ヨコザワテッパンとは?気になる価格や収納・人気のレシピまで紹介!

最近、キャンパーたちの間で人気だった「ヨコザワテッパン」が、じわじわと一般の方にも注目度を高めはじめています。シンプルなフォルムで場所をとらず、アウトドアが好きな方は必見の鉄板です。ガスコンロに鉄板を直接乗せて焼くワイルドな調理法で、どんな具材もおいしく調理できる魔法の鉄板を、あなたも使ってみませんか?また、ただの鉄板と思うなかれ、様々なレシピが作れます!ヨコザワテッパンを長く使うのに必須のお手入れ方法も、合わせて紹介します。

ヨコザワテッパンとは?気になる価格や収納・人気のレシピまで紹介!のイメージ

目次

  1. 1ヨコザワテッパンが凄いと大人気!
  2. 2ヨコザワテッパンとは?その魅力を紹介
  3. 3ヨコザワテッパンの価格や収納方法について
  4. 4ヨコザワテッパンで作る料理レシピの紹介
  5. 5ヨコザワテッパンの魅力を試してみよう

ヨコザワテッパンが凄いと大人気!

冒険用品専門ショップで生まれた「ヨコザワテッパン」が、キャンパーたちの間で大人気となっています。見た目はシンプルな鉄板ですが、その魅力は「育てる鉄板」という点です。シーズニングを施し、丁寧に時間をかけて使い込むことで、オリジナルの味が出てくるのが楽しい!という愛用者が多く、ファンを増やし続けています。低価格なのも嬉しいポイントです。

キャンプ用品というと、一式そろえるとなると価格面から手が届きにくいというイメージがあります。しかし、ヨコザワテッパンはセットで4000~5000円の価格で、キャンプ用品の中では比較的良心的な低価格なので、キャンプの経験があまりない一般の方にも手が届きやすく、人気の理由となっています。

ヨコザワテッパンとは?その魅力を紹介

横沢テッペイさんが愛用の鉄板

ヨコザワテッパンは、ライター・アングラーである横沢鉄平氏がもともと使っていた、小型の鉄板からアイデアを得て考案されました。そのアイデアの相談を受けた、冒険用品専門店を営む水口謙二氏が、「持ち運びやすく・使いやすい鉄板を作れないか」という思いで商品化しました。そんな経緯があり、アウトドアにぴったりのヨコザワテッパンが生まれました。

かっこいい見た目で、男性だけでなく、アウトドアが好きな女性にも人気です!また、その魅力の一つは、手を掛ければかけるほど味が出るということ。鉄製品には必須のシーズニング処理や油対策は、初心者だと気が引けてしまいますが、意外と簡単にできます。後ほど詳しく紹介していきます。

ヨコザワテッパンはサイズ感が良く使いやすい!

ヨコザワテッパンの大きさは、なんとA5サイズです!コピー用紙の半分の大きさとは、驚きです。ちなみに、厚みは約5mmで、重さは約1キロです。素材は鋼鉄でできています。女性でも簡単に扱えるサイズ感となっています。ただし、熱せられると危険であり、特に滑り止め対策が必要なので、使用の際は注意しましょう。

小さく見えますが、これ一つで3~5人分の肉を焼くことが出来ます。よくあるキャンプ用の鉄板だと、大きすぎて温まるのに時間がかかりますが、これなら調理もスピーディーで便利です。小さく見えて、とてもよく考えられた丁度良い使いやすさのサイズなのです。

ヨコザワテッパンは準備や片付けが簡単!

ヨコザワテッパンの最大の特徴は、その「使いやすさ」です。セットはシンプルな構成品から成っており、キャンプ初心者でも扱いやすいです。そもそも、キャンプに行く時はテントやガスコンロ、食料品など、持ち物が多くどうしてもかさばってしまいます。そんな中でも、ヨコザワテッパンなら荷物のすき間にらくらくで収納できます。

また、ヨコザワテッパンを使用した後、片付けが楽なこともおすすめのポイントです。最初にきちんとシーズニングをしていれば、それほど食材がくっつくことはありません。肉や野菜を焼いた後は、基本的には焦げ付きをヘラでこそぎとればOKです。気になる場合は、川の水でふやかしてごしごしこすれば、たいていの汚れは取れてしまいます。洗ったあとは、表面に食用油を塗っておけば完璧です。

ヨコザワテッパンはなんでも焼くことができる!

