ザンギのレシピ!北海道の人気の味を美味しいたれで鶏やたこでも!

ザンギのレシピを詳しく紹介します。また、北海道でザンギと呼ばれている由来や理由、唐揚げと何が違うかも徹底解説します。その他に、人気有名店や居酒屋で食べられるたこザンギ、塩ザンギのレシピも紹介しているので必見です!

ザンギのレシピ!北海道の人気の味を美味しいたれで鶏やたこでも!のイメージ

目次

  1. 1ザンギの意味や由来から人気レシピまでまとめて紹介!
  2. 2北海道名物ザンギとはどんな料理?
  3. 3ザンギの基本レシピ
  4. 4ザンギが簡単に作れる人気レシピ【たこ・魚介類】
  5. 5ザンギが簡単に作れる人気アレンジレシピ
  6. 6北海道名物ザンギの人気レシピを作ってみよう!

ザンギの意味や由来から人気レシピまでまとめて紹介!

北海道には美味しい名物料理はたくさんありますが、ザンギはその中でも人気の料理です。一見、どこにでもある唐揚げと同じように見えますが、実は素材や調理方法が唐揚げと違うことをご存じでしたか?しかも、北海道の中でも釧路などの地域では違った食べ方があります。

この謎の多いザンギは、一般的な唐揚げにはない風味や食感が味わう事ができますので、一度食べたら病みつきなる人が沢山います。まずは、ザンギと呼ばれる由来や語源を本記事で徹底解説します。そして、鶏肉だけではないザンギのレシピを詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

北海道名物ザンギとはどんな料理?

ザンギの特徴①素材と調理方法

ザンギに使う素材は、基本的に鶏肉です。唐揚げと同様、鶏もも肉を使って揚げます。しかし、ザンギとは唐揚げという意味で使いますので、たこザンギのように鶏肉以外でも調理方法や調味料が一緒であれば問題ありません。

レシピは、下味をつけて揚げるというのが特徴です。下味に使う調味料は、醤油やにんにく、しょうがなど比較的濃い味付けをします。特にちゃんとしたレシピは存在しませんが、下味を揉みこむことにより通常の鶏の唐揚げより香味豊かになります。この下味を準備することによって鶏肉が柔らかくなりますので、鶏むね肉を使う人もいます。

そして、素材を揚げる時卵を使うのも特徴のひとつです。卵を使うことによって、衣がフワフワになりカラッと揚げる事ができます。一般的な唐揚げも卵を使うことはありますが、ザンギのレシピでは卵と小麦粉を使って揚げる方法が代表的です。

ザンギの特徴②由来と語源

言葉の由来は諸説あります。その中でも有名なのは、北海道釧路市にある鳥松というお店が発祥だということです。それなら、北海道で唐揚げをザンギと呼ばれることに納得がいきます。また、四国地方でも唐揚げをザンギと呼んでいる地域もあり、そこが発祥という説もあります。

その他語源としては、中国で鶏の唐揚げを炸子鶏(ザー・ツゥ・チー)というポピュラーな料理でそれがなまってザンギと呼ばれたという説があります。また鶏肉を骨ごと切る(散切り)からつけられたという説など、どれが本当の語源なのかいまだに謎のままです。

ザンギの特徴③似ている料理との違い

鶏の唐揚げと言っても全国で様々な呼び方があります。全てが鶏の唐揚げなのに、なぜこれほどまで地方によって呼び方が違うのかザンギとの違いは何かを紹介します。呼び方の違いを知ったら、自慢できること間違いなしです!

鶏の唐揚げとの違い

鶏の唐揚げとザンギの違いは殆どありません。北海道では、鶏の唐揚げをザンギとも言います。あえて違いを挙げるなら、ザンギの方が味付けが濃いということです。揚げる前に醤油やニンニク、しょうがなどでしっかり下味をつけるのがザンギで、唐揚げ粉に味がついてあっさりとしているのが鶏の唐揚げです。

竜田揚げとの違い

竜田揚げは、揚がった色が紅葉の名所奈良の竜田に似ていたことから呼ばれている名前です。作り方は、ほとんど一緒で下味をつけて揚げます。しかし、同じ唐揚げでも名前の由来が違ったり、下味につける調味料が違ったりしますので、鶏肉の唐揚げでもその土地独自の呼び名がついたのでしょう。

鶏天との違い

鶏天は、決定的な違いがあります。ザンギは下味をつけたあと片栗粉をまぶして揚げるのに対し、鶏天は小麦粉を水に溶かしたものをつけて揚げます。また鶏天の発祥は大分県といわれていて、郷土料理にもなっています。そして、酢醤油かポン酢で食べるというのも鶏天ならではです。

