電子レンジのフラット式・ターンテーブル式どっちがおすすめ?違いは?

電子レンジのフラット式とターンテーブル式の違いを解説します。また、温めムラの比較や特徴、そしてそれぞれのメリットデメリットを徹底調査!また、フラット式とターンテーブル式、それぞれのおすすめ電子レンジなどについても紹介します。

電子レンジのフラット式・ターンテーブル式どっちがおすすめ?違いは?のイメージ

目次

  1. 1電子レンジのフラット式とターンテーブル式はどちらが優秀?
  2. 2電子レンジの特徴【フラット式】
  3. 3電子レンジの特徴【ターンテーブル式】
  4. 4電子レンジのフラット式とターンテーブル式どちらを選ぶ?
  5. 5電子レンジのおすすめ商品【フラット式】
  6. 6電子レンジのおすすめ商品【ターンテーブル式】
  7. 7電子レンジのフラット式とターンテーブル式まとめ

電子レンジのフラット式とターンテーブル式はどちらが優秀?

家電製品として必需品になっている電子レンジ。以前は、調理した食材を温めるだけの機能だけで十分でしたが、最近では様々な機能が備わっています。また、ターンテーブル式の電子レンジが主流でしたが、最新の電子レンジはテーブルがないフラット式がメインです。

そこで本記事では、ターンテーブル式とフラット式を比較して違いを検証します。どちらもメリットデメリットがあります。おすすめの機能や特徴を詳しく紹介しますので、自分の生活スタイルのあった電子レンジを見極めてください!

電子レンジの特徴【フラット式】

最初にフラット式の特徴を紹介します。最近ではフラット式が主流となっている電子レンジですが、フラット式にはどのような特徴があるのか?ターンテーブルとの違いは何か?を検証します。

フラット式電子レンジの特徴

フラット式最大の特徴は、下にお皿がないということでしょう。ターンテーブル式は、丸いお皿にのせて回らなければ機能を発揮できません。大きめのお弁当を入れるとお皿が回らなく、温めにムラができたという経験がある人もいるのではないでしょうか?その点、フラット式は庫内を最大限に使えますので、温めムラは殆どありません。

また、オーブン機能がついていたり、水蒸気で料理水分を損なわないようにするスチーム機能があるなどフラット式は多機能タイプが主流です。もちろん、温め機能だけという単機能タイプの電子レンジもありますが、ターンテーブルがないため2段調理が可能ですので、オーブン機能がついた電子レンジが殆どです。

ただ、仕組みが複雑なためすべての機能を使いこなせないというデメリットもあります。フラット式は値段が高い商品が多いため、性能が良いものが欲しいからと高額な商品を購入してしまうかもしれません。しかし、その人の使い方によっては多機能イコール良いものにはなりませんので、きちんと用途を考えて購入しましょう。

フラット式電子レンジの価格帯

多機能な電子レンジが多い分、ターンテーブル式と比較すると高い値段設定になります。相場としては、オーブンレンジ機能がついていると5万円前後の値段が多いでしょう。そのほか、スチーム機能やレンジ出力などによって価格がどんどん上がっていきます。

温めのみの単機能フラット式電子レンジだと1万円台からありますが、パンを焼くトースター機能やグリル機能がないため、パンやピザを焼くためのオーブンがもうひとつ必要になるかもしれません。そう考えると値段が多少高くても1台で色々な機能がついた方が、設置するスペースを最小限に抑えられる事ができます。

フラット式電子レンジのお手入れ方法

フラット式の最大の魅力と言えば、お手入れが簡単だということでしょう。ターンテーブルとは違い、汚れた時はさっとひと拭きで手間なく汚れを落とす事ができるからです。また、フラット式だと庫内も一緒にふき取ることが手間になりませんので、いつも電子レンジを清潔に保つ事ができます。

また、フラットは外してお手入れしたり壊れるものがありませんので、安心して掃除することができます。それがターンテーブルになってしまうと、お皿を外してお手入れするときに重いためうっかり落として壊してしまうケースがあります。割れるとお皿だけ別に購入する必要がでてしまうため、フラットに買い替える人もいます。

電子レンジの特徴【ターンテーブル式】

フラット式と比較するとターンテーブル式はデメリットが多い印象ですが、今でも人気があり売れています。デメリットがあるのになぜそれほどまでに売れているか、ターンテーブルの特徴を紹介しながら検証していきます。

ターンテーブル式電子レンジの構造

現在はターンテーブルを使用している機種は小型機種です。レンジアンテナが横にあり、加熱対象物を回転させて加熱ムラが発生しないようにする機構です。床面にアンテナがないので床面がヒーターである機種はトーストの両面焼きが可能です。

