーな砂糖として使用されているのだそうです。

全世界で生産されている割合でも、上白糖の原料となるサトウキビが60%ほど、てんさい糖の原料となっているてんさいが約40%ほどの割合となっており、割合的にはそれほど差は無いようです。

製造方法

メモを取る画像

続いて、上白糖とてんさい糖の製造方法についても見ていきましょう。まずてんさい糖は、原料であるてんさいから糖分を抽出して不純物を取り除き、煮詰めていきます。そして、遠心分離機を使用して結晶と糖蜜とを分けて作ります。

この時出てきた結晶の方は、上白糖やグラニュー糖などに使用されるのだそうです。そして、糖蜜の方を乾燥させ、固めたものがてんさい糖となります。てんさい糖は煮詰めて作るため、アクが出て色が茶色い物となります。てんさい糖の茶色が気になるという方がいたら、天然の色なので安心してください。

一方、上白糖はサトウキビを絞ったものから不純物を取り除いて、煮詰めていきます。そして、こちらも煮詰めたものを遠心分離機にかけて、糖蜜と粗糖とに分けていきます。この時出てきた糖蜜は、氷砂糖や白蜜の原料となっていきます。

もう片方の粗糖は、更にい遠心分離器にかけ、不純物を取り除いて精製させていきます。その後、転化糖というものを加えると上白糖の完成となります。上白糖の白は、透明である砂糖の結晶がそう見えているだけであり、こちらも着色料などは使用していないそうです。

栄養

本と数字の画像

続いて、気になるてんさい糖と上白糖との栄養価についても見ていきましょう。100g当たりでみると、てんさい糖が390kcal、上白糖が384kcalとさほど違いはありません。

しかし、てんさい糖には多くのミネラル類が含まれています。ナトリウムですと上白糖の約50倍、カリウムなら約17倍と多くのミネラルが含まれており、同じ砂糖類でもより多くの栄養を取ることが出来そうです。

さらに、サトウキビから作られる上白糖やキビ糖には、体を冷やしてしまう作用があるそうです。キビ糖にもてんさい糖と同じく多くのミネラル類が含まれているのですが、冷え性などの方には体を冷やす作用のあるキビ糖はあまりお勧めしません。

一方、てんさい糖には体を温める作用があるので、体を冷やしたくないという方にも安心して使用することが出来そうです。

使い分け

紹介する男性

上白糖とてんさい糖の違いについて紹介しましたが、それでは上白糖とてんさい糖はどのように使い分けていけばよいのでしょうか?

まず、てんさい糖はクセが無く、優しい甘さを楽しむことが出来るため上白糖の代用としても使用することが可能です。

ただ、上白糖よりも甘さが優しくなっている分、少し多めに入れた方が美味しく仕上がるかもしれません。てんさい糖は上記で紹介したように茶色が特徴の砂糖でもあるので、色が付くのが嫌だという場合には上白糖を使用するのがおすすめです。

色以外にも、上白糖には「メイラード反応」といって焼き目が付きやすいという性質があります。これはカラメルなど、焦げ目をつけたい時に役立つ性質でありてんさい糖にはない物となっています。どのように使用するのかに分けて、上手にてんさい糖と上白糖を使い分けていきましょう。

てんさい糖は有害で体に悪い?

続いて、「てんさい糖は有害で体に悪い」という説について見ていきましょう。栄養も上白糖より多く含まれており、優しい甘さを楽しむことが出来るてんさい糖なのですが、本当に有害で体に悪いのでしょうか?てんさい糖が有害で体に悪いと言われている理由について見ていきましょう。

農薬が使用されている

悩む女性

まず最初に紹介する、てんさい糖が有害で体に悪いと言われてしまう原因は、「てんさいを育てる際に農薬が使用されている」からです。日本のてんさい糖に使用されているてんさいの多くは北海道で栽培されているようなのですが、どうしても害虫の被害にあう可能性が高いのだそうです。

その害虫予防のため、農薬が使用されているのだそうです。農薬を使用していると考えられる作物はてんさいだけではありませんが、健康的なイメージの強いてんさい糖にとって、農薬を使用しているという事が「有害で体に悪い」というイメージにつながったと考えられます。

