むきエビを使った人気レシピ！下処理の仕方や上手な解凍方法も！

むきエビは何といっても殻をむく手間が省け、手軽に使える便利さが魅力です。多めに購入してストックしておくと、いつでも料理に活用することができます。本記事では、むきエビを使ったおすすめの人気レシピを、料理のジャンル別に分けて紹介しましょう。

むきエビを解凍する方法をいくつか紹介しましょう。1つ目は海水と同じ濃度である3～3.5％ほどの塩水に浸けます。夏の暑い時期は約15分、冬の寒い時期は約40分を目安にして解凍すると良いです。

2つ目はシップロックなどの密封袋に冷凍むきエビを入れて、氷水に浸けます。低温を保ったまま解凍するため、臭みの原因であるドリップを出にくくする解凍方法です。

解凍する時の注意点は、真水に直接浸けないことです。真水に入れることでエビの水分や旨みが流れ出て、身がパサパサになってしまいます。

むきエビはきちんと下処理をした方が、料理の仕上がりが断然美味しくなります。まずは、むきエビの背ワタを取り除いてください。爪楊枝や竹串で背の部分にグッと刺して、背わたを指で引き出すと簡単に取れるでしょう。背わたを取らないで調理すると、料理が生臭くなってしまいます。

背わたを取り除いたら、塩と片栗粉で揉んで水洗いをしてください。そうすると、臭みと汚れがしっかりと取れて、身がプリッとなります。むきエビ100gに対して、片栗粉大さじ1.5、塩小さじ1/3、水大さじ1.5の割合を目安にすると良いでしょう。

炒め物などに使用する場合は、キッチンペーパーなどでエビの水気をしっかり拭き取っておきましょう。

【材料】1～2人分

• むきエビ：210g
• 片栗粉：大さじ1
• ケチャップ：大さじ3
• 鶏ガラスープの素：小さじ1
• 豆板醤：小さじ1/4
• 水：大さじ4
• 砂糖：小さじ1/2
• サラダ油：大さじ1
• おろしニンニク：小さじ1
• レタス：1枚
• ごま：お好み

1. エビを水洗いしキッチンペーパーで水分をふき取ったら、片栗粉をまぶします。
2. ボウルにケチャップ、鶏ガラスープの素、豆板醤、水、砂糖を混ぜます。
3. 弱火で熱したフライパンに、油とニンニクを入れ炒めます。
4. 香りが出てきたら、1のエビを加え炒めます。
5. エビが赤くなってきたら、2を加えてよく絡ませます。
6. 器にレタスを敷き、4を盛り付けます。
7. お好みでごまを散らして完成です。

大きめのむきエビを使った人気のエビチリです。ケチャップをベースにしてソースを作るので、子供でも美味しく食べられます。

豆板醤の量はお好みで調整してください。辛いのが好きな場合は、量を増やすと良いでしょう。エビは時間が経つとベチャッとしてしまうので、しっかり焼いた方が美味しいです。白ご飯にもお酒のおつまみにもピッタリ合います。

【材料】2人分

• むきエビ：50g
• 豚ひき肉：80g
• キャベツ：2枚程度
• ねぎ：15cm
• 塩こしょう：少々
• 生姜チューブ：小さじ1/2
• 片栗粉：大さじ1/2
• 醤油：小さじ1
• ごま油：小さじ1
• 餃子の皮：12枚
• サラダ油：大さじ1
• 水：50cc

1. キャベツは千切り、ねぎはみじん切りにします。
2. キャベツをボウルに入れ、塩をふって混ぜて5分ほど置き、水気を絞ります。
3. むきエビは1cm幅に切ります。
4. ボウルにむきエビ、豚肉、キャベツ、塩こしょう、ねぎを入れます。
5. さらに、生姜、片栗粉、醤油、ごま油を入れて粘りが出るまで混ぜます。
6. 皮にたねをのせて、まわりに水をつけて包みます。
7. フライパンにサラダ油ひき、餃子を並べます。
8. 中火で焼き、焼き色がついたら水を加え蓋をして、5分蒸し焼きにします。
9. 蓋を取ってフライパンをゆすりながら、水分を飛ばして完成です。

ぷりぷりのむきエビが入った、モチモチ焼き餃子です。外はカリッと中はジューシーで、何個でも食べれるくらいに美味しく仕上がります。子供から大人まで楽しめる一品で、ビールのおつまみにもバッチリ合うでしょう。そのまま食べても美味しいですが、餃子のタレが欲しい場合は、お好みのものを使って食べてください。

シャキシャキの小松菜とこりこりしたエリンギを組み合わせた、食感を楽しめる人気の中華料理です。ごま油を効かせて風味良く仕上げました。むきエビは炒めすぎないようにすることがポイントです。調味料のいの一番は、なければ省いても構いません。小松菜特有の香りが苦手な方でも、食べやすい一品です。

