ニジマス人気レシピ集！塩焼き・ホイル・から揚げ他！キャンプ料理も

ニジマスには、塩焼き以外にも唐揚げやアクアパッツァ等のさまざまな料理があります。この記事ではそのニジマスの人気レシピを紹介します。

魚を焼くとなると塩焼きが浮かびますが、塩焼き以外にも焼くレシピがあります。ここでは人気のあるさまざまな焼きレシピを紹介します。

【材料】2人分

• ニジマス…2尾
• 薄力粉…適量
• 塩・こしょう…少々
• 油…大さじ３
• バター…大さじ1
• じゃがいも…2個
• スナップエンドウ…6本
• パセリ…少々

• 無塩バター
• レモン…1/2個
• 酢漬けケッパー…大さじ1
• 塩・こしょう…少々

1. ニジマスに塩こしょうする。薄力粉をまぶし、余分な粉をしっかり落とす。
2. フライパンに油を入れて熱し、バターを入れる。
3. バターが完全に溶けて、パチパチという音が静まったら、盛り付ける面から焼く。
4. 火加減を調節しながら約8分ほど、動かさずに焼いていく。
5. この間にバターソースを作る。（下記）
6. ニジマスの時間が経ち、焼き目が付いたら裏返し、スプーンで油をかけながらもう片面も焼く。
7. 付け合わせのじゃがいもは良く洗って皮ごと4つに切り、スナップエンドウと共に蒸す。
8. 皿の中央ほどに焼き上がったニジマス、付け合わせのじゃがいもとスナップエンドウを盛る。
9. バターソースをかけ、最後に刻みパセリをふって出来上がり。

1. レモンを絞る。
2. 鍋にバターを入れて、火にかける。
3. バターが溶けパチパチという音が静まり、泡が細かくなり、茶色く色が変わったらすぐに火を止める。
4. 素早くレモン汁を加えて、さらにケッパーも加える。
5. 塩・こしょうで味を調えて、バターソースの出来上がり。

ムニエルの基本的なレシピです。バターを溶かす際、パチパチという音がするのは、バターの中の水分が蒸発している音です。音が静まるまで加熱しましょう。また、バターソースを作る時、色が変わり始めたらすぐに火を止めないと、バターが焦げ過ぎてしまい苦くなってしまうので注意してください。

何度も返しながら焼くと、型くずれの原因になります。先に7～8割、後に2～3割の感じで焼いていくとうまく焼き上げることができます。

バジルの香りが爽やかな香草焼きのレシピです。蓋をせずに焼けば、皮がパリッと焼き上がり食感も良くなります。最後ににんにくものせることで香ばしくなり、またレモンを絞ると口当たりが爽やかで美味く食べられます。

おさかなパイを作るレシピです。サーモンで作るのは良く知られていますが、ニジマスでも美味しく作れるようです。誕生日やクリスマスなどお祝い事にピッタリです。

味噌マヨココット焼きのレシピです。味噌とマヨネーズの相性は良く、いろいろな料理でもソースとして使われています。他にも淡白な白身魚に合うソースです。

揚げるレシピは手間はかかりますが、じっくり揚げることで骨まで食べられるようになり、体にも良いです。塩焼きなど焼き料理よりジューシーなニジマスを味わうことができます。

【材料】3人分

• ニジマス…3尾
• にんにく…みじん切り大さじ1
• おろししょうが…小さじ1
• しょうゆ…大さじ1
• 塩・こしょう…少々
• 片栗粉…適量

1. ニジマスの頭や内臓を取り、きれいに洗い、3等分にぶつ切りにしてビニール袋に入れる。
2. にんにく、おろししょうが、しょうゆ、塩こしょうを入れて、馴染ませる。
3. 10分ほど経ったら、片栗粉を入れて、まんべんなくまぶす。
4. きつね色になるまで揚げたら出来上がり。

カラッと揚げた唐揚げのレシピです。にんにく、しょうがを加えることで、臭み消しになります。低い温度でゆっくりと揚げていけば、中骨まで食べられるようになります。

【材料】

• ニジマス
• 山菜…お好み
• 塩…適量
• 天ぷら粉…適量

1. ニジマスのウロコを取り、頭、内臓を取り、三枚おろしにして腹骨も取る。
2. 食べやすいように、3～4等分にする。
3. 油を熱して、頭と中骨を素揚げする。
4. 天ぷら粉をパッケージ通りの分量の水で溶き、材料を揚げて出来上がり。

