豆板醤の作り方は簡単!そら豆を使った自家製レシピを紹介!

豆板醤と聞いて、どんな料理を思い浮かべますか?豆板醤は、麻婆豆腐やエビチリといった、中華料理や四川料理などには欠かせない調味料となっています。そんな豆板醤ですが、実は家で手作りすることができることを知っていますか?今回は、そら豆を使って豆板醤を作る作り方や、時短で簡単に豆板醤を作る作り方、合わせて豆板醤を使ったレシピなど、豆板醤について詳しく紹介していきます。

豆板醤の作り方は簡単!そら豆を使った自家製レシピを紹介!のイメージ

目次

  1. 1豆板醤の作り方が知りたい!
  2. 2豆板醤とは?
  3. 3豆板醤の効果や効能
  4. 4そら豆を使った豆板醤の簡単自家製レシピ
  5. 5豆板醤を一晩で作る?時短で簡単な豆板醤の作り方
  6. 6豆板醤を使った簡単レシピ
  7. 7豆板醤の作り方をマスターして料理に活用しよう!

豆板醤の作り方が知りたい!

「豆板醤」といえば、麻婆豆腐やエビチリなど、主に中華料理や四川料理に使われていて、そのピリッとした辛さが特徴的です。中国の代表的な調味料の豆板醤ですが、実は自宅で作ることができるということを知っていますか?今回は自宅で簡単にできる自家製豆板醤の作り方や、豆板醤を使って作る美味しい人気のレシピなどを詳しく紹介していきます。

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豆板醤とは?

「豆板醤」は中国発祥の調味料ですが、そもそも豆板醤は何で作られているか、知っていますか?豆板醤の原材料としては、そら豆や塩、麹、唐辛子などが使われいます。そしてその作り方は、味噌のように、そら豆を麹で発酵させたものが豆板醤となっているのです。豆板醤は塩分と辛味が強いのが特徴で、中華料理や特に辛い料理が多い四川料理に多く使われています。

もともと豆板醤は、そら豆と麹だけで作られていたようですが、今では唐辛子を入れたものが主流となっています。豆板醤は長期が保存することができ、料理にアクセントを加えてくれる便利な調味料です。特に、辛いものが好きな方は、豆板醤を活用することで、簡単い辛くて美味しい料理を作ることができるようになります。

豆板醤の効果や効能

豆板醤に含まれるカプサイシンには食欲増進や脂肪燃焼効果

豆板醤は、健康や美容に嬉しい様々な効果や効能があることでも知られています。まず、豆板醤には唐辛子が含まれていますが、唐辛子の辛味成分でもある、「カプサイシン」には、食欲増進効果や脂肪燃焼効果を期待することができます。また、夏バテ予防や疲労回復効果もあるため、疲れている時に積極的に摂取すると良いでしょう。

豆板醤はがん予防にも効果的

豆板醤に含まれている「カプサンチン」という成分には、がん予防の効果も期待されています。このカプサンチンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きを持っています。病気だけでなく、アンチエイジング効果もあるため、美容に気を使う女性の強い見方となるでしょう。

このように、体に嬉しい効果や効能を持っている豆板醤ですが、塩分を多く含んでいるため、豆板醤の摂りすぎには注意が必要となってきます。カプサイシンは摂り過ぎると効果も薄れてしまうため、豆板醤を使うときは、適量を使うように気をつけると良いでしょう。

そら豆を使った豆板醤の簡単自家製レシピ

豆板醤の作り方:材料

自家製豆板醤の材料は、そら豆100g(10〜15さや)、種麹10g(米麹でも可)、塩20g、粉末唐辛子15g、鷹の爪お好みで、味噌大さじ1です。そら豆は4月〜6月が旬で、美味しく仕上げることができます。

豆板醤の作り方

作り方は、まずそら豆をサヤから外します。サッと水で洗ったそら豆を、蒸していきます。蒸し器を使う場合は、20分ほど蒸します。鍋で茹でる場合は、そら豆が柔らかくなるまで茹でましょう。時間がない場合は、レンジで4分ほど加熱しても大丈夫です。そら豆の粗熱が取れたら、薄皮を剥きます。そら豆がまだ温かいうちにマッシャーやフォーク等で潰していきます。

そら豆がある程度潰れたら、残りの材料を全て加えて、手で混ぜます。素手で混ぜると、カビやすくなったり、手がヒリヒリと痛む場合もあるため、ビニール手袋などを使うと良いでしょう。混ぜ具合はざっくりとで大丈夫です。全体的にある程度混ざったら、瓶に詰めます。瓶はあらかじめ熱湯消毒をしておくことをおすすめします。

空気がなるべく入らないように詰めたら、表面をラップでぴったりと覆います。蓋を閉めて、冷暗所(常温)で2ヶ月〜半年ほど置いておきます。完成したら、冷蔵庫に移すことで、発酵を止めることができます。完成までに少し時間はかかりますが、手間暇かけて手作りした豆板醤を使っての料理は絶品です。

豆板醤を長く持たせるコツ

豆板醤を長く持たせるポイントは、豆板醤を作る工程で、材料を混ぜる際に、素手を使わずに行うということです。素手を使うと細菌などが入りやすいため、カビやすくなったりてしまいます。それから、豆板醤を入れる容器は、あらかじめ熱湯消毒をしておくことも、カビなどの発生を防げるため重要です。

