洗濯機をまわす時間はどれくらい?時短しながら汚れを落とすコツ

洗濯機をまわす時間がどれくらいなのか?コース別に解説します。洗濯にかかる時間を時短する方法、時短しながら汚れを落とす方法も説明!時間短縮のできる衣類と洗濯機をまわす時間帯についても、紹介していきます。

洗濯機をまわす時間はどれくらい?時短しながら汚れを落とすコツのイメージ

目次

  1. 1洗濯機をまわす時間が気になる!
  2. 2洗濯機をまわすコース別の平均時間
  3. 3洗濯機を時間短縮でまわして汚れを落とす方法
  4. 4洗濯機で時間短縮できる衣類
  5. 5洗濯機を回しても失礼にならない時間帯
  6. 6洗濯機を時間短縮でまわすポイントを押さえよう

洗濯機をまわす時間が気になる!

洗濯機をまわす時間を把握している方は、意外にも少ないといいます。洗濯物は毎日のように出るため、毎日洗濯機をまわす方も多いでしょう。洗濯機をまわす時間をある程度把握しておくことで、日々の時間配分を決めることができます。

洗濯機はまわしたら終了ではなく、その後に干す時間も必要です。この記事ではコース別の洗濯をまわすのにかかる時間、そして時短をすることができるのか?について詳しく解説をしていきます。

洗濯機をまわすコース別の平均時間

洗濯機の時間:標準コース

一般的に使われる「標準コース」では、汚れがよく落とせるように「洗い」と「すすぎ」が15〜20分ずつ、「脱水」が5〜10分と長めに時間が確保されています。

標準コースをまわすのにかかる時間
洗い 15~20分
すすぎ 15~20分
脱水 5~10分

洗濯機の基本的なコースとして挙げられるのが、標準コースです。洗濯機はさまざまなコースを選ぶことができますが、標準コースを主に利用しているという方が多いといいます。標準コースは多くのメーカーの洗濯機で、洗濯槽の中の洗濯物の量を測り、洗い終わりまで自動で全て行なうというコースです。

どの洗濯物にも利用できるため、標準コースを選べば間違いないでしょう。標準コースを基準として時間配分を見ていきます。標準コースは洗いとすすぎ、脱水をスムーズにこなしていきます。これらにかかる時間はおおよそ40~50分が目安です。

どのメーカーの洗濯機も標準コースにかかる時間に大きな差はないので、40~50分をみておくと良いでしょう。また、乾燥機能が付いている場合には、この時間に乾燥時間がプラスされます。

洗濯機の時間:スピードコース・お急ぎコース

スピードコースもしくはお急ぎコースも、標準コースと同様にどのメーカーの洗濯機でも多くが備えています。名前の通り標準コースよりも少々時間を短くすることができるので、時短をしたい方にはおすすめのコースです。時間にしておおよそ標準コースの半分ほどでしょう。朝の忙しい時間帯や、隙間の時間帯におすすめです。

但し、スピードコースは洗濯物の量が多い場合は使用できない洗濯機が多いので、洗濯物が少ないときに選ぶようにしましょう。また、スピードコースは洗濯機にかかる電気代と水道代をカットすることができます。節約を意識している方は、スピードコースで洗うのも一つの方法といえます。

スピードコースは洗いとすすぎの工程が、標準コースよりも少ないのが特徴です。そのため、汚れが酷い洗濯物は、汚れが残ったままになる可能性が高いです。

洗濯機の時間:ドライコース

ドライコースはデリケートな衣類に適しているコースです。クリーニング店にもドライクリーニングという洗い方が存在しますが、クリーニング店と家庭用洗濯機では洗い方が異なります。多くのメーカーの洗濯機が取り入れているドライコースとは、水流を弱くしながら洗いとすすぎ、脱水を行ないます。

そのため、傷みやすい衣類だけをドライコースで洗う方も多いようです。また、全ての工程にかかる時間が短くなるので、少々洗濯にかかる時間を短縮できます。ニット生地や伸びやすい生地などは、ドライコースで洗うのがおすすめといえるでしょう。

洗濯機の時間:大物コース

大物を洗うコースは布団や毛布などを洗うのにおすすめのコースです。大物コースの場合は布団や毛布に時間をかけて洗剤を浸透させていくため、大幅にまわす時間がかかります。そのため、時間帯を意識して、時間に余裕を持つことが大切です。

また、水も大量に使用することから、洗濯機にかかる水道代も上がるでしょう。注意点として、洗濯機の大きさによっては大物コースでも洗えないサイズが出てきます。設置している洗濯機の大きさと洗えるサイズは予め確認しておきましょう。

洗濯機の時間:つけおきコース

汚れが酷い衣類や汗を大量にかいたときの衣類の汚れを落ちやすくするのが、つけおきコースです。つけおきコースは洗濯機の中で長時間洗剤を浸透させて、汚れを浮かしながら洗い上げます。そのため、洗濯機をまわすのにかかる時間は平均して、標準コースのおおよそ倍以上かかるでしょう。

