大根と卵の人気レシピ！簡単にしみしみ美味しい煮物や炒め物・スープも

大根と卵は年間を通して家庭で常備しやすい食材の一つです。経済的で栄養も豊富にあり、調理のアレンジもしやすいことから食卓にのぼる機会も多いでしょう。本記事では大根と卵を使った人気のレシピをまとめています。

定番人気の大根と卵の煮こみレシピや、簡単にすぐ出来上がる炒め物レシピ、ほっこり温まる美味しさのスープレシピを紹介していきます。大根と卵を使っておいしい料理を作りましょう！

大根と卵を材料に使う人気の煮物レシピを紹介していきます。鶏手羽元や、豚バラかたまり肉など、肉類と合わせてコクのある味に仕上げる煮物料理に注目です。また、あっさりと仕上げたい人には鶏ひき肉や豆腐と合わせたメニューを試してみましょう！

【材料】

• 鶏もも肉（2枚）
• 大根（1/3本）
• 卵（6個）
• ごま油（大さじ1）
• 水（具材が浸かるまで）
•  醤油（大さじ4）
• 酒（大さじ2）
• みりん（大さじ2）
• 砂糖（大さじ2）
• おろししょうが（小さじ1）

1. 鍋で茹で卵を作る。
2. 大根をいちょう切り、または半月切りにして、鶏肉をひと口大に切る。
3. フライパンにごま油を熱し、鶏肉を両面色よく焼いていく。
4. 焼き色がついたら、油を残して鶏肉を煮る鍋に移す。
5. フライパンで大根を焼き色がつくまで炒め、鍋に移す。
6. 水を具が浸かるまでいれ、卵も加え調味料を入れて落し蓋をし煮込む。
7. 煮汁が減って具材に色がついてきたら出来上がり。

鶏もも肉を使った照りが美味しい煮物料理です。鶏もも肉の旨味が大根と卵にしみて絶品です。時間があれば煮込みが終わったあと、冷めるまで放置しておくとより味が馴染んで美味しくいただけます。

こちらは手羽元と大根、卵を煮込んださっぱり煮です。いつもの和風煮物の調味料にお酢を足すことで、さっぱりとした味わいになり、手羽元もホロホロと柔らかく仕上がります。忙しい時など煮込む時間を短縮したい時は、大根をあらかじめ下茹でするかレンジで加熱しておくのがおすすめです。

また反対に、時間がある時は一定の時間煮込んだら一度火を止めて冷めるまで置き、再度加熱する工程を繰り返します。こうすることで卵にまで味がしっかりと入り、とても美味しくなります。

圧力鍋を使った豚バラ肉の角煮の作り方です。豚肉のかたまりは圧力鍋効果で箸で切れる程柔らかくなります。先に豚肉を長ネギや生姜など香味野菜を使って下茹でし、アクを洗い流すことで独特の臭みを消しましょう。仕上げに半熟卵のほか、茹でたほうれん草や小松菜などの青菜をそえると彩りがよくおすすめです。

半熟卵は圧力鍋で加熱せず、煮汁を取ってジップ付きの保存袋などに入れ味玉にしておきます。青菜も加熱し過ぎると色が悪くなってしまうため別茹でし、器に添えると良いでしょう。

少量の豚ひき肉と焼き豆腐を合わせて煮込む、優しい味付けの煮物です。調味料はめんつゆを利用するので手軽に作ることができます。めんつゆを加える前に砂糖だけである程度煮込むことで、具材に甘さが染みこみます。また、豆腐は味をしっかり馴染ませるため、包丁で切らずに手でちぎって鍋に加えるのがポイントです。

溶いた卵を加えたら煮込み過ぎず、半熟の状態で火を止めましょう。出来上がったら時間を置いて、一旦冷ましてからいただくほうが美味です。

ふわふわになった卵の塩あんかけが美味しい煮込み料理です。あんかけ用のとろみをつけるタイミングは大根を竹串で刺してみて、すっと通るようになった頃合いです。材料にはかぶや冬瓜を使っても美味しく作れます。

