カポナータの基本とアレンジレシピ！シチリア伝統料理が簡単に！

カポナータはイタリアの人気伝統料理です。発祥はナポリやシチリアと言われているカポナータは、イタリア全土で広く親しまれています。セロリやオリーブなどの野菜を炒め、そこに素揚げしたパプリカやナスなどを加え、トマトで煮込んでいくというのが基本的なカポナータで、野菜好きには絶品のグルメと言われています。

本記事では、そのカポナータの簡単レシピについてまとめてみました。本格的なカポナータのレシピから、一味違ったアレンジレシピまで、幾つかのおすすめレシピを紹介します。絶品との呼び声も高いイタリアの家庭料理を、思う存分楽しみましょう！

まずはオーソドックスなカポナータから紹介していきましょう。材料とレシピは以下の通りです。こちら本格的なカポナータのレシピではありますが、コレといって難しい手順や作業はありません。とは言っても、予め下拵えを済ませておくと手間が省けるので、しっかりと下準備は済ませておきましょう。

• にんにく…2片
• 玉ねぎ…1/2個
• なす…1本
• ズッキーニ…1/2本（※無くてもOK）
• パプリカ(赤) …1/2個
• ピーマン…1/2個
• セロリ…1本
• カットトマト缶…1/2個
• 白ワインビネガー…大1（無い場合は酢…大1と白ワイン…小1）
• オリーブオイル…大4～5
• 塩…小さじ1/2
• こしょう…少々
• バジルの葉…2，3枚

1. 包丁でニンニクを潰す。
2. なすは5mm位、パプリカとセロリ、ピーマンなどはそれぞれ２㎝角に切る。
3. 玉ねぎはざく切りで、他の野菜と同程度の大きさに。
4. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で熱する。
5. にんにくの香りが出たら、玉ねぎとセロリを加えて炒める。
6. オリーブオイルを足し、なすやパプリカなど残りの材料を入れて炒める。
7. 蓋をして5分程度弱火で蒸し焼きにする。
8. しんなりしたら塩、こしょうをして味を整える。
9. バジルの葉をちぎり入れ、皿に盛り付けたら出来上がり。

【材料】

• なす…1本
• 玉ねぎ…1/2個
• 赤パプリカ…1/2個
• 黄パプリカ…1/2個
• ズッキーニ…1/2本
• セロリ…1本
• 黒オリーブ…10個 (種抜き)
• にんにく…1片
• 鷹の爪…1本
• トマト缶…1缶 (ダイスカット)
• バジルの葉…1枝分
• オリーブオイル…50ml
• 白ワインビネガー…大さじ2
• 塩…適量
• こしょう…少々

1. なす、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、セロリはすべて1.5㎝角に切る。
2. オリーブを縦2等分に切る。にんにくは縦2等分に切って潰し、鷹の爪は種を取り除く。
3. 鍋にオリーブオイルとにんにく、鷹の爪を入れ、弱火で3～4分程加熱する。
4. にんにくに色が付き香りが出たら、玉ねぎとセロリを加えて弱火で2分ほど炒める。
5. 玉ねぎが透き通ってきたら、パプリカを加えて更に2分ほど炒める。
6. パプリカに艶が出てきたら、なすとズッキーニを加えてまた更に2分ほど炒める。
7. トマト缶を加えて中火にし、オリーブを加えて更に2分ほど煮る。
8. バジルの葉をちぎり入れ、混ぜながら弱火で20分ほど煮る。
9. 煮汁が少なくなってきたら白ワインヴィネガーを加え、混ぜながら3～4分煮る。
10. 塩こしょうで味を整えたら出来上がり。

レシピ名の通り、スタンダードなカポナータよりも更に多くの野菜が使用されています。その分手間は掛かりますが、その味わいはまさに絶品です。

続いては本格的なシチリア風のカポナータで、イタリアのマンマの味を見事に再現しています。前菜にも付け合わせにもバッチリの万能な一品に仕上げられています。

最後はアレンジを効かせた浅漬けのカポナータです。夏野菜を美味しく簡単に食べられることができるレシピとして人気のこちらは、あの「男子ごはん」で紹介された一品です。浅漬けのサッパリ感が夏にドハマリ間違いなし！

カポナータのレシピについてまとめてみました。フランスを代表する家庭料理「ラタトゥイユ」ともよく似たカポナータは、何処か懐かしい味のするイタリアの家庭料理です。野菜をたっぷりと摂取できる料理ということもあり、ダイエットにも最適と言われています。この機会にレシピをマスターし、カポナータ作りにチャレンジしてみましょう！