葉生姜とは?定番人気の甘酢漬けなど食べ方・レシピ12選!

葉生姜は甘酢漬けや魚の添え物として食べられることの多い食材ですが、実はいろんなレシピで楽しめます。今回は葉生姜のおすすめの食べ方を主菜編、副菜編、ごはんものやパスタ、サラダなどその他編と3つのカテゴリーでおいしいと評判のレシピだけを厳選して紹介します。葉生姜の保存法や葉生姜の栄養と食べることで得られる嬉しい効果効能についても解説していますので、最後までお見逃しのないようにお願いします!

葉生姜とは?定番人気の甘酢漬けなど食べ方・レシピ12選!のイメージ

目次

  1. 1葉生姜とは?
  2. 2葉生姜のおすすめレシピ【主菜】
  3. 3葉生姜のおすすめレシピ【副菜】
  4. 4葉生姜のおすすめレシピ【その他】
  5. 5葉生姜の選び方と保存方法
  6. 6葉生姜の栄養効果とは?
  7. 7葉生姜をいろいろな食べ方で楽しもう!

葉生姜とは?

魚料理の添え物や、薬味として添えられていることの多い葉生姜。名前までは知らなくても根元がピンクした葉の長い生姜といえばピンと来る方も多いのではないでしょうか?ここではあまり有名ではないけれどよく見かける葉生姜について、詳しく解説していきます!

いわゆる谷中生姜のこと

葉生姜は春の終わり6月頃から夏にかけて出回る若くて葉のついた生姜で、実は葉生姜というのは品種名ではなく呼び名になります。葉生姜は根茎がまだ小さく、やわらかいうちに葉がついたまま収穫したもので、小生姜という小さめの生姜品種となり、代表的な品種で言うと谷中生姜が有名です。

ちなみに谷中生姜の谷中は東京の江戸の特産品だったことからこの名前がついたそうです。東京の谷中はかつて水に恵まれた土地で、西日や風を避けられるという環境が生姜栽培に適していたということで、一大産地になったそうです。

葉生姜は若いうちに収穫され、旬がお盆頃に迎えるため、江戸商人がお中元に使ったことで江戸の名産品になっていったそうです。

葉生姜と根生姜との違い

葉生姜と一般的によく知られる根生姜との違いは何なのでしょうか?それは品種と収穫時期の違いがあります。春に種を植え、秋に収穫、収穫後2ヶ月以上保管してから出荷したものを根生姜といいます。

一方葉生姜は秋を待たずに根ごと早穫りした生姜で、貯蔵しないまま出荷した生姜になります。そのため、根生姜よりも若く、葉生姜はまだ茎がピンク色に色づいた物もあります。根生姜は収穫後に貯蔵するので皮も固く、中身も締まった状態で、皮の色は濃く黄土色に変化します。

貯蔵する段階で水分が抜けるので辛味が増し、食べ方は香味野菜としての役割が強くなりますが、葉生姜はフレッシュで皮も薄く、中に多くの水分を含んでいます。葉生姜は根生姜に比べて辛味が少ないため香味野菜としては使われず、一般的に甘酢漬けなどの食べ方が多いです。

葉生姜の下処理方法

葉生姜は名前のとおり葉がついた生姜なので、どうやって下処理したらよいのか戸惑う方も多いと思います。葉生姜は食べ方によって下処理が変わりますが、甘酢漬けやそのまま食べるなどシンプルな食べ方が一番美味しいので、きちんと下処理をすることが大切です。

といっても葉生姜の下処理方法は難しいことはなく葉と根を処理すればOKです。その方法を下記にて詳しく解説します。

葉や根の処理方法

葉生姜の下処理は、まず葉の部分を15cmほど残して切り落としてください。葉生姜の葉には強力な消臭効果があるため、束ねて冷蔵庫に入れておくと消臭剤代わりになります。

続いて葉生姜のくっついている根の部分をひとつひとつ手で丁寧に切り離し、包丁の刃先などを使って表面の薄い皮を削ぎます。包丁が苦手な方は乾いたふきんやスプーンなどでこすってもOKです。

アク抜きの方法

葉生姜はクセが少ないのでそのまま食べても大丈夫ですが、甘酢漬けなどの食べ方でいただくときはアク抜きをするのがおすすめです。その方法は下処理した根生姜を熱湯に30秒ほどつけるだけで終了です。