天ぷらのレシピです。天ぷら粉を溶いて揚げるだけのシンプルなレシピですが、素材そのものの味を堪能するには最適な調理法です。頭と中骨を素揚げするときは、少し低めの温度でジックリと揚げると、サクッと仕上がります。

山椒のスパイシーな香りが漂う、山椒揚げのレシピです。唐揚げや竜田揚げの味付けは醤油やしょうがになりがちですが、山椒のピリリとした味も合います。大人向けに山椒を多めにすると、酒のつまみにピッタリです。

カレー風味の竜田揚げのレシピです。魚の生臭さがどうしても気になる場合には、ハーブやカレーなどの香辛料も臭い消しに良いでしょう。特にカレーは子供が喜んで食べてくれるので、魚嫌いの子供も食べてくれるかもしれません。試してみてください。

続いて、煮る・蒸すのレシピの紹介です。煮たり蒸したりすると、身がふわふわと柔らかくなるので、小さい子供や年配の方にも食べやすい料理になります。

【材料】2合分

• 米…2合
• ニジマス…2尾
• にんじん…1/2本
• 油揚げ…2枚
• こんにゃく…1/2枚

• 水…400ml
• ほんだし…大さじ2
• しょうゆ…大さじ1
• 料理酒…大さじ1
• みりん…大さじ1

1. ニジマスは頭と尾を落とし、内臓を取り良く洗う。
2. にんじんとこんにゃくは細切り、油揚げは横半分に切り細切りにする。
3. フライパンでニジマスに焼き目を付ける。
4. 炊飯器に洗った米を入れて、焼いたニジマス、切った具材を入れる。
5. 炊き出汁を合わせ炊飯器に入れて、足りない分の水を足して、炊飯器のスイッチを入れる。
6. 炊きあがったら一度ニジマスを取り出し、骨を取り除く。
7. 身を戻して、軽く混ぜて出来上がり。

炊き込みご飯のレシピです。ニジマスを焼いてから入れることで、炊きあがりが香ばしくなります。子供が食べる場合は、小さい骨に気を付けて下さい。仕上げに、三つ葉を添えたり、ゴマを振りかけても良いです。

【材料】3人分

• ニジマス…3尾
• 舞茸…1パック
• パプリカ（赤）…1個
• にんにく…1片
• オリーブオイル…大さじ3
• ハーブソルト
• 鶏がらスープの素…小さじ1

1. 舞茸、パプリカを適当な大きさの乱切り、にんにくはみじん切りにする。
2. フライパンにオリーブオイルを熱して、にんにくを入れて香りを出す。
3. 頭とエラ、内臓を取り除いたニジマスを入れて、焼き目を付ける。
4. 舞茸、パプリカを入れて、蓋をして5分蒸し焼きにする。
5. 鶏がらスープとハーブソルトで味を調えて出来上がり。

アクアパッツァ風レシピです。パプリカ（赤）の代わりにパプリカ（黄）を使ったり、ミニトマトを入れると色鮮やかで見た目にもお洒落になります。いろいろな野菜を入れるとコクが増して美味しく出来上がります。

圧力鍋を使って作った甘露煮のレシピです。圧力鍋を使うことで、頭から骨まで食べることができます。煮る前に焼いておくことで煮崩れするのを防げます。逆に崩れるほど柔らかくしたい方は、焼かずに直接煮てください。

スペイン風バゲット煮のレシピです。ボリューム満点、栄養満点で風邪をひいたときや疲れているときに最適です。ハーブも使っているのでワインにも合い、お洒落な食事を楽しめます。ちなみに、バゲットとはフランスパンの一種であり、パリパリと歯ごたえのある、俗に「フランスパン」と言われているあの長いパンのことです。

最後に、キャンプ場でできる人気のレシピを紹介します。キャンプは、色々な意味で開放感を感じることができます。自宅で魚を焼く時の煙や臭いを気にせずに、思う存分料理を楽しみましょう。

