マンゴーの保存方法と保存期間は?常温・冷蔵・冷凍別に解説!

マンゴーは好きなフルーツランキングの中でも常に上位にランクインする人気のフルーツです。マンゴーをたくさん買った、または貰った場合は、一度に食べきれずあまってしまうことがあります。そんな時に上手に保存すれば、通常の何倍も甘く美味しいマンゴーを食べれます。今回はそんなマンゴーの上手な保存方法を紹介します。常温や冷蔵庫での冷蔵・冷凍に分けた保存方法や解凍について、それぞれの保存期間も併せて解説していきます。

マンゴーの保存方法と保存期間は?常温・冷蔵・冷凍別に解説!のイメージ

目次

  1. 1マンゴーの保存は基本的に常温がおすすめ!
  2. 2マンゴーの保存方法
  3. 3美味しいマンゴーの選び方と食べ頃の見分け方
  4. 4マンゴーを正しく保存して美味しく食べよう!

マンゴーの保存は基本的に常温がおすすめ!

マンゴーといえば南国フルーツのイメージが強く、なかなか一般家庭の食卓には登場しない存在でした。しかし、最近ではスーパーやフルーツ店でも見かけるようになり身近な果物になっています。スムージーやジャムなどにしても美味しいですが、まずはやっぱり生のマンゴーが食べたいですよね。今回は、意外と知らないマンゴーの保存方法を詳しく紹介していきます。保存の仕方で日持ちも随分と違ってくるので是非参考にして下さい。

マンゴーの保存方法

マンゴーの保存はいったいどのような方法が一番適しているのでしょうか?常温保存、冷蔵保存、冷凍保存と大きく3つの方法に分けて解説します。

マンゴーは追熟させる必要がある

いざマンゴーを食べようとしたとき、まだ完熟していなくてすっぱいとかなり残念な気持ちになります。マンゴーは、購入した時点で完熟したものとまだ完熟していないものがあります。マンゴーの皮の表面に白い粉のようなものが付いている時は、まだ完熟していないことが多いです。写真でいうと右側の緑色のマンゴーは、まだ完熟していません。

まだ完熟していないマンゴーの場合は、保存して追熟する必要があります。上手に保存して完熟させると通常の3~4倍の甘さになるそうです。

それではマンゴーを上手に保存して追熟させる方法を紹介します。まず、用意するものは新聞紙とセロテープです。マンゴーがすっぽり入るように新聞紙で大きめに袋を作りセロテープでとめます。マンゴーは乾燥した場所を嫌うので、風通しの良い日の当たらない場所で常温保存しましょう。追熟するための最適保存温度は20℃~24℃です。

追熟保存期間はだいたい2~4日、遅くても1週間以内の保存で完熟になります。常温保存している間も、2日に一度はマンゴーが完熟した状態になっていないか確認してみてください。最高のタイミングで食べて、完熟マンゴーを楽しんで下さい。

マンゴーを常温保存する方法と保存期間

マンゴーは基本的に常温保存をおすすめします。前に解説した追熟するための保存方法と長持ちさせるための保存方法が少し違います。その違いは保存温度です。すでに完熟したマンゴーは常温で10℃~15℃が最適保存温度で直射日光を避けましょう。そしてなるべく外気に触れないようにしてビニール袋などに入れて保存することをおすすめします。追熟した後に、この方法で保存すると通常より4~5日長く保存することが可能になります。

マンゴーを冷蔵保存する方法と保存期間

マンゴーを購入したら、ついすぐに冷蔵庫に入れて保存したくなりますよね。実はマンゴーがすでに完熟している場合は、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れるのが一番みずみずしく美味しく食べれる方法です。あまり長い時間冷蔵庫に入れて保存しておくと、冷えすぎたり乾燥しすぎたりして保存が長く持ちません。

しかも長期間冷蔵庫で保存することによって低温障害を起こし、マンゴーの実がブヨブヨになったり皮が黒くなったりすることもあります。冷蔵庫で保存をする場合は、少し湿らせた新聞紙でマンゴーを包みビニール袋に入れて乾燥を防ぎます。冷蔵庫の野菜室で保存するのがベストです。冷蔵庫で保存をする場合の保存期間は3~6日くらいです。冷蔵庫で保存しても、なるべく早くマンゴーを食べてしまうことをおすすめします。

マンゴーを冷凍保存する方法と保存期間

食べきれなかったマンゴーを冷凍保存できないかなと思ったことはありませんか?実際スーパーやコンビニなどで冷凍マンゴーを販売している所も少なくありません。もちろん自宅でも簡単に冷凍保存できます。マンゴーを冷凍保存する時は、解凍した時に食べやすいように先にカットして冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存方法はマンゴーの種をり、マンゴーに実を賽の目の切ります。

