ハンバーグが生焼けにならない焼き方!リメイクレシピや食べた時の対処は?

ハンバーグの焼き方で中心部まで火が通らずに生焼けになってしまったことはありませんか?ハンバーグが生焼けになってしまったものをそのまま食べてしまうと、食中毒などの危険性もあります。今回、ハンバーグの生焼けにならない焼き方やコツ、そして、生焼けになってしまった時のリメイクレシピなども交えながら詳しく紹介します。生焼けにならない方法を知ることで、ハンバーグをさらに美味しく焼くことができます。

ハンバーグが生焼けにならない焼き方!リメイクレシピや食べた時の対処は?のイメージ

目次

  1. 1ハンバーグで気になるのは生焼け
  2. 2ハンバーグの生焼けの危険性
  3. 3ハンバーグが生焼けにならない焼き方
  4. 4ハンバーグが生焼けになる原因
  5. 5ハンバーグが生焼けかの見分け方
  6. 6ハンバーグが生焼けだったときの対処法
  7. 7ハンバーグが生焼けのときリメイクレシピ
  8. 8ハンバーグの生焼けは対処できる

ハンバーグで気になるのは生焼け

ハンバーグ

ハンバーグを焼くと、上手く焼けないとどうしても中心部が生焼けになってしまうこともあります。生焼けをそのまま食べてしまうと、食中毒を起こしてしまう危険性などもあるので、生焼けにならない方法として、ハンバーグの焼き方や見分け方など詳しく紹介します。

ハンバーグの焼き方や見分け方を知ることで上手く焼くことができるようになります。また、生焼けの危険性もなくなるので、ハンバーグを焼く際には、ぜひ参考にしましょう。

ハンバーグの生焼けの危険性

ハンバーグの生焼けの危険性とはどんなことがあるのでしょうか?生焼けを食べてしまったことで起こりうる食中毒の危険性のことや症状について詳しく紹介します。誤って、生焼けを食べてしまった時に早めに対処できるように心がけましょう。

食中毒になることがある

具合の悪い人

ハンバーグの生焼けの危険性の中に、食中毒になることがあります。ハンバーグはステーキとは異なり、レアで食べることではなく、赤いところは生になります。ハンバーグはひき肉から作るので、動物の種類にかかわらずひき肉自体に付着している病原体が中心部分まで入っていてとても危険です。

肉に含まれる病原体は75度以上で1分以上加熱することで死滅すると言われているので、必ず中心部まで火を通すようにしましょう。生焼けの場合、O-157やサルモネラ菌、カンピロバクター菌などで食中毒を引き起こすことがあります。

こんな症状がでたら注意

お腹の痛い人

ハンバーグの生焼けを食べてしまった後にこんな症状が出たら危険なので注意しましょう。食中毒の症状ともいえる、発熱や下痢、嘔吐などの症状があらわれます。また、症状があらわれるまでに、食べてから数時間から数週間と症状が出るまでに病原体によって症状が異なってきます。

重症化すると命にもかかわることになりますので危険なので、早めに医療機関に受診するようにしましょう。また、下痢や嘔吐などが続く場合は脱水症状を起こしやすくなりますので、十分水分を取って、脱水症状にも気を付けましょう。

ハンバーグが生焼けにならない焼き方

ハンバーグが生焼けにならない焼き方とはどんな焼き方なのでしょうか?生焼けにならないポイントとして、ひき肉をしっかりこねることや、ハンバーグのタネの真ん中をへこませること、焼き方、肉汁の色のサインについてなど詳しく紹介します。ポイントを抑えることで生焼けにならずに上手くハンバーグを焼くことができるようになります。

ひき肉をしっかりとこねる

しっかりこねる

ハンバーグが生焼けにならない焼き方の1つとして、ひき肉をしっかりとこねることになります。ひき肉をしっかりとこねることで粘り気が出てきます。粘り気が出てきて白っぽくなるまでよくこねましょう。また、材料をボウルに入れた後、塩コショウをするのもポイントの1つです。

塩コショウが入ることで合いびき肉の繊維同士がくっつきやすくなります。肉同士がくっつくことで、肉汁を閉じ込めて、美味しいハンバーグへと仕上がります。また、混ぜ方として、手のひらを使って混ぜると手の温度で肉の脂を溶かし、ベトベトになってしまうこともあります。手のひらを使うよりも指の先を使ってこねるようにしましょう。

ハンバーグのタネの真ん中をへこませる

真ん中をへこませたハンバーグ

ハンバーグが生焼けにならない焼き方の1つとして、ハンバーグのタネの真ん中をへこませるようにしましょう。ハンバーグの真ん中をへこませることで、ハンバーグのタネを作る時に完全に抜け切ることができなかった空気が膨らんでくるのを見越すことで、焼きムラが出ないように気を付けることができます。

ハンバーグの中心部分は、どうしても火の通りが悪いため、真ん中をへこませ薄くすることで火の通りも良くすることができて、ハンバーグ全体に均等に火を通すことができます。ハンバーグを作る時には、空気を抜くことと、真ん中をへこませることを忘れないようにしましょう。

生焼けにならない焼き方は?