ザンギと呼んでいる北海道以外の地域

ザンギといえば北海道というイメージですが、由来は愛媛県が発祥という説もあります。愛媛県の今治市周辺では鶏肉料理が郷土料理となっています。その料理をせんざんき(千斬切)と呼び人気があります。由来は鶏肉を千に切ることからいわれているという説と北海道と同じく中国語からきたともいわれています。

そこから考えていくと、愛媛県で呼ばれていた名前が変化して北海道で鶏肉の唐揚げをザンギと呼ばれるようになったといっても納得がいきます。また、山形県でも鶏の唐揚げをざんきと呼んでいる地域もあるということですので、中国から伝わってきた言葉といって間違いないでしょう。

ザンギが人気の有名店

ザンギが人気の有名店は北海道に数多くあります。まずは、名前の発祥と言われている釧路の鳥松の骨付きザンギです。鶏の唐揚げと言えば、骨なしが基本ですが鳥松では骨付きが基本メニューになっています。それをお店独自のタレをつけて食べたら格別の美味しさです。

お店独自のタレはウスターソースに近い味ですが、サラサラした酸味のあるタレです。鳥松は薄味ですので、タレをつけて食べることが当たり前になっています。ですので、釧路周辺のお店では必ずといって良いほどタレをつけて食べられています。

その他札幌の狸小路近くにある中国料理店布袋は、ザンギが大きくてリピーターが多いとして有名です。また、小樽に本店があるなると屋の若鳥半身揚げも、骨がついていて通常の倍くらいの大きさが人気です。北海道では、進化したザンギが様々なお店で食べられるといっても過言ではないでしょう。

ザンギの基本レシピ

材料

ザンギとひと言でいってもたこや塩ザンギなど色々ありますが、今回は基本の鶏肉の材料について紹介します。使う鶏肉は鶏もも肉ですが、あっさりと仕上げたいときは胸肉を使う時もあります。それを下味に漬けます。下味はしょうがやにんにく、醤油、お酒です。

下味を鶏肉に揉みこんで、片栗粉で揚げていきます。この時、衣をふんわりさせたいときは溶き卵を混ぜたり小麦粉も合わせたりします。これは、それぞれ家庭の味の好みですので何度か試して自分の好きな衣に仕上げましょう。

作り方

作り方は、鶏の唐揚げと一緒です。下味を2時間ほど漬け込んで片栗粉を合わせた後、180度の油で揚げます。下味がついているので、だんだん茶色くなってきますが焦げているわけではありませんので、だいたい5分ほど揚げてください。揚がったら油から出して、余熱で焼き上げれば完成です。

作り方のポイントは、油の温度が低いとカラッと仕上がりませんので、高い温度で一気に揚げてしまうことです。または一度揚げた後、キッチンペーパーで余計な油を取り余熱で2~3分焼き上げます。そして再度高い温度で揚げれば中はジューシー、外はカリッとしたザンギが出来上がります。

ザンギが簡単に作れる人気レシピ【たこ・魚介類】

居酒屋の定番たこザンギ

【材料】

  • たこ150g
  • 生姜10g
  • めんつゆ15cc
  • 片栗粉(下味用)10g
  • 片栗粉(揚げ用)適量
  • 卵1/2個

【手順】
  1. たこを一口大に切る。
  2. たこ以外の材料をすべてジップロックなどの袋に入れておく。
  3. そこへ切ったたこを加え揉みこみ、30分漬けおく。
  4. 揚げ用の片栗粉を漬け込んだたこにまぶす。
  5. 180度の油でからっと揚げる。
  6. クッキングペーパーで油をきったら完成。

居酒屋でも人気のたこザンギは家庭でも作れます。レシピは簡単で、下味に揉みこんで揚げれば短時間ですぐ完成します。ポイントはたこを切る時、水気をきちんとふき取ってください。水気があると下味がしっかりつかず水っぽくなります。また、揚げすぎるとたこが固くなりますので注意してください。

イカげそザンギ

こちらのレシピもお酒にぴったりです。作り方は、たこザンギと同じですので簡単です。いかげそは子供にも人気の料理ですので、下味に砂糖やみりんを加えれば食べやすくなります。味はついていますが、七味やマヨネーズ、塩をかけて食べても美味しく仕上がります。

イカげそザンギ♪イカげそ唐揚げ♪ - ベジレボクッキング

秋鮭のザンギ風

焼き魚に飽きたら、衣をつけてザンギ風に揚げるといつもと違った鮭の風味を味わえます。このほかにもほっけやたらも揚げることはできますが、北海道の味と言えば秋鮭がですのでおすすめです。これをポン酢であっさり食べたり、レモン汁をかけて食べればおつまみにも最適です。

