麻婆豆腐は冷凍保存できる？おすすめのアレンジレシピも紹介！

麻婆豆腐は、豆腐と豚ひき肉で簡単に作ることができます。そのため、たっぷり作って余ってしまったという経験をされた方は多いかもしれません。本記事では、麻婆豆腐の冷凍保存やレシピを紹介します。豆腐の保存方法や肉あんの作り方などの基本レシピをはじめ、下味冷凍で作るアレンジレシピを詳しく解説します。

冷凍するだけでワンランクアップした麻婆豆腐を作ることができます。料理が苦手な方も簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

麻婆豆腐の冷凍保存について紹介します。豆腐や麻婆豆腐の保存方法を詳しくまとめました。豆腐は冷凍をすることで食感が変わるので、いつもと違った麻婆豆腐を楽しむことができます。麻婆豆腐は冷凍ではなく、冷蔵がおすすめです。保存方法をしっかり確認して作ってみましょう。

さまざまな料理に使われる豆腐ですが、冷凍することで食感が変わります。木綿豆腐は弾力が出て肉のような食感に、絹ごし豆腐は湯葉のような食感になります。味が染みこみやすくなっているので簡単に麻婆豆腐を作ることができます。

豆腐の食感を活かせば肉の代わりにもなるので、ナゲットやそぼろなどの料理に使うことができます。肉料理が苦手な方やダイエットしている方は、ぜひ活用してみてください。

麻婆豆腐を冷凍すると豆腐の水分が抜けるので、スポンジのような食感に変わります。肉あんは豆腐から出る水分で、とろみや味が薄くるので風味が落ちてしまいます。麻婆豆腐は美味しさがなくなるので、冷蔵保存をしてください。豆腐は傷みやすいので早めに食べるようにしましょう。

余った豆腐をすぐ食べない場合は、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍するのがおすすめです。使いやすいようにカットしてから、キッチンペーパーで水分を拭き取ってジップロックに入れます。未開封であれば容器に入ったままでもかまいません。容器のまま解凍した場合、1丁まとめて使わなければならないので注意しましょう。

余った豆腐をすぐ使う場合は、タッパーに豆腐を入れて浸るくらいの水を入れて、冷蔵庫に保存してください。豆腐の日持ちは1～2日程度と短めになっているので、早めに使い切ってください。

麻婆豆腐の豆腐は品質が落ちるので不向きですが、肉あんは冷凍することが可能です。肉あんの作り方をはじめ、作り方のコツなどを紹介します。肉あんに下味をつけることで、味がなじんで美味しい麻婆豆腐を作ることができます。下味は家庭にある調味料でかまいません。

作り置きしておくといろいろなレシピに使うことができるので、ぜひ美味しい肉あんを作ってみてください。

肉あんは、麻婆豆腐の豆腐を入れる前の状態です。肉あんの材料は豚ひき肉とにんにく、生姜、長ねぎ、豆板醤、醤油、酒、砂糖、鶏がらスープの素、水溶き片栗粉、ごま油を用意してください。豆腐は入れないので注意しましょう。

にんにくと生姜はみじん切りにします。フライパンにごま油を入れて豚ひき肉を火が通るまで炒めてください。にんにく、生姜を加えて炒め、水と調味料を加えて煮込みます。水溶き片栗粉を入れてとろみをつけましょう。

肉あんの調理方法はシンプルですが、作り方のコツを覚えておくと美味しい肉あんを作ることができます。豚ひき肉を炒める際は余分な脂が出てくるので、キッチンペーパーなどで拭き取りましょう。水溶き片栗粉はダマになりやすいので、弱火にして混ぜながらゆっくり入れてください。

肉あんを耐熱の袋や容器に入れて冷凍保存した場合、そのまま電子レンジで解凍することができます。自然解凍や湯煎で溶かす、フライパンに肉あんを出して温めるなどさまざまな解凍方法があります。お好みの方法で解凍してみてください。

