ごまを使った離乳食レシピまとめ!栄養やアレルギーの心配についても!

ごまを使った離乳食レシピをまとめました。短い時間でも簡単に作れる、ごまを使った離乳食の人気レシピを紹介します。ごまの栄養やアレルギー、注意点など、ごまを離乳食に使う時に気になるポイントについても詳しく説明します。

ごまを使った離乳食レシピまとめ!栄養やアレルギーの心配についても!のイメージ

目次

  1. 1ごまを使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2ごまを使った離乳食のポイント
  3. 3ごまを使った離乳食の簡単人気レシピ
  4. 4ごまを使った離乳食を作ってみよう!

ごまを使った離乳食レシピを紹介!

ごまは料理の主役にはなりませんが、その風味を活かして料理のアクセントによく使われています。栄養も多いので子供にも使いたいところですが、離乳食に使って良いのかどうか悩むことはありませんか?

本記事ではごまを離乳食に使える時期や注意点など、ごまを離乳食に使う時のポイントを詳しく説明します。ごまを使った離乳食の簡単人気レシピも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ごまを使った離乳食のポイント

ごまはいつから使える?

ごまはひとつひとつは小さい粒ですが、実は脂質が多く消化もしにくい食材です。そのため、離乳食初期から中期の子供に与えることはできません。ごまを使えるのは離乳食後期あたりからになりますが、アレルギーなどが心配な場合は完了期まで待ったほうが良いでしょう

ちなみに、ごま油も後期から使うことができますが、大人の料理のように大量に使う必要はありません。風味付けに1~2滴たらす程度にしておきましょう。

ごまの栄養

ごまの成分の半分は脂質からできており、主に不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸から成り立っています。これらの不飽和脂肪酸には血中のコレステロールを下げる働きがあるといわれており、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果があります。

残りの成分のうちの20%はタンパク質で、それ以外の30%の成分はビタミン、カルシウム、鉄分、食物繊維、セサミンなどです。セサミンには強力な抗酸化作用があり、体の老化を防止する成分としても知られています。

ごまの種類・選び方

ごまは大きく分けると白ごま、黒ごま、金ごまの3種類があります。料理に一番使われやすいのが白ごまで、ほんのりとした甘みとコクのあるまろやかな味が特徴的です。黒ごまは白ごまに比べて香りが強く、ふりかけやおにぎりによく使われています。金ごまは他の2つに比べると希少で価格も高く、懐石料理などの高級料理でよく利用されています。

離乳食に使うものはどれでも大丈夫ですが、そのままだと消化に悪いので一度すってから与えたほうが安心です。ただ、すってしまうと風味も落ちやすく酸化するスピードも早くなるので、する時は1回だけにしておいたほうが良いでしょう。市販のすりごまを買った場合は、できるだけ早めに使い切るようにしてください。

ごまアレルギーに注意

ごまはアレルギーが起こりやすい食材で、アレルギーの特定原材料27品目の中にも含まれています。初めて食べさせる時は子供の様子を見ながら、病院が開いている平日の昼間に与えるようにしましょう。

他の食材だとはじめは小さじ1杯くらいからスタートするのですが、ごまの場合は小さじ1杯与えてしまうと逆に多くなりすぎます。まずは軽くひとつまみ程度、パラパラと振りかけるくらいからはじめるようにしましょう。

ごまの保存方法

ごまは長期間の保存が可能な食材ですが、空気に触れてしまうとだんだん酸化してしまいます。封を開けたごまはチャック付きの保存袋や密閉できる容器などに入れて、高温多湿を避けた涼しい場所で保管しましょう。ただ、夏場の暑い時期は常温では質が劣化してしまうので、できれば冷蔵保存しておいたほうが安心です。

冷凍保存することもできますが、解凍すると湿気が出てしまい味が落ちてしまいます。冷凍した時は解凍した後に一度フライパンで乾煎りするようにしましょう。そうすると味や香り、食感などが復活して、また美味しく食べることができます。

ごまを使った離乳食の簡単人気レシピ

ツナとほうれん草のごま和え

【材料】

  • ほうれん草 30g
  • ごま 小さじ1
  • ツナ 大さじ1

【作り方】
  1. ほうれん草を茹でたら細かく刻みます。
  2. ごまをすり鉢ですります。
  3. 2にツナとほうれん草を加えてよく混ぜたら完成です。

ごまを使った定番の人気料理でもあるほうれん草のごま和えですが、調味料で味付けをしなければ離乳食用として使うことができます。大人用のごま和えを味付けする前に取り分けて、その後にほうれん草を細かく刻んでも大丈夫です。ツナの塩気で味が少しつきますが、塩気が気になる場合はツナに熱湯を回しかけて塩抜きをしましょう