もともと根生姜はアクが少ないのでこの方法で、辛味が半分ほど抜けます。これだけで辛味が半減して食べやすくなりますが、処理時間は食べ方によって調整してください。

葉生姜のおすすめレシピ【主菜】

ここから根生姜を使ったおすすめのレシピを紹介します。根生姜は甘酢漬けや添え物などのイメージがありますが、レシピによっては立派な主菜になります。特に豚肉との相性は抜群で、食べごたえのあるメインおかずがあっという間に完成します。根生姜を使った主菜レシピをぜひ試してみてください。

谷中生姜の豚肉大葉巻き

  • 葉生姜 6本
  • 豚バラ薄切り肉 150g
  • 大葉 6枚
  • 塩こしょう 少々
  • 薄力粉 大さじ1
  • サラダ油 小さじ1
  • 酒 大さじ1
  • A砂糖 小さじ2
  • Aしょうゆ 大さじ1
 
  1. 葉生姜は茎の部分を10cm程残して切り落とし、根の部分は薄く皮をむき、形をととのえます。
  2. 豚肉に塩こしょう、薄力粉をまぶし、大葉を巻いた葉生姜の根の部分に巻きつけ、少し握って密着させます。
  3. フライパンにサラダ油を入れて熱し、豚肉を巻いた葉生姜を入れて中火で返しながら焼き目をつけ、酒を加えてふたをして4分程蒸し焼きにします。
  4. フライパンの端に寄せ、材料Aを加えて煮詰めてからめたら完成です。

葉生姜で圧倒的人気の豚肉巻きで作りやすいレシピを紹介しました。葉生姜と大葉のさわやかな香りが食欲をそそります。レシピでは豚肉の薄切り肉を使っていますが、しゃぶしゃぶ用のお肉や、細切れ肉でも構いません。豚肉にはビタミンB1がたっぷり含まれていて、疲労回復効果など栄養面でもおすすめのレシピなので、ぜひ作ってみてください。

根生姜の天ぷら

  • 根生姜 3本
  • 天ぷら粉 大さじ2
  • 水 大さじ3
  • サラダ油 適量
  • 塩 少々
     
  1. 根生姜は葉を切り落としてサッと洗って汚れを落とし、根がくっついている場合は切り離しておきます。
  2. 天ぷら粉に水を入れて溶き衣を作ります。
  3. ミニフライパンにサラダ油を1cm位入れて熱し、衣を落としてふわっと浮いて来たら、根生姜に衣を付けて中火で2~3分揚げます。
  4. きつね色になったら裏返して同様に揚げます。
  5. 全体がきつね色に揚がったら取り出し、塩を振ったら出来上がりです。

葉生姜をからっと天ぷらにした新しい楽しみ方ができるレシピです。葉生姜自体に爽やかな香りをまとっているので、塩だけでも十分おいしくいただけます。ご飯のおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもオススメのレシピなので、葉生姜がたくさん手に入ったら作ってみてはいかがでしょうか?いつもと違った天ぷらで喜ばれること請け合いです。

葉生姜のごまフリッター

  • 葉生姜 2束
  • しゃぶしゃぶ用豚肉 150g
  • サラダ油(揚げ油)適量
  • 小麦粉 大さじ6
  • 卵 1個
  • 水 50㏄
  • 白炒りゴマ 適量
  • 岩塩 適量
  • Aポン酢 大さじ3
  • Aエクストラバージンオリーブオイル 大さじ1/2
  • A柚子コショウ 適量
 
  1. 葉生姜の先端を切り落とし、1 本ずつ切り離したら半分に切ってまとめて豚肉 1 ~2 枚で生姜の根部分を巻き、つまようじをさして固定します。
  2. 卵を割りほぐし、小麦粉と水を加えて衣を作り、小麦粉をまぶしたら衣をつけて、ごまをまぶします。
  3. 180 度に熱した揚げ油に葉生姜を入れ、衣が香ばしく色づくまで揚げます。
  4. 材料Aをよく混ぜ作った柚子こしょうポン酢ソースを添えたら完成です。

葉生姜にごまを加え、フリッター仕立てにした香り高いレシピです。葉生姜の爽やかな香りと、ごまの香ばしさがたまりません!食べ方はぴりっとスパイシーな柚子胡椒ポン酢ソースを添えてお召し上がりください。柚子胡椒ポン酢ソースのレシピは、他の料理でも使いまわしできるので覚えておくと便利です。