構造としては庫内にあるアンテナから放出されるマイクロ波によって温めるのがターンテーブル式です。しかしアンテナは1か所しかないため、ターンテーブルが回ることによって全体をまんべんなく温まるようにしています。もし大きい物を入れてターンテーブルが回らなかったら、温めにムラがでてしまいます。

また、ターンテーブル式は温める重量によって加熱時間が決まります。ですので、重いお皿で温めた場合、加熱時間が余計に長くなるというデメリットがあります。ちなみにフラット式は、アンテナを回転させたりアンテナの近くに金属のプロペラがついてるなどマイクロ波を拡散される仕組みがあるため、温めムラが殆どなくなります。

ターン式電子レンジの価格帯

ターンテーブル式は、何と言っても価格が安いことが最大のメリットです。電子レンジで調理したりすることがなく、温めや解凍だけに使うのであればターンテーブル式をおすすめします。安い商品なら5千円台からありますので、家計に負担はかかりません。

オーブン機能やグリル機能がついている多機能電子レンジの購入を検討している場合は、フラット式の方が使い勝手が良いです。とりあえずパンを電子レンジで焼きたいと考えている人は、ターン式で1万円台の商品がありますので、フラットを購入しなくてもまかなえるでしょう。

ターン式電子レンジのお手入れ方法

ターンテーブルは、皿を外して清掃しなければいけません。一番汚れがこびりつきやすいですので、食器用洗剤で十分に汚れをきれいに落としてください。また、一番手間がかかるのが庫内の清掃です。まずは水を張った耐熱皿を入れ、何分か加熱し水蒸気を利用して汚れを落としてみましょう。

電子レンジの汚れの中でも油汚れが一番落ちにくいですので、クエン酸や重曹を使ってお手入れする方法もあります。これは、フラット式にも同様にお手入れする事ができます。どちらも水で溶かして加熱し、庫内を蒸らした後汚れをふき取ってください。

電子レンジのフラット式とターンテーブル式どちらを選ぶ?

それぞれのメリットデメリットを紹介しましたが、ここからは特徴を比較しながら検証します。電子レンジの購入する時に参考にしてください。

機能の比較

機能の違いは、加熱時間を決める方法です。フラット式は、赤外線センサーを使いどのくらいの時間で温まるかを的確に決めてくれます。ターンテーブル式は、温めるものの重量によって決定しますので、お皿の重量によっては時間をかけても温まらない時があります。

そしてフラット式は、多くの機能がついているのが特徴です。オーブン機能がついているのはもちろん、加熱させるときに水蒸気を発生させて調理するスチーム機能などもついています。また下の皿が回らない分、料理を2段に分けて調理することもできる機能がついている商品もあります。

機能の比較だけ見ると、断然にフラット式の方が使い勝手が良く優秀だと感じてしまいますが、いまだにターンテーブル式が売れているには機能の違い以上の理由があるからです。その理由は、次からの記事で明らかになります。

価格の比較

フラット式の唯一のデメリットは、価格が高いことが挙げられます。また、フラットとターンテーブルを比較するのに一番わかりやすいのが値段の違いです。最近ではフラット式でも5千円台の商品が出てきていますが、メーカーが限られてしまいます。

総合的に比較しても、二つの電子レンジは約2倍以上の価格差が発生します。温め・解凍のみの単機能でも国産メーカーになると、フラット式は1万円以上する商品が殆どです。多機能になると10万円以上する商品もフラット式ではありますので、電子レンジの使い道をきちんと考えて購入を検討するのをおすすめします。

温めのムラの違い

温めムラに関しては、電子レンジの使い方によって意見がわかれます。ターンテーブル式は皿が回らないと均一に加熱されません。庫内でぶつかって皿がまわらなかったり、厚い皿にのせて加熱すると温めにムラがでてしまいます。

フラット式の場合、加熱するものを中心に置かないとムラがでます。書き込みなどでは、大きめのお弁当を入れて加熱したとき、端っこの部分が冷たかったという評価もありました。しかし最新のフラット式は、加熱するものをセンサーで検知し均等に加熱されるようになっていますので、ほとんど温めムラはないとのことです。

電子レンジのおすすめ商品【フラット式】

最後に電子レンジのおすすめ商品を紹介します。いまではフラット式の機能が様々で種類も沢山ありますので、購入するときに選ぶのが大変です。そこで、シンプルな単機能と色々な調理ができる多機能の電子レンジの2種類を紹介しますので、購入する時の目安として参考にしてください。

