デミグラスソースの作り方・レシピ!基本や本格ソースなど紹介!

デミグラスソールは色々な料理に活用できるソースですが、その作り方・レシピはどうなっているでしょうか?デミグラスソースは基本的なレシピをまずおさえた上で、より本格派の作り方や時短でできるレシピなどもぜひ覚えたいものです。デミグラスソースの作り方を知っていれば料理のレパートリーも広がりますから、ぜひこの機会にデミグラスソースの作り方とデミグラスソースを使ったレシピをチェックしましょう。

デミグラスソースの作り方・レシピ!基本や本格ソースなど紹介!のイメージ

目次

  1. 1デミグラスソースの作り方・レシピが知りたい!
  2. 2デミグラスソースとはどんなソース?
  3. 3デミグラスソースの基本レシピを紹介
  4. 4即席で作れるデミグラスソースを紹介
  5. 5本格デミグラスソースに挑戦しよう!
  6. 6デミグラスソースを使った洋食レシピ集
  7. 7余ったデミグラスソースの保存方法
  8. 8デミグラスソースの作り方・レシピで洋食を作ろう!

デミグラスソースの作り方・レシピが知りたい!

デミグラスソースは日本の洋食文化において欠かすことのできないソースのひとつであり、お肉料理からパスタまで色々な料理に活用されているソースです。そんなデミグラスソースは洋食屋などで食べることは多いものの、自分で本格的なものを作ったことはないという人も多いかもしれませんが、実はその作り方・レシピは案外簡単なのです。

今回は、そんなデミグラスソースの作り方・レシピについて詳しくみていきます。デミグラスソースとはそもそもどのようなソースであり、どんな調味料で作られているのかをチェックした上で、まずはその基本的なレシピをチェックします。それから本格派のレシピやデミグラスソースを使ったレシピもチェックするので、必見です。

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デミグラスソースとはどんなソース?

デミグラスソースはぜひともそのレシピを知って色々な形で活用していきたいものですが、そもそもデミグラスソースとはどのようなソースなのか気になっている人も多いかもしれません。洋食の基本ソースと言われているデミグラスソースですが、どのような調味料で作られどのような味わいのソースなのかを、まずは再確認しましょう。

デミグラスソースとは洋食の基本ソース

デミグラスソースというのは数あるソースの中でも特によくその名前を聞くもののひとつですが、洋食の基本ソースのひとつと言われています。デミグラスソースは黒に近い赤茶色のソースであり、ドミグラスソースやドビソースなどと呼ばれることもあります。その起源としては、古典的なフレンチで使われていたのが始まりとなっています。

そんなドミグラスソースは明治時代から数十年前に到るまで西洋料理が日本に伝来し定着していく中でもたらされ、色々なジャンルの洋食に活用するために日本人にとっても馴染深い味となりました。デミグラスのデミとはフランス語で半分を、グラスは氷を意味しますが、ソースの名称としては煮こごりや煮詰めた濃厚ソースなどの意味をもちます。

そんなデミグラスソースは幅広い洋食に使われており、洋食の味といえば食材はどうあれデミグラスソースの味だという風に連想する人も多いことでしょう。デミグラスソースはハヤシライスやハッシュドビーフ、ビーフシチューなどの煮込み料理やご飯ものに使われることが多く、さらにはオムレツやハンバーグなどにも使用されます。

デミグラスソースはエスパニョールソースとも呼ばれるブラウンソースを煮詰めて作るというプロセスで作られることになるソースであり、濃厚な味わいが特徴です。バターのルーとフレンチの出汁であるフォンドボーを組み合わせており肉や野菜などの旨味が凝縮されていますが、ワインなどの風味も効いたバランス感が味の決め手となります。

デミグラスソースの基本材料とは?