火加減

ハンバーグの生焼けにならない焼き方の1つとして、焼き方のコツに、フライパンはよく熱したものを使うようにして焼くようにしましょう。焼き方として、フライパンをしっかり熱したあと、火加減は弱火から中火にして5分程焼きます。ハンバーグに焦げ目がついたら、ひっくり返して、フライパンに蓋をしてハンバーグを蒸し焼きにしましょう。

蒸し焼きにすることで、ハンバーグの中まで火が通りやすくなり、生焼けにならずに焼くことができます。蒸し焼きにするときには、お酒や水などを加えて、蒸し焼きにすることで風味が出てさらに美味しく焼きあがります。

肉汁が透明になったら焼けたサイン

肉汁の色

ハンバーグが生焼けにならない焼き方の1つに、肉汁が透明になったら焼けたサインになります。ハンバーグを両面焼き、しっかりと焦げ目をつけてから、竹串などを使ってハンバーグを刺してみましょう。刺した所から流れ出る肉汁の色を確認して、透明の肉汁が出てきた場合は焼けていることになります。

しかし、ハンバーグを竹串で刺した時に出てきた肉汁の色が、赤い肉汁の場合は、ハンバーグの中まで火が通っていないことになるので、中まで火が通るまでよく焼くようにしましょう。また、肉汁が灰色の場合も、火が通っていることになります。

ハンバーグが生焼けになる原因

ハンバーグが生焼けになる原因とは、どんな原因なのでしょうか?ハンバーグを作る時の厚みのことやハンバーグを焼く時の火加減の調整などについて、詳しく紹介します。

ハンバーグの厚み

ハンバーグの厚み

ハンバーグが生焼けになる原因の一つに、ハンバーグの厚みがあげられます。ハンバーグ自体が厚みがあるとなかなか、中心部まで火を通すことは難しくなります。

お店などでは、火力の強い調理器具を使ってハンバーグを焼いているので、中心部まで焼くことができますが、家庭用の調理器具を使ってハンバーグを焼く場合にはハンバーグは2cmぐらいの厚さにすると良いでしょう。

火加減の調整

ハンバーグを焼く時の火加減

ハンバーグが生焼けになる原因の一つに、火加減の調整があげられます。ハンバーグを焼く時に、火を早く通そうと思い、強火でしっかり焦げ目がつくまで焼いてから、弱火で中心まで火を通す焼き方をする人も多いですが、実はこの焼き方の場合、ハンバーグの外側ばかり焼けてしまい、中心部は生焼けになってしまうことがあります。

ハンバーグを焼く時の火加減の調整として、弱火から中火ぐらいでじっくり焼き上げていくことで、生焼けを防ぎ、ハンバーグの中まで火を通すことができます。

ハンバーグが生焼けかの見分け方

ハンバーグが生焼けかの見分け方について、詳しく紹介します。ハンバーグの断面を見ての判断する場合のことの注意点や肉汁の色で見分ける方法などを紹介します。生焼けか見分けがつくようになることで、生焼けを事前に防ぐことができるようになります。

ハンバーグの断面では分からない?

ハンバーグ断面

ハンバーグが生焼けかの見分け方の1つにハンバーグの断面を見ただけではわからない時があります。それは、スーパーなどで販売されているひき肉に、亜硝酸ナトリウムという発色剤を使っているからになります。亜硝酸ナトリウムは加熱前に、肉の血液成分と野菜の硝酸が反応してしまい、ピンクの色が固定しまうことがあります。

そのため、焼いた後で、断面を見てもピンク色が残ってしまい、ハンバーグが焼けているか見分けが難しくなってしまうことがあります。

肉汁の色で見分ける

肉汁

ハンバーグが生焼けかの見分け方の1つに肉汁の色で見分ける方法があります。ハンバーグは焼くことで、火の通りによって肉汁の色が変わってきます。ハンバーグが焼けていない時は、ドリップの色と同じく赤い色をしています。肉汁が赤色の場合は十分に火が通っていないので生焼けの危険があります。

また、肉汁が透明の場合は火が通っていることになり、その他に肉汁が灰色になっているのは加熱により肉汁に火が通ったものになります。

ハンバーグが生焼けだったときの対処法

ハンバーグが生焼けだった時の対処方法とはどのような対処方法があるのでしょうか?生焼けだったからと言ってあきらめずに、対処方法を上手くすることで、さらに美味しくハンバーグを活用することができます。ぜひ、ハンバーグが生焼けになってしまった時には参考にしてみましょう。

