すき家のエンペラー牛丼が裏メニューにある？値段と量はキングの倍？

「すき家」といえば「松屋」「吉野家」と並ぶ、牛丼の大手三大チェーン店です。それぞれ特徴があって、ひいきの方も異なるようです。そんなすき家にあって、真夏の夜の夢みたいな、エンペラー牛丼なるものの噂を聞いたことがありますか？

結論から言えば、どうやらガセネタということのようですが、一時はネットで大きく騒がれていました。当記事では、すき家の裏メニューにはない、エンペラー牛丼がガセネタであることを前提に、噂の出どころや余波などについて探ってみます。

その上で、もしもすき家にエンペラー牛丼があったのなら、その量や値段、サイズ、カロリーなどは如何ほどになるのか、あるいは幻のエンペラー牛丼を再現する方法などを考えてみました。それらの、エンペラー牛丼にまつわる話を紹介していきます。

すき家の裏メニューに、エンペラー牛丼なるものはあるのか！？という、噂がネットを中心に飛び交っていました。事実は、これがガセネタということで落ち着いています。それらの経緯を解説します。

すき家の牛丼メニューにエンペラーサイズがある、という噂を知っていますか？ネットで拡散していた噂ですが、実際にすき家の店舗で、エンペラー牛丼なるものを注文をした人までが登場して、ちょっとした騒ぎになりました。

「どこの店で扱っているのか？」という、ユーザーの反応とか「エンペラー牛丼なるものは存在しません！」という、すき家クルーを名乗る人の反論などが、飛び交う事態となっていたのです。現在ではガセネタとして沈静化していますが、すき家にとっては悪質な噂であるとも言えます。

実際にはエンペラー牛丼は販売していない、これが事実です。すき家には牛丼以外にも沢山のメニューがあります。牛丼だけを見ても「ミニ」「並盛」「中盛」「大盛」「特盛」「メガ盛」と、6種類のサイズがあります。そのどこにも「エンペラー牛丼」はありません。

すき家の公式サイトを除いても、エンペラー牛丼なるメニューは見当たりません。つまり、すき家では販売していないのです。

すき家の裏メニューとしてエンペラー牛丼はガセネタと分かりました。けれども、そのガセネタの出どころが気になります。エンペラー牛丼騒ぎの、きっかけとなったと思われるのは、YouTubeに投稿された動画のようです。

現在は、すでに削除されていて閲覧はできません。ただ、動画として映されているわけですから、すき家のどこかの店舗の店員さんが、まったく無関係とも言えないようです。そもそもすき家では店内撮影は禁止されています。昨今はやりの「こんな大騒ぎになるとは？」の類かもしれません。

すき家の裏メニューに、エンペラー牛丼はないことがはっきりしました。けれども、すき家の裏メニューに「キング牛丼」というものはあります。ここでは、そのキング牛丼なるものの正体を紹介していきます。

前にすき家における牛丼メニューを紹介しました。その中にも、キング牛丼は見当たりません。それもそのはずです。エンペラー牛丼はガセネタですから当たり前ですが、キング牛丼もガセではありませんが、裏メニューであることには違いありません。各店舗で実際に注文は可能ですが、メニューのどこを見わたしても、見つかることはないのです。

では、裏メニューのキング牛丼とは？いったいどんな牛丼なのでしょうか。キング牛丼について解説していきます。

表ではない、裏メニューのキング牛丼は、公式な重量やサイズが分かりません。食べた人々の口コミに頼るしかないのです。それらの口コミを総合すると、キング牛丼はご飯の量が並盛の約3倍弱で、肉の量は約6倍ということです。

これに従うと、ご飯の量が約640gで肉の量が約500gとなり、キング牛丼の総重量は、1.14kgというサイズになります。エンペラー牛丼に話が及ぶ前に、キング牛丼でギブアップしてしまいそうなサイズです。

すき家のキング牛丼の量やサイズで驚かされたところで、キング牛丼のカロリーや値段について紹介します。値段は1,140円と、それだけを考えるとリーズナブルです。少なくとも並盛を6人前（2,100円）食べるよりは、はるかに安い値段になります。

カロリーは、約2,240kcalです。成人男性の1日当たり平均消費カロリーである、2,000kcalを、この1食だけで超えてしまっています。

女性や年配者は、見た目と量を聞いただけで腰が引けるようなキング牛丼です。そんなキング牛丼を食べた人の口コミを紹介します。食べた人の感想で多いのは、予想外に「それほどでもなく、食べきれた」というものです。

その理由としては、ご飯の量が少なめで肉の量が多いことが挙げられていました。また、キング牛丼に挑戦してみるような人は、最初から食欲に自信があるからとも言えそうです。

すき家にエンペラー牛丼がないことは分かりました。しかし遊び心で、もしもすき家にエンペラー牛丼があったならと、仮定して考えてみました。

すき家にエンペラー牛丼があるとしたら、その値段や量はキング牛丼の何倍になるでしょうか？噂ではエンペラー牛丼の量は、キング牛丼の2倍とのことでした。キング牛丼の総重量は、1,14kgでしたから、エンペラー牛丼は2.28kgという計算になります。

そして、値段はというとキング牛丼の値段は1,140円ですから、エンペラー牛丼の値段は2,280円となります。単価的には1g１円とも言えます。

すき家にエンペラー牛丼があるとしたら、カロリーはどのくらいになる？のでしょうか。すき家のキング牛丼のカロリーは、2,240kcalでした。単純に2倍すると、エンペラー牛丼のカロリーは4,480kcalと、なります。驚異的なカロリー量です。

ただ、本当にエンペラーをすき家が提供するとしたら、肉はともかくご飯の量はいくらかでも減らすでしょうから、実際にはカロリーも下がります。

すき家に幻のエンペラー牛丼を再現するとしたら、こんな方法が考えられます。キング牛丼やメガ盛、冷凍の「すき家牛丼の具」などで、エンペラー牛丼を再現する方法を紹介します。

すき家にエンペラー牛丼があるとして、それを再現するにはキング牛丼を2つ注文する、という方法が考えられます。噂では、エンペラー牛丼はキング牛丼の2倍あるということでした。ならば、裏メニューで注文可能なキング牛丼を、2つ頼めば量的にはエンペラー牛丼になります。

すき家にエンペラー牛丼があるとして、メガ盛牛丼を4つ注文する方法で再現してみました。テイクアウト用のメガ盛牛丼を、一皿に4個分合わせればエンペラー牛丼となる勘定です。けれども、この方法ではご飯の量が多すぎます。とても食べきれるものではありません。

すき家にエンペラー牛丼があるとして、一番現実的な再現方法は冷凍食品の「すき家牛丼の具」を使うやり方です。エンペラー牛丼は、噂では並盛12人前に当たるそうですから、牛丼の具を12袋使用して、ご飯は好みの量でという方法です。エンペラー牛丼に挑戦するにしても、この方法がもっとも現実的と思えます。

いやはや、なんとも人騒がせなエンペラー牛丼事件でした。今はやりの無責任な画像アップがもたらした、一例でもあります。エンペラー牛丼がガセネタと分かったところで、すき家にエンペラー牛丼なるものがあったらと仮定して、現実にあるすき家の牛丼などと比較をしながら遊んでみました。

それから言えることは、エンペラー牛丼なるものは、常識を超えた化け物牛丼だということです。すき家のエンペラー牛丼はガセネタなので注意をするとともに、すき家にある現実の牛丼を堪能してみましょう！