てんさいに使用されている農薬がどうしても気になるという方は、数は少ないのですが農薬を使用していないものや低農薬で栽培されているものを選択するのがおすすめです。海外産のてんさい糖では、オーガニックのものもありますので、オーガニックで農薬を使用していないものを選択するのがおすすめです。

遺伝子組み換えの可能性

2007年に商業生産が許可されたGMO品種は、除草剤に対する耐性が強く、現在、米国のてん菜品種の約90%がこの品種である。

続いてのてんさい糖が、害があり体に悪いとされる理由は「遺伝子組み換えの可能性」があるからです。上記の引用によると、米国のてんさいの、約90%がGMO品種となっているのだそうです。GMO品種というのは遺伝子組み換えされた作物の事で、アメリカのてんさいの90%は遺伝子組み換えのものであるという事になります。

アメリカから輸入されたものは上記のような結果なのですが、現在、日本では遺伝子組み換えされたてんさいの商用栽培は認可されていません。ですので、遺伝子組み換え作物によって体に悪いかや、害があるかが心配な方は国産のてんさいが使用されたてんさい糖がおすすめです。

実は精製されている?

また、てんさい糖が体に害があると言われてしまったり、体に悪いと言われる原因は「実はてんさい糖は精製されている」という点にもあります。黒糖などが生成されていないイメージから、同じく茶色い色をしているてんさい糖も精製しておらず、自然本来の色であるとされてきました。

ですが、てんさい糖の場合はほかの砂糖とは逆になっているのだそうで、実は元々の色が白い物となっており、精製されたものが茶色くなっているのだそうです。精製された砂糖は生活習慣病にかかりやすくなるとも言われており、有害であったり、体に悪いと言われる原因となったようです。

上白糖より安全?

発見する女性

上記の理由から有害であるとされたり、身体に悪いと言われてしまうてんさい糖なのですが、上白糖よりは害がないのではという声もあります。

それは、先ほど紹介した「サトウキビから作られていないので体を冷やさない」といったことや、「血糖値の上がり方が穏やかである」といった点に理由があるそうです。

また、糖質制限中に気になるGI値が低いので、体に優しいという意見もあります。上白糖より糖質の吸収度合いが低いので、糖質制限中の方以外でも糖質による血糖値が気になるという方にもおすすめします。

Thumbてんさい糖は害がある?危険と言われる理由と安全性について紹介! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

有害なてんさい糖を回避する方法

遺伝子組み換えの点や農薬などの点から有害である、身体に悪いとも言われるてんさい糖ですが、オーガニックのものを選ぶなど、きちんとしたものを選べば有害なてんさい糖は回避することもできます。オーガニックのものなど、どういった点に気を付ければ有害なてんさい糖を回避することが出来るのかを見ていきましょう。

オーガニックのものを選ぶ

まず最初に紹介する、身体に悪い有害なてんさい糖を避ける方法は「オーガニックのものを選ぶ」という点です。国産のてんさい糖は、遺伝子組み換えの心配はありませんが、先ほど紹介した通り、オーガニックのものでないと農薬を使用していることが考えられます。

ですので、有害な農薬を使用していないてんさい糖を使用したいという時には、海外産のオーガニックのものを選ぶことをおすすめします

また、有害なものや身体に悪いてんさい糖を避けようとして海外産のオーガニックのてんさい糖を購入するといった場合にも、オーガニックのてんさい糖が遺伝子組み換えのものかはあらかじめチェックしておいた方が良いでしょう。

オーガニックのものといって遺伝子組み換えではないという事ではないようですので、気になるという方はオーガニックであっても注意が必要です。

国内産を選ぶ

続いて紹介する、有害なてんさい糖を避ける方法は「国内産のてんさい糖」を選ぶという方法です。先ほどは海外産のオーガニックのてんさい糖を選ぶことをおすすめしたのですが、海外産のものですと、身体に悪いとされている遺伝子組み換え作物であるかどうかが心配であるという場合もあるかと思います。