秋鮭のザンギ風 by アップルミント15 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

ザンギが簡単に作れる人気アレンジレシピ

北海道名物塩ザンギ

【材料】4~5人前

  • 鶏モモ肉4枚(900g~1kg)
  • A塩コショウ適量
  • A創味シャンタン(または中華だし)1/2
  • A白だし大さじ1
  • A生姜の絞り汁大さじ2
  • Aニンニクのすりおろし大さじ3
  • B卵1個
  • B小麦粉大さじ2
  • B片栗粉大さじ10
  • 揚げ油適量


【手順】
  1. フライパンに揚げ油を入れて熱しておく。火は中火~強火。
  2. 鶏もも肉を一口大に切る。
  3. 切った鶏肉をボールに入れ、Aを入れて混ぜる。
  4. 混ぜたらBを入れ、しっかり混ぜ込む。
  5. 揚げ油が160℃~170℃になったら鶏肉を揚げる。
  6. 30秒ほどは触らない。そのあと菜箸などでばらばらにして4~5分揚げたら完成。

塩ザンギとは、下味に漬ける醤油を塩だれにして揚げることを言います。塩を使うことにより、味がまろやかになり食べやすいと評判です。塩だれではなく、白だしや塩こうじを使って下味をつけることもできます。塩だれの方が、下味のにんにくやしょうがの味がはっきりとわかりますので、最近では居酒屋でも人気のメニューになっています。

ちなみに、塩ザンギとレシピが同じで白ザンギというのも有名です。この料理は鶏もも肉を使わず、鳥胸肉を使って調理します。これは、鶏もも肉と違って脂身が少ない分、味が淡白であっさりとしています。塩の風味だけですので、レモンやかぼすでさっぱりと食べてください。

ジンから

唐揚げは鶏肉を使うという概念を捨てて、北海道名物ジンギスカンを唐揚げにすると実はとても美味しいのをご存じでしたか?羊の臭みが苦手という人もいるかもしれませんが、味付きジンギスカンを使って片栗粉をまぶし揚げると、臭みが殆どなくなります。そのまま食べても良いですし、マヨネーズを絡ませて食べても北海道を味わうことができます。

北海道流「ジンから」?ジンギスカンのザンギ・唐揚げの作り方レシピ | 北海道へ行こう!

塩昆布入り豚ザンギ

塩昆布は、意外と豚肉とベストマッチです。このレシピは塩ザンギと同じ考えですので、あっさりと豚肉を食べることができます。また、塩昆布の食感が衣のサクサク感と相性が良く、噛んでも噛んでも口の中で美味しさが残ります。これを食べるときは、何もかけずにレモンを絞ってそのまま食べるのをおすすめします。

包丁いらず♪塩昆布入り豚ザンギ by アップルミント15 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

じゃがいもザンギ

北海道名物の揚げいもに見た目は似ていますが、ザンギというだけあってニンニクやしょうがの香りが漂う揚げいもになっています。さつまいもなどでも出来そうですが、じゃがいもを使うと甘さを最大限に引き出せるでしょう。レシピではマヨネーズを使ってますが、砂糖にかえればお子さまのおやつにもなります。

簡単おつまみ♪じゃがいもザンギ(唐揚げ) by MatsCafe 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

ネギザクポン酢北海道ザンギ

レシピは通常のザンギと同じです。それにざく切りのねぎとポン酢を合わせたタレをかけて、いつもとは違う味付けを楽しむ事ができます。北海道の釧路方面ではザンタレといってタレをかけるレシピがありますが、このポン酢仕立てのタレはあっさりとしていて食べごたえがあります。洋風にするならオーロラソースもピッタリです。

ネギザクポン酢北海道ザンギ!それは鶏肉の唐揚げです! by ゴロミーズさん | レシピブログ - 料理ブログのレシピ満載!

北海道名物ザンギの人気レシピを作ってみよう!

北海道で呼ばれているザンギは、鶏の唐揚げという意味で使っていることが多いですが、詳しく調べると様々な食材を使って作っていることがわかりました。また、ザンギという名前の由来も元をたどれば中国語が変化した言葉だというのも理解できたでしょう。

本記事ではレシピを色々紹介しましたが、どれも簡単で自宅でお酒のおつまみや子供のおやつとして作れます。濃いめの下味をつけてからっと揚げれば、どんぶりに入れてザンギ丼を作ることもできるのです。

北海道には、美味しいザンギを提供する人気の有名店が沢山あります。しかし、それを食べたいというだけで北海道まで行くのも大変です。もし本場のザンギが食べたいと思ったら、本記事を読んで自分好みの絶品ザンギをぜひ自宅で作ってみてください!

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