赤いじゃがいも品種まとめ!中身が赤く変色したものは食べても大丈夫?

赤いじゃがいもの品種を、おすすめの食べ方と併せて紹介します。また、一般的なじゃがいもの皮や果肉に、赤い斑点が出てしまった場合の原因や食べられるのか?という疑問も説明!じゃがいもが変色しないようにする保存方法も紹介します。

赤いじゃがいも品種まとめ!中身が赤く変色したものは食べても大丈夫?のイメージ

目次

  1. 1赤いじゃがいもの品種や安全性を紹介!
  2. 2赤いじゃがいもの主な品種
  3. 3じゃがいもの中身に赤い変色が見られる場合は食べられる?
  4. 4じゃがいもの変色を防ぐ方法
  5. 5赤いじゃがいもまとめ

赤いじゃがいもの品種や安全性を紹介!

じゃがいもは消費量も多い野菜として知られており、多くの家庭でじゃがいもを使用した料理が作られています。メインメニューにも取り入れることのできるじゃがいもは、野菜の中でも人気を博しています。一般的にじゃがいもの皮色は黄色やベージュ、茶色を想像するでしょう。

実は、皮の色が赤いのじゃがいもがあるのを、知っていますか?赤い皮のじゃがいもには、いくつか品種があります。この記事では、赤い皮を持つじゃがいもの品種を詳しく紹介します。また、一般的なじゃがいもが赤く変色する理由や変色を防ぐ方法も解説していきましょう。

赤いじゃがいもの主な品種

レッドムーン

北海道で人気の品種でもあるレッドムーンは、赤い表面とさつまいものような黄色い果肉が特徴です。また、さつまいものように甘みを持っています。レッドムーンは別名で金時メークインとも呼ばれており、その名の通り形がメークインに似た楕円形をしています。

レッドムーンは生産量が少なく、北海道でもなかなか入手することができません。希少品種のレッドムーンを見つけた際には、手に取ってみてください。

食べ方

レッドムーンはメークインと同様に、荷崩れしにくい品種です。そのため、煮込み料理に使用するのがおすすめでしょう。肉じゃがやカレー、シチューのような煮込み料理から、揚げ物と炒め物でも美味しく食べることができます。

アンデスレッド

こぶしサイズのアンデスレッドは、表面は赤いですが果肉は鮮やかな黄色をしています。加熱で調理することにより、ほくほくに仕上がり甘みが広がります

中には果肉の一部が赤いものもあり、加熱後潰すことでほんのりピンク色になるのも特徴です。休眠期間の短い品種になるため、日持ちしません。購入後はすぐに調理するのが良いでしょう。

食べ方

ほくほく系のアンデスレッドは、煮物系には不向きです。ポテトサラダやコロッケのように、崩して調理する料理に向いています。赤い皮部分はむいてしまうので、料理自体は一般的なじゃがいもと何ら変わりないでしょう。果肉の一部が赤いものは、ほんのりピンクに色付き可愛らしいと人気です。

ドラゴンレッド

ドラゴンレッドは西海31号と呼ばれる品種になり、皮が赤いのはもちろんのこと果肉も赤いのが特徴です。皮がとても薄いので、薄皮をむくようにして扱うようにしましょう。果肉部分の色合いは赤い部分が一面を占めており、濃薄部分がマーブル模様に見えます。

調理をするとメークインと男爵の中間くらいに仕上がるので、扱いやすい品種としても知られています。調理をする際は皮が付いたまま茹でて、茹であがってから皮をむいて扱うようにしましょう。

食べ方

ドラゴンレッドのおすすめの食べ方として、果肉の色を活かした料理がおすすめです。一般的なじゃがいもと同様の扱いにはなりますが、赤いことで食卓が華やかになるでしょう。

ポタージュやポテトサラダ、ビシソワーズにすることで、鮮やかな赤い料理を愉しむことができます。また、子どものおやつとして、ポテトチップスにするのもおすすめされています。

ノーザンルビー

赤いじゃがいもの分野ですが、ピンク色に近いことでピンクポテトとも呼ばれています。北海道で主に栽培されており、皮と果肉が薄く赤い色をしています。形や大きさはメークインに似ており、窪みが少ないのでツルっとしたフォルムが特徴です。ドラゴンレッドよりも少々薄い色をしているので、可愛らしいピンクの料理に仕上げることができます。

食べ方

ノーザンルビーは加熱をしても、色合いがしっかり残るタイプのじゃがいもです。そのため、食べ方のおすすめは色を活かすようにすると良いでしょう。ホクホク系ではないので、煮込み料理にも最適といわれています。

果肉が薄いピンク色をしているので、ポタージュにするとおしゃれなスープに仕上がるでしょう。ポテトサラダにもおすすめされており、マヨネーズを加えることで色が薄くなるのでほのかにピンク色をしたポテトサラダになります。

じゃがいもの中身に赤い変色が見られる場合は食べられる?