ふわふわの卵にするポイントは、とろみをつけた後、卵を流し入れてすぐにかき混ぜないことです。卵の周りがやや固まって半熟状になった時に軽くかき混ぜると良いでしょう。このままおかずとして食べてももちろん美味しいですが、ご飯を加えおじや風にするのもおすすめです。

フライパン一つでさっくり作れる炒め物レパートリーは、毎日の食事作りでも大活躍します。本項では大根と卵を使った炒め物料理を紹介していきます。卵だけでなく大根は油との相性が良く、いろいろな味付けを楽しむことができます。

【材料】

• 大根（適量）
• 塩（小さじ1/3）
• 卵（2個）
• 鶏ガラスープの素（少量）

1. 大根を千切りにして袋に入れ、塩を馴染ませ水分を出す。
2. 卵を白身を切るようにしてといておく。
3. 1がしんなりしたらボウルに入れ、水で少しすすいで塩気を取る。
4. フライパンにごま油を入れ、絞った3をいれて中火でしんなりするまで炒める。
5. 卵を入れ、卵に火が通るまで全体を炒める。
6. 鶏ガラスープの素を少々加え、途中で味をみながら調整したらできあがり。

千切りにした大根と卵を炒め、鶏ガラスープの素だけで味付けしたシンプルな炒め物です。大根は水分が多いため、千切りした後に少量の塩を馴染ませ水分を出してから使います。鶏ガラスープの素はお好みの味付けに合わせ量を調整しましょう。

こちらは旨味の強い豚バラ薄切り肉と合わせて作る塩炒めです。塩コショウと鶏ガラスープの素のシンプルな味付けで、大根のもつ甘みをしっかり味わえます。ある程度の歯ごたえを残すため、大根は薄く切り過ぎないように注意します。

鶏ガラスープの種類によって塩気が変わってくるため、塩を入れる時は味見をしながら調整すると良いでしょう。反対に、味付けのアクセントになる黒コショウは多めがおすすめです。

ヘルシーで経済的な鶏ひき肉を使った炒め物です。鶏ひき肉の旨味がつまった甘辛味の煮汁が癖になる美味しさです。味付けにはめんつゆと砂糖を使って、簡単シンプルに調味します。

卵の仕上がりは炒める時間によって食感が異なります。加熱時間を短くしてとろとろの半熟状で仕上げたり、鶏ひき肉に合わせてそぼろ状に仕上げるのもおすすめです。最後に小口切りの青ネギを散らすと見た目にも美しく、食欲が増します。

低糖質のベーコンやチーズを使って旨味をアップした炒め物料理です。卵は炒めすぎないように大きく混ぜていりたまごにした後は、一旦別皿に取っておきましょう。ベーコンをじっくり炒めて美味しい脂が出て来たら、その脂を使って大根を炒めていきます。

強火でさっと炒めるのが美味しく仕上がるコツです。美味しくできて糖質量が控えめなので、糖質ダイエットをしている人にもおすすめの炒め物です。

栄養がたっぷり詰まった大根の葉を使った炒め物料理です。事前に沸騰したお湯を2～3カップ入れたフライパンでフタをして蒸すように葉を茹でます。あまり茹ですぎないことで、食感やきれいな色味を残しておくことができます。

隠し味にマヨネーズを加えることで卵はふんわりとしあがり、味にコクが付け足されます。醤油は仕上げに数滴味をみながら入れましょう。簡単にできて栄養満点の副菜です。

大根と卵を使ったスープ、汁物メニューをまとめています。定番の鶏ガラ風味で仕上げた中華風のスープや、和風だしと合わせたスープを紹介していきます。どれもやさしい味わいが特徴のスープなので、覚えておくと朝食メニューにも応用でき便利です。