電子レンジフラットテーブルミラーガラスブラック

シンプルでお洒落なデザインのフラット式と言えば、ツインバードのミラーガラスの電子レンジです。ツインバードとは、新潟県燕市で起業されたツインバード工業株式会社の商品で、掃除機や電子レンジなどの電化製品を主に取り扱っています。

ミラーガラスは手あかなどがついてしまうと掃除しなければいけないというデメリットはありますが、見た目がシンプルでデザイン性も高く操作方法も簡単なのが人気です。

最大のおすすめ理由は、値段の安さです。日本製でフラット式なのに、1万円台で購入できるのは破格の値段です。オーブン機能がついていない単機能電子レンジですが、温めや解凍として使用しているでだけしたら温めムラの少ないフラット式でこの価格はお買い得だと言えるでしょう。

評価口コミ

初めてフラット式の商品を購入する際に手を出しやすい価格帯として評価が高いです。また、シンプルなデザインのため、設置場所を選ばないというメリットも書き込みにはありました。そしてコンビニのお弁当を温める時、庫内が広いので使いやすいという口コミも多数ありました。

電子レンジフラット式オーブンレンジ

電子レンジを温めだけではなく、調理器具として使用したい人は日立のヘルシーシェフがおすすめです。一番の特徴は様々な加熱方法があるので、多彩な調理方法が可能だということです。その中でも特におすすめなのが、加熱水蒸気によって余分な脂や塩分を落としヘルシーに調理してくれることです。

またスチームふたとグリル皿で焼き物が調理できたり、パンも作る事ができます。そして他のメーカーとの違いは、床に3つの重量センサーがついていることです。それによって食品の位置を特定して集中的に加熱をしてくれます。

多機能を持つヘルシーシェフですが、デメリットになってしまうのが値段が高いということです。どこのショップを見ても3万円以上の値段になってしまいます。ただ、多機能でフラット式という面でみると安い方の値段ですので、初めてフラット式を購入する人におすすめの商品です。

評価口コミ

揚げ物を調理する時、断トツでヘルシーシェフが美味しく仕上がると書き込みにはありました。また、国内メーカーという信頼性もあり、割高ですけど奮発して購入する人もいました。オーブンやグリル機能を使って料理を楽しみたい人には、おすすめの商品だという評価もありました。

電子レンジのおすすめ商品【ターンテーブル式】

最近では、シンプルで誰でも使いやすい簡単な操作のターンテーブル式の電子レンジが売れています。キッチンの中でも設置場所によっては目立ってしまうので、色や見た目で購入する人も多いでしょう。以前より種類は少なくなってしまいましたが、これから紹介する商品はシンプルで使い勝手が良いのでおすすめです。

電子レンジ17Lターンテーブルホワイト

フラット式電子レンジと比較すると、ターンテーブルが回らないと温めムラができてしまったり、掃除が大変というデメリットがありますが、根強い人気があります。それは、何と言っても値段の安さがあるからでしょう。紹介するアイリスオーヤマのターンテーブル式電子レンジは、5千円台から販売していますのでとても家計にはありがたいです。

出力も3段切り替えができて、最大出力が700Wと惣菜も素早く温める事ができます。値段が安くて必要最低限の機能しかいらない人でしたら、十分に使う事ができますのでおすすめです。現在でもネットショップなどでターンテーブル式の電子レンジが人気ナンバーワンに君臨するのは、コスパが良いからと言っても過言ではないでしょう。

評価口コミ

ターンテーブル式は、温めムラが気になるという書き込みもありましたが、値段を考慮すると充分な機能を発揮するという書き込みがありました。特に一人暮らしや単身赴任の人には人気が高く、壊れるまで使い続けているという人もいました。

電子レンジのフラット式とターンテーブル式まとめ

電子レンジを比較すると、それぞれ使い方によってメリットデメリットがあります。値段が高いからと言って十分に使いこなせなかったら、意味が全くありません。ターンテーブル式が温めムラがあると言っても、フラット式も使い方によっては温めムラはできてしまうからです。

このようにフラット式とターンテーブル式は特徴の違いがありますので、まずは自分がどのような用途で電子レンジが必要かを見極めましょう。そこで色々な電子レンジを比較し購入を検討するのが、失敗しない電子レンジの選び方です。

電子レンジの選び方によっては、今までの料理や家事への負担が減ることもあります。値段に惑わされず、自分が使い勝手の良い電子レンジを選んで、快適な生活を送りましょう!

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