カレールーのカロリーは高い？ダイエットにおすすめの食べ方は？

カレーライス1皿のカロリーは、おおよそ600～900キロカロリーです。さらに、糖質は100グラム程もあります。とてもじゃないけど、ダイエットからは程遠い感じがします。食べ方やタイミングを気をつけるだけで、本当にダイエット中でも食べられるのでしょうか？

カレールーには、沢山のスパイスが入っています。そのスパイスこそが、私達の美容と健康の味方です。カロリーの高いカレールーを、ダイエット中に食べる事ができるのは、まさにスパイスのおかげです。例えば、ターメリックは別名ウコンとも呼ばれていて、肝臓の機能を助けてくれます。

辛味の元はカプサイシン、こちらは燃焼系で脂肪を燃やしたり、汗をかいたりできます。ジンジャーは身体を温め、ガーリックで疲労回復、クミンは消化促進と、うれしい効能が盛りだくさんです。

結論から言うと、「朝」がおすすめです。スパイスのうれしい効能を最大限活かせるのが、朝なのです。国民的アスリートなど有名人も「朝カレー」を実践しています。眠たい身体をスパイスで叩き起こして、脳の血流を増やして栄養を送り、新陳代謝を高めて、日中の活動で消費しましょう。反対に夜、カロリーの高いカレーを食べてしまうと、消費されずに蓄えてしまうので注意が必要です。

朝カレーダイエットとは、朝食にヘルシーカレーを食べるだけのダイエット方法です。2、3日おきに、少なめのごはんとカレールーを食べるという物で「朝」で無くてはいけません。昼と夜は腹八分目に抑えて下さい。カレールーはレトルトでも大丈夫なので、気軽に始められます。

カレールーは、スパイスと小麦粉を油で固めてできています。小麦粉と油は、カロリー・脂質・糖質のかたまりで、ダイエットには不向きです。しかし今は、各社でカロリーオフタイプのカレールーを販売してるので、そちらを使うだけで、かなりカロリーと糖質を抑える事ができます。

一番おすすめなのは、カレールーを使わずカレー粉で作る事です。少しハードルが高いですか？ではまず、カレー粉を足してカレールーを減らしてみましょう。それだけでも、カロリーと糖質が、かなり抑えられます。

カレーと相性バツグンの「トマト」を使うのも良いです。トマトを多めに入れると、カレールーの量を減らす事ができますし、緑黄色野菜であるトマトは、リコピンが豊富で活性酸素を減らし、脂肪燃焼を助けます。さらに、油と加熱すると吸収率があがるというので、トマトカレーはダイエット中にこそ食べたいメニューです。おすすめしない理由が見当たりません。

カレールーは、飲み物ではありません。必ず良く噛んで食べて下さい。特にごはんも一緒に流し込むような食べ方をしてしまうと、満腹感を感じる暇がなく、必要以上に胃に詰め込んでしまいます。咀嚼はダイエットの基本ですから、食べやすいカレールーもしっかり噛んでゆっくり食べましょう。

カレーライスのカロリーと糖質が高いのは、カレールーばかりではありません。次は、カレールー以外の要因に注目してみましょう。

カレールーの相方は…「ごはん」です。美味しくて、つい、おかわりしたくなりますが、白米はカロリーも糖質も高いです。しかし、ごはんを抜いてカレールーだけで食べると、お腹がいっぱいにならずに食べ過ぎてしまいます。ごはんの量を減らさず、カロリーと糖質だけを抑える為に、こんにゃく米や雑穀米・玄米でかさ増ししましょう。雑穀米は少し抵抗があるという方でも、カレーライスなら食べやすいです。

カレールーに入れる具材によって、カロリーと糖質は全然変わります。ダイエット中でも食べられるおすすめの具材は、ずばり、シーフードです。シーフードのメインとなる海老のカロリーは100グラムで100キロカロリー以下とかなり低いです。牛バラ肉が、100グラム370キロカロリー程度、肩肉でも180キロカロリー程度あるので、大幅にカロリーダウンできます。

