焼き鳥の部位のまとめ!全種類の名称やカロリーなど詳しく解説!

焼き鳥の部位の名称はどのくらい知っていますか?焼き鳥の部位はたくさんの種類があります。ときにはお店に出されず、捨てられてしまう部位すらあります。お店に行くと、壁に焼き鳥のメニューが貼ってあることがありあますが、よくわからない名称のものも多いのではないでしょうか?そして初めて知る部位はカロリーが気になるものです。今回は焼き鳥の部位の種類について、カロリーもあわせて紹介します。

焼き鳥の部位のまとめ!全種類の名称やカロリーなど詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1焼き鳥の部位の名称を詳しく知りたい
  2. 2焼き鳥の肉の部位を一覧で紹介
  3. 3焼き鳥の内臓・ホルモンの部位を一覧で紹介
  4. 4焼き鳥の骨や皮の部位を一覧で
  5. 5焼き鳥のカロリーを紹介
  6. 6焼き鳥の部位の名称やカロリーに詳しくなろう!

焼き鳥の部位の名称を詳しく知りたい

安くて美味しい焼き鳥は、日本にかかせない食文化のひとつです。焼き鳥屋に行かなくてもスーパーやコンビニでも気軽に食べられます。けれど焼き鳥屋の焼き鳥はまたひと味違った美味しさです。ところで、スーパーやコンビニで見かける焼き鳥はもも肉、皮、つくねなど定番なものばかりですが、焼き鳥屋に行くとよく知らない部位の名称が並んでいます。

牛や豚でもそうですが、肉の部位の種類って正直わかりにくいことが多いです。今回は焼き鳥の部位の名称や種類、そしてカロリーなどについて紹介します。焼き鳥はもも肉や皮、砂肝だけでなく美味しい部位がたくさんあります。是非知って焼き鳥をより楽しんで下さい。

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焼き鳥の肉の部位を一覧で紹介

焼き鳥に限らず、肉は主に筋肉や脂肪などの一般的に肉と言われる種類と、内臓・ホルモン系の種類と、骨や皮などの種類が部位としてあげられます。まずは筋肉や脂肪などの焼き鳥「もも、ムネ、ささみ、手羽、ふりそで、せせり、そり、ぼんじり・油つぼ」、次に内臓系の焼き鳥「砂肝、レバー、ハツ、白子、背肝、えんがわ、おたふく」、最後に骨や皮の焼き鳥「皮、銀皮、ペタ、なんこつ、かんむり」の部位を紹介します。

もも

ももといえば焼き鳥の王道中の王道です。焼き鳥を食べたことがある人なら、誰しもが食べたことがあるでしょう。もも肉は鶏の足の付け根から先までの部位のことを言います。脂肪を多く含んでいて、コクのある味わいがします。タレで食べても塩で食べても外れはありません。

ムネ

ももに続きこれまた焼き鳥の王道中の王道がムネです。鶏の胸にあたる部位で、脂肪が少なくあっさりとした味わい、そして柔らかさが特徴の部位です。ムネと比べるとももは少し固い焼き鳥になります。タレと塩どちらで食べても美味しいです。しかしあっさりした味わいなので、コクがほしい人はタレがおすすめです。

お店によっては、ももとムネのミックス串を出すところもあります。ところで、ねぎ間という焼き鳥があります。こちらも定番中の定番です。ねぎ間に使われている焼き鳥の部位はムネかもも、もしくはミックスです。ですので、ももやムネが食べたいときはねぎ間もおすすめします。ももやムネに挟まれたねぎが焼き鳥の味わいを深めます。

ささみ

ダイエットでは定番のささみはもちろん焼き鳥にもあります。ささみの部位は種類としてはムネの中の1部と言っていいでしょう。なぜなら、鶏の胸部にある上質の肉のことを指すからです。脂肪分が少なくさっぱりしていて、やわらかい、大葉や梅しそが良く合う味わいです。塩焼きで食べる方法がメインです。ささみはやはり、高タンパク質で低カロリーなのが嬉しいところです。ダイエットしている人におすすめの部位です。

手羽

手羽は鶏の翼の部位を指します。さらに手羽元・手羽中、手羽先の3つの部位に分かれます。私たちがよく食べるのは手羽先です。噛むと表面はパリパリしていて、肉は弾力ある旨味があり、二つの食感が楽しめる部位です。塩焼きもタレもどちらも美味しくいただけます。手羽先はコラーゲンが豊富なことも有名です。そのため、ささみと同じく女性の人気があります。

ふりそで

ふりそでとは、手羽とムネ肉の間の部位の肉を指す名称です。鶏がよく動かす部分の肉のため、脂分は少ないのですが、肉汁がたっぷり出てくる味わい深い部位です。焼き鳥の串を1本作るのに鶏3羽分が必要な希少部位です。

