サヨリのさっぱり人気料理まとめ!旬の時期や捌き方も詳しく解説!

サヨリの人気おすすめレシピを多数紹介します。さっぱりとしたサヨリは刺身だけでなく、色んな料理にアレンジすることができます。様々なおすすめレシピや誰でも簡単にできる捌き方やサヨリの旬、美味しいサヨリの見分け方も詳しく解説していきます。

サヨリのさっぱり人気料理まとめ!旬の時期や捌き方も詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1サヨリのおすすめ人気料理レシピを紹介!
  2. 2サヨリの特徴
  3. 3サヨリの捌き方
  4. 4サヨリの定番料理レシピ
  5. 5サヨリのおすすめ人気料理レシピ
  6. 6サヨリを自分で捌いておすすめ料理レシピに挑戦しよう!

サヨリのおすすめ人気料理レシピを紹介!

サヨリは、サンマと同じダツ目に含まれるサヨリ科の一種です。釣り好きの間では対象としてもよく知られますが、釣りをしない人はお寿司屋さんで見かけるくらいかもしれません。

実は、サヨリはお寿司だけでなく、色んな美味しいレシピが存在します。この記事では、そんなサヨリについて詳しく解説します。おすすめの人気レシピや旬の時期、捌き方まで詳しく解説します。定番のレシピだけでなく、人気アレンジレシピも紹介するので、是非この機会にサヨリの人気レシピをマスターしてください。

サヨリの特徴

サヨリの旬の時期と主な産地

サヨリは秋冬から春にかけてが旬となります。ただ、生息地域が北海道から九州と広く、産地によって旬が少し異なります。ある産地では11月~3月、また別の産地では3月~5月が旬となります。主な産地は千葉県、茨城県、広島県、石川県、香川県となっています。

先述した通り、産地によって旬が異なりますが、千葉県であれば11月~3月、広島県や石川県であれば3月~5月が旬になります。どこが産地のサヨリかによって味にも違いがあるので、旬のサヨリを味わいたいときは産地を確認するようにしましょう。

サヨリの名前の由来と別名

サヨリという名前にの由来には諸説あります。海面を群れで泳ぐ習性があることから、多く集まる(沢寄り)ことから「サヨリ」となったという説があります。他にも細長いという意味の「さ(狭)」と、サヨリの古名といわれている「よりと」が合わさって「サヨリ」となったという説もあります。そして、サヨリには様々な別名があります。

出世魚ではありませんが、大きさによって呼ばれる名前が変わります。例えば、小さいものは「エンピツ」、大きいものは「カンヌキ」と呼ばれたりします。9月下旬のサヨリはサイズもが小さく、エンピツと呼ばれるものが多いです。11月頃の本格的な旬を迎えると、サヨリのサイズも大きくなりカンヌキと呼ばれるようになります。

美味しいサヨリの選び方

サヨリを美味しく食べるには、選び方も大事です。鮮度のいいサヨリを見分けるポイントは、下顎と腹部です。鮮度のいいものは、下顎が鮮やかな赤色をしています。腹部は鮮度が落ちると茶色く見えるので、銀白色に輝いているものを選びましょう。

また、腹部は触って硬いものは鮮度がいいです。そして、触ってぬめっとするものは脂が乗っている証拠です。以上のポイントを意識して、美味しいサヨリを選びましょう。旬の時期やサヨリの鮮度によって、レシピを変えてみるのもいいでしょう。

サヨリの捌き方

サヨリの捌き方手順①ウロコの処理

捌く前の下処理として、ウロコの処理を行います。細かいウロコがあるので、しっかりと取り除きましょう。ウロコが残っていると捌くのに邪魔になったり、刺身にした時に口に残ったりするので丁寧に行いましょう。まず、腹びれを取って包丁でウロコを引いていきます。

魚のウロコは頭から尻尾の方向でついています。包丁を尻尾から頭の方向で動かしていくと、身とウロコの溝に包丁が入りやすく、きれいに取ることができます。ヒレの周りは残ることが多いので注意しましょう。

サヨリの捌き方手順②頭を落とす

ウロコが取れたら頭を落とします。頭を落とす際のポイントは、胸びれを頭側に残るように斜めに包丁を入れることです。頭と一緒に胸びれも取ることで、包丁を入れる回数を減らすことができます。特に刺身にする場合、包丁を入れる回数が多いと手の熱が魚に伝わってしまい、鮮度が落ちてしまいます。なるべく手早く行いましょう。

サヨリの捌き方手順③内臓を取り除く

腹を自分の方に向け、お尻から包丁を入れ内臓を取り除きます。刀を上に向けた逆さ包丁で切る方法もありますが、慣れていない人は動画の通りにお尻から切って大丈夫です。腹が切れたら包丁を使って内臓を掻き出し、お腹を水洗いします。