しっとり白ごまきな粉パン

【材料】

  • 食パン 適量
  • 牛乳 適量
  • バター 少々
  • きな粉 適量
  • 白すりごま 適量

【作り方】
  1. 食パンは耳を切り落として角切りにし、牛乳に3~5分浸します。
  2. フライパンにバターを溶かし、1を転がしながら焼きます。
  3. 全体に焼き色がついたら取り出します。
  4. きな粉とすりごまを5:1くらいの割合で混ぜ、3にまぶしたら完成です。

パンが苦手な子供でも美味しく食べられる、人気のしっとり白ごまきな粉パンのレシピです。牛乳をしっかりと浸しておくと、中までしっとりとした食感に仕上がります。牛乳が使えない場合は、粉ミルクや豆乳でも代用可能です。砂糖を入れて少し甘くすれば、もう少し大きくなった子供用のおやつにも使えます。

黒ごまかぼちゃのまんまるおやき

【材料】

  • かぼちゃ 100g
  • 豆腐 50g
  • A牛乳 大さじ1
  • A片栗粉 大さじ4
  • Aきな粉 大さじ1
  • A黒ごま 大さじ1

【作り方】
  1. かぼちゃをラップに包み、600wのレンジで3分ほど加熱します。
  2. 熱いうちに皮を取り除いてマッシュしたら豆腐を加えて混ぜます。
  3. 2にAを加えて混ぜ、丸く成型します。
  4. フライパンにフライパン用のアルミホイルを敷き、3を並べます。
  5. 弱火で焼き色がつくまで転がしながら焼いたら完成です。

かぼちゃのほんのりした甘さが人気の、黒ごまかぼちゃのまんまるおやきのレシピです。具材を丸めて焼くだけで簡単に作れて、おやつや朝ごはんなどに活躍してくれます。手でつかんで食べやすいので手づかみ食べの練習にもおすすめです

フライパンにクッキングシートやアルミホイルを使って焼いても良いですが、油が使える場合はほんの少し油をひいて焼くこともできます。

鮭とごまのコロコロおにぎり

【材料】

  • 鮭 20g
  • サラダ油 小さじ1/2
  • チンゲン菜 10g
  • ご飯 80g
  • 醤油 小さじ1/2
  • 白すりごま 小さじ1/4

【作り方】
  1. 鮭は7~8mm角に切ります。
  2. フライパンにサラダ油を熱し、1を入れてこんがりと焼き色をつけます。
  3. 鍋に湯を沸かし、チンゲン菜を入れて中火で4~5分茹でます。
  4. チンゲン菜が柔らかくなったら冷水に取って色止めをします。
  5. 4の水気を切って細かく刻みます。
  6. ボウルにご飯を入れて、鮭とチンゲン菜を加えて全体を切り混ぜます。
  7. 醤油と白すりごまを加え、さらに切り混ぜます。
  8. 食べやすい大きさに丸く握り、器に盛りつけたら完成です。

鮭とチンゲン菜とごまが入った、栄養たっぷりのおにぎりのレシピです。小さく丸めると見た目も可愛く、小さな子供の手でも食べやすくなります。大人が食べても美味しいので、子供だけでなく家族みんなで楽しむことができます。鮭はあらかじめフレークを作っておくと、忙しい朝でも簡単に作れて便利です。

海苔しらすごまふりかけ

【材料】

  • 焼き海苔 1/4枚
  • しらす 大さじ1
  • かつお節 大さじ1
  • ごま 小さじ1
  • 塩または醤油 少々

【作り方】
  1. 焼き海苔を小さめにちぎります。
  2. フライパンにすべての材料を入れて中火で乾煎りします。
  3. ごまが色づいたら塩か醤油を加えてよく混ぜます。
  4. ブレンダーかすり鉢で細かく潰したら完成です。

簡単に作れる栄養たっぷりの離乳食用ふりかけを紹介します。ほんの少し塩や醤油を入れると美味しさが増しますが、しらすやかつお節などからも良い味が出るので味付けはなくても大丈夫です。

お粥にふりかけるだけで栄養バランスが良くなるので、おかずなどが少ない時に利用しましょう。離乳食用としてだけでなく、細かく潰さずに大人用のふりかけとして使うのもおすすめです。

ささみのごま焼き

少ない材料で簡単に作れる、ささみのごま焼きのレシピです。ごまでささみを覆っているので、手づかみでも食べやすいと人気があります。ごまの風味が香ばしく、ささみが苦手な子供でもパクパクと食べられます

マヨネーズの味がしっかりとついているので、後から味付けをする必要もありません。マヨネーズが苦手な場合は、ヨーグルトを混ぜると食べやすくなります。

離乳食完了期~手づかみササミのゴマ焼き by ヒナポ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが343万品

ごまを使った離乳食を作ってみよう!

ごまを使った離乳食のポイントや、簡単に作れる人気レシピをまとめました。ごまは風味が良いため調味料がなくても料理が美味しくなり、まだあまり調味料を使えない離乳食にもぴったりの食材です。

ごまは加熱しなくてもそのまま食べられるので、いろいろなメニューに手軽に取り入れることができます。栄養もたっぷりあるので、ぜひ毎日の離乳食にごまを使ってみてください。

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