「二階堂」の焼酎はCMでも有名!人気商品の飲み方や価格と評価は?

二階堂は150年以上の歴史を持つ伝統的な蔵である豊後の国大分の二階堂酒造で生まれた銘酒です。テレビCMでもお馴染みの二階堂は麦焼酎ブームを全国に広めた先駆者でもあります。豊かな湧き水と厳選された原材料を使用して製造される二階堂はベールに包まれた製法が特徴です。そんな二階堂の歴史や製法について紹介します。美味しい飲み方や価格や評価、そして二階堂酒造が世に贈る麦焼酎のラインナップも紹介します。

「二階堂」の焼酎はCMでも有名!人気商品の飲み方や価格と評価は?のイメージ

目次

  1. 1CMで有名な焼酎「二階堂」とは?
  2. 2二階堂焼酎のおすすめの飲み方
  3. 3二階堂酒造のその他の焼酎
  4. 4二階堂焼酎の伝統の味わいを愉しもう

CMで有名な焼酎「二階堂」とは?

二階堂と言えばCMでもおなじみの誰でも知っている焼酎の銘柄です。二階堂は焼酎の製造が盛んな九州の東部に位置する大分県の酒造メーカー二階堂酒造が製造販売している焼酎で、150年以上の長い歴史を持った蔵で登場した銘柄です。二階堂の歴史と製法、おすすめの飲み方や価格や世間の評価などについて紹介します。

大分二階堂酒造の麦焼酎

大分麦焼酎二階堂といえばテレビCMでも宣伝されている名の知れた焼酎で、焼酎の名産地でもある九州の中でもとりわけ人気の高い銘柄です。二階堂は蔵の名前である二階堂酒造から命名した麦焼酎で二階堂酒造の中心となる商品です。

焼酎の原材料となる穀物はたくさん存在しますが、麦を原材料として焼酎を造ったのは二階堂酒造が初めてで麦焼酎の生みの親であり全国に麦焼酎を広めた先駆者です。その初めての麦焼酎の名前が蔵の名前を使った二階堂です。

歴史

大分の二階堂酒造は、1866年の慶応2年の幕末に創業した会社で150年以上の歴史があります。創業当初は米麹による製法が中心でしたが戦後の1951年には麦麹による製法へと移行しています。原料も麹もすべて麦で作る麦100%のオリジナルの商品を開発し爆発的なヒット商品となり今に至っています。

1974年には蔵の名前である二階堂酒造の冠につけた大分麦焼酎二階堂と名乗り全国的にその名を知らしめることになり、その存在を強固なものにしました。さらに商品名の中に原材料名を入れる工夫をしたことも消費者へのアピールにつながった背景があります。

こだわりの原料と秘伝の製法

こだわりの原料と秘伝の製法で作られている点も評価が高い部分で、選び抜かれた麦と良質の天然水を原料にしているこだわりがあります。蔵のある大分県日出町は名水の地として知られていますが、豊富な湧き水は焼酎のベストな生産地として最適な環境です。自然と上手に融合した焼酎作りが評価につながっています。

また、昔からずっと家内醸造を守り続けているのも特徴です。製法は後継者だけ受け継げられ、外部には一切情報を漏らさない秘伝の製法を守り続けています。減圧蒸溜機を使った製法ですが、その裏側の製法は秘密です。べールに包まれているからこそ、魅力にあふれた焼酎なのです。

特徴や価格

味はすっきりとした飲み口であり、とても飲みやすいのが特徴です。本格焼酎の名前に恥じない奥深さとコクも閉じ込められています。透き通るような天然水が美味しさを引き立てているのがわかり、焼酎が苦手な人でも後味なく味わえるのが特徴です。

三種類がラインアップされており900mlと1800mlと1920mlのパーティボトルがあります。900mlと1800mlは20度と25度の二種類の度数がセレクトできますがパーティボトルは25度のみです。価格は900mlが約1000円、1800mlは約1700円で販売されており、お手頃価格も評価されています。

二階堂焼酎の口コミ・評価

二階堂の口コミで多いのはテレビCMのナレーションです。二階堂のCMは心に響くナレーションが特徴でいくつかのバリエーションがあります。最後に「大分麦焼酎二階堂」と締めくくる点はどれも同じですが、情緒あふれるシーンが心に残るとコメントされています。

CMのナレーションを頭に思い浮かべながら二階堂を傾けるのが好き、ナレーションの内容が自分自身の人生と被さる部分がある、二階堂のCMでノスタルジックな雰囲気に良い浸ることができるなど他とは異なる二階堂ならではの口コミが多数寄せられているのが特徴です。

二階堂焼酎のおすすめの飲み方

二階堂はすっきりとした味わいの本格焼酎であるためストレートで飲むのが一番美味しさを感じることができる飲み方ですが水割りやお湯割り、ロックなどの別な飲み方でも美味しくいただけます。おすすめな飲み方を紹介します。