冷凍むきエビを使った、具だくさんの中華料理です。麺は生の中華麺から茹でて表面を焼いた方が断然美味しいですが、面倒な方は茹で中華麺でも構いません。お好みでキクラゲやうずらの卵などを加えると、本格中華を楽しめます。具材はお好みでアレンジしてください。多めに作って、翌日はご飯にかけて中華丼弁当などに応用するのも良いでしょう。

【材料】

• お米：300g
• 玉ねぎ(小)：1個
• 人参：1/2本
• ハム：100g
• マッシュルーム：1パック
• 無塩バター：50g
• むきエビ：1パック
• 水：350～380ml
• 鶏ガラスープの素：4g
• 塩：1～2g
• ローリエ：1枚

1. 玉ねぎ、人参、マッシュルーム、ハムは、できるだけ細かいみじん切りにします。
2. ボウルに鶏ガラスープの素と水を入れます。
3. フライパンにバターを溶かし、玉ねぎと塩1gを入れて炒めます。
4. 玉ねぎがしんなりしたら、人参を加えて弱めの中火でさらに炒めます。
5. 人参がしんなりしたら、マッシュルームとハムを入れて炒めます。
6. マッシュルームの香りがしてきたら、油を足してお米を入れます。
7. お米が油を吸って、透明になるまで炒めます。
8. 2の鶏ガラ出汁とローリエと塩1gを入れて、味見をします。
9. 強火で沸騰したら底から一度混ぜ、蓋をして極弱火で20分ほど炊きます。
10. 15分ほど経った頃に、下処理をしたむきエビをフライパンで3分炒めます。
11. 片面が焼けたら、20分炊いたピラフの上に焼いていない面を下にしてのせます。
12. むきエビを入れたら、再度蓋をして20秒ほど強火にかけます。
13. 火を止めて10分蒸らしたら完成です。

むきエビや野菜、ハムなどの具材から出た旨みを、しっかりお米に吸わせた絶品ピラフです。エビは7割ほど火が入れば、ピラフを蒸す時に上に置いておくことで火が入ります。美味しいピラフを作るコツは、なるべく具材を米の大きさに切りそろえることです。具材を炒める時は、絶対に焦がさないように注意しましょう。

【作り方】2人分

• オリーブオイル：大さじ1
• むきエビ：約10尾
• 水：200ml
• トマトジュース：60ml
• お好みソース：小さじ1/2
• ケチャップ：小さじ1/2
• パスタ：160g
• ブロッコリー：適量
• 卵黄：1個
• 牛乳：300ml
• 粉チーズ：大さじ2
• 塩こしょう：お好み

1. 中火で熱したフライパンにオリーブオイルをひき、むきエビを加えて軽く炒めます。
2. 1に水、トマトジュース、お好みソース、ケチャップを加え、煮立たせます。
3. 煮立ってきたら、パスタ、ブロッコリーを加え、袋の表記時間通り茹でます。
4. 容器に卵黄、牛乳、チーズを混ぜ入れ、3を加えます。
5. お好みで塩こしょうをして、味を整えたら完成です。

フライパンひとつで簡単に作れる、むきエビのクリームパスタです。生クリームを使わずに、牛乳に卵黄と粉チーズを混ぜ合わせて濃厚さを出しました。むきエビの旨味を加わって、とても美味しく仕上がります。

フライパンの大きさによっては、パスタを折っても構いません。クリーム系パスタは麺がくっつきやすいので 茹でるときに時々混ぜてください。

エビのぷりぷり感とじゃがいものホクホク感を楽しめる、人気のチーズクリームスープです。玉ねぎとほうれん草の甘味やベーコンの旨味も加えて、味に深みを出しています。下処理したむきエビは、酒を少し入れたお湯で下茹ですることがポイントです。

チーズはお好みで量を加減してください。濃厚なスープが好きな場合は、シュレッドチーズを多めにした方が美味しいです。

むきエビとエリンギを使った人気のアヒージョ料理です。オーブンを使って、簡単に作ることができます。エビはキッチンペーパーで、軽く水気を拭き取っておきましょう。残ったオイルはエビの旨みをたっぷり含んでいるので、バケットにつけて楽しめます。おしゃれな洋風おつまみとして、ぜひ活用してみてください。

【材料】

• むきエビ：100g
• はんぺん：1枚
• 長ねぎ：30g
• 椎茸：8枚
• 揚げ油：適量

• 酒：小さじ1
• 塩：小さじ1/3
• こしょう：少々
• 卵白：1個分
• 片栗粉：大さじ2

1. 解凍したむきエビの背わたを取り、塩(分量外)、片栗粉(分量外)を揉み込みます。
2. 流水で洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
3. むきエビは粗みじん切りにして、粘りが出るまで包丁で叩きます。
4. 長ねぎはみじん切りにします。
5. ビニール袋に3、はんぺん、長ねぎ、Aの調味料を加えて混ぜ合わせます。
6. 袋の端をキッチンバサミで切ります。
7. 椎茸の傘の内側に片栗粉(分量外)をまぶし、5を絞りだして形を丸く整えます。
8. 全体に片栗粉(分量外)をまぶします。
9. フライパンにサラダ油を入れて170℃に熱します。
10. 椎茸の面を上にして、全体に色がつくまで揚げたら完成です。