【材料】

• 大根（10㎝くらい）
• 卵（1個）
• 長ネギ（適量）
• ごま油（小さじ2）
• おろし生姜（少々）
• 水（200㏄）
• ウェイパー（小さじ1）
• コンソメ（小さじ1）
• 塩コショウ（少々）

1. 大根の皮をむき、適量をいちょう切りに、残りをおろし器でおろす。
2. 長ネギと大根の葉をみじん切りにする。
3. 1と2を耐熱容器に入れ、電子レンジ600w40秒加熱する。
4. フライパンにごま油をひき、小口切りにしたネギとおろし生姜を加えて炒め、水を加える。
5. 3の一部とウェイパー、コンソメ、塩コショウを4の鍋に加える。
6. 卵を鍋に落としフタをして軽く煮込み、器に盛り付けたら仕上げに大根おろしをのせてできあがり。

風邪をひいた時にぜひ試してみたい、大根おろしと卵のスープです。喉など粘膜に良いと言われる食材を使います。具材はレンジで軽く温め鍋で煮込んでいきますが、少量はトッピング用に最後に添えます。卵を加える絵ことでタンパク質も摂れて消化が良いため、体調が悪いときの栄養摂取にもおすすめのスープです。

いつもの味噌汁に歯ごたえのある野菜と卵を加えた具沢山の汁物です。キャベツは外葉であってもよく煮込めば柔らかく仕上がります。卵を入れるのは最後のタイミングで、鍋のなかで固まって浮いてきたら火を止めましょう。

大根とキャベツたまごの味噌汁は、これ一品だけで野菜だけでなくタンパク質が摂れるので、ご飯といっしょに朝食メニューにするのもおすすめです。また、キャベツだけでなく人参やキノコ類など冷蔵庫にある野菜を適宜加えても良いでしょう。

大根とたまごにチーズを合わせて作る洋風ぞうすいの作り方です。食欲のない日のランチや、病み上がりの時にも簡単にできる一品です。大根は皮ごと使ってカットすると、皮と根のあいだにある栄養も摂取することができます。

味付けは固形コンソメのほか、塩とコショウを使いますが、ピザ用チーズの塩気があるため、塩の量は味をみながら調整しましょう。たまごとチーズは加熱し過ぎてぼそぼそにならないように、鍋の火を止めてから加えるようにし、ふたをしてそのまま蒸すように仕上げます。

大根の甘みを生かした中華風スープの作り方です。味付けは鶏ガラスープに醤油を少量足してととのえます。合わせる具材にはニラを使って彩りよく作りましょう。

忙しい時など時短で作りたい時は、大根の切り方を工夫しましょう。できるだけ薄く切ることで短い時間で手早く完成します。このまま食卓に出しても良いですし、ご飯を加えて少し煮込み雑炊風にしあげるのも絶品です。

皮ごとすりおろした大根おろしを具材にしたみぞれスープです。水溶き片栗粉を加えてとろみをつけることで、溶いた卵がふんわりと仕上がります。溶いた卵はスープが煮立っている状態で加えるようにしましょう。かき混ぜる時はお玉で大きくゆっくりと行うのがポイントです。

器にスープを盛った後は仕上げに香り良いごま油を垂らし、小口切りにした青ネギを散らせば完成です。とても口当たりがよく、消化にも良いスープなので体調のすぐれない時や、二日酔いの朝の朝食にもぴったりです。

日ごろから常備しやすい大根と、卵を使った人気レシピをまとめました。鶏肉や豚肉と合わせる定番の煮込み料理や、サクッと作れて美味しい炒め物料理、消化が良くて風邪をひいた時にも重宝するスープメニューを紹介しました。

大根と卵を使った料理はどんな味付けとも相性が良く、栄養豊富で手軽に作れるところが人気です。記事を参考に、ぜひ美味しい料理のレパートリーを増やしましょう！