水割り

こだわりの天然水を使用している焼酎は水割りにするとせっかくの美味しい天然水の味が失われるため、水割りはあまりおすすめしないのが一般的です。二階堂を水割りにする際も水道水は使用せずにミネラルウォーターなど水にこだわることが大事です。

しかし水割りにすることで柔らかくした味わいに変化させることができるのが特徴であり、水4割程度で作る水割りが最も美味しいと言われています。初心者でも飲みやすいのが水割りでミネラルウォーターの種類で二階堂の味わいの違いを楽しむこともできます。

お湯割り

お湯割りは一番味わい深い飲み方で、お湯を先に入れてから焼酎を注ぐのが正しいお湯割りの作り方です。お湯に温められた二階堂の麦の香りが立ち上るのがお湯割りの魅力で、口の中でとろけるようなまろやかな味わいもプラスされ、麦の香りに包まれているかのような雰囲気を楽しむことができます。

ロック

氷だけを使用するロックはストレートの次に風味を直に楽しめる飲み方で、氷は市販の氷を使用するのがベストです。麦の香りを楽しみつつ冷たい水に変化する氷とのコラボレーションを楽しめます。氷が崩れる音は味覚や嗅覚に加えて聴覚も含めて味わうことができる効果があります。

カボスやレモンなどをプラス

本格焼酎である二階堂はその麦の風味をそのまま楽しむのが通ですが、カボスやレモンなどの柑橘系フレーバーを加えることでクセを和らげる効果があります。クセが苦手な人や次の日にアルコールが残ってしまうという人におすすめで初心者にも人気の飲み方です。

二階堂酒造のその他の焼酎

二階堂酒造では二階堂だけを製造している訳ではありません。二階堂があまりにも有名であるため、その存在が隠れがちになっていますが他にも美味しい焼酎を製造しています。二階堂酒造のおすすめの焼酎を紹介します。

吉四六

名前の由来

吉四六とは江戸時代の庄屋さんである廣田吉右衛門から命名されており、「きちえもん」が訛って「きっちょむ」になっています。廣田吉右衛門は権力を嫌い弱者や貧しい人に味方したことから庶民から評価がとても高く、誰にでも愛されるようにとネーミングに使用したのが経緯です。

特徴

二階堂をベースにした吉四六は最高級の麦焼酎と評価されており、香りが重視されている焼酎です。二階堂よりも長く熟成させ、香りを重視した本格焼酎として人気です。香りで楽しみ味で楽しむといった二段階で楽しめるとして評価を得ています。

やつがい

名前の由来

やつがいの名前の由来は現在の15時にあたる「八つの刻」に晩酌のためのお酒を購入しに行くことから来ています。豊後地方の方言では八つの刻に買いに行くことを八つ買いと呼んでいたことから「やつがい」とネーミングされています。

特徴

やつがいの特徴はアルコール度数が他と比較して高いことで、他の度数が20度ないし25度であるのに対してやつがいは30度のアルコール度数です。ストレートやロックで飲むよりも緑茶割りや水割り、お湯割りで飲むのに適しています。

豊後路

名前の由来

大分は昔に豊後の国と呼ばれており、そのかつての地名を焼酎にネーミングしたのが豊後路です。地元大分で作られたことをアピールするとともに、地元民に愛される存在でいたいという二階堂酒造の気持ちが込められたのが豊後路です。

特徴

豊後を代表する焼酎として豊後路の特徴は麦の香りを最大限に活かした仕上がりになっています。香りが豊かで注いでいる瞬間から麦のほのかな香りに包まれるのが特徴です。お湯割りにすると一層麦の香りが膨らみ豊後路を思う存分堪能できます。

焼酎倶楽部

名前の由来

二階堂酒造の麦焼酎をもっと手軽にそして皆で味わって楽しんで欲しいという思いを込めてネーミングされたのが焼酎倶楽部です。本格焼酎は敷居が高いという常識を覆すためい誕生しました。価格もお手頃に入手できるように控えめに設定されています。

特徴

焼酎倶楽部の特徴は誰でも美味しく飲めるようにまろやかな舌触りに仕上げている点で、初心者や苦手な人でも美味しいと感じることができるようにクセがあまりないように仕上げられています。現在人の嗜好にマッチするように改良されている点も嬉しいポイントです。

二階堂焼酎の伝統の味わいを愉しもう

長い歴史とオリジナルの製法で麦焼酎をブームにした二階堂酒造が贈る二階堂は、テレビCMでも話題となり高い評価を得ています。150年以上の歴史を持つ二階堂酒造が作る麦焼酎は、奥深い味わいと豊かな香りが最大の特徴で価格もお手頃です。

伝統の味わいはストレートのみならず水割りやお湯割り、ロックなどでも十分堪能することができます。二階堂の伝統の味を愉しんでみませんか?

Thumb麦焼酎の飲み方別おすすめ銘柄16選!初心者必見の麦焼酎と定番の割り方! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb焼酎「水割り」の美味しい作り方!黄金比やこだわりの前割り焼酎とは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb麦焼酎おすすめランキング!人気の飲み方から銘柄の選び方まで紹介 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