じゃがいもには赤い皮、果肉をした品種があることが分かったことでしょう。では、一般的なじゃがいもを切ったら中が赤い、赤い部分が多くある場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか?赤色以外の変色の原因も解説します。

低温障害の場合

一般的なじゃがいもに赤い斑点がついている場合には、低温障害が起きている可能性が考えられます。出荷をする際には、農家でしっかり温度管理されているため起こりません。ですが、家庭に持ち帰った際に保存方法を間違えてしまうと、赤い斑点が現れることがあります。

低温障害によって赤い斑点が出ているのは、赤いフルーツが色付くのと同じ原理になります。そのため、見つけた際に驚くかもしれませんが、そのまま料理に使用しても問題はありません。あまり変色をしたじゃがいもを口にしたくない方は、赤い斑点部分を取り除くのも良いでしょう。

ポリフェノールの酸化の場合

じゃがいもの赤い斑点が出る理由として、ポリフェノールの酸化が原因の可能性もあります。じゃがいもにはポリフェノールが含まれており、酸化をすることで斑点の色は赤色から茶色、黒色に変化します

赤い場合は初期段階になるので、まだ食べられる範囲です。じゃがいもの皮をむいたり、切った状態で放置しておくと酸化が始まるので、変色に繋がるとされています。

じゃがいもは赤以外に変色する事も

赤い部分は捨てたほうがいいですよ。
食べても毒ではないですが美味しくないです。

じゃがいもの変色は、赤色だけではありません。赤い色に変色している場合は比較的食べることができますが、その他の色に変わっている場合は注意が必要です。代表的な変色として、緑と黒、茶色になった場合の原因と注意点を紹介します。

緑に変色している

じゃがいもの皮部分が緑色になってしまったことはないでしょうか?緑色の皮になった場合は、注意が必要です。じゃがいもの芽にはソラニンという毒が含まれており、皮は緑になった場合もソラニンが原因とされています。

そのため、緑色の皮には毒性があるといわれており、完璧に取り除くことができないのであれば廃棄するのが賢明でしょう。緑色になる原因は、太陽にあてすぎてしまうと変色するとされています。

黒や茶に変色している

じゃがいもが黒や茶色の斑点がある場合は、赤色の斑点と同様にポリフェノールの酸化が考えられます。そのため、食べても問題はないですが、酸化状態が進行している状態です。気になる方は斑点部分を取り除くようにして、料理に使用すると良いでしょう。

じゃがいもの変色を防ぐ方法

赤いじゃがいも、一般的なじゃがいもも正しい保存方法を用いることで、変色を防ぐことができます。じゃがいもの保存方法で悩んでいる方は、参考にしてみてください。

方法①茹でた後に保存

じゃがいもの変色を防ぐ保存方法として、一度茹でてから保存をするのがおすすめされています。じゃがいもを保存前に茹でることにより、褐色反応が起きにくくなります。そのため、変色を防ぐことができるでしょう。

じゃがいものレシピを見るとほとんどが加熱するものばかりになるので、茹でてから保存をしても何ら問題はないでしょう。反対に、加熱をしておくことで調理時に時短することができます。欠点として、加熱をしたじゃがいもはあまり日持ちをしません。早めに料理に使用するのをおすすめします。

方法②水を張って保存

じゃがいもを変色させずに日持ちさせたい場合は、皮をむいたじゃがいもを水に浸けて保存するのがおすすめです。じゃがいもが出ないくらいに水を入れて、タッパーなどで保存するやり方です。しかし、水に浸けておく保存方法のデメリットとして、栄養成分が逃げ出す可能性があります。栄養成分を逃がしたくない方は、茹でる保存をおすすめします。

赤いじゃがいもまとめ

赤いじゃがいもには種類がいくつもあり、意外にも人気を博しています。中まで赤いじゃがいもも存在しているので、じゃがいも料理の幅を広げることができるでしょう。

また、果肉の甘みを感じられるじゃがいもですが、変色をした場合には変色部分もしくは全てを廃棄することも必要です。美味しく食べられないので、変色をした際には廃棄を検討してください。変色しない方法を取り入れて、美味しい状態でじゃがいもを食べましょう。

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