そんなデミグラスソースは、ぜひとも基本材料を知った上で基本的な定番レシピからおさえていきましょう。もちろんデミグラスソースのレシピにもさまざまなものがあり、本場フランスでもそこから派生した日本の洋食でも色々な作り方があります。しかし、確実に必要な基本材料などはある程度決まっているので、まずはそれを覚えましょう。

お伝えしたようにルーとフォンドボーを組み合わせるというのがデミグラスソースの基本となりますから、まずはこれらの具材を用意することになります。デミグラスソースを作る際にはまず小麦粉をバターで炒めたものを用意します。このようにして炒めたものを冷ましたものがルーとなり、ここにフォンドボーを加えていくことになります。

そして肝心のフォンドボーは、牛肉の骨や筋などを基本材料として作ることになります。もちろん野菜も加えますが、野菜の定番としては玉ねぎ・セロリ・人参の組み合わせが定番となっており、これらは合わせてミルポワと呼ばれることもあります。これらの具材と煮込んでいって作られるのがフレンチの出汁であるフォンドボーとなります。

また、このフォンドボーを作る際にはトマト缶を加えてほどよい酸味を加えるのも定番となっており、風味づけとしては赤ワインを入れるというレシピもかなりスタンダード化しているようです。このような具材がデミグラスソースを作るときの基本的な材料となっていますが、さらに蜂蜜や果物、スパイスなどを入れる場合もあるようです。

もちろんそれらを加えずに基本レシピをマスターしておけば基本的な洋食を作れるようになりますが、より個性を出したい場合にはこのような基本的な材料に応用をきかせていくのもアリでしょう。また、即席で作れる時短レシピはかなり材料が異なるものですが、本場のフレンチでもルーを使わずに出汁のみを煮詰める作り方などもあります。

しかしルーを使わない方が煮詰める技術や時間などによりこだわらなくてはならずに難しいとされており、初心者がまずおさえておきたい基本レシピはむしろルーと出汁をバランスよく使うものとなります。まずはそんなルート出汁を組み合わせた基本レシピ、さらにはより材料の多い本格レシピや材料の少ない即席レシピもチェックしましょう。

デミグラスソースの基本レシピを紹介

デミグラスソースは洋食には欠かせないソースのひとつであり、シンプルな調味料の組み合わせで作られることがわかりました。そしてお肉料理から煮込み料理、ご飯ものにまで幅広く活用できるのがこのデミグラスソースですが、まずはその基本レシピを知っておきましょう。この基本レシピを使えば、定番料理などは間違いなく作れるでしょう。

デミグラスソース基本レシピの材料は?

デミグラスソースはまず基本レシピをおさえておき、そこからこだわりたいときには本格レシピを、時間がないときには即席レシピを、という風に臨機応変に作り分けていくのがおすすめだと言えます。基本的なレシピは、本格レシピのようにフォンドボーから作る必要はありませんが、小麦粉をバターで炒めてルーを作るのが基本となります。

そのため、用意する材料としてはまず小麦粉とバターが挙げられます。これらでルーを作っていくことになります。これらはそれぞれ大さじ1杯程度ずつでよいでしょう。さらに玉ねぎも炒めていくことになり、1個程度を使用しますが、さらに調味料類として大さじ6杯のケチャップ、大さじ4杯のとんかつソース、大さじ1杯の醤油も用意しましょう。

また、牛乳と赤ワインも大さじ3杯程度を用意して、コンソメを半個分使用するとよいでしょう。もちろん玉ねぎ以外の具材を炒めて本格的なフォンドボーを作ってもよいですが、それは本格レシピでチェックするとして、小麦粉とバターで作るルーにはしっかりこだわりましょう。その上で、ケチャップやソースなどの調味料をうまく活用します。

また、ケチャップを使用しないレシピとしてはトマト缶やトマトピューレなどを使用しても構いませんが、その場合には醤油や塩などをやや多めに活用するようにしましょう。ルーにこだわる代わりに味付けとしては具材をカットして長時間煮詰める必要がなく、缶詰や調味料を使って作れるこの基本レシピを、まずは確実にマスターしましょう。

デミグラスソース基本レシピの手順は?