葉生姜のざっくり生姜焼き

  • 豚こま肉 300g
  • 葉生姜 5〜10本
  • サラダ油 大さじ1
  • Aしょうゆ大さじ1
  • Aみりん 大さじ3
  • A砂糖大さじ1と1/2
 
  1. 葉生姜はよく洗い、葉の硬い部分はむきます。
  2. 1.5cmくらいの乱切りにし、葉生姜ひとかけを5個くらいにざっくり切ります。
  3. フライパンにサラダ油を熱し、豚こま肉を半分くらい色が変わるまで炒めます。
  4. 同じフライパンに切った葉生姜を入れ、油が回るまで炒めたら、蓋をし、肉に火が通るまで炒めます。
  5. 蓋を開け、材料Aをよく混ぜたものを加え、汁気が少なくなるまで煮詰めたら出来上がりです。

生姜焼きにざっくりとカットした葉生姜をプラスしたレシピを紹介しました。こってりとした生姜焼きが葉生姜のおかげでさっぱりといただける食べ方です。甘めの味付けになっているので、白いご飯との相性も抜群で箸がどんどん進みます!葉生姜はなるべくざっくりと切ることで食べごたえをプラスできます。

葉生姜のおすすめレシピ【副菜】

葉生姜のおすすめレシピ、主菜編に続いて副菜編をお届けします。甘酢漬けにしたり、ディップを添えてサラダのように食べたりと簡単でおいしいレシピを厳選しましたのでぜひ作ってみてください。特に甘酢漬けは保存もきき、冷蔵庫に一品あると何かと重宝します。生姜好きにはたまらない食べ方となっていますので、気軽に作ってみましょう!

甘酢漬け

  • 葉生姜 6本
  • A砂糖 大さじ2
  • A塩 小さじ1/2
  • A酢 100cc
 
  1. 葉生姜は茎の部分を5cm程残して切り落とし、根の部分は薄く皮をむき、形をととのえます。
  2. 葉生姜を立てられるような高さの容器に材料Aを入れて混ぜます。
  3. 鍋に湯をわかし、葉生姜を入れて20〜30秒程ゆで、甘酢漬けの容器に入れて、冷蔵庫で1〜2日漬けたら完成です。

葉生姜が手に入ったらぜひ作って欲しい甘酢漬けのレシピです。甘酢漬けにすることで葉生姜がさらにきれいな色に変わります。甘酢漬けの甘酸っぱさと香りがさやわかで、お口直しにもぴったりです。

甘酢漬けを焼き魚に添えたり、甘酢漬けを細かく刻んでご飯にまぜたり、ソースに使うなどいろんなレシピに応用できるので、たくさん作って作り置きしておくのがおすすめです。

葉しょうがとネギと鯵のオリーブポン酢和え

  • 葉生姜 30g
  • 青ねぎ 30g
  • 鯵刺身用 2尾分
  • オリーブオイル 大さじ1/2
  • ポン酢醤油 大さじ1
 
  1. 葉生姜は薄切り、青ねぎは斜めに薄切り、鯵は細切りにします。
  2. ボウルに材料を全て入れて混ぜ、少し味をなじませたら完成です。 

材料を切って混ぜるだけ、ととっても簡単なレシピなのに、絶品な葉生姜の食べ方です。爽やかでおいしく夏を感じられるような一品で、おかずにもおつまみにもぴったりのレシピとなっています。おもてなしにも最適なレシピなので、最初に一品出すとつかみはばっちりです。レシピで記載している青ネギはあれば九条ねぎがおすすめです。

生姜の佃煮

  • 根生姜 300g
  • 油 大さじ1
  • A料理酒 50cc
  • Aみりん 50cc
  • A砂糖 大さじ1
  • A醤油 50cc
 
  1. 根生姜の根の部分をよく洗って、皮を剥き千切りにします。
  2. 沸騰したお湯にを入れ、5分程度茹でザルにあげておきます。
  3. 鍋に油を敷き、根生姜を入れ炒め、油が回ったら材料Aを加えて汁気が少なくなるまで煮詰めて完成です。