ヨコザワテッパンは、基本的に肉・野菜などあらゆるものに対応可能です。鉄板のサイズが大きすぎず、5mmの厚みがあるので、均等に火が通ります。そのため、分厚いステーキからイカ、かぼちゃ、とうもろこし、目玉焼きなど、しっかりとおいしく調理できます。また、鉄板に余計なフチがないので油がどんどん下に落ちて、ヘルシーなのも嬉しいです。

均等に火が通るため、ピザのような焼くのが難しいメニューも、簡単に焼くことができます!また、注意点としては、油を多く含む食材の場合、油がどんどん下に落ちてしまうので、油対策としてヨコザワテッパンの下に新聞紙などを敷いておくことをおすすめします。また、アウトドアの不安定な地面で使用する場合、鉄板に滑り止めをしておかないと、食材が転がってしまうので気を付けましょう。

ヨコザワテッパンはどこでも使うことができる

本来キャンプ用品として作られたヨコザワテッパンなので、ハードな環境にも耐えられます。上から落としたり、金たわしでごしごしとこするなど、少々の衝撃を与えても、余裕で持ちこたえられます!難点なのが、鉄板が水平でシンプルな形状なので、油対策をしておかないと滑ってしまうということです。そんなときのために、滑り止めが必要なので、後で方法を紹介します。

ヨコザワテッパンの滑り止め対策として、「ヨコザワアルニコ」という商品が販売されています。こちらは、高温度での使用が可能な磁石で、鉄板を磁力で固定することが出来ます。アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、鉄が主成分で、特に鉄の次にコバルトとニッケルを多く成分として組成しています。そのため、単なる滑り止めとしては、ややコストが高いことが唯一の欠点といえます。

材質はアルニコ磁石で、サイズは20mm×20mm×15mmとなっています。こちらは、普通の磁石に比べて非常に磁力が強いので、精密機器や磁気カードの近くには置かないように注意が必要です。耐熱性に優れ、約450度まで耐えることが出来ます。割れにくさもトップクラスなので、まさにアウトドアにもってこいの商品です。

そんなヨコザワテッパンですが、なんと、家のガスコンロでも使うことが出来ます。意外に思うかもしれませんが、家のコンロの方が水平で鉄板が安定するので、鉄板に滑り止め対策をする必要が無く、とても簡単に扱うことが出来ます。家で本格的なステーキが楽しめるなんて素敵です。ただし、鉄板にフチがないので、滴り落ちる油対策が必要なのが難点です。

ヨコザワテッパンの価格や収納方法について

ヨコザワテッパンは通販で入手可能

先ほどヨコザワテッパンは、冒険用品専門店で生まれた商品と紹介しました。しかし、家の近くに冒険用品専門店が無い方も安心して下さい。インターネットの通販サイトで、簡単に手に入ります。

大手通販サイトであれば、基本的に送料無料の価格で手に入るので、路面店で商品の質感を手にとって確かめてから、じっくり考えて購入するのもおすすめです。

ヨコザワテッパンの価格は?

鉄板、専用袋、金属コテ、アルミ製やっとこ、防錆用油紙がセットになって、販売店によって異なりますが大体4000~5000円前後の価格で販売されています。ちなみに、先ほど紹介した滑り止めのヨコザワアルニコは、セットで6000~8000円の価格となっています。すこし高めの価格のため、市販の磁石で手作りする方もいるようですが、磁石の耐熱性を考えるとあまりおすすめできません。

一般的な鉄板だと、75cm×40cmタイプで約50000円程度の価格です。大家族でバーベキューをしたり、イベントで大量にお好み焼きや焼きそばを調理したりする場合は、このくらいの大きさは必要です。しかし、普段も使える大きさではないので、トータルで見た価格のコストパフォーマンスも、ヨコザワテッパンの方が良いと言えます。

こんなに大きな鉄板は、あまり持ち出す気になれません。ヨコザワ鉄板は、シーズニングや油対策、滑り止めといった手間が必要ですが、慣れてしまえばたいして問題なく使えます。普段も気軽に使いたいという方であれば、断然ヨコザワテッパンをおすすめします。

ヨコザワテッパンはコンパクトなので収納しやすい

ヨコザワテッパンは、A5サイズで非常にコンパクトなので、バッグにも余裕で入ります。海や川、庭でのバーベキューなど、大きな鉄板を出すのはおっくうという時でも気軽に持っていけるので、ヨコザワテッパンがひとつあれば、鉄板焼きがしたくなること間違いなしです。

アウトドア用の収納ボックスの、狭いすき間にぴったり収納できます。場所を取らないので、持ち歩き用のバッグに入れてもかさばりません。

滴り落ちる油対策として、下に新聞紙を敷いておけば、後片付けもラクラクです。画像の通り、新聞の片面に収まるサイズです。帰りは、使った新聞紙にヨコザワテッパンをくるめば、周りを汚さず清潔に持ち帰れます。

ヨコザワテッパンで作る料理レシピの紹介

使い始めはシーズニングをしよう

ヨコザワテッパンの原材料は、鋼鉄です。ということは、きちんとシーズニングの処理を施さないと、食材が鉄板に焦げ付いてしまいます。少し手間がかかりますが、最初にきちんと手順を踏んでおけば、後は焦げ付くことなく使えるので、ここは丁寧に行なうことをおすすめします。

シーズニングのやり方は、まず、ヨコザワテッパンの表面を水洗いします。そのあと、ガスコンロで両面を空焼きにします。きちんと水分が飛んだのを確認したら、両面に食用のサラダ油を塗りこんで、さらに焼いていきます。この時、油を薄く塗るのが上手なシーズニングのポイントです。たっぷり塗り過ぎてしまうと、黒く焦げてしまいます。

油を塗り終えたら、一度時間を置いて自然に冷まします。十分に冷ませたら水洗いをして、もう一度同じ作業でヨコザワテッパンを火にかけ、油を塗って焼きこんでいきます。2回目が終わったら、また時間をおいて冷まし、キッチンペーパーで表面を拭きます。そして、付属の油紙に包んだら、シーズニングの完了です!