レンジで再加熱する

電子レンジ

ハンバーグが生焼けだった時の対処法として、電子レンジを使って再加熱するようにしましょう。フライパンを使って再度加熱するのも良いですが、何度もフライパンで焼いてしまうと焦げすぎてしまうこともあります。電子レンジを使うことで、焦げる心配もなく中心部まで火を通すことができるようになります。

電子レンジの機種によっても加熱時間は異なってきますが、ラップをかけ600Wで1~2分程加熱するようにしましょう。

リメイクレシピで楽しむ

ハンバーグが生焼けだった時の対処法として、リメイクレシピにして活用しましょう。ハンバーグは色々なリメイクレシピを作ることができます。いろいろなリメイクレシピにして、作る楽しさを味わいながら、さらに美味しく仕上げましょう。

ハンバーグが生焼けのときリメイクレシピ

ハンバーグが生焼けの時にはどんなリメイクレシピがあるのでしょうか?せっかく作ったハンバーグが生焼けだった時に、リメイクすることで美味しく食べることができるおすすめのリメイクレシピを紹介します。

ハンバーグドリア

ハンバーグドリア

  • ハンバーグ1個
  • ごはん1杯分
  • シチュールー1/8片
  • 牛乳100cc
  • とろけるチーズ適量
  • パセリお好みで
  • こしょうお好みで
 
  1. フライパンに牛乳とルーを入れて弱火にかけます。木べらで混ぜながらルーを溶かしましょう。溶けたらホワイトソースの完成です。
  2. 耐熱皿にご飯を入れて、ホワイトソースを入れてご飯の上にまんべんなく敷き詰めます。その上にハンバーグをのせましょう。上からとろけるチーズかけます。
  3. オーブントースターで5分程焼いたら出来上がりです。お好みでパセリやこしょうをかけましょう。

ハンバーグが生焼けのリメイクレシピの一つでもある、ハンバーグドリアは作り方もとても簡単で、フライパンの後にオーブントースターで再加熱することでさらに火が入り、生焼けにならずに美味しく食べることができます。子どもにも人気のあるレシピの1つです。

煮込みハンバーグ

煮込みハンバーグ

  • ハンバーグ1個
  • しめじ1/4株
  • 玉ねぎ1/2個
  • 小麦粉大さじ1
  • しょう油大さじ1
  • トマトケチャップ大さじ1
  • バター大さじ1
  • こしょう少々
  • 水1カップ
 
  1. フライパンに油をひかずに小麦粉を炒め、きつね色になるまで炒めたら取り出します。
  2. フライパンんにバターをひき、しめじと玉ねぎのスライスしたものを炒め、1で取り出した小麦粉を入れて炒めます。
  3. そこにしょう油、トマトケチャップ、水を加えて煮立たせとろみがついてきたら、生焼けのハンバーグを加えます。
  4. 弱火にして3分程煮込んで、竹串をハンバーグに刺し、肉汁に赤色がなければ煮込みハンバーグの出来上がりです。

ハンバーグが生焼けの時のリメイクレシピとして、中心まで火が通りやすい煮込みハンバーグは、生焼けという失敗は起こることがないレシピになります。味もしっかりしているので、ご飯との相性も良い一品です。

ロールキャベツ

  • ハンバーグ3個
  • キャベツ6枚
  • しょう油小さじ1
  • A水400cc
  • A酒小さじ1
  • Aみりん小さじ1
  • A和風だしの素小さじ1
 
  1. キャベツの芯の部分を平らにして、さっとゆでて柔らかくして粗熱を取ります。冷ましている間にAの材料を鍋に入れて火にかけます。
  2. 半分に切ったハンバーグをそれぞれキャベツで包み楊枝で止めます。
  3. 鍋が沸騰したら2を鍋に入れて、蓋をして8分程蒸します。最後にしょう油を入れて混ぜます。味が整ったら完成です。

ハンバーグが生焼けだった時のリメイクレシピとしておすすめのレシピでもあるロールキャベツは、ハンバーグが大きい時は半分または3等分に切ってから、キャベツで包むことをおすすめします。しょう油が入ることで、洋風のハンバーグが和風のロールキャベツへと変身します。スープもご飯にとても合い美味しいです。

ハンバーグの生焼けは対処できる

ハンバーグの一口

ハンバーグの生焼けについて詳しく紹介しましたが役に立てたでしょうか?ハンバーグは中心部まで火を通すことが難しい料理の1つですが、生焼けにならない方法や見分け方で、事前に生焼けを防ぐことができます。生焼けになってしまっても、そのまま食べることはとても危険なのでやめましょう。

生焼け後も、リメイクしたり、再加熱したりすることで生焼けを上手く対処することができます。きちんと火を通して、美味しく食べるようにしましょう。

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