つけおきコースで洗濯を行なう場合は、余裕のある時間が必要不可欠です。朝などの忙しい時間帯には不向きといえるでしょう。ですが、激しい汚れを落とす力があるので、利用している方は多いといいます。

洗濯機を時間短縮でまわして汚れを落とす方法

洗濯機をまわす時間を短くしたいと考える方は、実に多く居ます。家事の時短は負担を減らすので、時間を有効的に使いたい方におすすめできるでしょう。ここからは洗濯機をまわす際に、時短する方法を解説していきます。時短をしながら、しっかり洗濯機で汚れを落とす方法を身に付けてみてください。

洗濯機の時間短縮①スピードコースを選ぶ

おそらく一番手っ取り早く洗濯にかかる時間を短縮できるのが、スピードコースやお急ぎコースのように標準コースよりも工程を短くしたコースです。標準コースの半分程度の時間で洗濯が終わるので、家事が溜まってしまっているという方はスピードコースの利用が好ましいです。

激しい汚れでない限り、スピードコースでも十分に汚れを落とすことができます。汚れの酷い衣類などは別に分けておくことで、スピードコースを使用することができます。スピードコースは容量に限りがある洗濯機が多いため、洗濯槽に洗濯物を詰め込みないようにすることが鉄則です。

洗濯機の時間短縮②コンパクト洗剤を使う

洗濯用洗剤は今や種類が多く、どのメーカーも力を入れているのが分かります。どのメーカーの洗剤が良いのか迷う方も多いでしょう。洗濯機をまわす時間を短くしたいのであれば、コンパクト洗剤を選ぶのがおすすめです。コンパクト洗剤とは、通常の洗濯用洗剤に含まれている水分を抜いたものになります。

水分を抜くことで濃縮された洗剤となり、水に溶けやすい性質が特徴です。スピードコースなどのように、工程に時間をかけないコースに適しているといわれています。

少量で洗浄力が高く泡切れも良いことから、多くの洗剤メーカーがコンパクト洗剤の販売を行なっています。洗剤を選ぶ際には、コンパクト洗剤なのか否かも確認してみると良いでしょう。

洗濯機の時間短縮③お湯を使う

洗濯用洗剤には酵素が入っており、酵素の力を利用して洗濯物の汚れを落としています。酵素は冷たい水と組み合わせると、働きを見出すまでに少々の時間がかかるとされています。酵素の働きを最大限に引き出せる水は、人肌の温度より少し温かい37度くらいが最も働くとされています。

そのため、冷たい水ではなく温かいお湯を使用することで、洗剤の効果をより高めるだけではなく、すすぎ残りを防ぐ効果も発揮します。お風呂の残り湯が温かい場合は、そのまま使用すると良いでしょう。

また、「お風呂の残り湯では汚れが残るのでは?」と思う方も居ますが、すすぎの際にきれいな水を使用することで雑菌の問題も解決します。お風呂の残り湯を使用することで節水に繋がり、尚且つ時間も短縮できます。

洗濯機の時間短縮④臭いを落とすには漂白剤を使う

臭いのある衣類は時短して洗濯を行なっても、臭いが取れないという心配があります。ですが、臭いの付いている衣類でも漂白剤を使用することで、臭いと汚れを同時に落とす効果が期待できます。漂白剤を使用する際に注意するべきことは、衣類に使用が可能か否かです。

時短をするために臭いのついた衣類を漂白剤で洗濯をしても、漂白剤との相性が悪い場合には衣類の色落ちなどに繋がります。この点を踏まえた上で、漂白剤を洗濯の時短に利用してみましょう。

洗濯機の時間短縮⑤汚れやシミには洗剤をつけてからまわす

スピードコースなどで汚れた衣類などを一緒に洗濯したい場合は、洗濯機に対象の衣類を入れる前がポイントです。方法として、汚れやシミなどに前もって洗剤をつけておきましょう。

酷い汚れの場合はスピードコースなどの時短洗濯は不向きですが、多少の汚れた衣類であれば洗濯機でまわす時間が短くとも、汚れが落ちます。それでも汚れが落ちない場合には再度洗濯物から避けて、つけおきコースなどでしっかりと汚れを落とすのがおすすめです。

洗濯機の時間短縮⑥衣類を詰めこまない

洗濯物が溜まってしまうと、無意識に洗濯機の中に衣類等を詰め込んでいないでしょうか?洗濯機の中に衣類等を詰め込むことにより、洗剤と水が衣類全体に行き渡りません。その結果、洗濯が終わって取り出しても、洗えていないという事態を引き起こします。洗濯機の中に衣類等を入れる際には、最大でも7割を目安にします。

少しの空間を作っておくことで、洗濯槽の中で衣類がしっかり回転するでしょう。衣類が回転をすることで、汚れをしっかりと落とします。水が多いほど洗浄効果が上がるので、洗濯機の中の容量には気を付けるようにしましょう。