カットしたマンゴーの実は、キッチンペーパーなどで軽く水分を拭き取って下さい。フリーザーパックの中に入れて空気を抜きしっかり閉めます。マンゴーの実はなるべく重ならないように平らに入れて保存した方が、解凍した時に1個1個がはずれやすくて楽です。冷凍の保存期間は約1ヶ月です。解凍方法は自然解凍して下さい。

冷凍保存をしたマンゴーは、様々な活用法があります。解凍または半解凍をしたマンゴーを使ってマンゴスムージーを作るのもいいですね。また解凍マンゴーでペーストを作るとヨーグルトの上にのせたり、ジャムにしたりして楽しめます。夏は半解凍のままシャーベット感覚で食べても最高に美味しいです。冷凍保存をすると、ゆっくりと幅広いジャンルでマンゴーを堪能できるのが嬉しいです。

切ったマンゴーを保存する方法

切った後のマンゴーはラップに包んで冷蔵庫で保存できます。しかし、その場合はなるべく早く食べきって下さい。保存時間が長いほど、マンゴーの香りも風味も落ちていきます。保存期間は1~2日くらいです。長期で保存したい場合は、マンゴーの実をミキサーでペースト状にして保存すると良いでしょう。

美味しいマンゴーの選び方と食べ頃の見分け方

美味しいマンゴーの選び方は?

マンゴーを購入する時は失敗したくないものです。ここでは美味しいマンゴーの選び方を解説します。まずマンゴーを触った時にブヨブヨと柔らかすぎず、張りのあるものを選んで下さい。水分を含み過ぎているマンゴーは味が濃厚ではありません。また、皮がしわしわになっているものは古いので避けましょう。

マンゴーの皮に傷があるものは、そこから腐りやすくなるのでよく見て選んで下さい。また黒点がついていると(炭疽病)の可能性があるので避けましょう。もし、黒点がついているマンゴーを購入してしまった場合は、その部分だけ切り取って食べることができます。黒点のついたマンゴーは常温保存より冷蔵保存が適しています。

マンゴーが全体的に甘い香りがするものは完熟間近か完熟の状態です。皮の感触も少しベタッとしています。何よりも一番美味しく食べれるのは、産地直送の常温発送で自宅に到着する頃が食べごろか、追熟2~3日かかるくらいのもがベストです。

マンゴーの食べ頃の見分け方

マンゴーは追熟や保存ができますが、食べごろを逃してしまうと意味がありません。また早すぎてもまだ酸味が強い場合があります。マンゴーが完熟しているかどうかは皮の色だけで見分けることは難しいです。ここでマンゴーの食べごろを見分けるいくつかのポイントを解説します。

まずは、保存前よりもマンゴー自体の甘い香りが強くなり触った感触も柔らかくなっています。皮がマンゴーから出る蜜でちょっとベタッとした感じになります。保存前に比べてマンゴーの皮についている白っぽい粉がなくなっています。このような状態になっていたら食べごろだと思ってください。食べる前に冷蔵庫で3~5時間程冷やしておくと、より一層美味しく食べれます。

マンゴーが悪くなったか見分けるポイント

うっかり保存したままにして忘れていたなどといった場合、マンゴーを腐らせてしまったのではないかと心配になるものです。マンゴーは傷み始めの頃だと、そこの部分だけ取り除き食べれる場合が多いです。ではマンゴーが悪くなったという判断の目安になるポイントは何でしょうか?

まず痛みはじめの分かりやすいポイントは、黒い点がポツポツできはじめ次第に大きくなっていきます。黒い点が小さいうちなら、そこの部分を取り除きまだキレイな実の部分は食べれます。黒い点がでてきたマンゴーとそうでないマンゴーを一緒に保存しないようにしましょう。

いよいよ食べれない状態になってきた目安は、マンゴーから茶色い汁が出てきた時です。同時にあのマンゴーの甘酸っぱい香りはなく、異臭がします。他にもカビが生えていたり、切った時にマンゴーの種の周辺が黒く変色していたりすると腐っている状態です。こうなったら食べられないし、見た目で食べたくなくなります。もったいないからと無理して食べないようにしましょう。

マンゴーが悪くなっていなくても、マンゴーが美味しいからと一度にたくさん食べ過ぎるとアレルギー反応で口の周りが荒れてしまう人もいるので、ほどほどの量で楽しんで下さい。もし、マンゴーがあまったら上手に冷蔵保存または冷凍保存をしてください。

マンゴーを正しく保存して美味しく食べよう!

いかがでしたでしょうか?追熟や保存の仕方で、いかに美味しいマンゴーを味わえるかが変わってくることが分かりました。マンゴーには沖縄マンゴーや宮崎マンゴーのような国産マンゴーからメキシコや東南アジアなどの輸入マンゴーまでたくさんの品種があります。あなた好みのマンゴーを選ぶのも楽しいですね。正しい保存方法で甘くて美味しいマンゴーを思い切り堪能して下さい。

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