デミグラスソースの基本レシピをおさえておけば、そのソースのレシピを変える必要はなく、ソースをかける料理をオムレツにしたりハンバーグにしたりして楽しむことができるでしょう。そのためそのレシピ手順もしっかりと覚えておきたいものですが、この基本レシピの要とも言えるルーづくりを、小麦粉とバターを使ってまずは行います。

まずはフライパンでバターを入れずに小麦粉大さじ一杯を空炒りにします。その上で、それを別皿にとっておきましょう。そして薄切りにした玉ねぎをバターで炒めていきます。バターが全体的に溶けたら玉ねぎを加えて、玉ねぎの色が変わるまで炒めていきます。その上で空炒りしておいた小麦粉を加えて、練るように混ぜ合わせていきます。

粉っぽさがなくなるように炒めて固め、ペースト状にしたら、次の工程に移ります。ここからは残りの材料をすべて混ぜ合わせて煮詰めていきます。まずは水を200cc程度入れた上で、他の調味料をすべて加えましょう。あとは、全体が均一に混ざってとろみがつくまで煮込むだけです。大体、15〜20分程度を目安に煮詰めるとよいでしょう。

このように煮詰める際には、焦げないように底をかき混ぜながら煮詰めていくようにしましょう。玉ねぎと小麦粉でルーを作るこの基本的なレシピは、調味料を絶妙なバランスで組み合わせることで簡単ではあるものの本格レシピに近い味わいを出すことができます。そのため、玉ねぎの炒め方と調味料の配合にはしっかりとこだわってください。

デミグラスソース基本レシピのコツは?

お伝えしたようなシンプルな組み合わせと簡単な手順で作ることのできるデミグラスソースの基本レシピですが、そんな基本レシピを作る上でもいくつかのコツがあるのでそれをおさえておきましょう。まず重要なのはやはり玉ねぎの切り方や炒め方です。玉ねぎは薄くスライスするのがポイントですが、その切り方一つでも味わいが変わってきます。

デミグラスソース基本レシピを作る上で重要となる玉ねぎの切り方は、玉ねぎを横にして繊維を断つように切っていくことです。こうすることで繊維が断たれて玉ねぎの辛みやピリッとした刺激がおさえられて、甘みが出やすくなるのでおすすめです。また、こうして切った場合には水分が出やすいので、水分を飛ばしながら炒めましょう。

また、小麦粉を空炒りにしてから加えるのは、香ばしさとコクが加わるためであり、粉っぽさが出てしまうとこれらが損なわれてしまうので要注意です。また、玉ねぎと小麦粉を炒めるときもそうですし調味料類を加えてから煮込むときもそうですが、底に張り付いて焦げないように注意しましょう。焦げてしまうと、風味が台無しになります。

焦がさないようにしつつもしっかりと火を通して香ばしく深い味わいにしていくのが、デミグラスソースの作り方の基本だと言えます。この基本レシピは特にシンプルに作れるレシピとなっていますが、そんな基本レシピだからこそちょっとしたプロセスを丁寧に行うことが、どの料理にもよく合う芳醇な味わいのソース作りのポイントとなります。

即席で作れるデミグラスソースを紹介

基本となるデミグラスソースの作り方・レシピをチェックしましたが、基本的なレシピでもやや手間がかかりそうだという人もいるかもしれません。より本格派の煩雑なレシピもある一方で、やはり時短でも作れるレシピも知っておきたいものです。即席で作れるデミグラスソースレシピを紹介するので、忙しく料理をする時間がない人も必見です。

即席デミグラスソースの材料・レシピは?