特にスピードコースの場合は洗いとすすぎ、脱水の時間が短いです。短い時間の中で衣類に洗剤と水がしっかりと行き渡るように意識をしましょう。

洗濯機の時間短縮⑦洗いを5分で終わらせる

洗濯機の標準コースの場合、洗いの工程では15~20分で設定されていることが多いです。実は衣類の汚れは洗濯槽の中に十分な空間を作って回した場合、普段着であれば5分で汚れは落ちるといわれています。

ある地点に達したときには、そこから汚れ落ちは洗いの工程時間が長くとも変わらないのです。そのため、自宅にある洗濯機の洗い時間を計算した際に15~20分ほどかかっている場合は、5~10分で洗いの工程を終わらすのも時短テクニックといえるでしょう。

洗濯機の時間短縮⑧すすぎ1回コースにする

最近の洗濯機には、「すすぎ1回」というコースがあり、これは通常2回おこなう「すすぎ」の工程を1回ですませるコースです。その分、洗濯の時間も10分ほど短くすむのでサッと終わらせたい人におすすめ。

洗濯機の標準装備として、すすぎは2回に設定されていることが多いです。中には3回に設定されている洗濯機もあるので、まずは自宅の洗濯機のすすぎ機能を確認してみてください。すすぎの時間を短縮することで、より洗濯時間を時短することができます。

すすぎ機能を1回にするための、コンパクト洗剤を併用することが得策といえるでしょう。すすぎにかかる時間はメーカーによって異なりますが、長くても3分ほどですすぎは完了します。3分以上すすぎをしている場合には、すすぎ時間の設定を短くしてみましょう。

洗濯機の時間短縮⑨重いバスタオルや衣類から洗濯槽へ

洗濯機は縦型の場合、底が回る仕様に作られています。そのため、洗濯槽の下に重量のあるタオルや衣類を入れて、上には軽い衣類や靴下を入れると効率的に回転します。逆の場合は上からの重みが多いため、回転率も悪くなるでしょう。

洗濯機で時間短縮できる衣類

洗濯機でまわす物には、さまざまな衣類等があります。その中でもスピードコースなどを使用して、時間短縮のできる衣類を紹介します。ここで挙げる衣類等は、時間短縮をして洗うことができるので、スピードコースを使用する際には先に洗うようにすると良いでしょう。

普段着

普段着は一番身にまとっているため、汚れが激しいと思われがちですが、実際にはそれほどの汚れは付着していません。普段から着ているため汗や皮脂の汚れが多少ありますが、スピードコースでも汚れが落ちる範囲内といえるでしょう。

普段着に色物の飲み物や食事が付いてしまった場合には、スピードコースでは落とすことができない可能性が高いので注意しましょう。目に見える汚れが無いのであれば、スピードコースで十分にきれいに洗いあがります。

インナー

インナーは男性も女性も欠かすことのできない衣類です。下着などは汚れが付着しても、簡単に落とすことができる素材のものが多いです。また、目に見える汚れは少ないので、スピードコースできれいに洗うことができます。

薄手の服

薄手の服は洗濯時間が長いと、ヨレてしまう可能性が高いとされています。そのため、スピードコースなどの比較的洗濯時間が短いコースで洗うのをおすすめします。

汚れが少ないタオル類

入浴後にはバスタオルを使用する方も多いでしょう。入浴後のバスタオルは、きれいに洗った身体を拭き上げる用途で使用されます。そのため、汚れはほぼ無いといえるでしょう。汚れは少なくとも、水分によって雑菌が繁殖しやすいので、洗濯機の中に放置をせずにすぐに洗うことが重要です。

洗濯機を回しても失礼にならない時間帯

洗濯機は使用する時間に注意が必要な家電です。洗濯機は意外にも大きい音を発するため、近所に迷惑にならない時間帯にまわす必要があります。洗濯機をまわしても失礼にならない時間帯を、把握しておきましょう。

時間帯を気にするべき住宅

洗濯機をまわす際に時間帯を気にするべき住宅は、主に集合住宅にあります。アパートやマンションなど、上下に他の住人が住んでいる場合には、騒音トラブルになりかねません。一軒家であれば、そこまで問題視はしなくても良いでしょう。ですが、住宅密集地の場合は近隣に洗濯機の音が原因で、トラブルに見舞われた方も少なくありません。

洗濯機をまわす時間帯は朝?夜?

洗濯機をまわす時間帯は朝と夜の、どちらが良いのでしょうか?多くの方が朝に洗濯機をまわしていることでしょう。朝にまわして、すぐに干すことで洗濯物の嫌な臭いに悩まされることもありません。朝にまわす場合は、できれば7時以降が良いでしょう。

夜に洗濯機をまわして室内干しをする方も多く居ます。会社勤めの方や朝早く自宅を出る方は、夜にまわすこともあるでしょう。その際は、21時までには洗濯機がまわり終わるようにするのが良いとされています。

洗濯機を時間短縮でまわすポイントを押さえよう

洗濯機は機能ボタンが多いですが、多くは標準コースを使用しています。ですが、意外にも洗濯機の機能を見てみると、時短をすることができることが分かります。洗濯機をまわすのにかかる時間を短縮して、家事を効率的に進めてみてください。

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