シーズニング上級者のコツは、2回目の焼きこみの際に、酸化しにくいオリーブオイルを使うことです。こうすることで、ヨコザワテッパンがより使いやすくなるので、ぜひ試してみて下さい!テフロン加工のフライパンだとどうしても寿命がありますが、ヨコザワテッパンなら、きちんと手入れすれば一生使えます。あなたも価格以上の価値を手にしてみませんか?

野菜と肉を焼く「鉄板焼き」

ヨコザワテッパンお得意の鉄板メニュー「鉄板焼き」!シンプルに見えて、実は奥が深いんです。肉は油分が多く、油対策が必要なので、滑り止めの対策も紹介していきます。

まず、鉄板の表面に油を塗ります。それから、倒れないようバランスの取れる位置に肉を置き、焼いていきます。この時、滑り止め対策をしていないと、簡単に倒れてしまうので、先ほど紹介したヨコザワアルニコの使用をおすすめします。また、倒れるだけでなく、熱々の鉄板が落下してお子様が火傷することもあるので、滑り止めには細心の注意が必要です。

5mmの厚みの鉄板に均等に火が通り、輻射熱の効果で何でも美味しく仕上がります。野菜を焼く場合、水分の多すぎるものは油対策をしていても油はねが起こって危険なので、ピーマンやたまねぎ、とうもろこしなどを焼くのがおすすめです。シンプルに塩だけで味付けしても、十分に満足できる味になります。

肉から流れ落ちる油対策として、新聞紙を下に敷くのをおすすめしましたが、どのくらいの枚数を敷けばよいのか迷ってしまいます。その場合は、新聞紙1枚だと足りないので、ひと束敷いておくと安心です。焦げ付かないように表面に油を塗りますが、肉からも思った以上に滴り落ちるので、油対策は万全にしておくことをおすすめします。きちんと油対策をしていても、やっとこやヘラが油まみれになるのは覚悟したほうがよいです。

工夫次第で作れる!「チーズフォンデュ」

子どもから大人まで、みんなが大好きなチーズフォンデュですが、家で作るのは大変です。そんなときでも、ヨコザワテッパンがあれば、家のコンロと耐熱性の容器で、簡単にチーズフォンデュが作れてしまいます!

ヨコザワテッパンの上に具材を置いておけば、自然に火が通って調理の時間短縮になります。ウインナーやブロッコリー、パプリカなど、カラフルな食材を選べば、インスタ映えもばっちりです!また、耐熱性の容器を持っていない場合でも、アルミホイルがあれば大丈夫です。お椀型に成型してチーズを入れれば、簡易的な容器の完成です。

ちなみに、きちんとシーズニングを施したヨコザワテッパンなら、直接チーズを溶かしてもくっつきません。とろけるチーズを鉄板で温めて、焼いた肉や野菜をディップして食べると最高に美味しいです。また、繰り返しになりますが、直接溶かす場合は滑り止め対策をきちんと行なうよう、注意が必要です。

簡単におつまみも用意できる「魚の焼き物」

釣りをする方なら、釣った魚をその場で食べられたらいいなと思ったことはありませんか?そんな方なら、気軽に持ち運べるヨコザワテッパンがあれば、釣りライフがワンランクアップすること間違いなしです!

魚をぶつ切りにして、表面に軽く塩を振って焼けば、それだけでごちそうの完成です。油をひいておけば、以外にもくっつかないので、家でししゃもなどをおつまみに焼くのも美味しいです。

お歳暮などでもらったりする、ちょっと贅沢な冬の風物詩カニですが、ヨコザワテッパンで焼けば料亭の味に早変わりします。家族だんらんの中心にぴったりのアイテムです。

ヨコザワテッパンの魅力を試してみよう

「ヨコザワテッパン」という名前を初めて聞いた方も、以前から気になっていたという方も、これさえあれば、ちょっとしたアウトドアが数倍楽しくなります。また、丁寧なシーズニングや油対策をすることで、オリジナルの鉄板に「育てる」ことができるのも、大人の趣味として素敵です。

アウトドアだけでなく、家のガスコンロでも使うことができるので、ちょっと贅沢な鉄板料理をレパートリーに加えてみるのも楽しいです。おもてなし料理として振る舞えば、みんなに喜んでもらえます。ぜひヨコザワテッパンと一緒に、豊かな鉄板ライフを楽しみましょう。

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