お伝えした基本レシピをまずはマスターしたいデミグラスソースですが、より簡単に時短で洋食に抜群に合う濃厚で芳醇な味わいのソースを作ることもできます。即席デミグラスソースの材料はたったの3つであり、まずデミグラスソースがどんなものか作ってみたい人や本格タイプを作る時間的な余裕がない人には特におすすめのレシピとなります。

即席デミグラスソースの基本的な材料はケチャップ・醤油・とんかつソースのたった3つであり、それぞれ大さじ3杯・大さじ1杯・大さじ2杯程度の割合で用意しておくとよいでしょう。これらをフライパンにすべて入れて弱火で煮詰めていき、全体がしっかりと混ざって馴染んでとろみが出てきたら即席デミグラスソースの完成となります。

このようにかなり簡単にデミグラスソースを作ることもできますが、やや甘みが足りないという場合にはみりんや砂糖などを小さじ一杯程度加えて作るのもアリでしょう。また、より香りを出したいというときには隠し味として赤ワインを入れるのもアリです。このように、簡単に作りたい場合には野菜や肉などを煮込まずに作ることも可能です。

即席デミグラスソースレシピのコツは?

そんな即席デミグラスソースを作る上でのちょっとしたコツとしては、ケチャップを主体としてソース、醤油との割合をバランスよく用意するということがまず挙げられます。このバランス感こそが即席デミグラスソースの鍵を握っています。また、水分を加えないのが基本ですから、とろみがつきすぎてしまうこともあるのでうまく調整しましょう。

また、味的にやや辛すぎるという場合にはお伝えした通りみりんや砂糖などを加えるというのが特に定番の方法となっていますが、逆に辛味が足りないという場合にはとんかつソースの量をやや多めにしてデミグラスソースを作ってみるのがおすすめとなります。このように、ちょっとした調味料の割合によって味を変えてみるのも面白いです。

また、どのようなケチャップを使用するのか、どのようなソースを使用するのかということによっても味が変わるので色々な組み合わせを試してみてはいかがでしょうか?また、コクが欲しい場合にはバターも少量加えるのがおすすめです。シンプルだからこそちょっとした割合に注意して、決して焦がさないようにソースを作ってください。

本格デミグラスソースに挑戦しよう!

お伝えしたように即席の時短レシピでも作ることが可能なデミグラスソースですが、時間に余裕があるというときにはぜひともより味にこだわったソースに仕上げるのもアリでしょう。基本レシピと時短レシピも踏まえた上で、本格デミグラスソースのレシピを知っておけば、よりこだわりたいというときに重宝すること間違いありません。

本格デミグラスソースレシピの材料は?

本格デミグラスソースのレシピというのは、基本レシピや時短レシピに比べるとかなりこだわったものであり、下処理や準備なども含めるとかなり時間がかかるものです。しかし、牛すじ肉なども使用して作るので、かなり味わいは濃厚で美味しいと話題です。そんな本格レシピは、まず用意すべき材料をしっかりと確認しておきましょう。

用意するのはまず一番出汁用の牛すじ肉1kg、セロリ一本、人参3本、トマト缶1缶、玉ねぎ2個、ニンニク2株、赤ワイン500ccです。ここにりんご1個も加えましょう。そして2番出汁は1番出汁を濾したものと、セロリ・玉ねぎ・人参・トマトをそれぞれ1つずつ用意したもので作ります。このように、かなり手の込んだレシピとなります。

そして基本レシピ同様に、しっかりとルーも小麦粉とバターを組み合わせて作ることになります。これらをまずは別々で作っていき、混ぜ合わせて煮詰めるというプロセスで本格派のデミグラスソースは作っていくことになります。さらに、仕上げ用としてカルダモン・ナツメグなどのスパイス、蜂蜜やリンゴなども最後に別で用意しましょう。

まず出汁を二段階に分けて作るなどのプロセスを考えるとかなり作るのが大変そうなイメージもある本格デミグラスソースのレシピですが、慣れてしまえば案外簡単に作ることができるので、一つ一つの手順を丁寧に理解しておくことが重要となります。ぜひその手順、そしてコツもおさえた上で、本格派のソースを作り上げてしまいましょう。

本格デミグラスソースレシピの手順は?

