軟骨の唐揚げのレシピ！基本の作り方やコツを解説！アレンジレシピも

軟骨の唐揚げといえば、お酒のおともはもちろん、おかずとしても美味しく食べられる優秀メニュー。本記事では、大人から子供まで、みんな大好きな軟骨の唐揚げの作り方をまとめて紹介します。美味しく作るコツの解説はもちろん、一風変わったアレンジレシピもまとめていきます。

軟骨の唐揚げを作ったことのない方はもちろん、「普通の軟骨の唐揚げはもう食べ飽きたな…」という方にもオススメですので、ぜひ挑戦してみてください。

まずは基本的な軟骨の唐揚げの作り方を紹介します。揚げ物というと少し面倒に感じてしまうかもしれませんが、軟骨の唐揚げはシンプルな材料で手軽に作ることができます。

【材料】

• 鶏ひざ軟骨…約150ｇ
• 片栗粉…適量
• 醤油…小さじ3
• 塩胡椒…少々
• にんにく（チューブまたはすりおろしのもの）…チューブの場合は大さじ1程度、すりおろしの場合は1/2個
• 油…適量

1. 鶏ひざ軟骨に醤油、塩胡椒、にんにくを揉みこみ、下味をつけていきます。
2. 全て揉みこんだら、味がしみ込むまで30分ほど寝かせます。
3. 片栗粉を全体にまぶします。軟骨同士がくっつかない程度まで粉がついていれば大丈夫です。
4. 高温の油で揚げていきます。くっつかないように気を付けましょう。
5. きつね色になったら完成です。

軟骨の唐揚げを美味しく作るために、最も大切なことは下味のつけ方です。下味がしっかりついていればいるほど、美味しい軟骨の唐揚げを作ることができます。

なお、下味をつける時には、ビニール袋がとても便利。ボウルで揉みこんでもよいのですが、ビニール袋に入れてつけおきをすることで、簡単に無駄なく味をつけることができます。

また、揚げ時間にもこだわるとお店で食べるような軟骨の唐揚げになります。レシピによっても異なりますが、基本的には油の温度は中温がオススメです。揚げ時間は3分半～4分半程度が目安で、きつね色になるまでしっかりと揚げてください。ちょっと手間をかけて二度揚げしても美味しい軟骨の唐揚げに仕上がります。

ここからはひと手間加えたアレンジレシピを紹介していきます。ひと手間といえど、作り方はどれも簡単です。普段の軟骨の唐揚げとは違った味を楽しむことができますので、ぜひ挑戦してみてください。

【材料】

• 鶏ひざ軟骨…300g
• 料理酒…大さじ１
• すりおろしにんにく…1cm程度
• 塩コショウ…適量
• カレーパウダー…小さじ１
• 薄力粉…大さじ３
• 片栗粉…大さじ３
• 油…適量

1. 軟骨を調理用袋に入れます。
2. 調理用袋内で料理酒、すりおろしにんにく、塩コショウ、カレーパウダーを揉みこみ、30分ほどつけ込みます。
3. 薄力粉と片栗粉を混ぜ合わせ、つけ込んだ軟骨の袋に加えます。
4. 袋に空気を入れながら振り、ダマなく全体に粉をまぶします。
5. フライパンに油を入れ、菜箸を入れてジュワジュワとなる程度まで油を温めます。
6. 油が温まったら、フライパンに軟骨を並べ、揚げ焼きのような状態で調理していきます。
7. 入れ始めは衣が固まるまで触らずに揚げていきます。
8. ある程度衣が固まったら、フライパンをゆらして軟骨をひっくり返し、反対側も揚げていきます。
9. 中火で３～５分ほど揚げ、衣がきつね色になったら完成です。

【材料】　

• ヤゲン軟骨…300g
• おろししょうが…小指程度
• おろしにんにく…小指程度
• 醤油…大さじ２
• 料理酒…大さじ２
• 胡椒…適量
• 薄力粉…適量
• 片栗粉…適量
• サラダ油…適量

