コストコで扱っているテレビの種類と価格は？配送と引き取りはある？

オリンピックやワールドカップなど大きなスポーツイベントがある時には必ず話題になるテレビですが、毎年メーカーは新しい機能を追加して次々と新商品を発売しています。テレビがない家庭はほとんどない今の時代、一家に一台ではなく一部屋に一台が当たり前の時代です。ここ数年の主流は大画面テレビです。解像度が向上した地上デジタル放送が開始したころから大画面のテレビが店頭に並びはじめました。

大画面テレビは迫力があります。スポーツを大画面で見るとその臨場感がパワフルです。そしてかつてはハイビジョンが普通だったテレビにフルハイビジョン、さらに4Kが登場し、今では8Kも登場しています。また液晶もプラズマテレビから始まり、今の人気は有機ELテレビです。黒の発色が美しく映画などを楽しむのに最適なパネルです。大きさも50インチ以上のテレビが当たり前で100インチクラスのサイズも販売されています。

解像度が高く、大画面のテレビは当然価格も高くなります。家電量販店では一台100万円を超えるテレビもあります。機能としてダブルやトリプルチューナーを搭載するほか、録画がテレビで可能になりレコーダーを別途必要としないものもあります。これらの機能を追加するとさらに価格は高くなります。車が一台買える価格といっても過言ではありません。しかしコストコでテレビを買うと家電量販店より安く買うことができます。

コストコは会員制の店です。食料品から家電、衣料品、雑貨に至るまで幅広いジャンルの品物を原価並みの安い価格で販売しているのが魅力の店です。年会費がやや高めですが、これがコストコの商品を安くできる要因でもあります。コストコでテレビを安く買う方法から、高額家電製品における安心度を高める保証、そして旧製品の引き取りや配送までまとめて紹介します。

コストコの家電コーナーで取り扱うテレビはまるで家電量販店並みの商品ラインナップです。テレビの種類は数十種類にのぼります。そして家電量販店と同じように、展示品がありテレビの画面の現物を見ることが可能です。しかも取り扱っているテレビの種類も豊富です。リビングに置く大画面のテレビから、寝室などに設置する小型のテレビ、そして持ち運びできるポータブルテレビまで様々です。

コストコでは家電商品を他にも取り扱っていますが、一番豊富な種類を抱えているのがテレビです。そしてテレビのコーナーは一番場所を使っており目立っています。一般的にテレビを買う場合、家電量販店に出向きます。しかしコストコにテレビを買いに行くという目的で行っても満足できるような商品ラインナップです。ただ価格が安いだけでなく、商品選びも家電量販店に劣らないのがコストコの魅力です。

家電量販店のテレビコーナーにも専門のスタッフがテレビを探しているユーザーに対して商品説明をしている風景をよく見かけます。しかしコストコのテレビコーナーには専門スタッフがユーザーを待ち構えていることはほとんどありません。これも商品価格を安くできる要因の一つです。人件費をかけずに商品を販売することで商品価格を安くする戦法です。

最近のテレビは種類が多く、どれを買えばいいのか迷うこともあります。漠然とテレビが欲しいと感じているのであれば、しっかりと一台一台の商品特性の説明を受けて、希望にマッチした商品を買うことができる家電量販店がおすすめです。しかしテレビに関する知識を持っていたり、自分でインターネットなどで調べて、このテレビを買いたいと決まっているのであれば、価格の安いコストコを利用するほうがお得です。

家電量販店はテレビの商品や機能に関する説明料金が含まれているとも言えます。スタッフは専門知識を有しているため良きアドバイザーです。でも欲しい商品が決まっているのであれば、その説明は不必要であるため、コストコで指名買いするほうが結論安く買うことができます。もちろんそれは他の家電製品に関しても同じことが言えます。状況に応じて家電量販店とコストコを使い分けることが賢い方法です。

コストコで取り扱っているテレビは豊富です。今巷で人気の有機ELテレビも展示しています。家電量販店では最新モデルが中心にラインナップされています。そのためどうしても価格も高くなりがちです。そして旧モデルは激安でたたき売りする傾向にあるため、タイミングが合わないと安く買うことはできません。しかしコストコは安い原価で入荷させるため、旧モデルも混在しています。掘り出し商品を見つけることも可能です。

ただし旧モデルの購入の際には注意点もあります。それは返品です。一定期間以上製造から経過している家電は返品できない可能性が高くなります。できれば面倒な返品はしたくないものですが、大きすぎたり小さすぎたなど実際に設置後に返品せざるを得ない可能性も考慮しておく必要があります。

人気の薄型モデルもあります。有機ELで有名なLGや老舗メーカーパナソニック、世界のソニー、東芝など一流メーカーの商品がラインナップされています。そしてコストコでしか手に入らない専売商品もあります。もちろん価格は一流メーカーよりかなり安く大画面テレビでもお得に購入できます。コストコ専売テレビの価格は60型で70000円前後と破格です。最安値で買えるためメーカーを気にしないのであればおすすめです。

家電量販店では配送サービスを独自に行っている店が多く、一定価格以上の家電製品を購入すると配送料、設置料が無料になるサービスがあります。コストコでも配送料を無料にするサービスがあります。40型以上のテレビであれば、近隣地域に限り配送料が無料になります。配送には所定の場所への設置までが含まれます。チャンネル設定や使い方説明などは含まれていません。

配送地域が近隣であるため、事前に配送無料地域であるかを確認する必要があります。最近主流の大型テレビは、薄型テレビでも重量が数十キロあり、一人で持ち運ぶことは不可能です。また、乗用車に乗せることすらできないほど大きいため、配送にするのが確実です。配送料を事前に確認してから購入するのが安心です。