この工程で、先ほどのウロコと血合いをしっかりと洗い流しましょう。血合いや黒い幕が残っていると、生臭さが残ってしまいます。洗い終わったらタオルやキッチンペーパーなどで、しっかりと水気をとりましょう。

サヨリの捌き方手順④三枚におろす

尻尾が左に来るように魚を置き、頭から包丁を入れます。中骨に沿って尻尾まで切り下げ、片身をはずします。尻尾が左を向くように裏返し、同じように頭から包丁を入れ尻尾まで切り下げれば、サヨリの三枚おろしの完成です。おろす際に、包丁をあまり上下しないように注意しましょう。包丁を引くときに力を入れるのがコツです。

三枚におろせたら、腹骨をすいていく作業です。どちらの身も、腹骨が左にくるように置きましょう。身に沿って腹骨をすいていき、皮一枚になったら包丁を立て切ります。サヨリは身が薄いので腹骨をすく際に、身を切りすぎないように注意しましょう。

サヨリの捌き方手順⑤料理に合わせて切り分ける

どの料理にするかで切り分けていきます。刺身にするなら、まず皮を引く工程があります。サヨリの皮は、身を押さえながら指で皮を剥いていけば、簡単に皮を引くことができます。

皮を引いて、一口サイズにカットすれば刺身にすることができます。天ぷらにするのであれば、三枚におろした片身を使ってもお好みの大きさにカットしてもいいでしょう。また、塩焼きなどの場合は、内臓を取り水洗いした状態のままでも使えます。

サヨリの定番料理レシピ

定番料理レシピ①刺身

サヨリといえば、やはり刺身は外せません。刺身でよく食べられる理由は単純で、サヨリという魚そのものが美味しいからです。淡泊でさっぱりとしていて、そんな中に上品な甘みと香りがあります。

そして歯切れのよい食感が特徴で、いつまでも尾を引く風味が口に残ります。魚の味がイマイチ分からない、という人が食べても美味しいと唸るほどの味わいで、一部の人達からは「美人」と称されるほどです。

また、サヨリの身はキラキラと輝いていて、目でも楽しむことができます。切り方次第で、そぎ造りや藤造り、色紙造りや細造り結びといった様々なバリエーションがあり、盛り付けの幅も広がります。サヨリ本来の味や見た目を楽しむには刺身が一番でしょう

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定番料理レシピ②天ぷら

サヨリの料理として、天ぷらも定番のレシピです。白身魚であるサヨリは天ぷらとの相性抜群です。身自体にもしっかり味があるため、上品な甘みを感じることができます。特に旬のサヨリを使ったものは、ふっくらとした中にサヨリの甘みと旨味が凝縮された、最高の天ぷらが出来上がります。

脂の多い魚を天ぷらにした場合、油で揚げるため、どうしても脂っこくなってしまいます。サヨリは淡泊でさっぱりとしているため、天ぷらにした場合でも脂っこくなりません。いくらでも食べられると人気のレシピです。

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定番料理レシピ③一夜干し

サヨリは干物でも美味しく食べることができます。干物にすることで、噛めば噛む程にサヨリの旨みが滲み出ます。グリルや七輪で軽く焼けば、香ばしい香りが広がり食欲をそそります。作り方も簡単で、夜食やお酒のおつまみなどにぴったりのレシピです。

サヨリの開き方も難しくありません。サヨリの内臓を取り出すところまでは先述した通りです。その後は背骨に沿って切れ目を入れ、背骨を指で抜くだけです。腹骨をすけばサヨリの開きの完成です。干物にするレシピも簡単ですので、以下のレシピを参考に是非作ってみてください。

サヨリの超簡単!超絶品干物の作り方!! by 清原組 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが325万品

定番料理レシピ④塩焼き

塩焼きも定番のレシピです。淡泊であっさりした中にもサヨリの旨味をしっかりと感じることができます。塩焼きにすることで、旨味の詰まった骨まで食べられます。お酒のおつまみはもちろん、魚嫌いの小さい子供でも美味しく食べられると人気のレシピです。大根おろしやレモンなどを加えても、よりさっぱりと美味しく食べることができます。

塩焼きにする場合も刺身などと同じで、内臓や黒い膜を取るなど下処理をしっかり行いましょう。内臓などが残っていると、焼いたときに変な臭いがしたり生臭くなってしまいます。塩焼きは、内臓を取り出す工程までのため、非常に簡単なレシピです。晩ご飯のおかずやおつまみにオススメの一品です。

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サヨリのおすすめ人気料理レシピ

サヨリのムニエル

【材料】

  • サヨリ…6本
  • 片栗粉…適量
  • バター…大さじ2杯

【作り方】
  1. サヨリに片栗粉を塗します。
  2. 熱したフライパンにバターを入れます。
  3. バターが溶けたらサヨリを焼きていきます。
  4. 片面が焼けたら裏返して、両面焦げ目がつくまで焼いたら完成です。