本格デミグラスソースレシピの手順としては、まず一番出汁を作ることになります。牛すじ肉を炒めていき、油を捨てながら焼き色がつくまで炒めていくようにしましょう。バターなどは使用せずに炒めて、焼き色がついたら鍋に移します。表面を焼くイメージであり、中まで完全に火が通る必要はないので、すぐに野菜炒めの工程に移りましょう。

一番出汁に使用する野菜の材料をすべて適当な大きさにカットして炒めていきます。玉ねぎは薄切り、人参は半月切りなどにして、あまり細かくしすぎない状態で炒めていきます。玉ねぎが飴色になってきたら鍋に移しましょう。それから、水を1.5L程度鍋に加えて、ホールトマトもややカットを入れた状態で鍋に入れ、まずは沸騰させましょう。

一度沸騰したら弱火にして、ここから10時間程度煮込んでいくことになります。この間、適度にアクと油をとります。そして10時間程度煮込んで全体の6割程度まで量が減ったら一番出汁の完成であり、これを濾して残ったものを二番出汁に活用します。二番出汁の作り方も基本的には同じであり、野菜を炒めてから10時間程度煮詰めていきます。

そして2番出汁は大体半分程度の量に減るまで煮詰めた上で、一番出汁同様に濾して、濾したクリーンなもの同士を混ぜ合わせればフォンドボーの完成となります。混ぜてから沸騰するまで火にかけて、アクなどを取り除きましょう。それからフライパンにバターを入れて、焦げないように小麦粉を加熱してブラウンルーを作っていきましょう。

焦げないように炒めた上でペースト状になったら火を止めて冷ましておきます。粗熱がとれて冷めたら、フォンドボーをお玉一杯程度加えて中火で混ぜます。泡立て器などを使って混ぜた上で、徐々に馴染ませてフォンドボーの量を増やします。弱火にして全体を馴染ませて、すべて混ぜ終わりとろみがついたら本格デミグラスソースの完成となります。

本格デミグラスソースレシピのコツは?

お伝えしたように本格デミグラスソースを作るときに使用する材料は他のレシピに比べてかなり多い上に、手順も一見煩雑に見えるものです。しかし、1番出汁・2番出汁、ルーをそれぞれ丁寧に作った上では、とろみがつくまで混ぜるだけなので案外簡単です。また、時間もかかるために根気よくアクをとることが重要なコツのひとつとなります。

また、野菜を炒めるときにもルーを作るときにも、決してフライパンの底が焦げ付かないように丁寧に混ぜつつ火加減を強くしすぎないこともコツとなります。焦げてしまうとどれだけ材料にこだわっても美味しいクリーンなデミグラスソースを作ることはできないので、要注意です。また、煮込む水は硬水の方が美味しいとも言われています。

さらに基本的なレシピ手順はお伝えした通りですが、このレシピで作った上で最後に材料の項でも述べたスパイスや蜂蜜などを仕上げの味として入れてから1時間程度煮込めば、より風味豊かなものに仕上がるので余裕がある場合には実践してみましょう。ただし、隠し味であれ何であれ化学調味料などは決して入れないということも重要です。

また、本格デミグラスソースを美味しく作るためには、焦がさないことやアクをとることなどの基本的なコツを守りつつ、慣れるまで根気強く作り続けることも重要だと言われています。材料や作り方にこだわるほど美味しいものは作りやすいですが、味をより追求するためには慣れによってわかる絶妙なバランス感が重要ともなるものです。

デミグラスソースを使った洋食レシピ集

本格派のデミグラスソースレシピというのも、案外簡単に作ることができるものですが、そんなデミグラスソースを使った洋食レシピにはどのようなものがあるでしょうか?シチューやパスタ、ハンバーグなどデミグラスソースを活用できる洋食レシピというのは非常に多いものですが、特に定番でおすすめのものを厳選して紹介します。