【材料】

• ニジマス
• 塩…適量

• にんにく…3片
• 塩…100g（水の10％）
• 水…1リットル
• お好みの調味料（山椒、ローズマリー、タイムなど）

1. にんにくをスライスする。
2. ボウルに、水、にんにく、塩を入れて、お好みで調味料を加える。

1. ニジマスの内臓を取り、良く洗い、塩で揉み、ぬめりを取る。
2. 塩を洗い流してきちんと水分を拭き取る。
3. ソミュール液にニジマスを漬けて、1晩漬けこむ。

1. 翌日、液から取り出し水分を拭き取る。
2. 腹の中も拭き取り、楊枝などで開き留める。
3. バットなどに並べ、ラップをせずに冷蔵庫で乾燥させる。
4. 翌日、燻製して出来上がり。

燻製のレシピです。ソミュール液の塩の分量は、作りたいソミュール液の10％が目安です。500mlのソミュール液を作りたい場合は50gの塩を、800mlの場合は80gの塩を入れてください。お好みの調味料で出来上がりの味や香りが決まります。香り高いハーブを入れたり、カレー好きな子供の為にカレー粉を入れればバリエーションを楽しめます。

【材料】

• ニジマス…1尾
• レモン…1個
• 塩…適量
• 黒こしょう…適量
• オリーブオイル…適量

1. ニジマスのサイズの約2倍の長さのアルミホイルを用意する。
2. ニジマスに塩こしょう、ハーブソルトをする。
3. レモンをスライスして、アルミホイルの中央にレモンを半量並べる。
4. レモンにオリーブオイルをかけて、ニジマスをのせる。
5. さらに上からもオリーブオイルをかけて、残りのレモンをのせる。
6. アルミホイルで包み、バーベキューの火にかける。
7. ジュージューと音がしてきたり、汁が出てきたら、様子を見て出来上がり。

バーベキューで定番のホイル焼きのレシピです。塩こしょうとレモンでサッパリとした味付けの為、醤油やマヨネーズを付けながら食べても美味しいです。きちんとアルミホイルで包んでいれば、炭火の中に放り込んでおくだけでも出来上がるので、お手軽な料理です。

【材料】

• ニジマス…1尾
• ハーブソルト（塩でも良い）…適量
• 味噌…大さじ2
• マヨネーズ…大さじ1.5
• 酒…小さじ1

1. ニジマスのサイズの約2倍の長さのアルミホイルを用意する。
2. ニジマスに塩をふり、身に切れ目を入れる。
3. 味噌、マヨネーズ、酒を混ぜ合わせる。
4. アルミホイルの中央にニジマスをのせて、合わせた味噌を外や中に塗る。
5. できるだけ味噌を付けないように、アルミホイルを閉じる。
6. フライパンに乗せて、5分間火にかける。
7. 魚焼きグリルに移して、アルミホイルを開けて5分ほど焼き、焼き目を付けて出来上がり。

味噌とマヨネーズを使ったホイル焼きのレシピです。味噌とマヨネーズは、2：1.5の割合です。この味噌は、野菜スティックに付けて食べても美味しいです。ちなみに、この動画はフライパンとグリルで焼いてますが、キャンプで炭火で焼いても味噌がほんのり焦げて美味しくできます。

キッチンバサミを使ったニジマスの下処理の方法が見られます。女性でもできる方法ですので、参考にしてください。

キャンプと言えば、川魚を串に刺して炭火で塩焼きにしてかぶりつくのが醍醐味、と言っても過言ではないでしょう。釣り立てのニジマスをその場で塩焼きにして食べる、贅沢な調理法です。余分な水分を抜きホクホクな身に焼き上げるために、串を刺すときは口を下に向けて刺してください。

ニジマスの人気レシピをまとめてみました。定番の塩焼きから、キャンプでのレシピまで様々なバリエーションのレシピを紹介しました。川魚という事で臭いが気になる方もいるかもしれませんが、きれいな川や管理釣り場にいる魚ですから比較的臭いはありません。管理釣り場にいるニジマスなら、確認の上ですが刺身でも食べられるくらいです。

白身で淡白な味ですから、塩焼きだけではなく洋風やイタリアン風など様々なテイストにも合う魚です。おかずとしてはもちろん、おつまみにもなるニジマスです。様々な料理で、ニジマスを楽しんで食べて下さい。