いぶりがっこのレシピ集！クリームチーズが合う！おつまみやタルタルも！

いぶりがっことは大根を燻製させたもので、燻した漬物という意味です。程よい塩味と風味、こりこりとした歯触りが特徴です。おにぎりの付け合わせの存在として昔から親しまれています。お酒のおつまみとしていろいろな飲食店にでてきます。

これは秋田県発祥の漬物です。作り方は囲炉裏の上で燻製した大根を干し、ぬか漬けしたものです。

燻製は煙の効果で食材に菌がつきにくくなり、ぬか漬けすることで長期保存が可能になります。燻製の風味と程よい塩味は、スモークサーモンやハムのように見立ててレシピを作ることができます。

おつまみにも最適ないぶりがっこは、火を通さなくてもいいので、ほとんどのレシピが混ぜるだけです。この手軽なレシピが多い事も人気の一つです。

いぶりがっこと相性のいい食材のポイントは、酸味のあるもの、甘味のあるもの、そして油分です。チーズ類、ポテトサラダ、マヨネーズ、もちろんおにぎりやごはんものにはぴったりです。

いぶりがっこは、渋い風味、塩味という特徴の食べ物です。そのため、反対の酸味や甘味を加えることで、味により深みがでます。その中でも一番よくつかわれている３つの食材を説明します。

インターネットのいぶりがっこのレシピの中で、検索結果が食材の第一位はクリームチーズです。クリームチーズはまろやかな酸味があり、食感がなめらかです。作り方も簡単なのが人気の理由にもなっています。

クリームチーズだけではものたりないと思う方がいるかもしれません。はちみつを少したらすと、甘酸っぱい、あましょっぱい味になるので、食べやすいです。また、味に深みがでます。混ぜたり、挟んだり作り方をアレンジできます。

オリーブオイルが有名なスペインでは、タパという一品料理がでます。スライスしクリームチーズとオリーブオイルをかけると、スペインのタパの一品に早変わりです。またタルタルソースにオリーブオイルを垂らしたりします。他の漬物のアレンジは以下のリンクで解説しています。

【材料】

• フィラデルフィアクリームチーズ200g
• 麹味噌250ｇ
• 料理酒100cc
• みりん100cc
• 砂糖80g
• はちみつ25g
• 濃口醤油25㏄

1. 味噌、みりん、酒を4：3：1で混ぜ合わせます。
2. クリームチーズを味噌たれに漬け込みます。
3. 一晩おいたクリームチーズを味噌から取り出します。
4. 軽く洗い流して薄くスライスします。
5. 薄くきったいぶりがっこをクリームチーズではさみます。
6. 味噌たれの味噌を少したらします。

余った味噌は、野菜のディップなどにも使えます。また味噌も３回まで活用できます。日本酒やワインにもあいます。

【材料】

• 市販のたくあん
• クリームチーズ
• ドライバジル
• オリーブオイル
• ブラックペッパー

1. 市販のたくあんをスモークマシンで燻します。
2. 出来上がった1を薄くスライスします。
3. スライスした1にクリームチーズをのせて、ドライバジル、ブラックペッパーをお好みでかけます。

カットしたりスライスした材料を混ぜるだけの非常に簡単なレシピです。さらに、中華風なら、オリーブオイルの代わりにごま油と七味でもあいます。自分の好みの味にアレンジがききます。

味はもちろん色も華やかでパーティに喜ばれます。オードブルの作り方は簡単で素早くできるものが重宝します。クリームチーズにひと手間をかけるとプロのようなメニューが作れます。サーモンの代わりに生ハムも合います。

このディップは、タルタルソースにもアレンジ可能です。ニンジンやセロリ、クラッカーや白身魚のフライにつけたりいろいろな活用方法があります。またポテトサラダと混ぜてもおいしいです。

居酒屋でよくでる冷やしトマトを少しアレンジしたおつまみレシピです。すでに塩気があるのでこのままで食べられます。他にもキュウリやレタスで巻いて食べるなど作り方は応用がききます。

【材料】

• パスタ
• いぶりがっこ
• あらびきガーリック
• 唐辛子
• オリーブオイル

1. オリーブオイル、唐辛子、ガーリックを香りが立つまで炒めます
2. パスタを半分に折り入れて、浸るくらいのお湯と鶏ガラといぶりがっこを入れます（水から沸かしてもOKです。）
3. 水分がとぶまでこまめにかき混ぜながら茹であがったら出来上がりです

この動画はメスティンを使いましたが、1に鶏ガラ粉末と具材を炒めて、ゆで汁50㏄とゆでたパスタを入れて手早く混ぜても作れます。さらに他のレシピは下のリンクで見る事ができます。

普通のタルタルソースにクリームチーズといぶりがっこを加えるだけで、かなり違いがあるようです。フードプロセッサーがあると簡単に誰でもつくれます。2種類のタルタルソースを食べ比べてみると違いがわかります。

ごはんは炊き立てがおすすめです。おにぎりは、子供たちにも喜ばれますし、大量消費にも活用できます。クリームチーズの代わりに、ごまとごま油を混ぜたおにぎりもおすすめです。

ポテトサラダだけでも十分おいしいのですが、歯触りと異なる食感の違いがでるとさらにおいしさが引き立ちます。また醤油を2.3滴たらすとおいしいのと一緒で、熟成されたうまみがポテトサラダに加わるからです。

そぼろ納豆は切り干し大根が入った納豆の事です。ネバネバとコリコリの食感の差が生まれます。また納豆に辛しマヨネーズも合いますので、たれとからしマヨネーズを試してみてください。ごはんにかけてもいいですし、そばやパスタにも合います。

フラックスオイルがなければ、オリーブオイルもおいしく作れます。また太白ごま油だと中華風になります。どんなお刺身でもかまいません。

もともと漬物ですので、おにぎりや炊き込みごはんにはどのような作り方でもおいしい料理になります。ホタテの貝柱はお好みでツナ缶でも大丈夫です。落花生がなければおつまみのピーナツで、白だしををすこし減らしてください。

いぶりがっこを少し炒めるとより一層風味が出て、おいしさを一層引き立てます。パスタをゆでるときに入れる塩は控えめにしましょう。

いぶりがっこは、クリームチーズに合うだけではなく、おつまみやタルタルソースにもできる万能なアイテムです。作り方は簡単で、作り置きが可能なレシピもあります。レシピや自分だけの活用法を見つけてみてください。