コストコでの配送手配の流れは、商品引換券を記入してレジで先に精算を済ませます。次に商品引換券とレシートを持って配送カウンターに行きます。配送カウンターで配送先や連絡先の情報を記載すれば終了です。自宅の間口が狭く、窓など特殊な場所からの搬入が必要な場合には、配送を断られたり、別料金がかかるケースがあるため、事前確認が必要です。

家電量販店では新しいテレビを購入するときに古いテレビを下取りに出し、引き取りすると商品価格を割引するキャンペーンを実施しています。コストコでは古いテレビの下取り割引や無料引き取りは行っていません。しかし有料で引き取りは実施しています。ただし引き取りの価格は決して安くありません。最近では家電の引き取り業者などもあるため、それを利用したほうが引き取り料金を安くすることができます。

テレビの場合には、最悪引き取りしなくても旧製品を置いておくことができますが、洗濯機や冷蔵庫などの大型家電の場合には、引き取りを余儀なくされるケースもあります。高い費用が掛かるため、事前に確認し引き取り価格を見込んで計算しておくか、同時に引き取り業者に来てもらうなどの工夫が必要です。コストコの引き取りは高額であるため、あまりおすすめはできません。

テレビを購入するとメーカーの保証が付きます。そして家電量販店でテレビを購入すると有料ですが、延長保証を申し込むことができます。通常のメーカー保証は大抵1年です。しれに延長保証を追加しトータル5年の保証を可能にするケースもあります。コストコではかつては保証制度が充実していましたが、今では保証を別につけることはできません。あくまでもメーカー保証のみです。

コストコで取り扱う商品は旧モデルが中心です。まとめて入荷しやすいのが特徴だからです。旧モデルの場合のメーカー保証には注意が必要です。保証期間が短縮されているケースや内容によっては有料になるケースも最新モデルより多くなります。コストコで安く買い、壊れたらコストコで買い替えると割り切っているのであれば、気にする必要はないのですが、長期間の安心保証を求めるのであれば、最新モデルをおすすめします。

コストコで取り扱うテレビのメーカーの種類は様々ですが、特に多く在庫を抱えているのが東芝レグザ、シャープアクオス、LGです。どれも家電量販店でもラインナップされている商品です。そして人気なのが数年前の旧モデルです。理由は価格です。最新モデルの家電量販店と一概に比較はできませんが、同じサイズであれば、数十万円の価格差が発生することもあります。これはお買い得です。

コストコの入荷方法は、在庫に応じて一台一台入荷するのではなくメーカーが提供する安い価格のテレビを大量に入荷します。メーカーは旧モデルを中心に安い価格で放出するため、コストコに陳列する商品の多くは旧モデルが多いのです。流通を上手に利用し価格を安くしているため、商品に関しては年式を除いて一流です。したがって安心して利用できます。さらに人件費や年会費を利用して原価ギリギリまで値下げしています。

コストコの得意とする旧モデルのテレビですが、インターネットショップも得意とする分野です。そのため、コストコで商品を買う前にネットショップの最安値も確認しておくことが大事です。ネットショップも最近は配送料無料が多くなりましたが、配送料についても確認を忘れないようにしましょう。家電量販店が割引セールなどを行っているのと同じようにコストコでも割引セールがあり、これを利用するのも手です。

コストコの割引はクーポンなどを発行する形が多く、商品を購入すると割引クーポンが購入金額に応じて発行される仕組みです。数万円から数十万円のクーポンが発行されることもあります。100万円近いテレビを半額程度まで割引させることも可能です。クーポンを上手に使えば、高額商品も手に届く範囲まで安くできます。

コストコのテレビの相場は2年～3年前の旧モデルの場合、4Kテレビの70インチクラスで40万円前後、60インチクラスで20万円を下回ります。有機ELだとこれに10万円ほど高くなります。4Kの50インチクラスになると10万円を下回る価格もあります。さらに40インチクラスであれば、5万円前後で購入できるテレビも多く存在します。これらの商品には東芝やシャープの一流メーカーも含まれています。

コストコの専売品HISENSEは、さらに安い価格で提供されています。60インチクラスでも70000円前後で買えます。HISENSEと他のメーカーのテレビ比較するとサイズが大きければ大きいほどお買い得感があります。コストコで週末に行われるキャンペーンでは様々な企画があります。割引だけでなく70インチのテレビを買うともれなく40インチのテレビが一台もらえるキャンペーンもあります。

他にもテレビを買うと、ブルーレイレコーダーがもれなくもらえるキャンペーンもあります。在庫に限りがあるキャンペーンですが、日常的にお買い得なコストコでさらにお得になるキャンペーンです。キャンペーン情報を告示しないケースもあるため、週末にコストコに足を運んで情報をつかむことが必要です。マメにコストコに通う人だけが出会えるサービスです。

テレビはどんどん大型化が進んでいます。大きなテレビ画面になるとそれに応じてテレビ台も変更する必要があります。今まで使っていたサイズでは新しく買うテレビとアンバランスになってしまう可能性もあります。コストコでは家電のみならず家具も豊富な在庫です。新しいテレビに似合うテレビ台を一緒に探すことができる点も魅力です。家電量販店ではできないコストコならではの特徴です。

最近のテレビは大画面化や高機能化が進み価格も比例して高くなっています。新しいテレビが発売されたからと言って簡単に買い替えることはできません。しかしコストコではテレビを安く買うことができます。最先端のモデルという条件を除けば破格で購入することも可能です。清水の舞台から飛び降りる覚悟でなくても人気の大画面テレビを手に入れることができるのがコストコです。