せせり

せせりとは、鶏の首回りの部位のことを指します。別の名称でネックやそろばんと呼ばれることもあります。1羽の鶏からわずかしか取れない部位です。良く動く首の部位のため、身がとても締まっており、 もも肉よりも脂身が多く食感に弾力があり、噛めば噛むほど肉汁が出てくる味わいのある部位です。塩、タレどちらも美味しいですが、塩はせせりの味がより引き立ちます。

そり

そりとは、骨盤の内側にあるピンポン玉大の筋肉のことを指す部位です。この部位は非常に美味しいのに捨ててしまうことがあり、フランス語でソリレス「愚か者はそれを残す」という意味からそりと名付けられたと言われています。 独特の弾力とあっさりとした雑味のない風味が特徴です。 塩、タレ、どちらも違ったおいしさが楽しめます。

ぼんじり・油つぼ

ぼんじりは、しっぽの先端で最も脂がのっている希少部位の一つです。近年たいへん人気があります。 とても脂がのっていて、むっちりした食感はこってり好きには理想の焼き鳥です。別の名称でボンボチ、ペタ、トリゴンボ、テールとも言われます。単純に塩やたれでなく、岩塩や黒コショウなどでいただくのもおすすめです。

油つぼとは、ぼんじりの付け根部分の部位のことを言う名称です。ぼんじりよりも噛みごたえがあり、濃厚な味わいが広がります。タレでもおいしいのですが、ぼんじり同様に塩がおすすめです。ジューシーな味わいは若い人からの支持も集めています。

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焼き鳥の内臓・ホルモンの部位を一覧で紹介

砂肝

砂肝は内臓系に種類を分類しましたが、鶏が持つ2つの胃袋のうち、筋胃という胃袋の外壁についている2つの盛りあがった筋肉のことを指す部位です。そのため内臓独特の臭みがなく、 シャキシャキとし歯ごたえが楽しめます。塩焼きにしてレモンをかけると絶品です。

レバー

レバーは鶏の部位でいうと肝臓をさす名称です。 脂肪肝状態のものは白レバーと呼ばれます。とろりとした食感が味わえます。 ビタミンA、ビタミンC、E、B2、グルタチオンなど栄養価が高いことが特徴です。人によっては食感がねっとりしているように感じられて非常に好き嫌いが分かれるメニューになっています。また風味が独特に感じられる場合があります。塩、タレどちらも美味しいですが、初めはタレで食べるのがおすすめです。

ハツ

ハツは心臓のことを指す部位の名称です。焼き鳥だけでなく、焼肉などでも使われます。もちもちした食感ですが、とても弾力があるので歯ごたえがあります。 独自のブリっとした弾力を生かして仕上げるのが焼き鳥のプロの技です。貧血に良い葉酸が多く含まれています。タレとの相性が抜群です。

白子

白子は鶏の睾丸です。味わいはクリーミーでその食感もやわらかくつるっとしています。 表面の香ばしさと中のクリームのように濃厚な風味の対比が味わえるのがポイントです。タレと相性が良く、ポン酢につけてもおいしく食べられます。

背肝

焼き鳥の背肝は鶏の腎臓部位を指します。形状から小豆とも呼ばれることがあります。ざらっとした舌触りで味は濃厚なため、レバーに似ていると言われています。タレで食べるのがおすすめです。1羽から2つほどしか取れない部位なため、希少部位だと言われています。
 

えんがわ

えんがわは胃の外側の部位のことです。砂肝の壁の部分だけを集めて、塩胡椒で焼き上げます。 砂肝より固めですが、コリコリとした食感に旨みがあります。塩胡椒で焼き上げますが、その後タレをつけて食べられます。タレで食べるのがおすすめの焼き鳥です。

おたふく

おたふくは鶏の胸腺、リンパ腺部位です。中の身は歯ごたえがあるのに弾力があり、表面はふわっと溶けるような脂身があることから、二重の食感が味わえる部位です。おたふくは脂身に合わせてタレで食べることをおすすめします。

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焼き鳥の骨や皮の部位を一覧で

言葉の通り、鶏の皮のことです。鶏の皮の中でも比較的厚く、旨味のある首の皮を使うことが多いです。 脂っこいもの好きにはたまらないメニューで、 甘辛いタレの滴りと美しいツヤが魅力的な部位です。塩でも美味しくいただけます。カロリーが気になりますが、皮にはコラーゲンが多く含まれているたべできたら食べたい焼き鳥の部位です。

銀皮

銀皮(ギンピ)とは、砂肝を包む銀色の皮のことを指します。ずりかべという名称もあり、コリコリとした食感が特徴です。食感に合わせて塩で食べることをおすすめします。しかし、お店だと捨てられてしまうことが多いため、なかなか食べる機会がありません。食べたくなったら家で作った方が早いかも知れません。

ペタ

ペタは腰の皮の部位のことを指す名称です。もっと具体的に言うと、お尻の部位であるぼんじりと背中を繋いでいる、厚い部位のことをいいます。脂分が多くジューシーさが特徴です。ジューシーなのでタレも良いですが塩で少しサッパリさせるのもありです。