葉生姜のやわらかな辛味がいきた佃煮のレシピです。刺激的な味が好みの方は、レシピの茹で時間を短めにしてください。ごはんのおともにもぴったりの食べ方で、とてもおいしいのでお弁当にも最適です。保存もきくのでたっぷり作って作り置きしておくのも良さそうです。

葉生姜のコチュジャンディップ

  • 葉生姜 5本
  • Aコチュジャン 大さじ1
  • A醤油 大さじ1
  • A砂糖 小さじ1
 
  1. 葉生姜の葉の部分を15cm程残して切り落とします。
  2. くっついている根を一本ずつになるよう手で割って、ばらします。
  3. 軸上部よりバナナの皮を剥くような要領で、根の先端に向かって薄皮をはぎます。
  4. 根の部分は包丁で薄く削ぎます。
  5. 材料Aを混ぜ合わせて、コチジャンディップを作ります。
  6. 葉生姜にディップを添えて完成です。

通常は味噌だれでいただくことの多い葉生姜にひとひねりを加えて、コチュジャンディップでいただくいちおしの食べ方です。葉生姜は軸までおいしく食べられるよう硬い皮も丁寧にむいてください。見栄えの良いので、おもてなしにもぴったりです。チヂミやビビンバなど韓国料理パーティを楽しんでみてはいかがでしょうか?

葉生姜のおすすめレシピ【その他】

葉生姜のおすすめレシピ、最後はごはんものや麺類、サラダなどで楽しむいちおしの食べ方を紹介します。葉生姜をどうやって使ったらよいかわからないという方も、いろんなバリエーションでいただくことができるので、気になるものから作ってみてください。簡単なレシピを厳選したので、料理が苦手な方も気軽にチャレンジしていただけます!

葉しょうがの和風パスタ

  • スパゲティ 160g
  • 豚バラ薄切り 60g
  • 葉生姜 4本
  • 水菜 1束
  • 塩 適量
  • ブラックペッパー 適量
  • オリーブオイル 大さじ2
  • Aしょうゆ 大さじ1
  • A日本酒 大さじ2
  • A砂糖 大さじ1
 
  1. 鍋にお湯を沸かし、スパゲティを茹でます。
  2. 豚肉は食べやすい大きさに切り、葉生姜は1本ずつに切り分けてよく洗い、2本を細切りに、2本を縦半分に切って、水菜は4cm幅に切って洗っておきます。
  3. フライパンにオリーブオイル、豚肉、細切りにした葉生姜を入れて炒め、色が変わったら 材料Aを加えてよく絡めます。
  4. 茹で上がったスパゲティを加えてよく和え、塩、ブラックペッパーで味を調え、水菜をのせ、半分に切った葉生姜を添えたら出来上がりです。

葉生姜ごはん

  • 米 3合
  • 葉生姜 60~70g
  • 酒 大さじ3
  • 淡口醤油 大さじ3
 
  1. 葉生姜は茎を落とし、3cm程の長さに千切りにします。
  2. 米をといで水を3合の目盛りまで入れ、酒・醤油を入れて混ぜます。
  3. 千切りにした葉生姜を入れ、炊飯したら完成です。

葉生姜と鮭そぼろのちらし寿司

  • ごはん お茶碗2杯分
  • 葉生姜 2本
  • 鮭フレーク 80g
  • きゅうり 1/2本
  • 卵 1個
  • 片栗粉 大さじ1
  • 水 大さじ1
  • 塩 適量
  • すし酢 大さじ3
  • 刻みのり 適量
 
  1. 炊き立てのごはんとすし酢をきるように混ぜて、すし飯を作ります。
  2. 葉生姜は千切りにして1/2の量をごはんに混ぜます。
  3. きゅうりはスライスしたら塩を軽くふり5分ほどおきます。
  4. 卵に片栗粉と水を入れ、薄焼き卵を作り細切りにして錦糸卵を作ります。
  5. 器にご飯をもって平らに均したら錦糸卵、きゅうり、鮭そぼろ、葉生姜、刻みのりを散らしたら完成です。

葉生姜のサラダ

  • 葉生姜 120g
  • にんじん 1本
  • きゅうり 1本
  • ミニトマト 適量
  • えごまドレッシング 適量
 
  1. 葉生姜は葉の部分を落とし、よく洗い千切りにして水につけ、すぐに水気を切ります。
  2. にんじんは千切りにします。
  3. きゅうりは細めの短冊切りにします。
  4. ボウルに全部の野菜を入れ、えごまドレッシングで和えて半分に切ったミニトマトを添えて盛り付けたら完成です。