遺伝子組み換え作物が無い安心感でいうと、やはり国内産のものがおすすめです。国内ではてんさい糖を商用目的で栽培することが認められていませんので、国内産ならば遺伝子組み換えされたてんさいから作られたてんさい糖であるという事はありません。

ただ、先ほど紹介した通り国内のてんさい糖に使われるてんさいはほとんどが寒冷地である北海道で作られています。てんさいは虫が付きやすい作物であるとされており、農薬を使用している場合が多いと考えなければなりません。

国内で作られたてんさいなら遺伝子組み換えの心配はないですが、体に害のある農薬が使用されていないか、出来る限りチェックしておいた方が良いでしょう。

てんさい糖が体に優しいと言われる理由

それでは、続いててんさい糖が体に優しいと言われる理由についても見ていきましょう。害がある、身体に悪いとも言われてしまうてんさい糖ですが、体に優しい点もある様です。

オリゴ糖を含んでいる

甜菜糖には、オリゴ糖が含まれており、善玉菌として知られているビフィズス菌を増やす効果もあると言われているので、お腹の調子を整えたい人にも効果的です。

まず最初に紹介する、てんさい糖が体に優しいとされている理由は「オリゴ糖が多く含まれているから」です。上記の引用を見てもらうとわかるように、てんさい糖にはオリゴ糖が多く含まれており、そのオリゴ糖にはビフィズス菌を増やす働きがあると言われているそうです。


ビフィズス菌は善玉菌であり、おなかの調子を整えてくれるものとなっていますので便秘で悩んでいる方などにもてんさい糖は良いのではないでしょうか?

ビフィズス菌を増やす

効果に期待する女性

続いて紹介するのは、「ビフィズス菌を増やしてくれる」という点です。これは先ほどのメリットと被るのですが、腸内のビフィズス菌を増やしてくれるオリゴ糖がてんさい糖には多く含まれているとされています。

ですので、お腹の調子を整えたいという方が砂糖を選ぶ場合、ビフィズス菌を増やしてくれる働きがあるビフィズス菌を選ぶのが良いのではないでしょうか。

免疫力アップ

元気な様子の男性

続いて紹介する、てんさい糖が体に優しいとされる理由は「免疫力をアップしてくれる」効果が期待できるからです。てんさい糖には「ラフィノース」というオリゴ糖が含まれているのですが、このオリゴ糖はビフィズス菌を増やしてくれるといった効果によって、免疫力をアップしてくれるという効果が期待できるのだそうです。

ラフィノースというオリゴ糖はビフィズス菌を増やして、リンパ球や好中球といった免疫細胞を増やしてくれるのだそうです。ビフィズス菌には抗がん作用などの効果なども研究されており、体にいろいろな良い効果が期待できるでしょう。

便秘改善

トイレの標識

続いてのてんさい糖が体に優しいとされている理由は「便秘改善効果」によるものです。先ほど紹介した通りてんさい糖にはビフィズス菌を増やしてくれるオリゴ糖が多く含まれていますから、ビフィズス菌を増やしてくれることによって便秘を改善してくれるという効果が期待できます。

また、便秘の改善効果だけでなく、腸内の環境を整えてくれるものとなっていますのでお肌の調子を整えてくれたり、口臭などのトラブルの改善にも効果があることがあるとされています。

アトピー性皮膚炎の改善

薬剤師さんのイメージ

また、てんさい糖が体に優しいとされる理由には、「アトピー性皮膚炎の改善効果が期待できる」からであるとも言われています。

先ほどもてんさい糖にはラフィノースというオリゴ糖が含まれているという事を紹介したのですが、このラフィノースにはアトピー性皮膚炎の症状を改善してくれるという効果も期待できるのだそうです。

何故ラフィノースが体内に入ることでアトピー性皮膚炎の改善効果があるのかというと、ラフィノースにはカンジダの働きを抑えてくれるという効果があるからだそうです。アトピー性皮膚炎はカンジダという菌が関係していると言われており、このカンジダの働きを抑えることによって改善が期待できるのだそうです。

体を温める

オッケーマークの女性

また、体を温めてくれるという効果からも、てんさい糖が体に優しいとされています。先述の通りサトウキビから作られている上白糖などの砂糖は体を冷やす効果があるのですが、てんさいから作られるてんさい糖では体を温めてくれるという効果があります。