みんな大好き「煮込みハンバーグ」

デミグラスソースを使用した洋食レシピの代表格としてまず挙げられるのが、煮込みハンバーグです。煮込みハンバーグはデミグラスソースで美味しく楽しめる料理の定番中の定番であり、子供から大人まで皆で楽しめるレシピとなっています。まずは玉ねぎをみじん切りにして炒め、ひき肉やパン粉などと合わせてタネを作っていきます。

飴色になった玉ねぎを半個分、パン粉大さじ3杯は牛乳に浸しておき、合い挽き肉を250g程度用意します。これをすべてしっかりと練って、ナツメグや呼称も加えましょう。あとは小判形に成形した上で真ん中にくぼみをつけて、フライパンに油をひいてまずは片面を焼き目がつくまで焼きます。それから裏返して、裏面も同じように焼きます。

両面が焼けたら、用意しておいたデミグラスソースをハンバーグの半分程度の高さまで入れて、弱火でじっくりと煮込んでいきます。煮込む前にハンバーグを加熱しすぎる必要はなく、焦げる前にソースを入れて煮込みましょう。あとは15〜20分程度焦げないように蓋をして丁寧に煮込んだら、美味しいハンバーグの完成となります。

上品な味わいの「半熟卵のオムライス」

オムライスはケチャップのみで楽しむという人も多いかもしれませんが、いつもよりも上品な味わいでオムライスを楽しみたいという場合には、ぜひデミグラスソースを活用してみてください。半熟でふわとろに仕上げた上でデミグラスソースをかければ、濃厚ながらも飽きのこない品のあるオムライスとなるでしょう。

まずはケチャップライスを作るべく、食べやすい大きさに切った鶏肉と玉ねぎのみじん切りを炒めて、ご飯も加えて炒めていきます。ケチャップを少量と塩胡椒もひとつまみ程度加えて作り、デミグラスソースを後からかけるために薄味にしておきます。それから、まず卵の3分の2程度をスクランブルエッグにした上で、残った卵液に戻します。

それから再び卵をフライパンに入れて形を整える程度に再度加熱して、半熟度合いを保つようにします。あとは成形して盛り付けたケチャップライスに半熟オムレツをのせて、上からデミグラスソースをかけたら完成となります。お好みでパセリ粉末を振りかければおしゃれに仕上げるでしょう。

余ったソースで「ミートスパゲッティ」

デミグラスソースをハンバーグやオムライスなどに使うのは定番とも言えますが、ソースが余っているときにはミートスパゲッティにも挑戦してみてください。デミグラスソースはパスタとの相性も抜群であり、時短でも美味しいパスタを作ることができます。

ミートスパゲッティを作るときにはまず、玉ねぎのみじん切りとひき肉をフライパンで炒めていきます。火が通ったらデミグラスソースを加えて味をなじませ、塩胡椒で味を整えておきます。それから同時進行でスパゲッティを茹でておきます。規定時間通りにパスタを茹でた上で、皿に盛りつけておきます。

あとは味を整えたデミグラスソースをスパゲッティの上にかけるだけで完成となります。このように、ひき肉などの具材を炒めてソースと絡め、それをかけるだけで美味しいミートスパゲッティが完成するので、ぜひ時短レシピとして試してみてください。

余ったデミグラスソースの保存方法

デミグラスソースはお伝えしたように子供が大好きなハンバーグから家族皆で楽しめるシチューにまで活用でき、実に使い勝手のよいソースのひとつだと言えます。だからこそデミグラスソースのレシピを知っておけばかなり役立つこと間違いなしですが、そんなデミグラスソースを作って余ってしまったときの保存方法も覚えておくと便利です。

デミグラスソースの冷蔵保存方法・期間は?

デミグラスソースは基本となる作り方から応用編の本格派の作り方までをチェックした上で、ぜひ自分好みのソースを追求したいものです。そして作ったソースをすぐに使い切れないというときにはしっかりと冷蔵保存しておきたいものです。果たして、デミグラスソースの冷蔵保存方法や冷蔵保存した場合の保存期間はどうなっているでしょうか?