下味冷凍で作る麻婆豆腐のレシピを紹介します。肉あんは炒めたものではなく、生の豚ひき肉に調味料を加えています。肉あんは解凍せずにそのまま使いましょう。料理が苦手な方でも簡単に麻婆豆腐を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料：肉あん2回分】

• 豚ひき肉：400g
• にんにく：1片
• しょうが：1片
• Aしょうゆ：大さじ1
• Aオイスターソース：大さじ2
• Aみそ：大さじ2.5
• A豆板醤：大さじ1

• 豆腐：1丁
• 長ねぎ：1/2本
• 酒：大さじ1杯
• 鶏ガラスープ：150cc 
• 水溶き片栗粉：適量

肉あんは豚ひき肉400gで2回使えるので、麻婆豆腐を作る際は半分の量を使ってください。鶏がらスープは水150ccに対して鶏がらスープの素を小さじ1合わせて作りましょう。オイスターソースを入れることでコクのある本格的な味わいに仕上がります。家庭にある調味料で簡単に作ることができるので、ぜひ昼食や夕食に作ってみてください。

【作り方】

1. にんにくとしょうがはみじん切りにします。
2. ジッパー付き保存袋に豚ひき肉、Aの調味料、にんにく、しょうがを入れます。
3. 2の袋の上からよく揉んで混ぜます。
4. 空気を抜きながら平らにしてジッパーを閉じます。
5. 4を2等分になるように筋を付けて冷凍庫に入れます。
6. 冷凍庫から取り出してフライパンに5の半量と酒を入れます。
7. フタをしてから中火で2分蒸し焼きにします。
8. フタを開けて中火で肉の色が変わるまで炒めて、長ねぎ、鶏ガラスープを加えます。
9. 煮立たったら豆腐を入れて中火で3分煮込みます。
10. 一度火を弱めてから水溶き片栗粉を加えとろみがついたら出来上がりです。 

豚ひき肉は調味料と合わせて冷凍することで味がなじみやすく、美味しい肉あんが出来上がります。肉あんはジップロックなどの保存袋を使って混ぜ合わせると、そのまま保存することができます。

肉あんは使う時に取り出しやすいので、菜箸などで筋をつけてください。3週間ほど日持ちするので、麻婆豆腐だけではなくいろいろな料理に使いましょう。

肉あんを使ったアレンジレシピを紹介します。調味料の味がしっかりついた肉あんに、いろいろな具材を加えた麻婆豆腐のレシピをまとめました。豚ひき肉に下味をつけて冷凍することで美味しい肉あんを作ることができます。

そのまま炒めて豆腐を加えるだけで作ることができるので、忙しい時やおつまみにおすすめです。いろいろな具材を足してオリジナルの麻婆豆腐を楽しんでください。

作り置きをした中華そぼろとニラを使った麻婆豆腐の作り方です。豆腐はお好みの物を選んでください。豆腐は電子レンジか茹でて水分を切るようにしましょう。そぼろと水をフライパンに入れて豆腐とニラを加えます。水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて出来上がりです。

花椒などの薬味を加えると大人の味になるのでおすすめです。肉そぼろの冷凍期間は2～3週間程度になるので、早めに食べきるようにしましょう。

オイスターソースで下味をつけた豚ひき肉とボリュームたっぷりの厚揚げを使った麻婆豆腐の作り方です。豆腐は使っていないので注意しましょう。肉あんは事前に解凍するのがポイントです。ほぐすように炒めた肉あんに厚揚げを加えて蒸し焼きにします。

調味料を入れてとろみがついた後に、香りづけにごま油を回しかけてください。豆腐とはひと味違った美味しさが楽しめるので、ぜひ作ってみてください。

麻婆豆腐の冷凍方法をはじめ、冷凍の肉あんを使ったレシピやアレンジレシピを紹介しました。麻婆豆腐は冷凍に向いてはいませんが、肉あんを冷凍することで味がなじんで美味しい麻婆豆腐を作ることができます。

簡単に作ることができるので、料理が苦手な方にもおすすめです。冷凍肉あんにいろいろな具材を足して、オリジナルの麻婆豆腐を作ってみてください。