なんこつ・げんなんこつ

焼き鳥でなんこつと呼ばれる部位は、胸骨の先にある 胸軟骨です。ヤゲンという名称もあります。それとは別に頸骨と大腿骨の間にあるひざなんこつもありますが、こちらは唐揚げに使われることが多いです。 なんこつ自体に味はほとんどありませんが、コリコリとした独特の歯ごたえが人気の焼き鳥です。
 

塩で食べる方がお酒のつまみにも最適ですし、おすすめです。ちなみに、焼き鳥の定番メニューの1つ、つくねは鶏肉のすり身に卵や片栗粉を混ぜ、団子状にしたものを串に刺して焼いた焼き鳥です。この鶏肉のすり身には細かく刻んだなんこつが入っていることもあります。そちらもおすすめです。

かんむり

かんむりは言葉の通り、鶏のトサカの部位を指す名称です。鳥帽子とも言い、見た目は鶏の頭そのものでグロイです。しかし、カリカリに焼き上げるとギョーザのようにも見え、コラーゲンたっぷりのもっちりした食感が楽しめます。かんむりがあるお店は少ないですが、見つけたら食べてみてください。
 

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焼き鳥のカロリーを紹介

一般的な焼き鳥値のカロリーを低い順に紹介

焼き鳥には様々な種類の部位があることわかりましたか?焼き鳥にはたくさんの種類の部位があります。そこでさらに気になるのはカロリーです。健康に気を遣う現代で、正しい食生活は基本です。その中でカロリーは1つの指標になっています。まず一般的な焼き鳥のカロリーを少ない順で紹介します。

軟骨(45g)は24カロリー、砂肝(36g)は34カロリー、レバー(35g)は41カロリー、はつ(35g)は72カロリー、ねぎま(50g)は80カロリー、つくね(57g)は91カロリー、もも(50g)は97カロリー、手羽(55g)は113カロリー、皮(35g)は161カロリーです。

コンビニで売られている焼き鳥のカロリー

コンビニで売られている焼き鳥のカロリーはどうでしょう?日本のコンビニで代表的なローソン、ファミリーマート、セブンイレブンの焼き鳥のカロリーについて紹介します。まずはローソンです。ねぎ間は109カロリー、ももは塩が136カロリー、タレが133カロリー、皮タレは201カロリーです

ファミリーマートの焼き鳥はももは塩が129カロリー、タレが150カロリー、皮は塩が174カロリー、タレが237カロリーです。最後にセブンイレブンの焼き鳥はももは塩1が40カロリー、タレが128カロリー、つくねは84カロリー、皮は塩が72カロリー、タレが115カロリーです。

焼き鳥のカロリーは骨・内臓が低いモノが多い

一般的な焼き鳥のカロリーや、コンビニの焼き鳥のカロリーを見ると一目瞭然ですが、焼き鳥は部位の種類で言うと骨・内臓系モノがカロリーが低いです。そして塩よりもタレのほうが若干高カロリーになります。肉の部位は脂肪が多いので高カロリーなのは言うまでもありませんが、砂肝・レバー・ハツなどの内蔵部位、または軟骨は脂肪が少ないためカロリーは低くなります。

皮は特にカロリーが高くなるので注意

そして、鶏皮は脂肪の塊のため高カロリーです。ちなみに鶏肉の部位で言うと、鶏むね肉はそこそこのカロリーになりますが、それは皮がカロリーの元になっているからです。皮を除けば脂肪がほとんどなくなるため、鶏むね肉は低カロリー高タンパクの最たる食品になります。コンビニ等で売られているサラダチキンなどの鶏胸肉がダイエットに用いられるのはこのためです。それだけ皮の部位は鶏の部位の種類の中で高カロリーと言えます。
 

低カロリーで楽しむなら塩がおすすめ

低カロリーで焼き鳥を楽しむならば、やはり軟骨や内臓です。さらにカロリーを低くしたいなら塩で焼き鳥を楽しむことをおすすめします。正直なところ、タレと塩はカロリーに大きな差は若干あると言える程度の差しかありません。ですので、焼き鳥をタレで食べるか塩で食べるかは好みで選んでも大丈夫です。しかし、とにかくカロリーをわずかでも減らしたいならば、焼き鳥は塩で美味しいものをおすすめします。

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焼き鳥の部位の名称やカロリーに詳しくなろう!

焼き鳥の部位や名称、そしてカロリーについてどうでしたか?実は、鶏肉の正式に部位と言える部分はムネ、もも、ささみ、すね、手羽だけと言われています。それ以外の種類の部位は焼き鳥・煮物で生まれた派生語です。その分名称にも地域差があったりします。また、珍しい部位はどれもが全て好みにあうかどうかは分かりません。焼き鳥の部位について詳しくなると、さらに焼き鳥を楽しめます。ぜひ参考に焼き鳥を楽しんで下さい。

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