カレールーにお肉が入っていないなんて考えられないという方には、チキンカレーがおすすめです。脂肪分の少ないささみや、皮なしの胸やもも、または、手羽元を入れてじっくり煮込んでも良いです。じゃがいもを減らして、きのこ類を入れてもカロリーダウンできます。

小さな事ですが、具材を炒める時にサラダ油を使っていますか？油は一滴でも少ない方がカロリーは下がります。お肉を入れるのであれば、お肉から出る油で炒めたり、油の要らないフライパンを使ったり、炒めずにレンジで加熱してから調理したりと、油を減らす工夫も大切です。

実は、レトルトカレーは低カロリーな物が多いです。1食100キロカロリー以下のものまで販売されています。こんにゃく米や雑穀米にかけると、1食300キロカロリーも可能です。忙しい時に重宝します。

カレーを食べる時、つい単品で食べていませんか？スプーン持って、ひたすらカレーライスを食べ続ける…これでは、ダイエットとは程遠くなってしまいます。必ず、ボリュームたっぷりのサラダを用意しましょう。ドレッシングは、ノンオイルがおすすめです。カレールーは味が濃いので、あっさりしたサラダが美味しいです。

それでは、カレールーのカロリーと糖質を抑えた美味しいレシピを紹介します。ダイエット中でも美味しくカレーをいただきましょう。

こんなに豪華でボリュームがあれば、さぞがしカロリーはお高いのでは？実は、低カロリーなんです。ダイエット中だけど、たまにはガッツリ食べたいという方におすすめです。

なんと、ノンオイルのヘルシーカレールーです。キレイなグリーンが身体に良さそうです。胃もたれ無しのグリーンカレーですが、食べ過ぎには注意しましょう。

たっぷりの野菜もこんな食べ方なら、ペロリといけそうです。胸肉とマンナン入りのごはんで、とてもヘルシーです。更に、きのこが入ってデトックス効果も期待できます。

かぼちゃとカレーのこんな食べ方はいかがでしょうか？スパイシーなかぼちゃはくせになります。かぼちゃの甘みが苦手な方にもおすすめです。ダイエット高野の量を加減したり、好きな野菜を入れて、自分好みに仕上げましょう。

ダイエットの定番、お豆です。ひよこ豆がお肉の代わりに良い仕事をしてくれます。雑穀米と組み合わせて最強コンビになります。

斬新にワイルドに、ライスを豆腐にチェンジしました。豆腐は、低カロリーで満足感があるので、ダイエットにはもってこいの食材です。色々考えずに、カロリーも糖質も抑えられます。

おからを沢山使うことで、カロリー・脂質を抑えて、食物繊維をプラスできます。水分が少ないので、お弁当に入れてもGOODです。

カレールーの相方は、ライスだけではないです。定番のカレーうどんも、糖質ゼロ麺をつかえばヘルシーにいただけます。カレーうどんにすると、じゃがいも無しでもいけるので、更にカロリーダウンが望めます。

ダイエット中でも、外食する機会は多いです。外食だと、どうしても、脂肪分・糖質・カロリーてんこ盛りなので、特にカレーライスは気をつけないと、あっという間に、1食1000キロカロリーを超えてしまいます。

1食でそんなにカロリー摂取したら、他の食事はどうすれば…なんて事になってしまいます。でも、最近は健康志向でダイエット向きのお店も増えてきているので、安心してください。家での食べ方だけではなく、外食でのお店・メニュー選びも重要ですね。

野菜たっぷりのヘルシーカレーです。メニューを選ぶ時に「野菜」というワードが入っているかも一つの基準になります。雑穀米と大きな蓮根が目をひきます。ダイエットの中でも、こだわりのあるカフェでオシャレでヘルシーなランチタイムを楽しんで下さい。

いかがでしたか？学校給食でも、高頻度で登場するカレーライスは、様々な栄養が沢山詰まったメニューです。なんとなくカロリーが高そうだからとか、太りそうだからと敬遠しないで、一工夫してみましょう。食べ方次第で、ヘルシーなダイエット食にもなります。大人も子どもも大好きなカレーで、苦手食材を克服できるかもしれません。色々試して、貴方だけの究極の「ヘルシー旨カレー」を探してみて下さい。