1. ヤゲン軟骨に、醤油、料理酒、胡椒、おろししょうが、おろしにんにくを混ぜます。
2. 混ぜたヤゲン軟骨を30分ほどしっかり寝かし、味をしみこませます。
3. 寝かせたヤゲン軟骨に、薄力粉、片栗粉の順で衣をつけます。
4. 3分半～4分程度揚げたら完成です。

こちらは塩麹と柚子胡椒でピリッと仕上げた軟骨の唐揚げの作り方です。先ほど紹介したカレーやブラックペッパーとはまた違うアクセントが楽しめます。

柚子胡椒と聞くと少し癖のある辛みを想像しますが、塩麹と合わせることで優しいお味に仕上がります。塩麹は健康にも良いので、どんな方にもお勧めできる優秀レシピです。

こちらも衣に一工夫加えた軟骨の唐揚げの作り方です。通常、軟骨の唐揚げは醤油やニンニクで味付けをしていきますが、こちらはコンソメでアレンジを加えています。

一般的な軟骨の唐揚げに比べ、やや洋風な仕上がりになります。軟骨の唐揚げというと居酒屋メニューのイメージがありますが、このレシピでは、また違った感覚で軟骨を楽しむことができます。おかずにすれば、ご飯がすすむこと間違いなしの一品です。

こちらは軟骨の唐揚げにねぎ塩レモンをあえたアイデアレシピです。油が多くなりがちな軟骨の唐揚げを、さっぱり仕上げることができます。

ポイントはねぎ塩レモンと軟骨の唐揚げを、食べる直前に混ぜること。そうすることで、軟骨の唐揚げのカリカリ感とねぎ塩レモンの風味を両方楽しむことができます。

ねぎ塩レモンの作り方もとても簡単ですので、覚えておくと他のレシピにも応用可能。お酒と相性抜群の、おつまみに最適なレシピです。

こちらはカロリーが気になる方にオススメしたいアレンジレシピです。軟骨の唐揚げというと、どうしても油を使うため、ダイエット中の方は敬遠しがちです。

しかし、このレシピなら焼いて火を通すため、使用する油をおさえることができてとてもヘルシー。更に、たんぱく質やコラーゲンなどの栄養素もしっかり摂取できます。ダイエット中の方にこそおすすめのレシピです。作り方もとても簡単ですので、ぜひお試しください。

【材料】　

• 鶏ひざ軟骨…300g
• 浅漬けの素…小さじ2　※バジル味のみ
• 乾燥バジル…小さじ1　※バジル味のみ
• キムチの素…小さじ２　※スパイシー味のみ
• 酒…小さじ4
• 片栗粉…大さじ８
• 油…適量

1. ジップロックを2枚準備し、軟骨を150gくらいずつに分けます。
2. 片方のジップロックに浅漬けの素、乾燥バジル、酒を入れます。
3. もう片方のジップロックには、キムチの素、酒を入れます。
4. タレと軟骨をよく揉み、10分以上漬け込みます。
5. 漬け終わった軟骨に片栗粉を大さじ３～４ずつ加え、ジップロックを振って混ぜ合わせます。
6. 熱した油に袋から軟骨を投入し、お箸で広げながら揚げていきます。
7. きつね色になったら完成です。

この記事では、ご家庭の食卓から居酒屋まで、様々な場面で愛される軟骨の唐揚げのレシピを紹介しました。

お手軽に作ることができますので、あまり揚げ物を作ったことの無い方でも安心です。材料を簡単に揃えられるところもうれしいポイントです。また、さまざまなアレンジレシピもあるので、お気に入りの軟骨の唐揚げを見つけてみるのも面白いかもしれません。

おうちで過ごす時間が増える今だからこそ、おかずにも晩酌のおともにもオススメな軟骨の唐揚げにぜひ挑戦してみてください。