デミグラスソースの冷凍保存方法は基本的に簡単であり、タッパーなどにできるだけ密閉した状態で冷蔵庫に入れるというだけになります。常温保存ではその日のうちに食べないとまずいと言われているデミグラスソースですが、冷蔵庫で保存することで長ければ2〜3日程度は保存しておけるので、ぜひこの冷蔵保存方法を活用してみましょう。

もちろんデミグラスソースを冷蔵保存した場合でも1週間程度も品質が保たれるわけではないので、できれば次の日のうちに食べてしまうというのがおすすめとなっています。そしてデミグラスソースをその日のうちや次の日のうちに食べ切れなそうな場合には、ぜひとも冷蔵保存だけでなく冷凍保存の方法やその期間というのもチェックしましょう。

デミグラスソースの冷凍保存方法・期間は?

デミグラスソースは大量の具材などを煮込んで本格派のレシピで作るという場合もあるかもしれませんが、それをとりあえずその日の晩御飯のハンバーグなどで使ったとしてもソースがかなり余ってしまうということはあるかもしれません。そんなときにソースを捨ててしまうのはもったいないですから、冷凍保存して品質を長く保つようにしましょう。

デミグラスソースを冷凍保存する場合には、密閉して保存することが非常に重要となります。空気が入ってしまうとどうしても保存期間を延ばせるとされる冷凍保存でも、品質が比較的短い期間で落ちてしまうこともあるので注意が必要です。ジップロックなどに密閉しておくのもよいですし、より小さめのタッパーなどに入れるのもアリです。

また、氷のようにキューブ状にして固めておけば料理のときに小分けで使いやすいというメリットがあります。使う量にも合わせて保存方法を変えたいものですが、どの方法でも空気をしっかり抜くことが重要です。そんなデミグラスソースを冷凍保存した場合の保存期間としては、最長で1か月程度となっているようです。

デミグラスソースの解凍方法は?

お伝えしたように適切な方法で冷凍保存したいデミグラスソースですが、そんなデミグラスソースは解凍方法もしっかりとマスターしておきたいものです。冷凍していた場合には解凍しないと実際の料理には使えませんが、デミグラスソースを使った料理によっても微妙に解凍方法が異なるために、ぜひ解凍方法も正しく実践しましょう。

まず煮込み料理などにデミグラスソースを使用する場合には、凍ったまま鍋に入れて加熱して料理に使うことが可能となっています。そのために、他の具合も組み合わせて煮込む場合には、デミグラスソースを凍ったまま適量入れて料理を作ってみてください。また、ソースとしてかけたい場合には、湯せんやレンジなどを使って溶かすとよいです。

電子レンジに解凍モードがある場合にはかなり便利ですが、煮込み料理などにする場合には無理にレンジを使う必要はなく、冷凍しておいたまま使うことができます。また、少量で保存しておくといざ調理をするというときに便利ですが、量を調整したい場合には袋などに入れた状態からポキッと折るなどして解凍していくとよいでしょう。

デミグラスソースの作り方・レシピで洋食を作ろう!

今回は気になるデミグラスソースの作り方・レシピをチェックしてきましたが、いかがでしたでしょうか?デミグラスソースは洋食の基本とも言われるソースのひとつですが、そんなデミグラスソースはまず基本となる作り方をおさえた上で、時間がないときに便利な時短レシピとよりこだわった本格的な作り方・レシピもマスターしてしまいましょう。

デミグラスソースをマスターしてしまえば、他のソースを作るときにも応用がききますし、何より洋食レシピのレパートリーが増えるのでかなりおすすめだと言えます。ぜひともこの機会にデミグラスソースの基本レシピや本格レシピをマスターして、色々なタイプの料理をデミグラスソースの濃厚で芳醇な味わいで楽しんでみてはいかがでしょうか?

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