体を冷やしたくないという方も多いかと思いますが、そういった方が砂糖を選ぶ際には、サトウキビから作られた上白糖よりも、体を温めてくれるてんさい糖を選んだ方が良いかもしれません。

おすすめのてんさい糖

続いては、おすすめのてんさい糖について紹介していきます。購入する時にどれにしようか迷ってしまうという方はてんさい糖を購入するときの参考にしてみてください。

ホクレン てんさい糖

まず最初に紹介するのは、「ホクレン てんさい糖」です。こちらのてんさい糖は多くのスーパーなどで取り扱っているものとなっていますので、購入したことがなくても見た覚えがあるという方も多いのではないでしょうか?

こちらのてんさい糖は100%北海道産のてんさいを使用して作られており、遺伝子組み換え作物が心配だという方におすすめです。比較的リーズナブルな価格で楽しむことが出来るてんさい糖となっていますし、手に入れやすさでもおすすめのてんさい糖となっています。

てんさい糖|ホクレン

ムソー てんさい含蜜糖・粉末

続いておすすめする、てんさい糖は「ムソー てんさい含蜜糖・粉末」という商品です。こちらのてんさい糖はさらっとした粉末状となっていますので、すぐに溶けて料理の際にも使いやすいというのが特徴となっています。

溶けやすい性質を利用して、ヨーグルトなどに入れて楽しんだり、コーヒーに入れる上白糖の代わりにするというのもおすすめです。天然のオリゴ糖も多く含まれていますので、お腹の調子を整えたいという方にもおすすめのてんさい糖となっています。

山口製糖 ビート糖(てんさい糖)

続いて紹介するおすすめのてんさい糖は、「山口製糖 ビート糖(てんさい糖)」です。こちらのてんさい糖の大きな特徴となっているのは、色が薄めになっているということです。てんさい糖というと色が茶色く、色を変えたくない料理では少し使いにくいという点がありました。

しかし、こちらの山口製糖 ビート糖(てんさい糖)なら色が薄めになっていますので料理やお菓子の色を砂糖によって変えたくないという場合にも便利に活用できるでしょう。溶けやすい粉末なので、溶けやすいという点でも料理に活用しやすいものとなっています。

山口製糖株式会社

辻安全食品 砂糖大根糖

続いて紹介する、おすすめのてんさい糖は「辻安全食品 砂糖大根糖」です。辻安全食品という会社は、食物アレルギーの方などにも配慮した食品を扱っているということでも知られています。

北海道から取れる純粋なてんさいのみを使用して作られたてんさい糖となっており、値段も1袋あたり600円ほどとそれほど高い値段ではないという点も嬉しいポイントとなっています。

加藤美鉢園 北海道てんさいオリゴ

最後に紹介する、おすすめのてんさい糖は「加藤美鉢園 北海道てんさいオリゴ」です。こちらのてんさい糖は液体状になっているというのが大きな特徴となっており、粉末状に比べて溶けやすく、料理に使用する際にも便利に活用することができます。

味わいもスッキリとしていてクセがないものとなっていますので、使い勝手も良いてんさい糖になっているかと思います。

てんさい糖は安全なものを選べば大丈夫

今回の記事では、てんさい糖は体に害があるのかどうか、そしてカロリーやGI値などについて紹介してきました。てんさい糖は農薬や遺伝子組み換え作物の観点から体に害があるのではないかとも言われる砂糖ですが、オーガニック製品の中には遺伝子組み換え作物を使用せず、農薬も使用していないものがあるそうですのでこちらをお勧めします。

ただ、オーガニック製品の中にも遺伝子組み換え製品が無いというわけではありませんので、気になるという方はチェックしておきましょう。

また、カロリーは上白糖に比べると多少高いカロリーとなっているのですが、カロリーは少し高めでも、上白糖に比べるとGI値の低い砂糖になっていますので、糖質制限中の方に比較的おすすめの砂糖で、体に優しい砂糖であるとも言われています。体に害のないてんさい糖を上手に選んで、使用してみるというのはいかがでしょうか?

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