椎茸とエビしんじょを組み合わせた、人気の揚げ物料理です。ひと口噛むと、椎茸の旨みとえびしんじょのふわふわ感が口の中に広がります。お好みでしょうがのすりおろしを加えても、香り良く仕上がるでしょう。お酒のおつまみにしても最高です。見た目もコロコロして可愛らしいので、おもてなし料理として活用するのもおすすめです。

白ご飯にもおつまみにもバッチリ合う、人気のから揚げです。しょうがを効かせたにんにく醤油で、和風に味付けしました。隠し味にみりんを入れることで、エビがぷりぷりに仕上がります。美味しく付仕上げるポイントは、エビにしっかり下味をつけて寝かせることです。お弁当のおかずにしても喜ばれるでしょう。

簡単に作れる和の副菜料理です。生姜を入れためんつゆで、シンプルに味付けしました。海老に振る片栗粉は、少し多めくらいがおすすめです。お好みで鷹の爪を入れると味が締まり、お酒のおつまみにもなります。常温でも良いですが、冷蔵庫で冷やすとさらに美味しく食べれます。作り置き副菜としても活躍する一品です。

むきエビやあさりのむき身を使った、大きなかき揚げをのせた人気の丼です。クッキングシートを使うと、大きなかき揚げも簡単に作れます。また、揚げる途中でかき揚げに菜箸で数カ所穴を開けることがコツです。かき揚げだけで、お酒がすすむおつまみにもなります。お店で食べるような豪華なかき揚げ丼を、ぜひ作ってみてください。

【材料】2本分

• フラワートルティーヤ：2枚
• オリーブオイル(炒め用)：大さじ1
• 紫キャベツ：15g

• むきエビ：100g
• チリパウダー：小さじ1
• パプリカパウダー：小さじ1/2
• ガーリックパウダー：小さじ1/2
• カイエンペッパー：お好み量
• 塩：ひとつまみ
• オリーブオイル：大さじ1

• みじん切り玉ねぎ：50g
• みじん切りピーマン：30g
• 角切りトマト：120g
• 刻みパクチー：10g
• ライム果汁：1個分(35g)
• 塩：小さじ1/3

• マヨネーズ：大さじ2
• ライム果汁：1/6個分

1. ボウルにスパイシー海老の調味料を全て入れて、混ぜ合わせます。
2. 1にむきエビを入れて、20～30分ほど置いてマリネにします。
3. アボカドはさいの目切りに、紫キャベツは千切りにします。
4. 玉ねぎとピーマンはみじん切りに、トマトはダイスカットにします。
5. ボウルに4、刻んだパクチー、塩を入れてライムを絞り混ぜ合わせます。
6. 辛いのが好みの場合は、5にカイエンペッパーを加えます。
7. 容器にマヨネーズとライム果汁を入れて混ぜ合わせます。
8. フライパンにオリーブオイルをひいて、2のむきエビを焼きます。
9. フライパンでトルティーヤを焼きます。
10. トルティーヤに紫キャベツ、アボカド、エビの順にのせていきます。
11. さらにサルサソース、シトラスマヨネーズをかけます。
12. 仕上げにお好みでパクチーを散らしたら完成です。

スパイシーなエビと濃厚なアボカドを組み合わせた、人気のタコス料理です。ライムを効かせたサルサをトッピングして、フレッシュで爽やかなタコスに仕上げました。

トマトは切ったらザルに上げて、余分な水分を取り除いておきましょう。フラワートルティーヤは、周りはカリッと内側はモチッとするように焼きましょう。トングなどにたてかけて具材を詰めていくとやりやすいです。

むきエビと春雨を組み合わせた、人気のサラダレシピです。チリソースやナンプラーを使って、エスニック風に仕上げました。コリアンダーパウダーはなければ省いてもよいですが、入れるとエスニック感が一層高まるのでおすすめです。

できあがったあと少し置いてから食べると、さらに味が染みて美味しくなります。ピリッとした辛さがビールにもよく合うおつまみサラダです。

むきエビとニラをふんだんに使った、韓国料理のチヂミです。外はカリッと中はもちもちした食感で、クセになる美味しさです。むきエビをお酒に浸けて臭みを取ることが、美味しく仕上げるポイントになります。豆板醤が効いたポン酢だれにつけて食べると、ピリッとしたコクのある辛味が加わって絶品です。お酒のすすむおつまみにもなります。

むきエビを使った人気レシピを紹介しました。むきエビは下処理さえしっかりしておけば、さまざまな料理に幅広く活用できる便利な食材です。また、忙しい方は下処理済みの冷凍むきエビを活用するのも良いでしょう。メイン料理はもちろんのこと、おつまみやお弁当おかずなど、さまざまな場面でぜひ活用してください。