葉生姜の選び方と保存方法

葉生姜のおいしいレシピを紹介しましたが、せっかくなら主役の葉生姜もいいものを見分けるとよりおいしくいただけます。ここでは葉生姜の上手な選び方と、少しでも長く保存するための保存のコツや保存方法について詳しくお伝えします。

選び方

葉生姜は根の部分が大きくなるに従って辛味が増し固くなります。そのため、葉生姜の選び方としては根の部分が大きすぎず、指先程度の大きさのものを目安に選ぶようにしてください。また、葉生姜の根の部分が白っぽく、茎と根の境目の赤みがはっきりしていて、葉がきれいな緑色をしていてみずみずしいものがおいしい葉生姜を選ぶポイントです。

保存方法

葉生姜は生姜とは違って乾燥に弱く、保存については日持ちしない食材になります。そのため、葉生姜の保存は長くても1週間程度なのであまり保存せず早めに食べることをおすすめします。葉生姜を2~3日で食べる場合の保存方法は、葉と根の部分を切り離し、乾燥しないようにラップかポリ袋で包み冷蔵庫の野菜室で保存します。

もう少し葉生姜を長く保存したい場合は、コップなどに水を入れ、葉生姜を浸して保存すると1週間ほどは保存可能になります。葉生姜の保存については乾燥に注意することが保存のコツです。量が多く食べきれない場合は、甘酢漬けなどの食べ方にすることで保存期間が長くなるので、甘酢漬けにしておくとよいでしょう。

葉生姜の栄養効果とは?

葉生姜は全体の95%以上が水分なので、ビタミンやミネラルなどの栄養価はあまり高くありませんが、根生姜と同様ジンゲロールなどの健康メリットが期待できる栄養成分が含まれています。また、ショウガオールやジンゲロンなど栄養成分が冷え性の改善や疲労回復などさまざまな薬効を持つことから古来から薬としても重宝されてきました。

最後に私たちにうれしい栄養をたくさん持っている、根生姜の栄養とそれによる効果効能を紹介します。根生姜の栄養を摂取して、健康的な体づくりに役立てましょう!

食欲増進

葉生姜の辛味成分であるジンゲロールは、血管を拡張させ血流をよくする働きがある栄養成分で、食欲を増進させる効果があります。また、葉生姜の栄養成分ジンギベレンには消化をよくし、胃腸機能を活発化させることで食欲を高める働きが期待できるとされています。

食欲が減退しがちな夏や梅雨時などに根生姜の栄養成分を摂取することで食欲をアップさせましょう。

疲労回復

葉生姜に含まれる栄養成分ジンゲロールには、消化器系に働きかける成分が多く含まれています。これらの栄養成分は血行を促し、体内の各機能を活性化、老廃物の排出や新陳代謝が高まる働きをすることから疲労蓄積予防や、疲労回復促進にも役立つと言われています。

夏バテ予防

葉生姜を代表する栄養成分ジンゲロールには、体を冷やす可能性がある一方で、血流を良くし、体表の冷えを軽減してくれることに加え、体内にこもった熱の発散を助けることで夏バテの予防や軽減にきくと言われています。

夏場に不足しやすいミネラルであるカリウムなどの栄養素も含まれているほか、食欲増進させてくれるので夏バテを予防してくれる効果があります。食欲増進、夏バテに効果のある栄養をたくさん摂取して、元気に夏を乗り越えたいものです。

冷え性予防

葉生姜を代表する栄養成分ジンゲロールは、血管拡張による血行促進効果があるほか、精油成分のジンギベロールやジンギベレンにも発汗、保温作用などが期待されていることから冷え性を予防、改善する効果があります。体の深部で熱を作り出す手助けをしてくれる作用もあるので、冷え性の方は積極的に葉生姜の栄養を摂取することをおすすめします。

葉生姜をいろいろな食べ方で楽しもう!

葉生姜のおすすめレシピや保存方法、栄養などについて紹介してきました。いままであまり葉生姜を使ったことがないという方は、今回の記事をきっかけに葉生姜を食生活にどんどん取り入れていただければ嬉しいです!

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