サヨリは頭と内臓を取り、きれいに洗ったものを用意します。水気もしっかりと切っておきましょう。動画では焦げ付き防止のシートをしていますが、なくても大丈夫です。焦げ付きが気になる方はシートをしましょう。

和食のイメージが強いサヨリですが、フレンチの調理法であるムニエルにしても美味しく食べることができます。淡泊でさっぱりとした身に、バターのコクが加わって旨味が増します。作り方も簡単なレシピですので、ぜひ作ってみてください。

サヨリの唐揚げ

サヨリの天ぷらもおいしいですが、唐揚げにしても非常に美味しいです。下処理は天ぷらの時と同じで、頭と内臓を取ってお腹の膜をきれいに洗います。お腹を開いて中骨を取った状態まで行いましょう。レシピも非常に簡単で、市販の唐揚げ粉で簡単に作ることができます。

高温でカラッと揚げたサヨリの唐揚げは絶品です。揚げたてはもちろん美味しいですが、作り置きやお弁当などにも便利なレシピです。サヨリは身が薄く、揚げすぎると身が硬くなってしまうので注意が必要です。さっと揚げて余熱で中まで火を通すというイメージでもいいでしょう。

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サヨリのカルパッチョ

カルパッチョも人気レシピの1つです。刺身以外にも生で食べるなら、カルパッチョがおすすめです。オリーブオイルの風味やトマトの酸味がを加わることで、刺身とはひと味違ったサヨリの魅力を引き出します。

特に新鮮なサヨリは、上品な甘みと旨味を多く含んでいるので、火を入れず生で食べるのがおすすめです。刺身以外にも生のサヨリを味わえるレシピのレパートリーとして、覚えていて損はありません。

小学生でも出来る❗️サヨリのカルパッチョ by みゆ0825 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが325万品

サヨリのレモングリル

一風変わったサヨリのレシピですが、レモングリルもおすすめです。シンプルな塩焼きも美味しいですが、レモングリルにすることで、サヨリのひと味違った味わいを発見できます。白身魚とオリーブオイルとレモンの相性がよく、さっぱりとして人気のレシピです。

塩焼きやビールや焼酎などが合いますが、レモングリルは白ワインと合わせてみるのもいいでしょう。サヨリを和食だけでなく洋食としても使えると、料理のバリエーションが豊富になるので、ぜひマスターしてください。

サヨリのレモングリル by ほうれん草タマタマ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが325万品

サヨリのシソフライ

フライにシソを使ったサヨリのアレンジレシピです。そのままのフライでも充分に美味しいですが、シソを加えてさっぱり食べられると人気のレシピです。シソを使用することで、魚の生臭さを消してくるため、臭いが気になる人でも美味しく食べられます。

梅肉を少量の醤油で溶いたソースは、シソとの相性もよくおすすめです。また、お好みでチーズやタルタルソースでも美味しく食べられるので、おすすめです。様々なソースを用意し。自分の一番好きな組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。

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さよりのカリカリ!骨チップス

刺身やフライを作った際に、骨が余りますが捨ててはいけません。実は骨も余すことなく食べることができます。そのレシピが骨を丸ごと油で揚げた、骨チップスです。水分を取って揚げるだけのシンプルな料理ですが、お酒のおつまみだけでなく、小さい子供のおやつにもぴったりと人気のレシピです。

骨には魚の旨味のたっぷり詰まっているので、噛めば噛むほど旨味が出てきて、一度食べるとやみつきになります。刺身など、骨を外す料理では必ず余るので、ぜひ骨も味わってみてください。骨を揚げる際、最初は油がパチパチとはねるので注意しましょう。

さよりのカリカリ!骨チップス by noripuri5 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが325万品

サヨリの佃煮

サヨリの佃煮も美味しいと人気のレシピです。エンピツと呼ばれている小さいサイズのサヨリは、刺身にするのは少し難しいので、佃煮に適しています。醤油や酒、みりんなどの甘辛さとしょうがの香りが食欲をそそります。お酒のおつまみだけでなく、ご飯のお供としても大人気のレシピです。

サイズが小さいと骨を取るのが少し難しいと感じるかもしれません。その場合は取らないままでも食べられますが、注意しましょう。しっかりと煮込んでいれば、身離れもよくそれ程気になりません。小さいサイズのサヨリが手に入った時などは、ぜひこのレシピを試してください。

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サヨリを自分で捌いておすすめ料理レシピに挑戦しよう!

これまでサヨリの人気料理やおすすめのレシピ、捌き方を紹介してきました。さっぱりとしたサヨリは刺身以だけでなく、ムニエルや揚げ物などにも相性がよく、食べ方の種類が豊富です。

旬によってサヨリの大きさや味にも違いがあるので、その時期に合わせて料理を変えて楽しむのもいいでしょう。捌くのも慣れれば難しくないので、ぜひ自分で捌いて、この記事で紹介したおすすめ料理レシピに挑戦して下さい。

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