完成した豆板醤を瓶に入れた後は、空気をなるべく入れないように密閉することを心がけましょう。発酵期間が終了して、豆板醤を使った後も、同じくラップなどで表面を密閉してから蓋を占めることが、豆板醤を長持ちさせるポイントとなってきます。

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豆板醤を一晩で作る?時短で簡単な豆板醤の作り方

豆板醤を時短で作る作り方の秘密は「塩麹」

豆板醤の作り方は、上記で紹介したように、通常2、3ヶ月から半年の発酵期間を要する必要があります。しかし、早く使ってみたい、いますぐ豆板醤が必要だという方もいるかと思います。そんな時に、便利なのが「塩麹」です。塩麹を使えばなんと一晩で自家製の豆板醤を作ることができるため、より早く簡単にできて便利です。

塩麹を使った豆板醤の作り方:材料

「塩麹」を使って豆板醤を作る時の材料は、そら豆400g(さやを含む)、塩麹50g、粉末赤唐辛子30g、味噌30gです。塩麹は、加熱処理がされてないものを選びましょう。味噌を入れることで、短い熟成期間でも、コクのある味を出すことができます。

塩麹を使った豆板醤の作り方

作り方は、まずそら豆をサヤから取り出します。次に、フライパンに水(分量外)を200ml入れて、その上にキッチンペーパーを敷きます。その上にそら豆を並べて蓋をします。強火で熱し、蒸気が出てきたら弱火にして20分ほど蒸します。もし、蒸している途中に水がなくなったら、少し水を足しましょう。

蒸したそら豆の粗熱が取れたら薄皮を剥きます。薄皮を剥いたそら豆をボウルに移して、マッシャーやフォークなどで細かく潰していきます。残りの塩麹、赤唐辛子、味噌を加えて混ぜます。素手で混ぜるのではなく、ビニールなどで覆ってから混ぜるようにしましょう。熱湯消毒をした保存瓶を用意し、冷暗所に一晩おいたら完成です。

保存方法と賞味期限

豆板醤が完成したら、冷蔵庫で保管をします。塩麹で作る豆板醤は、通常の豆板醤レシピで作った場合よりも賞味期限は短くなります。なるべく、3〜4週間以内に食べきるようにしましょう。時間が経つほど、深みのある味わいに変化していくので、賞味期限を守りつつ、味の変化を楽しむと良いでしょう。特に完成してから1週間後くらいになると、美味しさがグンと増します。

豆板醤を使った簡単レシピ

ビールに合う「手羽先の豆板醤甘辛タレ」レシピ

自宅でよくビールやハイボールなど、炭酸が効いたお酒を飲む方に、特におすすめなのがこのレシピ。ハチミツを使って作る甘辛タレに豆板醤を加えることで、ピリッとした辛さとコクが増します。用意するものは、手羽先6本、酒大さじ1、豆板醤大さじ1/2、醤油小さじ1、ハチミツ小さじ1、レモン適量です。

作り方は、まずフライパンを中火で熱し、手羽先を皮目が下になるようにして入れます。焼き目がついたら、裏返して蓋をし、弱火で10分間蒸します。蓋を開けて、余分な脂が出ていたら、キッチンペーパーで拭き取りましょう。調味料を全て加えて、とろみがつくまで中火で煮詰めます。全体に絡めて器に盛り、レモンを乗せたら完成です。お好みでパクチーを添えても美味しく食べることができます。

ペーストがなくても大丈夫「豆板醤で作るトムヤムクン」レシピ

豆板醤を使えば、簡単にトムヤムクン風スープさえも作ることができます。豆板醤の量を調整することで、お好みの辛さを作ることができるので、辛いものが好きな人におすすめのレシピです。材料は、むき海老(大きめ)10尾、鶏もも肉(胸肉も可)100g、酒小さじ2、ガーリックパウダー少々、あさり10個、しめじ1/2袋、鶏ガラスープの素小さじ2、ナンプラー大さじ1、レモン汁大さじ1、豆板醤小さじ2(お好みで調整可)です。

作り方は、まず下準備として、あさりは砂抜きをしておきましょう。むき海老に酒小さじ1をまぶします。鶏もも肉は、一口大にカットし、残りの酒小さじ1と、ガーリクパウダーを揉み込んで、10分ほど置いておきます。下準備ができたら、鍋に500mlの水と、鶏ガラ、ナンプラー、レモン汁、豆板醤を入れて加熱します。ふつふつと煮詰まってきたら、あさりと鶏もも肉を加えて、中火で3分煮込みます。

さらに、むき海老とほぐしたしめじを加えて、また3分ほど煮込んだら完成です。器に盛って、お好みで仕上げにパセリやパクチーなどを乗せましょう。どれも手に入れやすい食材で、とても簡単に、トムヤムクン風スープをできることができます。

豆板醤の作り方をマスターして料理に活用しよう!

いかがでしたか?今回は、自宅で簡単にできる豆板醤の作り方を紹介しました。豆板醤は、いろんなレシピにも使えるので、とても便利な調味料です。豆板醤を自分で作れば、自家製ならではの、味の変化を楽しむことができるため、ぜひ挑戦してみてはどうでしょうか?

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